■モノクロームな世界を少女と巨人がゆく古城探索アクション
日本一ソフトウェアより4月26日(火)にPlayStation®Vita用ソフトとして発売される『ロゼと黄昏の古城』。謎に満ちた古城の地下牢で目覚めた少女・ロゼが、力持ちの巨人と協力して古城からの脱出を図る探索アクションゲームだ。
色と時間を失い廃墟と化したこの城は、血の力(色)をもつものだけに時間が流れるという奇妙な場所。大量の血を要求する場所では、ロゼが生命の危機にさらされることも……。
本作のディレクターはPS Vita用ソフト『htoL#NiQ-ホタルノニッキ-』を手掛けた古谷優幸氏。同作のかわいらしくも、どこかコワイ……そんな独特なグラフィックイメージが、本作にも色濃く受け継がれている。
いよいよ来週に迫った発売を前に、今回はゲームのおさらいも兼ねてシーンの解説をしていこう。現在公開されているプロモーションムービー第2弾もギミックなどについて紹介しているのであわせてチェック!
◆ロゼと黄昏の古城 プロモーションムービー第2弾
■気がつけばそこは古城の地下牢の中……
時を失った古城の崩れた地下牢で、目覚めた少女・ロゼ。気がついたときには呪いの茨を背負っており、彼女はこの茨の力で古城からの脱出を試みる。古城で出会った、丸くて大きくてぐるぐるした巨人は、その怪力でロゼの脱出の手助けをしてくれる心強い味方。
プレイヤーはこのロゼと巨人の2人を交互に操りながら、謎に満ちたステージを探索していくことになる。
◆ロゼ
崩れた地下牢で気を失っていた少女。普段は修道院に住んでおり、危険な古城から逃げ出して、おうちに帰りたいと願っている。
しかしロゼと古城には少なからぬ因縁があったようで、その過去がロゼを残酷な運命に導いていく。
◆巨人
古城の奥深くでねむっていた巨人。崩れた壁からはみでていたところを、ロゼがよみがえらせる。
顔がぐるぐるしていて、何を考えているのかわからないが、ロゼの味方でいてくれる。きっと心優しいのだろう。
かなり古い年代に作られもののようで、手触りはしっとりしている。いろいろと謎が多い存在。
■作品の世界観を紐解く謎の日誌
ロゼが古城の中で見つける謎めいた日誌。とある人物が残したこの日誌には、ロゼが背負った呪いの茨に関する記述があるようだが……?
・いばらの研究日誌03
『茨に呪われたものは、吸色の力をある程度コントロールすることができる。
狙ったものから色を吸うこともできるし、逆に「色のないもの」に色を与えることもできる。
色を与えられたものは、時を取り戻す。まるで時を失っていたことなどなかったかのように、時を失う前の動きを再開する。
色を吸い取り、色のないものに与える力……これは一体なんのためにある力なのだろうか……』
・いばらの研究日誌05
『最近の私は死ぬことを繰り返している。はじめは恐ろしかったが、だんだんと慣れてきた。
茨の力を使って死ぬ方法も編み出した。自分の血に茨の力で働きかけるのだ。
働きかける意志が強ければ強いほど、私の血と、茨は反応する。繰り返し死んでみてわかったがどうやら私は不死らしい。
死んでも死んでも、あの場所で蘇る。あの場所には、いつも不思議な光を放つ蕾がある。
あれが死んだ私を作りなおしているのだろうか……
まるで、破れた衣服を繕うように。壊れた玩具を、無理やり修復するかのように。何度も何度も……』
■色を失った城での探索行
ここではロゼや巨人が持つ能力や、ステージギミックについて解説していく。ふたりの力をうまく使いこなして、ステージをクリアしていけば……いつかは城の外に出られるはず!
不気味な静けさに包まれた「黄昏の古城」で目覚めた少女・ロゼは、不安を抱えながら、この謎の古城の探索を始める。
脱出行の果てに少女が何を見て、どのような運命をたどるのか……それはまだ誰にもわからない。
◆ロゼと巨人の力
・ロゼの力=茨の能力
廃墟を進むロゼが気づいたことは、この色と時間を失ったはずの古城の中で、唯一「赤いもの」だけに時間が流れているということ。そして、ロゼの背中に生えた大きな茨には、この「赤(血の力)」を奪い、他のものに移し替える力があるということだった。ものの時間を操るこの力を頼りに、少女は古城を進んでいく。
血の力を奪い、与える「茨の力」。なぜロゼがそんな力を持っているのか、そもそもこの茨はなんなのだろうか……。その謎はこの古城に隠されている。
・巨人の力=怪力
古城の奥深くで壁に突き刺さっていたところをロゼが蘇らせ、彼女ついてくるようになった奇妙な巨人。彼は持ち前の巨体を活かした怪力でがれきをどかしたり、頑丈な体で茨の中を突き進んだりと、ロゼが苦手な力仕事を担当してくれる。
ときにはロゼから離れて、巨人だけで行動する必要もある。か弱いロゼに代わって先へ進み、道を切り拓いていこう。
◆ロゼたちの前に立ちはだかるさまざまな仕掛け
古城でロゼたちが見つけるさまざまな仕掛け(ギミック)は、ステージクリアの鍵を握る重要なヒントとなっている。ものを遠くまで飛ばす投石器や、襲いかかる不気味な甲冑、あるいは、ロゼの何倍もあるような巨大な食虫植物まで……。ロゼは巨人と協力し、それらの仕掛けを避け、あるいは利用しながら先へ進むこととなる。
ギミックは必ずしも危険なものばかりではない。特徴を理解し、利用することが大切だ。また、ギミックはステージに設置されているものばかりではなく、ロゼ自身が持ち運ぶことができるものもある。
巨人と違って非力なロゼだが、軽いものなら彼女だけで持ち運ぶことができる。
茨の絡まったジョウロは、血の力を液体にして出すことのできる不思議なアイテム。時を失った植物にこの液体を与えると……?
◆赤の色が見せる「血の記憶」とは
古城の中を探索する際、ロゼはやむなく「人の血」から赤を吸い取ることになる。その際、突如として目の前に見える真っ赤な光景……それは、その血に秘められた過去の記憶にほかならない。
なぜ古城は色と時間を失ってしまったのか? なぜロゼの背中に呪いの茨があるのか? 血に秘められた記憶により、古城の過去が少しずつ紐解かれていく。
茨に襲われ、必死に抵抗する少女。しかし、いくら抵抗しても、その茨から彼女が解放される様子はなかった……。
◆大量の血を必要とする「血の封印」について
数々の仕掛けを乗り越え、ロゼと巨人がたどり着いた先にあったものは、大きな扉とそれを封じるように絡み付く茨だった。そして、その封印の上には恐ろしい拷問器具が……。やがて、どこからともなく聞こえてくる声がロゼに決断を迫ってくる。
「血を捧げよ……」
このギミックを乗り越えた先に、古城の出口があるのだろうか?
古城の封印を解除するには、拷問器具に大量の血を捧げるしかない。ロゼの運命やいかに……。
■古城に点在するさまざまなステージ
ロゼが最初に目覚める地下牢をはじめ、古城にはさまざまなステージが用意されている。あちこちで目にする「血の記憶」などから、ロゼは古城の秘密や呪われた茨についての謎を知ることになる……。
◆地下牢
古城の奥深くにある、ロゼが目覚めた崩壊した地下牢。罪人を戒めるだけでなく、ほの暗い秘密も抱えている。
◆中庭
かつては壮麗だったであろう中庭も、茨に荒らされ異形の楽園と変わり果てた。
◆図書館
この地の知識と歴史を集めた書庫を守る、老いた巨体の司書がいた場所。ロゼ思いの心優しい司書は、変わり果てた姿で彼女と対面を果たすことになる。
■キュートな特典満載の初回プレミアムBOXも発売!
本作の発売を記念し制作された初回プレミアムBOXは、アートブックやオリジナルサウンドトラックなど、さまざまな特典が同梱された豪華なもの。
◆初回プレミアムBOX
・豪華三方背BOX
本作のディレクター・古谷優幸氏による描き下ろしボックス。
・アートブック
本タイトルのイラストやイメージボードなどが多数収録されたアートブック。(サイズ:12.5cm×15cm ページ数:36P)
・オリジナルサウンドトラック
杉江一氏が作曲したゲーム内楽曲を収録したサウンドトラック。
・描き下ろしラバーストラップ「ロゼ」
モノクロームな世界をものいわぬ巨人と探索する、独自色の強い雰囲気を持つ本作。赤いものにだけ時間が流れることを利用したギミックなど、謎解きアクションが好きな人にはぜひオススメしたい作品だ。かわいくて、ホラーなテイストのあるグラフィック面にも注目したい。体験版も配信中なので、まずはこちらをプレイしてみよう!
▼PS Vita『ロゼと黄昏の古城』体験版はこちらから
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ロゼと黄昏の古城
・発売元:日本一ソフトウェア
・フォーマット: PlayStation®Vita(PlayStation®Vita TV 対応)
・ジャンル:古城探索アクション
・発売日:2016年4月26日(火)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 3,980円+税
ダウンロード版 販売価格 3,086円(税込)
初回プレミアムBOX 希望小売価格 5,980円+税
Nippon1.jpショップ限定版 販売価格 8,980円+税
・プレイ人数:1人
・CERO:C(15才以上対象)
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