圧倒的な自由度を誇る『ウィッチャー3』! やり込みがい十分な戦闘や育成の魅力とは!?【特集第3回/電撃PS】

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圧倒的な自由度を誇る『ウィッチャー3』! やり込みがい十分な戦闘や育成の魅力とは!?【特集第3回/電撃PS】

広大なオープンワールドやシリーズ初の大規模フルローカライズなど多くの要素が注目を集めている『ウィッチャー3』。なかでも特徴的なのは、イベントの進め方やゲラルトの育て方しだいでプレイ感や物語の進み方がプレイヤーごとに異なってくるという、遊びの幅広さだろう。今回は、そのうち育成や戦闘にまつわる要素を中心に紹介していこう。

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前回までの記事はこちら

全世界で200以上のアワードを獲得した次世代のRPG『ウィッチャー3 ワイルドハント』がいよいよ発売!!【特集第1回】

『ウィッチャー3』がPS4™で描き出す広大無辺のオープンワールドに注目!【特集第2回】

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■プレイヤーのあらゆる選択が世界に、そして物語に影響をおよぼす

本作の物語は、主人公であるゲラルトが行方不明となった最愛の人・イェネファーと養女シリを捜すという大筋にそって進んでいく。その過程でゲラルトは多くの人と知り合い、ときに彼らを助けて問題を解決したり、場合によっては敵対したりするのだが、特筆すべきなのは、プレイヤーがどこでどう行動したかによってその後の人々の反応や物語そのものの展開が違ってくるということ。

遊ぶ人それぞれでプレイ感覚が大きく異なるので、まさに”自分だけの世界”で、ゲラルトになりきって冒険を楽しめるのだ。

●サイドクエスト――選択肢しだいでその後の展開が変化!

村や街の掲示板を調べたり、特定の人物に話しかけたりすると、その地で起こっている事件の解決や住人からの依頼といった”サイドクエスト”を請け負える。通常のRPGであれば”クエスト”というと依頼を達成して報酬を得て終わり……といったお使い的なものをイメージするところだが、本作は依頼を受けるかどうかはもちろんのこと、達成時に報酬を請求するかどうかもプレイヤーしだい。

クエストによっては、罪を犯した人を衛兵につきだすか、詳しく理由を聞いたうえで逃がしてやるか、さらにはその際に見逃す代価を要求するかどうかといった選択肢まで出現。その選択しだいで、報酬やのちの人間関係などさまざまな物事が影響を受けることになる。

■敵にあわせて最適の攻撃手段を選ぶ――ウィッチャーの戦闘方法

広大なオープンワールドの世界にはさまざまな怪物や獣、敵兵士たちがひそんでおり、それぞれに特性や弱点が細かく設定されている。戦闘時はそれらを把握して臨機応変に立ち回ることが重要だ。そのために、まずはウィッチャーの基本的な戦闘手段を覚えておこう。

●鋼の剣と銀の剣

ゲラルトは鋼の剣と銀の剣という2種類の剣を持っている。鋼の剣は硬度に優れ、鎧や甲冑を装備した人型の敵や、魔法の力を帯びない獣などに有効。一方、魔除けの力を持つ銀の剣は怪物に斬りつけることで大きなダメージを与えることができる。それぞれの武器は戦闘中にいつでも切り替えることが可能なので、戦う相手や、状況に応じた使い分けが重要となるだろう。

なお、鋼の剣と銀の剣による攻撃方法は、弱攻撃と強攻撃の2種類が基本。ただしゲラルトを育成していくと、戦闘時に敵を攻撃するごとにたまっていくアドレナリンゲージを消費して、強力な技を放つこともできるようになる。

●印

ウィッチャーであるゲラルトは、剣技のほかに印と呼ばれる簡易的な呪文を習得しており、これで敵へのけん制を行う。

印の種類は大きく分けて5つ。衝撃波を発生させるアードの印、炎を放つイグニの印、魔法の罠を設置するイャーデンの印、防御壁を生じさせるクエンの印、敵を操るアクスィーの印となる。火炎に弱い怪物にはイグニの印、攻撃力の高い敵との戦闘ではクエンの印など、相手に応じた印を使用することで、戦闘を有利に運ぶことができるだろう。

なお、印も剣技と同じくゲラルトの成長にしたがって効果のバリエーションが豊かになり、例えばイグニの印であれば、炎を広範囲に放つ通常の効果とは別に、炎を一点に集約させて大ダメージを狙える効果も使用可能になる。

●錬金術

戦闘で役立つ霊薬や爆薬を調合する技術。なかでも体力を回復する霊薬は長い冒険の生命線となるので、十分に用意しておきたい。錬金術で作成できるアイテムは戦闘時にゲラルトの能力を上げるものや敵に直接ダメージを与えるものなど、じつに多彩なものがそろっている。これらのアイテムを使いこなすにはテクニックが必要だが、その恩恵はかなり大きく、ときに不利な戦況を一気に逆転させるほどの効果を生み出すこともある。

■強化の方向性で戦い方も千差万別! ゲラルトの育成システム

ゲラルトは、敵を倒したり、クエストを達成することで経験値を獲得。それが一定値たまるとレベルアップする。レベルアップごとにアビリティポイントを取得し、そのポイントを使用することでアビリティを強化することが可能だ。

アビリティのカテゴリは「戦技」「印」「錬金術」「全般」の4種類。各カテゴリごとに複数のアビリティが存在しており、例えば「戦技」なら物理攻撃での与ダメージが上がったり、矢を跳ね返せるようになるなど武器での戦闘や防御能力に寄ったアビリティがそろっている。「印」や「錬金術」は名称のとおり印やアイテムの効果を上げるアビリティが多数を占め、「全般」はHPの最大値を増やしたりアドレナリンゲージをためやすくしたりといった、さまざまな効果を持つアビリティが用意されている。

どのカテゴリのどんなアビリティを取得させていくかで、プレイヤーそれぞれでゲラルトに個性を持たせられる仕組みだ。ちなみに、アビリティポイントは世界各地に点在する”力の場”を調べることでも入手可能となっている。

各アビリティは、習得後に上記のキャラクター画面でセットすることではじめて効果が発揮される。アビリティのセット数はゲラルトのレベルアップに応じて増えていき、最大で12個までセット可能。剣による直接攻撃を重視したり、印を使った立ち回りに特化させたりなど、プレイスタイルに応じたカスタマイズが可能なので、自分の好みにあったセッティングを模索してほしい。

■武器や防具の製作

ゲラルトが装備する武器や防具は、町や村にいる職人によって作ってもらうことになる。まず作りたいアイテムの製作図を入手し、次に素材を集め、適切な腕前を持った職人に依頼する……というのが製作の大まかな流れだ。ただし職人にも熟練度が設定されており、高性能な装備を作る場合は、高度な腕前を備えた上級職人に頼む必要がある。彼らとはサイドクエストを通じて知り合えることが多いようだ。

■本編以上にハマりそう!? 寄り道要素を遊びつくせ

本作にはイェネファーやシリを捜すメインストーリー以外にも、寄り道要素が数多く用意されている。カードゲームのグウェント、素手の強さを競う拳闘試合、愛馬で挑む競馬、各地に隠された財宝の探索などなど、コンテンツの種類も豊富。なかでもグウェントは単体の作品として本編そっちのけで遊べるほど作り込まれており、世界中でカードを集めてオリジナルのデッキを構築できたりと、非常にやりごたえのある内容となっている。

各要素を遊ぶことでお金や本編で役立つアイテムが手に入ることも多いため、ただの”寄り道”で終わらないのもポイント。世界のすみずみまで探索し、心ゆくまで各要素を堪能してほしい。


次回は、海外ゲームの中でも最大級クラスの規模を誇る、本作の日本語ローカライズに注目! プロデューサーを務めた本間覚氏に、今回のローカライズの本気度、そして制作秘話を語っていただきます!

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