いよいよ本日10月1日(木)に発売日を迎えた、PlayStation®4/PlayStation®3用ソフトウェア『アルスラーン戦記×無双』。大人気アクション「無双」シリーズとTVアニメ「アルスラーン戦記」のコラボタイトルとなる本作は、”一騎当千の爽快アクション”と”軍団によるスケール感あふれる壮大なバトルシーン”が融合! 魅力的なキャラクターたちとともに、これまでの「無双」シリーズとはひと味違う独自のアクションを存分に楽しめる。
特集第5回となる今回は『アルスラーン戦記×無双』の発売を記念し、プロデューサーを務めたコーエーテクモゲームスの中臺(なかだい)重人氏に、本作の魅力をはじめ、見どころやポイント、そして制作秘話などを語ってもらった。
プロデューサーの中臺氏は、「東京ゲームショウ2015」のステージイベントや先日行なわれた完成発表会にも登壇し、本作の魅力を熱く語っていた。
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前回までの特集記事はこちら
特集第1回 『アルスラーン戦記×無双』特集スタート! TVアニメ「アルスラーン戦記」と「無双」シリーズが夢のコラボ
特集第2回 『アルスラーン戦記×無双』体験版が本日配信! 「東京ゲームショウ2015」も大盛況!
特集第3回 TVアニメの世界をゲームで再現! ゲームとアニメそれぞれの視点で『アルスラーン戦記×無双』の魅力に迫る! 世界観&キャラ編
特集第4回 ”一騎当千”と”軍団アクション”の融合──『アルスラーン戦記×無双』ならではの新アクションを紹介! システム編
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TVアニメの魅力はやはりキャラクター!
いかに遜色なく、どこまで大胆に表現するかをこだわった
──「無双」シリーズとTVアニメ「アルスラーン戦記」のコラボレーションが実現した経緯についてお聞かせください。企画自体はいつごろからスタートしたのでしょうか。
中臺:企画は昨年の夏あたりからスタートしました。弊社でコラボ作品を数多く手掛けている鯉沼(※)から話をもらい、私自身も田中芳樹先生の小説「アルスラーン戦記」の読者でしたので、ぜひやらせてほしいということになりました。ただし、その時点では「アルスラーン戦記」がTVアニメになるとは知らず、荒川弘先生の漫画版とのコラボだと思い込んでいました。
※鯉沼久史氏。コーエーテクモゲームス取締役社長。「戦国無双」をはじめ、「ガンダム無双」や「北斗無双」、「ワンピース 海賊無双」など、数多くの「無双」シリーズのコラボタイトルでプロデューサーを担当している。
──開発に際しては、どのような体制を取ったのでしょうか。
中臺:「無双」シリーズのコラボタイトルですので、「ω-Force(オメガフォース)」チームが制作を担当しました。モデルデザインなどゲーム用に制作したものは、全てアニメの製作委員会に監修を行なってもらっています。
──開発スタッフには「アルスラーン戦記」のファンが多いそうですが?
中臺:合流したスタッフが、次々に昔の小説を持ってきていたのが印象的でした。中には1990年代に製作されたOVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)を持っているスタッフまでいましたね(笑)。
──TVアニメ「アルスラーン戦記」の魅力はどこにあると思われますか? また、その魅力をゲームでどのように再現しようと思ったのか、特にこだわった箇所や気を付けた部分、見どころなどがあれば教えてください。
中臺:やはり、荒川弘先生の描かれたキャラクターが非常に魅力的だと思います。また、そのキャラクターに命を吹き込む声優陣も素晴らしいですよね。ゲームでは、そのキャラクターたちをアニメと遜色なく表現できるよう、トゥーンレンダリングの導入やアニメ素材を使用したイベントパート、アクションの個性付けなどにこだわりました。キャストについても、アニメの豪華声優陣はそのままゲームに登場します。
──トゥーンレンダリングでのグラフィック表現は、アニメの世界を再現するうえでユーザーにとって、最もわかりやすい部分だと思われます。トゥーンレンダリングでキャラクターなどを表現するにあたって苦労された部分はありますか?
中臺:一番苦労したのは影の表現です。アニメの場合は描き込みに強弱があり、カットごとに多少違ってきます。しかし、ゲーム内ではその都度表現を変えるわけにはいかないので、シーンを通して見たときに違和感のない落としどころを探すのが難しかったですね。
これまでの「無双」シリーズのコラボタイトルと比較すると、かなりアニメ寄りのビジュアル表現となっている。キャラクターたちはまるで、アニメからそのまま飛び出してきたかのようだ。
──「無双」シリーズにはさまざまなコラボ作品が存在しますが、コラボ作品全般に関して、既存の世界観やキャラクターを扱ううえで注意している部分や、苦労されている部分などはありますか?
中臺:コラボ元の世界観を大切にするのは当然ですが、時にはゲームとして大胆に表現する、そして割り切るというところが重要だと思っています。そのため、逆に”どこまで大胆になっていいのか”というラインを設定するのが難しい部分です。
──従来の「無双」シリーズとの差別化で、気にした部分などがあれば教えてください。
中臺:差別化を気にしたというよりは、TVアニメ「アルスラーン戦記」という世界観をどのように「無双」のシステムと融合させるか、という視点で考えていました。その答えがさまざまな新アクションであり、アニメ素材を使用したイベントパートといった形になり、結果として差別化へとつながっていったという感じです。
TVアニメの壮大なストーリーを
ゲームで味わってほしい
──『アルスラーン戦記×無双』の、ゲームとしてのコンセプトを教えてください。
中臺:本作のテーマは”王国(パルス)を、取り戻す。すべてを、解放する”、コンセプトは”戦場に轟かせよ、戦士(マルダーン)の武勇!”です。
TVアニメ「アルスラーン戦記」で語られる壮大なストーリーをゲームでも丁寧に描きつつ、魅力的なキャラクターたちを自ら操作することで、アニメの世界に浸りながらストーリーを追体験できます。
戦場では、単騎で敵を蹴散らす一騎当千アクションと、軍団を指揮して敵の大群をせん滅する軍団アクションで、マルダーンとしての武勇を体現する、かつてない爽快感を創出します。
──本作のストーリーは、TVアニメのどこまでを収録しているのでしょうか。
中臺:TVアニメ最終話まで収録しています。
──TVアニメの放映と制作が同時進行ということで、気を付けた点や苦労された部分などがありましたら教えてください。
中臺:制作フローがアニメとはかなり異なっていました。「ω-Force」の場合は設定などを最初につくってしまい、それに従って一気に素材をまとめ上げるような手法を取っているのですが、アニメはひとつひとつ放送話に合わせて脚本やキャラ設定などをつくっていきます。ですので、場合によってはゲームが先になるようなケースもあり、アニメ製作委員会の監修はあるものの、アニメとのズレが発生しないようにするなど、かなり気を遣いました。
──TVアニメ「アルスラーン戦記」には、各キャラクター同士の出会いといった「戦闘」とは直接関係のないシーンも多く存在し、アルスラーンとエトワールの会話のような、やはり「戦闘」ではないけれど重要なシーンもあります。それらはゲームでどのように再現されているのでしょうか。
中臺:主に3Dキャラや2Dイラストを使ったイベントパートで再現されていきます。2Dイラストにはアニメのリソースをそのまま使用し、名シーンや有名なエピソードを演出しています。
イベントパートとバトルパートは、シームレスで進行。ゲーム中のキャラクターはアニメさながらなため、パートの切り替え時も違和感なくゲームに没頭できる。
──メインとなるストーリーモードに「外伝シナリオ」を加えると、約50ものシナリオが遊べるとのことですが、各キャラにはどれくらいのエピソードが用意されているのでしょうか。
中臺:キャラクターごとに数は異なりますが、1キャラにつき1~15ほどのエピソードを用意しています。やはりアニメのストーリーをしっかり味わってほしいとの意図から、ストーリーの展開ごとに相応しいキャラを、それぞれのエピソードの主人公としました。また、本作ではひとつのシナリオ内でプレイヤーキャラがシチュエーションごとに変わるというシステムも導入しましたが、こちらもそうした背景によるものです。
──上記のシナリオをどのように選んだのか、「外伝シナリオ」の選出理由なども教えていただけますか。
中臺:アニメ版のストーリー展開と照らし合わせて、そこから戦闘として成立しそうなもの、ゲームを通じて追体験してほしいもの、を基準に選定しました。また「外伝シナリオ」については、アニメ版のストーリーの時系列内から、アニメ版では描かれなかった部分を膨らませる形で選出しています。アニメを見ていたユーザーには新鮮な驚きを、小説になじみのあるユーザーにはニヤリとするような面白味を提供できればと思いました。
──ゲームオリジナルのエピソードや隠し要素などはありますか?
中臺:「外伝シナリオ」にはアニメでは描かれなかった部分を膨らませたものもあるので、そちらを遊べば、ゲームとしてのオリジナル色を感じてもらえると思います。また隠し要素については、ほかの「無双」シリーズにあるような、シナリオごとに特定の条件を満たすと獲得できる「限定スキルカード」というものがあります。「限定スキルカード」はストーリーモードのシナリオだけでなく、「外伝シナリオ」でしか手に入らないものもあるので、ぜひコンプリートに挑戦してほしいですね。
「外伝シナリオ」は、ゲームの進行によって徐々に新たなシナリオが解放されていく。主人公のアルスラーン一行だけでなく、銀仮面ヒルメスやザンデといった敵側の視点からのエピソードも収録!
キャラクターのイメージを壊さず
「無双」アクションと融合
──プレイアブルキャラクターの数と、その選出理由を教えてください。
中臺:プレイアブルは15キャラクターになります。選出基準は、もちろんアニメに登場していることが前提ですが、基本的には王太子アルスラーンを支える有能な家臣や魅力的な仲間になります。また、敵対勢力にも魅力的な人物がいますので、そういったキャラクターもプレイアブルとして登場させています
──主人公のアルスラーンはもともと戦闘に長けた人物ではないため、「無双」シリーズとしては扱いが難しかったのではないかと思います。アルスラーンをゲームでプレイアブルキャラクターとして登場させるうえで、気を付けたことや苦労された部分などがありましたら教えてください。
中臺:アルスラーンが初めから「無双」アクションを行なってしまうと、やはりキャラクターの設定的に違和感がありますよね。これについてはプレイしてもらえるとわかると思いますが、序盤のアルスラーンについては専用の攻撃モーションを用意していまして、戦士の中の戦士(マルダーンフ・マルダーン)のダリューンなどと比べると、爽快感をかなり抑えた調整を行なっています。ただし、いつまでも弱いままではゲームとしても面白みに欠けるので、キャラクターが成長すると遊びやすくなっていくようにデザインしています。
王太子アルスラーンは、武勇ではなく心優しい人柄によって臣下に慕われるキャラクター。TVアニメでは剣の腕前が未熟のため、戦闘は部下に任せきりだとコンプレックスを抱いているシーンもあったが、ゲームでついにそれを払拭!?
──その他のプレイアブルキャラクターでも、ゲームとして登場させるために気を付けたことや、ほかとの差別化などで苦労した部分があれば教えてください。
中臺:どういったアクションを取らせるか、という点には気を付けました。小説や漫画なども調べて、どのような武器を持たせればいいのか、キャラのイメージから大きく逸脱しない設定を意識しましたね。一部、アニメファンには驚かれるような設定もしていますが、ここは「無双」アクションという観点から面白さを優先した形です。
──ナルサスは「画筆」、ギーヴは楽器「琵琶(ウード)」といった変わった武器を使えますしね。ちなみに、ファランギースは精霊(ジン)を使役したり、イスファーンは狼とともに戦ったりできるのでしょうか。
中臺:ナルサスやギーヴの武器については、「無双」シリーズを触ったことがある方なら理解してもらえると思います。すでに「無双」シリーズのキャラには、筆や楽器を武器として使用しているケースもありますからね(笑)。また、ファランギースは精霊の力を借りた攻撃、イスファーンは狼を彷彿とさせる素早い動きで戦うことができます。
本来は戦闘に向いていない設定のキャラや武器でも、独自のアレンジによるアクションで敵を蹴散らせるのが「無双」シリーズの魅力のひとつだ。
──プレイアブル以外のキャラクターは、どれくらい登場するのでしょうか。また、アニメではほんの少ししか出番がなかったけれどゲームに登場するキャラクターや、ゲームオリジナルキャラクターなどはいるのでしょうか。
中臺:プレイアブル以外のノンプレイヤーキャラクターや、イベントパートでのみ登場するキャラクターなどを合わせると、約70名はいると思います。「アルスラーン戦記」の元々の世界観を損なわないためにゲームオリジナルの登場キャラクターはいません。
──個人的にお気に入りのプレイアブルキャラクターや、開発スタッフに人気のキャラクターがいましたら教えてください。
中臺:やはりダリューンですね。単純に強いということもありますが、騎乗アクションに特別なものが用意されていて、使い勝手がとてもいいですし。その他のキャラクターもそれぞれが個性を持っているので、まんべんなく人気があります。
戦士の中の戦士(マルダーンフ・マルダーン)をはじめ、獅子狩人(シールギール)や猛虎将軍(ショラ・セーナニー)など、数々の異名を持ち、敵味方問わず名を轟かせるダリューン。ゲームでもTVアニメそのままの”無双”ぶりを発揮!
従来の”一騎当千”とは異なる
独自の爽快アクション
──本作の特徴である、軍団を率いて戦う「マルダーンラッシュ」はどのようにして誕生したのでしょうか。
中臺:最初に「アルスラーン戦記」とのコラボの話を聞いたとき、「無双」の中に組み入れるならパルス騎兵による突撃かな……と。スタッフの意見も、不思議なほどに合致しました。「それなら一騎当千とは違う爽快アクションにしたいね」ということで、壮大さやスケール感、ゲームとして必要なアクションにしていこうと方針が決まり、「マルダーンラッシュ」が生まれました。ぜひプレイして、このあたりのエッセンスを感じてもらえると嬉しいです。
「アルスラーン戦記」の魅力のひとつである”軍団同士の壮大な戦い”を再現する「マルダーンラッシュ」。”1対多”だけでなく”多対多”の興奮も味わえる、本作ならではのシステムだ。
──同じく本作の特徴である、武器を切り替えながら戦う「チャージシフト」についても教えてください。
中臺:「アルスラーン戦記」に登場するキャラクターは、さまざまな武器を扱います。しかも、同じキャラクターが複数の武器を使うことも普通だったので、それを本作でも再現しようと考えました。ただし、単純に武器を複数持てるだけでは面白くないと思っていたので、武器を途中で切り替えながら鮮やかに攻撃をつなげていくアクションを描きたいと思ったんです。「チャージシフト」は、そういった発想の中で生まれました。
「チャージシフト」によって、コンボの組み合わせも無数にありますので、自分なりの美しいコンボを見つけてもらいたいですね。
武器を次々に切り替えながら攻撃することで、コンボ攻撃がさらに強力に! テクニックを磨いて、自分だけの強力なコンボ攻撃を編み出そう!
──本作には先に挙げたシステム以外にも、「武芸録」や「エラムの料理」、「スキルカード」といった独自のシステムが存在します。「アルスラーン戦記」らしさや魅力を、ゲームのシステムとして加えるために注力した部分を教えてください。
中臺:「武芸録」は、同じ武器を使用していても異なるコンボやアクションを出せるようにして、バリエーションを持たせる狙いと、「チャージシフト」と組み合わせることで無数のコンボツリーを生み出し、特に「無双」ファンユーザーに楽しんでもらいたいと思い、注力しました。「エラムの料理」や「スキルカード」は、アニメファンが思わずニヤリとできる要素として、またゲームを進めるうえでのサポート的な意味として、ライトユーザーの方々にも楽しく遊んでもらえるように設計しています。
──本作の騎乗アクションは、これまでの「無双」シリーズよりも強化されているように思えます。
中臺:「アルスラーン戦記」というと、パルス騎兵の精強さが思い浮かびます。ですので、騎乗アクションについては、従来の「無双」シリーズよりも派手に、そして強い位置付けにしたかったんです。また、騎乗して走るだけではなく、加速しながら攻撃を繰り出すことができるので、騎乗中の攻撃アクションが移動も兼ね備えたものになり、乗っていて楽しいと感じるアクションになっていると思います。
──馬以外の乗り物や動物も登場するのでしょうか。たとえば、シンドゥラの戦象部隊や虎、獅子などは登場するのでしょうか。
中臺:プレイヤーが騎乗できる乗り物については馬のみになります。ですが、シンドゥラの戦象部隊はもちろん登場しますよ。
馬に乗って戦場を駆ける「騎乗アクション」がより攻撃的に進化! さらに勇猛で知られるダリューンと、その愛馬”黒影号”シャブラングには、ほかのキャラクターよりも多彩な騎乗アクションが用意されている。
厳しい意見を取り入れて完成した
『アルスラーン戦記×無双』
──いよいよ発売を迎えるわけですが、これまでを振り返っていかがでしょうか。
中臺:コラボ作品の場合、コラボ元の世界観があり、この世界観をこよなく愛しているユーザーがたくさんいます。本作も例外ではなく、社内の評価バージョンでもかなり厳しい意見が出まして、こういった意見に丁寧に対応していくのは正直なところ大変な行程でした。ただし、こういった方々の意見を吸収することで、良い作品ができあがったと思っています。
──それでは最後に、「無双」シリーズのファンとTVアニメ「アルスラーン戦記」のファン、それぞれへメッセージをお願いします。
中臺:「無双」シリーズファンの皆様には、本作の新アクション「マルダーンラッシュ」による爽快アクションを味わってほしいです。チェイン数を増やすことで、「マルダーンラッシュ」の持続時間も増え、さらに報酬もレアなものに変わるので、テクニックを磨いてより多くのチェイン数を目指してください。また、「チャージシフト」と「武芸録」によって無数のコンボを繰り出せるようになるので、自分ならではのコンボで一騎当千の爽快アクションを堪能してほしいですね。
アニメファンの皆様には、TVアニメ「アルスラーン戦記」の壮大なストーリーを、今度はゲームで追体験してほしいです。アニメと遜色ないキャラクターを自ら操作することで、見る面白さとはまた違った面白さが発見できると思います。声優陣もアニメと同様フルボイスで収録しているのと、アニメ素材を使用したイベントシーンなども豊富に用意していますので、「アルスラーン戦記」の世界に浸っていただければと思います。
アクションが苦手という方も、本作は「無双」シリーズの特徴である簡単操作を踏襲しているので、安心して遊べるようにデザインされています。特徴である「マルダーンラッシュ」も、「ヒートエリア」に入ってボタンを押して「フィニッシュエリア」に到達すれば成功という簡単なシステムになっているので、ゲーム初心者の方でも十分楽しんでいただけると思います。戦闘中に手に入る「スキルカード」を装備すれば特殊な能力が備わり、「エラムの料理」というキャラクターを一時的に強化するシステムなどもあるので、これらを利用すればゲームを有利に進められますよ。
■「東京ゲームショウ2015」では多くの来場者が本作を体験!
ユーザーからの生の声をお届け!!
9月19日(木)から9月20日(日)にかけて開催された「東京ゲームショウ2015」では、初となるプレイアブル出展が行なわれ、多くの来場者が熱心にプレイしていた。コーエーテクモゲームスの『アルスラーン戦記×無双』コーナーに行列をつくっていた来場者は、性別はもちろん、年齢も小学生から年配の方までと実にさまざま。熱心な「無双」シリーズのファンもいれば、これまで「無双」をプレイしたことがないというアニメファンや小説のファンも多く見受けられ、本作がいかに注目を集めていたかを実感できた。
本作の試遊台をプレイした方々から熱いコメントを聞くことができたので、その中から一部を紹介しよう。
・「無双」シリーズはプレイしたことがなかったけど、技は簡単に出せるし、とても遊びやすかった!
・「無双」もTVアニメも好きなので、まさかのコラボを聞いたときは非常に嬉しかったです。
・「マルダーンラッシュ」がとても楽しかったです。CHAIN数がすごい数になっていたのも爽快でした。
・アニメファンですが、グラフィックもストーリーもアニメそのままで楽しめました。
・武器をチェンジしながら攻撃する「チャージシフト」がいいですね。早く買ってやり込みたいです。
・「無双」シリーズ初体験でしたが、敵が派手に吹っ飛んでいくのが気持ちよかったです。
・馬に乗ったままガンガン攻撃できるのがとても新鮮でした!
・とても面白かった。初回特典が欲しいですし、発売日に買います!
なお、好きなキャラクターについてアンケートを取ったところ、一番人気はダリューンだった。試遊台でもダリューンを操作できたため、TVアニメそのままの強さと「無双」シリーズにマッチした爽快なアクションで、多くの来場者を虜にしていたようだ。
■初回特典のダリューン「獅子狩人」コスチューム&武器と
豪華特典満載の限定版もチェック!
パッケージ版とダウンロード版の両方に、初回特典としてダウンロードコンテンツ「ダリューン「獅子狩人(シールギール)」コスチューム&槍」のシリアルコードが付属。また、豪華特典を満載した数量限定の『アルスラーン戦記×無双 TREASURE BOX』も発売される。
<初回特典:ダリューン「獅子狩人(シールギール)」コスチューム&槍>
「獅子狩人」とは、1人で獅子(シール)を仕留めた、勇敢な戦士に贈られる称号のこと。「アルスラーン戦記」の中でも随一の武勇を誇り、この称号を手にするダリューンが「獅子狩人」をイメージしたオリジナル衣装に身を包む。本特典は初回分でのみ入手できる。
<数量限定版:アルスラーン戦記×無双 TREASURE BOX>
※画像はイメージです
キャラの設定やデザインはもちろん、声優陣のコメントやオープニングムービーの絵コンテなどを収録した「公式設定資料集」をはじめ、ゲームで使用される40曲以上もの楽曲を収録した2枚組の「オリジナルサウンドトラックCD」や、10種類のイラストを好みに合わせて飾れる「クリスタルフレームスタンド」、そして、王都エクバターナが描かれたオリジナル「クリーナークロス」が付属!
■『アルスラーン戦記×無双』通信で情報を発信中!
公式サイトに掲載されている『アルスラーン戦記×無双』通信では、TVアニメ「アルスラーン戦記」のファンがニヤリとするような話をはじめ、ゲーム雑誌やニュースに載らないような小ネタや開発チームのこだわり、そしてここだけでお伝えする『アルスラーン戦記×無双』情報を紹介している。ぜひ一度閲覧してみよう。
また、Twitterのアニメ公式アカウントではTVアニメ「アルスラーン戦記」だけでなく、『アルスラーン戦記×無双』の情報も発信中。豪華プレゼントがもらえるクイズキャンペーンなども定期的に実施されているため、こちらもぜひフォローを!
【アニメのBlu-ray&DVD第3巻にはナルサス「ダイラム領主」コスチュームが付属!】
9月26日(土)に発売されたアニメ「アルスラーン戦記」Blu-ray&DVD第3巻の初回特典生産分には、『アルスラーン戦記×無双』の特別ダウンロードコンテンツ”ナルサス「ダイラム領主」コスチューム”が付録としてついてくる。アニメでも描かれたダイラム領主時代のデザインで、しかもここでしか手に入らないコスチュームとあって、要チェックだ!
【コラボコスチュームをゲットできる「別冊少年マガジン12月号」が11月9日(月)発売!】
11月9日(月)に発売予定の「別冊少年マガジン12月号」には、アルスラーンのコラボコスチュームをダウンロードできるシリアルコードが付属! 青いマントに金色の甲冑という、アニメとはまた違った印象のコスチュームをぜひゲットし、ゲームの世界を駆け抜けよう。
【TVアニメ「アルスラーン戦記」キャラクターソングとゲームがコラボ!】
『アルスラーン戦記×無双』のゲーム内で”ある条件”を満たすと、軍団で敵をせん滅する新アクション「マルダーンラッシュ」の際に、キャラクターソングがBGMとして流れる! また、フリーモードでもキャラクターソングをステージBGMにして、バトルを繰り広げることが可能だ。小林裕介さん、細谷佳正さん、浪川大輔さん、花江夏樹さん、KENNさんが、それぞれ歌うキャラクターソングをゲームで聴いてみよう。
※ゲーム中で使用されるキャラクターソングは、原曲のショートバージョンとなります。
※キャラクターソングは、TREASURE BOX同梱のオリジナルサウンドトラックCDには含まれませんので、あらかじめご了承ください。
■数量限定のPS4™刻印モデルもお見逃しなく!
本作の発売に合わせ、ソニーストアでは数量限定モデル「PlayStation®4 アルスラーン戦記×無双 Limited Edition」を販売中! 「PlayStation®4 アルスラーン戦記×無双 Limited Edition」は、PS4™本体(ジェット・ブラック or グレイシャー・ホワイト)と、アルスラーン、ダリューン、そしてナルサスといった『アルスラーン戦記×無双』のキャラクターがレーザー刻印されたPS4™ HDDベイカバーのセット。これからPS4™本体を購入して『アルスラーン戦記×無双』を遊ぼうとしている方は、刻印モデルの購入を検討してみては?
「PlayStation®4 アルスラーン戦記×無双 Limited Edition」特設ページはこちら
<PlayStation®4 アルスラーン戦記×無双 Limited Edition(ジェット・ブラック)>
※画像はイメージとなります。縦置きスタンドは別売りとなります
※本商品にソフトは付属しません
<PlayStation®4 アルスラーン戦記×無双 Limited Edition(グレイシャー・ホワイト)>
※画像はイメージとなります。縦置きスタンドは別売りとなります
※本商品にソフトは付属しません
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PlayStation®4 アルスラーン戦記×無双 Limited Edition
・本体カラー:ジェット・ブラック/グレイシャー・ホワイト(全2色)
・発売日:好評発売中
・販売価格:36,980円+税
・内容物:「プレイステーション 4」本体×1/『アルスラーン戦記×無双』レーザー刻印 PS4™ HDDベイカバー×1
※刻印したベイカバーの本体への取付けは実施しません(専用の外箱に入れてお届けします)。
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最終回となる次回の特集では、『アルスラーン戦記×無双』を実際にプレイしてわかった見どころやポイントを紹介する。TVアニメの物語を追体験できるストーリーモードをはじめ、「マルダーンラッシュ」や「チャージシフト」といった新アクションを、インプレッションを交えながらお伝えする予定だ。
▼『アルスラーン戦記×無双』のPS Storeでの購入はこちらから
『アルスラーン戦記×無双』の発売をみんなに伝えよう!
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©2015 荒川弘・田中芳樹・講談社/「アルスラーン戦記」製作委員会・MBS
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