アニメとゲームが融合した世界で新たな「無双」アクションを体験!『アルスラーン戦記×無双』プレイインプレッション【特集最終回】

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アニメとゲームが融合した世界で新たな「無双」アクションを体験!『アルスラーン戦記×無双』プレイインプレッション【特集最終回】

10月1日(木)に発売されたPlayStation®4/PlayStation®3用ソフトウェア『アルスラーン戦記×無双』は、おなじみの「無双」シリーズとTVアニメ「アルスラーン戦記」のコラボタイトル。

トゥーンレンダリングによるビジュアル表現とアニメの素材をそのまま用いたイベントパートなどにより、TVアニメの世界を再現! 「無双」シリーズが誇る”一騎当千の爽快アクション”と、「アルスラーン戦記」の魅力のひとつ”軍団によるスケール感あふれる壮大なバトルシーン”の融合により、今までの「無双」シリーズとはひと味違ったアクションが楽しめる。

これまで5回にわたって本作の魅力をお届けしてきた特集も、ついに最終回! 今回は実際にゲームをプレイしてわかったTVアニメの再現度や、物語の追体験による没入感、そして「マルダーンラッシュ」や「チャージシフト」といった新アクションについてのポイントをお伝えする。

まだ購入を迷っているゲームファンはもちろん、「無双」シリーズを未体験で尻込みしているアニメファンの方も、ぜひ参考にしてほしい。

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前回までの特集記事はこちら

特集第1回 『アルスラーン戦記×無双』特集スタート! TVアニメ「アルスラーン戦記」と「無双」シリーズが夢のコラボ

特集第2回 『アルスラーン戦記×無双』体験版が本日配信! 「東京ゲームショウ2015」も大盛況!

特集第3回 TVアニメの世界をゲームで再現! ゲームとアニメそれぞれの視点で『アルスラーン戦記×無双』の魅力に迫る! 世界観&キャラ編

特集第4回 ”一騎当千”と”軍団アクション”の融合──『アルスラーン戦記×無双』ならではの新アクションを紹介! システム編

特集第5回 ヤシャスィーン! 本日発売を迎えた『アルスラーン戦記×無双』の魅力をプロデューサーが熱く語る!

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■ストーリーモードを実際にプレイ! アニメとゲームの融合とは?

TVアニメ「アルスラーン戦記」ファンのPS.Blogスタッフが、本作のストーリーモードをプレイ! まずは本作のポイントのひとつ”TVアニメの追体験”についてのインプレッションをお届けする。

【アニメのリソースにトゥーンレンダリングによるビジュアルがマッチ!】

これまでの特集でお伝えしているとおり、『アルスラーン戦記×無双』のイベントパートにはTVアニメの素材が使用されている。アルスラーンやダリューンといったおなじみのキャラクターや数々の名場面がTVアニメそのままのビジュアルで登場するため、まるで実際にTVアニメを最初から視聴しているような気分を味わえた。

イベントパートがTVアニメと同じなのはいいけれど、それでは実際にキャラを操作して戦うバトルパートとで差を感じるのでは? と思う人もいるかもしれないが、そこは心配無用。バトルパートに登場するCGキャラクターは、アニメ調のビジュアルを表現するトゥーンレンダリングで描かれており、さらに従来のコラボタイトルと比較しても、本作はよりアニメに近いビジュアルを実現している。

イベントパートのキャラクターとバトルパートのキャラクターの見た目にほとんど差はなく、パートの切り替え時にも違和感はほとんど覚えなかった。むしろ、イベントパートとバトルパートはシームレスに進行するため、いつからCGキャラに切り替わっていたのかと、驚いたほど。ストーリーモードは、まるで長編アニメを観ているように進行していき、やめ時が見つからない。

ビジュアルは、コラボタイトルとしてその原作をどれだけ再現しているかについて最もわかりやすく、そして注目される部分。本作のビジュアルは、イベントパートはもちろん、バトルパートもTVアニメの雰囲気を忠実に再現しているため、安心して物語に没頭できた。

【TVアニメの物語を最終話まで収録! アルスラーン一行の戦いを追体験!!】

『アルスラーン戦記×無双』には、TVアニメで語られた物語が最終話まで収録されている。しかも、戦闘には直接関係しないエピソードもイベントパートでしっかり描かれており、パルス国王、アンドラゴラス三世をはじめ、ルシタニア国王のイノケンティス七世やその王弟ギスカール、そしてエトワールなども登場。TVアニメ「アルスラーン戦記」という作品を、とても丁寧に描いている印象を受けた。戦闘に参加しないキャラの中にも重要な人物が多いため、アニメを観ていなかったゲームファンも本作の物語を理解しやすいはずだ。

また、これまでの記事で紹介した15人のプレイアブルキャラ以外にも、バトルパートにはサームやカーラーンといったキャラも登場! イベントパートのみに登場するキャラを含め、いずれもTVアニメと同じ豪華声優陣が演じているのも嬉しい。

ストーリーモードはTVアニメと同様にアルスラーン一行の視点で描かれ、操作キャラはシナリオごとに決まっている。しかし、ひとつのシナリオ内で操作キャラが途中で切り替わることも。たとえば、最初はアルスラーンを操作していたのだが、短いイベントパートを挟んで物語はダリューンの視点へ。引き続きダリューンを操作してアルスラーンの救援に向かうといった、アニメそのままの熱いシチュエーションに心が躍った。

アルスラーン一行だけでも、さまざまなキャラのドラマや戦いが描かれるTVアニメ「アルスラーン戦記」。本作のストーリーモードは、その魅力的な世界や壮大な物語を、ビジュアルだけでなくシステムによっても再現している。”TVアニメの追体験”という看板に、偽りはなかった。

<フリーモードでは多彩なキャラでプレイ可能!>

一度クリアしたシナリオや「外伝シナリオ」などを遊べるフリーモードでは、ストーリーモードとは違ったキャラでプレイすることもできる。TVアニメの追体験だけではなく、お気に入りのキャラでプレイしたり、さまざまなキャラをやり込んだりといった、ゲーム的な遊びを楽しめるのも嬉しいポイントだ。


■爽快感とやり込みがいのある新アクションを満喫!

ここからは、実際にキャラを操作して敵と戦闘するバトルパートについてのインプレッションをお届けしよう。軍団を率いて攻撃する「マルダーンラッシュ」や、武器を切り替えながら攻撃する「チャージシフト」など、『アルスラーン戦記×無双』にはこれまでの「無双」シリーズにはないアクションが多数追加されている。それらは果たして、どのような体験をプレイヤーにもたらしてくれるのだろうか。

【マルダーンラッシュ:軍団で大群を蹴散らす快感をお手軽操作で味わえる!】

“軍団によるスケール感あふれる壮大なバトルシーン”は、「アルスラーン戦記」の魅力のひとつ。”一騎当千”がコンセプトの「無双」シリーズに、”軍団アクション”という概念を初めて取り入れたシステムが「マルダーンラッシュ」であり、最も気になっていたシステムだ。

バトルパートでは、戦場に青く光る「ヒートエリア」が出現することがあり、この「ヒートエリア」に入ってR2ボタンを押すだけで「マルダーンラッシュ」が発動! 簡単操作で繰り出せるうえに発動時には演出もあり、頭の中を”ヤシャスィーン(突撃開始)!”というおなじみの号令が駆け巡る。

「マルダーンラッシュ」には制限時間があり、それが尽きる前に「フィニッシュエリア」に到達すると演出シーンが挿入され、それまでのCHAIN数(連続で攻撃を当てた回数)に応じて、経験値やお金、そして「スキルカード」といった報酬をゲットできる仕組みだ。「マルダーンラッシュ」中に率いることができる兵科は、騎兵、歩兵、弓兵の3種類で、どの兵科による「マルダーンラッシュ」が発動するかは「ヒートエリア」ごとに決まっている。

騎兵を引き連れて敵軍に突撃する「マルダーンラッシュ」は、移動速度が速く広範囲を攻撃でき、爽快感は抜群! しかし小回りが利かないために敵を取りこぼすこともあり、どうやってCHAIN数を稼ぐかの模索が楽しい。主人公アルスラーンのパルス王国は騎兵の精強さで知られているため、TVアニメでも騎兵での突撃シーンが多く、その興奮を存分に味わえるのもポイントだ。

歩兵の「マルダーンラッシュ」は騎兵とは対照的に、移動速度が遅い代わりに小回りに優れていた。狙った敵を確実に蹴散らすことができ、制限時間内に効率よく敵を蹴散らすルートの模索が楽しめる。

弓兵の「マルダーンラッシュ」は騎兵や歩兵のように突撃はせず、その場で大量の矢を敵軍に向かって射かけるタイプ。敵が密集しているところを狙ったり、敵に襲われている遠くの味方を援護したりと、戦略的な面白さがある。

どの「マルダーンラッシュ」も、これまでの「無双」シリーズとはひと味違う爽快感に溢れており、「アルスラーン戦記」の壮大なバトルシーンを堪能できた。なかでもオススメなのは、やはり騎兵の「マルダーンラッシュ」。馬蹄の音を響かせて敵に突撃し、敵軍をガンガン蹴散らしていくシーンに血がたぎった。

また、シナリオによっては「マルダーンラッシュ」で障害物を壊さないと先へ進めないシチュエーションが存在するが、そういった場合は失敗してもすぐに「ヒートエリア」が出現。何度も挑戦できるため、アクションゲームが苦手な人にも優しいつくりになっている。

【チャージシフト:武器を切り替えながらコンボをつなげて敵を圧倒!】

プレイアブルキャラはストーリーの進行に合わせて複数の武器を所持できるようになり、バトルパートではそれらをシチュエーションごとに切り替えられる。『アルスラーン戦記×無双』ならではのシステム「チャージシフト」を使用すると、コンボ攻撃の最中でも武器の切り替えが可能! 切り替えた武器でさらにコンボをつなげ、そこからさらに武器を切り替えて攻撃することもでき、従来の「無双」シリーズよりも強力なコンボ攻撃を繰り出せる。

これまでの「無双」シリーズでも、通常攻撃と「チャージ攻撃」を組み合わせると5~6ほどのコンボ攻撃ができたが、本作ならではのシステム「チャージシフト」を用いると、なんと最大14コンボまで攻撃をつなぐことが可能! 「チャージシフト」のやり方はとても簡単で、チャージ攻撃中にR1ボタンを押すだけ。すると武器が自動的に切り替わるので、そこから切り替えた武器で敵を追撃できる。

とはいえ、コンボを効果的につないでいくには、最初はやはり慣れが必要だった。ああでもない、こうでもないと操作に四苦八苦しているうちに、敵から攻撃を受けてしまったことも……。しかし、仕組みを理解して自在に「チャージシフト」を繰り出せるようになると、コンボの構築が病み付きに! コンボをつなげられるようになると、多数の敵兵を相手にしたときはもちろん、強敵が相手でもワンチャンスから大ダメージを与えられるようになるので、爽快感があるうえにやり込みがいもある。

<「武芸録」でコンボ構築がますます楽しく!>

装備できる武器にはそれぞれ複数の「武芸録」が存在し、選択した「武芸録」によって同じ武器でもアクションやコンボ攻撃が変化する。この「武芸録」と「チャージシフト」を組み合わせると、コンボ攻撃の幅がさらに広がるため、コンボの構築にますますハマること請け合いだ。そのシナリオの目的よりもコンボの模索に没頭してしまい、いつの間にか味方がやられてしまっている一幕も。

<「チャージシフト」はゲーム操作に慣れてきたら狙おう>

もちろん「チャージシフト」を使用しなくても、ボタン連打で手軽なコンボ攻撃を繰り出せる。それだけでも敵兵を蹴散らす爽快感は味わえるうえ、ゲームも攻略できるため、アクションゲームが苦手な人も安心してほしい。ただし、やはり「チャージシフト」は本作ならではの爽快感に溢れた独自のシステムのため、ゲームに慣れてきたらぜひチャレンジを!


■『アルスラーン戦記×無双』独自となる、その他の要素もチェック!

本作には先に挙げた「マルダーンラッシュ」や「チャージシフト」以外にも、「エラムの料理」や「スキルカード」といった、TVアニメ「アルスラーン戦記」の魅力を再現する独自のシステムが存在する。この2つのシステムはゲームの攻略に役立つだけでなく、「料理帖」や「スキルカード」を集めるやり込み要素としても楽しめそうだ。

また、本作の「騎乗アクション」は従来の「無双」シリーズよりも攻撃的に進化! 騎乗シーンはアニメでも多く描かれており、アニメファンはもちろん、これまで「無双」シリーズをプレイしていた人も新鮮な気持ちで楽しめるはず。

【フリーモードの手助けとなる「エラムの料理」】

フリーモードではゲーム開始前に「エラムの料理」を食べられる。食べた料理によって攻撃や防御力をはじめ、体力の最大値といったキャラの能力がアップ。料理の種類は、ストーリーモードの各ステージに隠されている「料理帖」を入手すると増える仕組みだ。また、料理を食べ続けるとエラムの腕前(熟練度)が上がっていき、同じ料理でも効果がさらにアップする「大成功」になる確率が上がっていく。「料理帖」の収集はもちろん、エラムの料理の腕前を上げていくというやり込み要素も。

試しに攻撃力が上がる料理を食べてからフリーモードに挑戦してみたところ、食べていない時よりも格段に敵を倒しやすくなっていた。攻略の手助けとなるのはもちろん、爽快感アップにもつながっているので、アクションゲームが苦手という人はぜひ「エラムの料理」を”試食”してみてほしい。

【「スキルカード」の収集と組み合わせを模索する楽しみ】

戦闘中やシナリオクリア時に入手できる「スキルカード」は、1人のキャラに3枚まで同時に装備させることができ、組み合わせによってさまざまな能力を得られる。TVアニメの名シーンがそのままカードのイラストになっているのは、アニメファンには嬉しい限り。カードは200種類以上も収録されているうえに、同じカードでも微妙に能力が異なるものもあったため、より強いカードを求めてじっくりと遊べそうだ。

【移動と攻撃を兼ね備えた「騎乗アクション」】

従来の「無双」シリーズでは主に移動手段として活躍していた「騎乗アクション」が、本作では攻撃手段としてもフィーチャーされている。突進によって敵を蹴散らせるのはもちろん、武器による連続攻撃も馬上から可能だ。さらに、ダリューンには特別な「騎乗アクション」が用意されており、愛馬シャブラングの後脚によるキックで敵を吹き飛ばすアクションも! まさに”人馬一体”となった爽快なアクションなので、強くオススメしたい。


■『アルスラーン戦記×無双』関連情報をチェック!

【まだ遊んでいないなら、まずは体験版をプレイ!】

9月24日(木)より、本作の体験版が好評配信中! アルスラーンの初陣となった、アトロパテネ会戦の一部を収録している。まだ本作をプレイしていない人はぜひ体験版をプレイし、TVアニメとゲームが融合した世界と、爽快感あふれる新たな「無双」アクションの数々を体験してほしい。

▼『アルスラーン戦記×無双』体験版ダウンロードはこちらから

【コラボコスチュームをゲットできる「別冊少年マガジン12月号」が11月9日(月)発売!】

11月9日(月)に発売予定の「別冊少年マガジン12月号」には、アルスラーンのコラボコスチュームをダウンロードできるシリアルコードが付属! 青いマントに金色の甲冑という、アニメとはまた違った印象のコスチュームをぜひゲットし、ゲームの世界を駆け抜けよう。

【数量限定のPS4™刻印モデルもお見逃しなく!】

本作の発売に合わせてソニーストアより販売された、数量限定モデル「PlayStation®4 アルスラーン戦記×無双 Limited Edition」。PS4™本体(ジェット・ブラック or グレイシャー・ホワイト)と、アルスラーン、ダリューン、そしてナルサスといった『アルスラーン戦記×無双』のキャラクターがレーザー刻印されたPS4™ HDDベイカバーのセットだ。これからPS4™本体を購入して『アルスラーン戦記×無双』を遊ぼうとしている方は、刻印モデルの購入を検討してみては?

「PlayStation®4 アルスラーン戦記×無双 Limited Edition」特設ページはこちら

<PlayStation®4 アルスラーン戦記×無双 Limited Edition(ジェット・ブラック)>

※画像はイメージとなります。縦置きスタンドは別売りとなります
※本商品にソフトは付属しません

<PlayStation®4 アルスラーン戦記×無双 Limited Edition(グレイシャー・ホワイト)>

※画像はイメージとなります。縦置きスタンドは別売りとなります
※本商品にソフトは付属しません

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PlayStation®4 アルスラーン戦記×無双 Limited Edition

・本体カラー:ジェット・ブラック/グレイシャー・ホワイト(全2色)
・発売日:2015年10月1日(木)
・販売価格:36,980円+税
・内容物:「プレイステーション 4」本体×1/『アルスラーン戦記×無双』レーザー刻印 PS4™ HDDベイカバー×1

※刻印したベイカバーの本体への取付けは実施しません(専用の外箱に入れてお届けします)。

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全6回でお届けした『アルスラーン戦記×無双』特集はいかがだっただろうか。進化を遂げた「無双」アクションとアニメの魅力や興奮がギッシリ詰まった本作は、まさに夢のタッグと呼ぶにふさわしいオススメのタイトル。「無双」ファンはもちろん、アニメファンもぜひ本作をプレイしてほしい!

▼『アルスラーン戦記×無双』の購入はこちらから!

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『アルスラーン戦記×無双』公式サイトはこちら

©2015 荒川弘・田中芳樹・講談社/「アルスラーン戦記」製作委員会・MBS
©2015 コーエーテクモゲームス

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