ユービーアイ ソフトより3月10日(木)発売のオンラインRPG『ディビジョン』。本作を予約した人が対象のクローズドベータに続き、すべての人が参加可能なオープンベータテストが2月19日(金)~22日(月)に実施されました。今回は、オープンベータテストで実際にプレイできた内容について、電撃PlayStation編集部がレポートしていきます。
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前回の特集記事はこちら
バッドエンドから始まるオンラインRPG『ディビジョン』。「レインボー」も「サム・フィッシャー」もいない世界を救うのはアナタ【特集第1回/電撃PS】
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■まずはプレイヤーの分身となるエージェントを作成!
最初はプレイキャラクターの顔を作成することから始まります。作成したキャラクターは、イベントシーンなどにも登場するのでこだわっていきたいところ。ベータ版ではランダムで生成されるパターンから好みのものを選ぶのみでしたが、製品版ではもっと細かくキャラクターをカスタマイズできるようです。
■最初のミッションは復興の拠点となる「作戦基地」の解放
キャラクターを作成すると、主人公たちはマンハッタンのキャンプ・ハドソンに派遣されます。現地はさまざまな敵対勢力によって秩序が失われつつあり、最前線である作戦基地とも連絡がとれない状態。プレイヤーは、負傷により同行できない同僚フェイ・ラウに代わり、作戦基地の解放に向かいます。道中は行き場をなくしてさまよい歩く市民のほか、略奪を行なう暴徒たちの姿も。襲いかかる脅威を排除しつつ先を急ぐ主人公は、作戦基地周辺から敵対勢力を排除、復興の足がかりの確保に成功します。
■重要人物を救出して作戦基地の機能を回復する
作戦基地では弾薬や医療キットといった消耗品を補充できるほか、装備品の売買ができる店やアイテムを一時的に保存する保管庫が存在。主人公の活動拠点となります。さらに、作戦基地には「医療棟」と「技術棟」、「防衛棟」の3つの施設があり、資材を集めて拡張することで主人公が使うスキルなどを強化できます。しかし、管理する人物がいずれも混乱のさなか行方不明となっていて、各施設はまったく機能していない状態に。オープンベータでは医療棟を管理する医師ジェシカ・カンデルと、技術棟の管理者ポール・ローズを救出するミッションが挑戦可能で、彼らを救出して施設を拡張することで新しいスキルを習得する流れを体験できました。
■ストーリーミッション以外にもさまざまな要素を体験!
医療棟と技術棟の機能を回復したところでオープンベータのストーリーミッションはいったん終了となります。しかし、オンラインRPGである『ディビジョン』の楽しみはここから始まるといっても過言ではありません。ここではオープンベータで体験できた要素を簡単に説明していきましょう。
1.リアルサイズで構築されたマンハッタンの探索
ニューヨークの有名な建物であるタイムズスクエア、マジソン・スクエア・ガーデンなどもリアルに再現されているオープンワールド空間は、本作の魅力の1つ。オープンベータでは、一部区画のみでしたがそれなりの広さのフィールドを自由に探索することができました。また、リアルタイムで変化する時間や天候、主人公以外にあちこちをうろつく住民や暴徒たちの姿など、ただ広いだけの背景ではなく崩壊したマンハッタンを環境として再現しているあたりも素晴らしく感じました。さらに、放置された携帯電話やドローン(無人機)、書類などのいわゆるコレクタブルアイテムを探す要素も存在。これらのアイテムは、製品版では作戦基地に持ち帰ることで内容を確認できるようです。
2.エンカウントやサブクエストなどのサイドミッション
本作では作戦基地に設置された掲示板を確認すると「エンカウント」、「JTFオフィサー」と呼ばれる人物に話しかけることで「サブクエスト」が発生します。これらのサイドミッションは必ずしもすべてクリアする必要はありませんが、経験値をはじめとする各種報酬を獲得できるため主人公をより強くしたい人には欠かせない要素だと思います。
3.より貴重な装備の入手チャンスがある対人戦エリア「ダークゾーン」
オープンベータでは、ほかのプレイキャラクターを攻撃可能な対人戦エリア「ダークゾーン」も体験できました。ダークゾーンはバイオテロに見舞われたマンハッタンでもとくに汚染された隔離地域で、外部よりも強力な敵がいるぶん、貴重なアイテムを入手できる可能性があります。また、通常のエリアは基本的にプレイヤー1人(フレンドを誘ったり、マッチング機能を利用すれば複数人数で行動可能)であるのに対し、ダークゾーンは近いレベルのプレイヤーが同じエリア内で行動しています。特集第1回でも解説したとおり、ダークゾーンではプレイヤー同士で協力するのも、相手を倒して持ち物を奪うのも自由。オープンベータでは、欲望のままにほかのエージェントを襲う集団もあれば、回収地点をうろつく敵集団を排除するため一時的に協力するなどさまざまな人間模様が展開されました。
1月下旬に実施されたクローズドベータ、そして今回のオープンベータテストを通じ、オンラインRPGというジャンルながら1人から不特定多数のプレイヤー同士で遊べるという、本作の興味深いシステムの一端を感じることができました。あとわずかとなった発売に、期待が膨らみます。次回は『ディビジョン』の各要素について、さらに詳しい紹介をお届けしていく予定ですので、お楽しみに!
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ディビジョン
・発売元:ユービーアイ ソフト
・プラットフォーム:PlayStation®4
・ジャンル:オンラインRPG
・発売日:2016年3月10日(木)
・価格:
通常版 パッケージ版 希望小売価格:8,400円+税/ダウンロード版 販売価格:8,100円(税込)
ゴールドエディション ダウンロード版 販売価格:13,284円(税込)
※ゴールドエディションのパッケージ版の発売は予定しておりません。
・CERO:D(17才以上対象)
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