『バイオハザード7 レジデント イービル』の物語に注目! 邸で何が起きたのか?【特集第5回/電撃PS】

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『バイオハザード7 レジデント イービル』の物語に注目! 邸で何が起きたのか?【特集第5回/電撃PS】

1月26日(木)の発売日まで残り約1週間となった『バイオハザード7 レジデント イービル』。公開中のトレーラー「TAPE-3″バイオハザード”」ではストーリー関連の情報も随所に見られ、プレイ前に押さえておくべき要素の1つとなっている。本作の魅力に迫る特集の第5回では、その内容をチェック! 開発スタッフへのインタビューを交え、ドラマ部分の見どころに迫っていこう。

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前回の特集記事はこちら

『バイオハザード7 レジデント イービル』が新世代サバイバルホラーの幕を開ける!【特集第1回/電撃PS】

『バイオハザード7』体験版『ミッドナイトバージョン』に密着!!【特集第2回/電撃PS】

『バイオハザード7 レジデント イービル』を支える最新技術、その開発秘話に迫る!【特集第3回/電撃PS】

『バイオハザード7 レジデント イービル』のグラフィック、ステージ、サウンドに迫る!【特集第4回/電撃PS】

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TAPE-3″バイオハザード”に盛り込まれた新事実とは?

現在『バイオハザード7』の公式サイトでは「ティザーCM」「ランタン ゲームプレイ映像」、「TAPE-1″荒廃”」、「TAPE-2″ベイカー”」、「TAPE-3″バイオハザード”」などの映像が公開されており、本作の発売を心待ちにしているファンの目を釘付けにしている。そのうちの1つ「TAPE-3″バイオハザード”」では、ストーリーに関わるシーンを見ることができる。映像の導入部分では「3年前に消えた妻から届いた1通のメール。導かれるまま男はひとり悪夢の中へ囚われて行く──」というセリフが入り、主人公の男性は消息不明になった妻を捜して邸を訪れた、ということが明かされている。さらに「このあたりで失踪事件が頻発しているんだ」というセリフも確認でき、この邸に住むベイカー一家が事件に関与しているような印象を受ける。とはいえ、その真偽はゲーム本編をプレイしてみなければわからない。はたして真相とは……?

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ゲームをプレイしながら情報を集めていく楽しみ

『バイオハザード7』では、あえて情報を絞る形でプロモーションが行なわれ、ストーリー部分についてもほとんど情報が明かされてはいない。これは「ゲームのすべてをプレイヤー自身の体験として味わってほしい!」という製作者の意図が込められたもの。実際にプレイすると、あちこちに散りばめられた情報を手に取ったり、調べたり、読んだり、さらには電話の会話などで、徐々に判る仕組みになっていて、そのあたりの配置・バランスが絶妙な仕上がりになっている。過去の作品でもこういった手法が取られていたが、今回はより手が込んでいる印象で、ゲームを進めるなかで数々の謎が解き明かされていくことが”快感”へと変わっていくはずだ。

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ストーリー担当 佐藤盛正氏インタビュー

――ストーリーを制作するうえで、これまでと変わったところはありますか?

佐藤盛正氏(以下、敬称略):ストーリー部分にもアイソレートビュー(一人称視点)を導入したことが影響しています。いわゆる”神の視点”からのストーリーテリングを受け取るのではなく、プレイヤー自身の視点で実際の体験としてお話を理解してもらわなくてはいけなくなりました。そのためナラティブと呼ばれる手法を取り入れているほか、キャラクターのセリフや、各所に置かれている本、新聞、メモ、絵など、あらゆるものに断片的に情報を散りばめてあります。それをプレイヤー自身が見つけることで、世界観や自分が置かれている状況が少しずつ理解できるような形になっています。

――世界観を作るために、物語にも気を遣われているわけですね。

佐藤:そうですね。電話もその1つです。プレイヤーキャラクターはイーサンという人物なんですけど、イーサンを通してプレイヤー自身が電話の会話を聞いているような流れを意識しています。実際の体験を通じて理解してほしいというスタンスからストーリー制作の手法を0から考え直す必要があり、そこが本作で特にこだわった部分になります。

――体験版などでも見られる”ある人物”が書いたメモが、かなり狂気じみたもので見た目でゾクッとしました。

佐藤:あの人物の異常な内面を文章で表現するにはどうすればいいかを考えて、ああいう形になりました。あの文章も、ゲームに対応している全13言語で翻訳していまして、ローカライズのスタッフや外国人のスタッフと綿密に打ち合わせをして制作しました。

――情報の入れ込み方などは、すべて最初に設計して作っていく形でしょうか?

佐藤:もちろんそうですね。まったく情報が得られないと目的がつかみにくいですし、逆に情報が多すぎると理解するのが大変だったり、恐怖感が薄れたりします。その設計についてはディレクターとも何度も打ち合わせをして制作しました。ファーストプレイではパニックに陥って見落とす情報も多いかもしれません。さまざまな情報があちこちに散りばめられていますので、何度もプレイして細かいところまで探索していただけたらうれしいです。

──本作を楽しみにしているユーザーに向けてメッセージをお願いします。

佐藤:キャラクターに関してはすごくこだわりを持って作っています。特にベイカー家の人々は「おかしすぎるだろ、この人たち!」という印象を持っていただけると思います。彼らは何者なのか? その部分をぜひ全プレイヤーの方々に見届けていただきたいです。

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佐藤盛正氏

『バイオハザード』シリーズの歴史、体験版の見どころ、「RE ENGINE」で制作されたリアルなグラフィックとPS VRで体験できる没入感、ステージとサウンド、そしてストーリーと、5回にわたって本作の魅力を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? 最終回は実際にプレイした手ごたえを交えながら各要素を総括していくので、お楽しみに!

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バイオハザード7 レジデント イービル

・発売元:カプコン
・フォーマット:PlayStation®4/PlayStation®VR
・ジャンル:サバイバルホラー
・発売日:2017年1月26日(木)予定
・価格:
 通常版
  パッケージ版 通常Ver. 希望小売価格 7,990円+税
  パッケージ版 グロテスクVer. 希望小売価格 7,990円+税
  ダウンロード版 通常Ver. 販売価格 7,990円(税込)
  ダウンロード版 グロテスクVer. 販売価格 7,990円(税込)
 デラックスエディション
  ダウンロード版 通常Ver. 販売価格 9,990円(税込)
  ダウンロード版 グロテスクVer. 販売価格 9,990円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO
  通常Ver.:D(17才以上対象)
  グロテスクVer.:Z(18才以上のみ対象)

※PlayStation®VR対応
※『デラックスエディション』は、ダウンロード版のみの販売となります。

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