1月26日(木)、世界中の「バイオハザード」ファンが首を長くして待ち望んでいたシリーズ最新作『バイオハザード7 レジデント イービル』が発売された。本作は”サバイバルホラー”として、エンターテイメント作品として、そして「バイオハザード」シリーズ最新作として、あらゆる面から見て完成度の高い作品に仕上がっている。特集第6回(最終回)ではプレイした感触をまじえ、注目すべきポイントに迫っていく。
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前回の特集記事はこちら
『バイオハザード7 レジデント イービル』が新世代サバイバルホラーの幕を開ける!【特集第1回/電撃PS】
『バイオハザード7』体験版『ミッドナイトバージョン』に密着!!【特集第2回/電撃PS】
『バイオハザード7 レジデント イービル』を支える最新技術、その開発秘話に迫る!【特集第3回/電撃PS】
『バイオハザード7 レジデント イービル』のグラフィック、ステージ、サウンドに迫る!【特集第4回/電撃PS】
『バイオハザード7 レジデント イービル』の物語に注目! 邸で何が起きたのか?【特集第5回/電撃PS】
リアルなグラフィックで生み出される”もう1つの現実”がここに!
『バイオハザード7』の見どころの1つになっているのが、「RE ENGINE」で制作された実写さながらのグラフィック。画面に映し出される映像からは現実味が感じられ、”プレイヤーキャラクター=自分自身”という感覚で、目に見えるものをダイレクトに受け止めながらプレイすることができる。扉を開くとき、廊下を歩くとき、何かを手に取って調べるとき、正体不明の敵と戦うとき……。その一瞬一瞬でハラハラ、ドキドキしながら、ときには体を震わせ、ときには「うぉぉぉ!」と声を出してしまう。そのくらい没入できるグラフィックなのだ。
また、PS VRを使ったプレイはまさに疑似体験。遮蔽物に身を隠しながら、のぞき込んで奥を確認できたり、コントローラを傾けるだけで手に取ったものを回転させられたりと、PS VRでプレイしたときにだけ体験できる操作もあるので、こちらもぜひ体験してほしい。
迷わせることを前提としていないレベルデザインと仕掛け
プレイは快適で、行き詰まる理由としては見落としがほとんど。マップを見ながら探索していない場所に足を運んだり、部屋を隅々まで見回したり、扉を調べたり、基本的なことを丁寧に実行していけばまず迷うことはないだろう。強敵に苦戦してしまう場合も、入手できる武器を持たずに戦っていることが多い。そのほか、絶妙なタイミングでアイテムが配置されていたり、強敵に負けてコンティニューするとロード画面に重要なことが書かれていたり、通ってきた道を引き返さなくてもショートカットのルートができたり……。迷わせることを前提としていないレベルデザインと仕掛けで、気持ちよくプレイできた。
怖いけど必聴!? 練り込まれたサウンドで生み出される緊張と
画面に映し出されるものだけではなく、サウンドで表現されるものも本作の演出に対して大きな役割を担っている。探索中には自分の足音や周囲の環境音が聞こえたり、怪しい場所に1歩でも足を踏み入れるとBGMが変化したり、強敵との戦闘中には激しい曲が流れたりと、刻々とサウンドが変化していくのだ。また、異形のクリーチャー・モールデッドが出現しそうな場所の音、出現したときの音、歩いてくる音などがいち早くわかるため、危険を察知しやすい。ほかにも、セーブができるテープレコーダーやアイテムボックスが設定された場所には緊張を解きほぐすような温かみのあるBGMが流れており、気を許すことができるなど、サウンド面での工夫が随所に見られる。ぜひ、各シーンで流れている音にも注意を向けてほしい。
ここまで紹介してきたように、『バイオハザード7』はシリーズ最新作として期待以上のクオリティに仕上がっている。気になっている方は、ぜひ『7』の世界を味わっていただきたい。なお、今回が最終回ということで、本連載で募集していた「バイオハザード」シリーズの思い出投稿企画の投稿コメントを紹介する。
【「バイオハザード」シリーズの思い出】
初代バイオが怖すぎて夢にゾンビ出てきた事(じゃいこさん)
初代バイオの窓割って犬が飛び込んでくるシーンでタイミングよく飼ってた犬が吠えた時は本当にビビりすぎて声が出た(セコさん)
三姉妹で夜中、52型の大型テレビに映し出されるゾンビにギャーギャー言いながらやったなぁ?(aichan127さん)
やっぱ警察署に何故かある図書室の2階の床板が抜けるとこですかね←(あフォウ眼@もう走らないと決めた獣さん)
3の警察署で階段降りた時に追跡者が窓ぶち破って出てくるところでびっくりしすぎて一回電源切った(はるさん)
バイオハザード4にでてくるなんかめっちゃトゲトゲしてるやつが怖すぎてトラウマになった思い出が(ligatur@桜花様に貢ぐ()さん)
最近だとメーデーおじさんとレイチェルかなwリベ1は元祖バイオって感じで結構怖いと思う! メーデメーデ連呼してるおじさんとこ行きたくなかったわw(なぎさん)
怖いもの全般ダメだった俺が、バイオをやってから怖いもの全般好きになった。(とーふさん)
このように、これまでゲームファンを楽しませてきた「バイオハザード」シリーズ。『7』でも忘れられない体験をプレイヤーに与えてくれることだろう。ぜひ『7』をプレイして、新たな思い出を胸に刻んでほしい。
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バイオハザード7 レジデント イービル
・発売元:カプコン
・フォーマット:PlayStation®4/PlayStation®VR
・ジャンル:サバイバルホラー
・発売日:好評発売中
・価格:
通常版
パッケージ版 通常Ver. 希望小売価格 7,990円+税
パッケージ版 グロテスクVer. 希望小売価格 7,990円+税
ダウンロード版 通常Ver. 販売価格 7,990円(税込)
ダウンロード版 グロテスクVer. 販売価格 7,990円(税込)
デラックスエディション
ダウンロード版 通常Ver. 販売価格 9,990円(税込)
ダウンロード版 グロテスクVer. 販売価格 9,990円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO
通常Ver.:D(17才以上対象)
グロテスクVer.:Z(18才以上のみ対象)
※PlayStation®VR対応
※『デラックスエディション』は、ダウンロード版のみの販売となります。
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