世界初の戦車Mark Iが登場!! 『World of Tanks』の戦車生誕100周年記念イベントで「塹壕戦」モードが開幕!

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世界初の戦車Mark Iが登場!! 『World of Tanks』の戦車生誕100周年記念イベントで「塹壕戦」モードが開幕!

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“菱形戦車”と呼ばれる現代戦車の始祖を駆り、期間限定の「塹壕戦」モードに挑め!

戦車の誕生からちょうど100年を迎える日を記念し、基本プレイ無料のPlayStation®4オンライン配信専用タイトル『World of Tanks(ワールド オブ タンクス)』では、戦車生誕100周年記念イベントを開催! 本日9月16日(金)より、現代戦車の始祖となるMark I(マーク・ワン)戦車を駆ってバトルに挑む、期間限定の「塹壕戦」モードが追加されている。

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「塹壕戦」モードでMark I戦車の戦場となるのは、専用マップ「ティエプバル峠」。第一次世界大戦の激戦区をモチーフにしたこのマップでは、塹壕やバンカー、機銃掃射、そして新装備「火炎放射器」が、プレイヤーである戦車長を待ち受ける。

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また、戦車生誕100周年記念イベント「塹壕戦」モードのほかにも、特別車輌Centennial Chieftainを無料で手に入れられるイベント「Centennialのための戦い」が同時開催! 両イベントの詳細については「塹壕戦」モード特設サイトで紹介されているので、参戦前にチェックしておこう。

戦車生誕100周年記念イベント「塹壕戦」モード 概要

<開催期間>
2016年9月16日(金) ~ 9月18日(日)
2016年9月23日(金) ~ 9月25日(日)

戦車生誕100周年記念イベント「塹壕戦」モード 特設サイトはこちら

PS.Blog限定! Wargaming Japanのミリタリーアドバイザーが世界初の戦車Mark Iを解説!!

Wargaming JapanのミリタリーアドバイザーからPS.Blogの読者だけに、「塹壕戦」モードと「Centennialのための戦い」に登場するMark I戦車について解説していただいた。Mark Iとは、いったどのような戦車だったのか? その歴史的背景や特徴を知ることで愛着が沸き、ゲームでもうまく操縦できるかも!?

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【Mark I】

戦車が戦場に姿をあらわしてから、ちょうど100年という時間を迎えようとしている。

1916年9月15日。かの有名な「ソンムの戦い」に登場した30輌あまりの新兵器「戦車」は、予期せぬ故障や不運に見舞われ、”敵を蹴散らす無敵の兵器”という姿にはほど遠かった。それでも激しい銃撃を跳ね返しながら、鉄条網や塹壕を踏みつけて前進してくる鋼鉄の巨体は、敵味方を問わず兵士たちに強い印象を与え、戦争の姿を大きく変えていくことになる──。

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1914年8月。ドイツとその同盟国に対抗するイギリス、フランス、ロシアの間で始まった第一次世界大戦は、血なまぐさい塹壕戦となった。陣地を飛び出した歩兵の隊列は、まず大砲によって吹き飛ばされ、生き残った兵士も敵の塹壕にたどり着く前に機関銃で撃ち倒された。兵士の犠牲は多く、戦果はほとんどなかった。

こうした状況を打開するため、イギリスで開発されたのが戦車だ。当時実用化され始めた全装軌式の履帯で走行する農業用トラクターをベースに、鉄の箱で覆われた砲や銃器を満載して敵陣地に突っ込むというもの。これなら生身の兵士では身動き取れない鉄条網を踏み越え、塹壕線を突破できる。

1915年2月。ウィンストン・チャーチル海軍大臣の肝いりで「陸上軍艦委員会」が設置された。戦車という新兵器の可能性に興味を持ったのが、海軍だったのが面白い。ただし、陸上軍艦では秘密兵器の意図が丸わかりになってしまうため、「水槽タンク」という秘密名称で開発が始まった。これが、戦車が「タンク(Tank:水槽)」と呼ばれるようになった由来である。

1915年9月に、まず「No.1リンカーン・マシーン」という試作車が完成した。リンカーンとは、戦車の開発が行なわれたイギリスの町の名前だ。完成車は問題だらけで役に立つ代物ではなかったが、それらの問題を解決していけば、兵器として使えそうな目処が立った。

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そして「リトル・ウィリー」という試作車を経て、1916年、ついに史上初の実用戦車となる菱形戦車Mark Iが完成した。全長は4メートルを超える巨体であったが、ど真ん中に巨大なエンジンを搭載していたため、8人の乗員はむき出しの機械だらけという、狭くて危険な空間に押し込められた。

しかも、操縦だけで4人がかかりきりになるという不細工な代物であり、車体の左右に張り出した「スポンソン」と呼ばれる砲には、射手と装填手がそれぞれ張り付いていなければならなかった。今では考えられないほどにやっかいな機械であったが、当時は内燃機関で動くだけでも大変なことだったのだ。

異形ともいうべきMark I戦車の菱形をした車体は、「塹壕を乗り越え、鉄条網を踏みしだく」という目的に対して、最も合理的な形だった。もちろん工夫の余地はあっても、まずは兵器として完成させることが最優先だ。

1916年9月15日にソンムの戦いへ投入された30輌あまりのMark Iは、さまざまなトラブルに見舞われたものの、それを吹き飛ばす戦果を挙げた。何より、味方兵士に自信を、敵兵士に恐怖を与えた心理的効果が絶大であった。

そして菱形戦車Mark Iが最初にきしみを上げて動き出したこの日から、戦車は陸上兵器の王者へと成長。今日も比類なき存在として、戦場に君臨している。

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戦車生誕100周年を記念して本作に登場する、史上初の戦車Mark I。この機会にぜひイベントへ参加し、Mark Iで白熱の塹壕戦に挑んでみよう!

▼PS4®『World of Tanks』の無料ダウンロードはこちらから

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World of Tanks

・発売元:Wargaming.net
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:多人数参加型オンラインゲーム
・配信日:好評配信中
・価格:基本プレイ無料(一部有料アイテムあり)
・プレイ人数:1人(オンライン時:1〜30人)
・CERO:A(全年齢対象)

※ダウンロード専用タイトル

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『World of Tanks Console』公式サイトはこちら

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