「ねえねえ、いまのすっげえいいパスだったよね」
「うん、超おおおおよかった!」
親子で「考えるサッカー」が体験できるイベント、「ウイトレ親子サッカースクール」が、「サカママフェスタ in 福島」(いわき・新舞子、6月25日)で開催された。参加した親子たちが、アタマと身体をフルに使う「考えて動くサッカー」を体感。そこには、普段のサッカースクールとは”別次元”のヨロコビ、出会いが待っていた。
この「ウイトレ親子サッカースクール」は、PlayStation®4用ソフトウェア『ウイニングイレブン2016』(『ウイイレ』)を使い、ゲームで「考えるサッカー」を身につけるトレーニング。
『ウイイレ』で5つのメソッドを学び、実践練習!
まず『ウイイレ』で、ピッチを上から眺めるように俯瞰(ふかん)し、立体的に大きくとらえることから始める。この日、「初めてPlayStation®4に触る」や、「『ウイイレ』はやったことがない」という親子たちが、PlayStation®ブースを訪れ、画面上でリアルに再現されたサッカーをプレイ。「どうすれば相手を崩す動きができるか」、「ゴールを生み出すためにはどう動くべきか」などを、『ウイイレ』で遊びながら学んだ。
「ウイトレ」で学ぶ”メソッド”は、「斜めに動くことを意識する」「常に緩急を意識してプレーする」「2つ先を考えて動こう」「シュートは蹴った足で着地する」「ゴール前では必ず選択肢を持つ」の5つ。これを『ウイイレ』で遊びながら、「考えるサッカー」を身につけていく。
そしていよいよ実践。「ウイトレ」で学んだ5つのメソッドを意識し、ピッチへ。子どもたちは、練習を重ねるうちに熱くなり、初めて出会った仲間たちと、次々に華麗なパスワーク&シュートをキメていく。冒頭の言葉は、この「ウイトレ親子サッカースクール」で初めて出会った2人の男の子たちが、パスとシュートをキメてハイタッチしたあとの何気ない会話……。
PlayStation®ブースは一日中大盛り上がり!
「やっぱり子どもたちのほうが覚えるのが早いですね」
「やってるうちに、サッカーのルールも覚えてくる」
「ボールを蹴ったこともないのに、サッカーちょっとやってみたくなった」
PlayStation®ブースで、「考えるサッカー」の5つのメソッドを体験したパパ・ママたちは、「ウイトレ」体験後、こんなコメントを語っていた。「ウイトレ」体験中、子どもたちは、PlayStation®4のコントローラーをにぎり、早くも戦闘態勢。画面に喰らいつき、コントローラーを操り、ゴール! 親子でハイタッチし「イエーイ!」という具合。この勢いでピッチへ向かうと思いきや、となりの「親子チャレンジコーナー」で、「もう一回やりたいね!」ということで、再び親子で『ウイイレ』にトライする姿が見られた。
ナイスお母さん! 人生初の「親子でGoooooal!!!!」
さあ! いよいよ、『ウイイレ』で身につけた「考えるサッカー」を実際にプレーして体感する時間。コーチは、ヴェルディ川崎や浦和レッズで活躍した元Jリーガー、保坂信之さん。「ウイトレ」で学んだ「斜めに動くことを意識する」「常に緩急を意識してプレーする」「2つ先を考えて動こう」「シュートは蹴った足で着地する」「ゴール前では必ず選択肢を持つ」の5つのメソッドを、こんどは自分のプレーで体感していく。
「ナイスお母さん!」「ナイスお父さん!」「ナイッシュー!いいよいいよぉ!」
保坂コーチのテンポのいいアドバイスとシャウトに、親子はヒートアップ。どんどんとリズムが上がり、パスがつながっていく、シュートが決まっていく。
子どもたちは無我夢中! パパ・ママたちは……!?
「まず最初にゴールを見る。周りの状況を見ながら、最終的にパスにするか、シュートを打つか、瞬時に考える」
「ゴールがダメならパスを出す、もしくはドリブルで持っていく」
「2つ先を考えて動く。正解はない。その動きすべてが”正解”だから。いいね、考えて動いて!」
保坂コーチのチカラの入ったアドバイスに、子どもたちはどんどんのめり込んでいき、自発的に仲間とパスワークをみがき、ゴールネットを揺らしていく。その光景はまるで、古くからあるクラブチームのよう。とても「ウイトレ親子サッカースクール」で初めて出会った仲間たちとは思えないほど、いいチームワークが発揮されていた。そして、子どもたちに刺激され、パパ・ママたちも積極的にトレーニングに加わっていた。
終盤、ゴールネットが揺れるたびに「ナイスシュート!」と声が上がり、大きな拍手の輪が広がっていく。あるママは「子どもは覚えるのがホント早い。自分も『ウイイレ』を初めて触って、アタマではわかっていても、身体が思うように……。イメージしていたよりも身体が動けないんだなって痛感しました。とても新鮮な経験でした」と笑っていた。
最後は、保坂コーチから「ウイトレ認定証」が参加した子どもたち全員に手渡され、額の汗を拭きながら拍手。「ウイトレ認定証をもらったって、履歴書に書いていいって!」という保坂さんのビミョーなオチが付いて「ウイトレ親子サッカースクール」が終了となった。
考える! 動く! シュート! みんな終始笑顔!
「考えるサッカー」の習得を目指して行なわれた「ウイトレ親子サッカースクール」は、最初から最後まで、笑いやはしゃぎ声が絶えない現場だった。楽しそうでしょ? いやホントにエキサイティングなんです!
これからも、またどこかでこうした「ウイトレ親子サッカースクール」が開催されるかもしれない。そのときはぜひ、みんなも参加してみよう!
コメントの受付は終了しました。