『ウィッチャー3』がPS4™で描き出す広大無辺のオープンワールドに注目!【特集第2回/電撃PS】

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『ウィッチャー3』がPS4™で描き出す広大無辺のオープンワールドに注目!【特集第2回/電撃PS】

剣と魔法のファンタジー世界を舞台に、怪物退治の専門家”ウィッチャー”である主人公・ゲラルトの物語が描かれる本作。驚愕の広さを持つ世界はどこへ行くにも完全にシームレスで、目に映る風景のほぼすべてに、実際に歩いて行くことが可能だ。移動手段も充実しているため、この広い世界の散策を思う存分に楽しむことができる。細密に作られた世界の各地には人やさまざまな生物が息づき、圧倒されるほど美麗な風景や過ぎ去りし時代の謎を秘めた遺跡がプレイヤーの訪れを待っている。
今回はそんな魅力あるオープンワールドの各地域や、物語の登場人物など、世界観にまつわる要素を紹介していこう。

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前回の記事はこちら

全世界で200以上のアワードを獲得した次世代のRPG『ウィッチャー3 ワイルドハント』がいよいよ発売!!【特集第1回】

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■息づくリアルな”世界”! 前作の約35倍の広さを持つ、表情豊かなオープンワールド

本作は「次に何をすべきか」という物語的な指針がキチンと用意されてはいるものの、基本的に世界のどこからどういう順番で探索してもOK。各地にある街や村で人々の依頼を受けてもいいし、遺跡を片っ端から踏破してもいいし、怪物を倒し続けるのもいい。特筆すべきは、プレイヤーが行動を起こすと、それに応じて状況が変化していくという点。依頼達成時に報酬を要求するか否か、どのエリアから攻略していくかなど、プレイヤーのさまざまな選択が、報酬の内容や物語の流れなど、大小さまざまな影響を与えていくことになる。

前作比35倍の広大な世界の在りようが、ゲラルトの行動に応じて常に少しずつ変化していくため、プレイヤーは遊ぶたびに新たな発見や驚きを感じられるはずだ。

■本作の舞台となるロケーションをピックアップ!!

プレイ中に探索する数多くの地域は、いずれも土地としての風土、植生、住まう生物など、多くの特徴が詰まった場所ばかり。ここでは、そんな本作のオープンワールドを構成する、4つの地域を紹介していこう。

●主無き地 NO MAN’S LAND

かつては「ヴェレン」と呼ばれていたが、北方諸国とニルフガード帝国による戦火に焼かれて統治者を失った。さらには多種多様な怪物たちまではびこるようになり、見捨てられた荒地という雰囲気が漂う。古来より”妖婆”と呼ばれる存在への信仰が根付いているというが……。

●スケリッジ諸島 SKELLIGE

北方諸国の外洋に存在する、大小さまざまな島が連なった諸島。複数の部族で構成される集合国家が治めており、北方諸国がニルフガード帝国に次々と侵略されていくなか、静かに軍備を整え戦に備えている。

●ノヴィグラド NOVIGRAD

2000人以上が暮らす大都市。美麗な建物や道行く人々の華やかさが目を引く一方で、地下ではいくつもの犯罪組織が暗躍しているという二面性を持つ。人々の情念が渦巻くこの都市には、あらゆる欲望を満たす施設が軒を連ねている。

●ケィア・モルヘン KAER MORHEN

かつて”狼流派”ウィッチャーの拠点だった城砦。ケィア・モルヘンとは古代語で”古き海の城”を意味するため、かつてこの地は海だったのではないかと考えられている。随所に見られる破壊された城壁が、過去にこの地で起こった戦いの激しさを物語る。

■馬や船、泳ぎ……移動方法も多彩

広大な世界を移動するのに欠かせないのが、愛馬「ローチ」の存在。高速で移動可能なのはもちろんのこと、ゲーム序盤からボタンひとつでどこからでも呼び出せるため、まさにゲラルトの旅のパートナーとして活躍してくれる。街道を移動する際は道にそってオートランができたりと、便利な機能がついているのもポイント。

また、世界各所には標識があり、1度でも訪れたことのある標識であれば、標識から標識へと一瞬で移動することが可能だ。

ほかにも、水場にさしかかると泳げたり、潜って水中にあるものを採取できたり、海は船に乗って移動したり……とさまざまな移動方法で各地をめぐることになる。これらを活用すれば、広大な世界も快適に旅することができるはずだ。

■周囲に隠されたあらゆる痕跡を探る「ウィッチャーの感覚」

世界を細かく探索する際に便利なのが「ウィッチャーの感覚」。常人とかけ離れた知覚能力を発揮して、例えば人捜しの際に残された足跡を発見したり、付近にどんな怪物が潜んでいるかを痕跡から察知したり、あるいは周囲にあるアイテムを見つけたりするのに一役買ってくれる。とくにリスクなくワンボタンで発動可能なので、あたりをくまなく探索したいときはこれを発動しておくのが基本となるだろう。

■物語を彩るキャラクターたち

【ゲラルト CV:山路和弘】現存する数少ないウィッチャーで、怪物退治が専門の”狼流派”に属するひとり。世界屈指の実力者であり、これまで数々の冒険を乗り越えてきたためか、その実力は北方諸国全土に知れ渡っている。もちろんモンスタースレイヤーとしての実績も豊富。その風貌に付けられた”白狼”の異名で呼ばれることも多いようだ。

●ウィッチャーとは?

人々の一般的な認識は「怪物退治を生業とする職業」。しかし、魔法や薬品による人工的な変異によって身体能力を強化するウィッチャーたちは、怪物たちを狩る側であるにもかかわらず「怪物に近いもの」として人々に忌み嫌われ、ときに迫害を受けてきた。このような背景があるからか今では少数しか残っていない。

【イェネファー CV:田中敦子】強大な魔力を持つ女魔術師で、”ヴェンガーバーグのイェネファー”と呼称される。ゲラルトにとっての最愛の恋人であり、養子・シリを実の娘のようにかわいがっていた。数年前の謎めいた出来事によってゲラルトとイェネファーが離れ離れになって以来、彼女の消息はわからなくなっている。一説では、ゲラルトを救うために自らの命をなげうったともいうが……。

【シリ CV:沢城みゆき】ゲラルトが養子として迎えた少女。子供のころからウィッチャーとしての訓練を受けており、その剣さばきは並の男では歯が立たないほど。魔法の”源流”という人智を超えた力を身に宿しており、現在はその力を求めるさまざまな勢力に追われている。なお、本作には彼女の視点でプレイする場面も複数存在するようだ。

■「ウィッチャー」シリーズのストーリー……おさえておきたい過去作のポイント

まずお伝えしておきたいのは、本作はゲラルトを主人公とした「ウィッチャー」シリーズ最新作という立ち位置ではあるが、過去作をプレイしていなくても十分に楽しめるということ。作中イベントでの解説はもちろん、いつでも閲覧可能な図鑑や用語集のおかげで世界観の補完も簡単にできるので、シリーズの続編だからと二の足を踏む必要はまったくない。

とはいえ、ゲラルトの過去の冒険について知っておくと、要所で「ニヤリ」とできる部分が増えるのも事実。ここで過去作の要点をつかんでおこう。なお、過去作についてさらに詳しく知りたい場合は、公式サイトに掲載されているゲラルトの冒険の年表を見てみるといいだろう。

●『ウィッチャー』のストーリー

ウィッチャーたちの間で死亡したものと思われていたゲラルトが、突如としてケィア・モルヘンの近くに姿を現した。しかし、彼はそれまでの記憶をすべて失っており……。というのがシリーズ第1作の冒頭。

そんな折、ケィア・モルヘンが謎の賊集団に襲われ、仲間のウィッチャーの命が奪われる。ゲラルトはその賊の正体を突き止めるべく、テメリア王国を冒険する。混乱のなか、ゲラルトは北方諸国の一角を担うテメリア国王・フォルテスト王の暗殺計画を察知し、計画を未然に防ぐことに成功する。

●『ウィッチャー2』のストーリー

一度は国王を助けたゲラルトだったが、その後結局、テメリア国王は別の暗殺者の手によって殺害されてしまう。その罪を着せられたゲラルトはやむなく逃亡。潜伏中に、国王暗殺の黒幕が北方諸国への侵略を企むニルフガード帝国だという情報を得る。帝国は秘密裏に”蛇流派”のウィッチャーを雇い、北方諸国の国王を次々と亡き者にしていたのである。長い逃亡劇の末、ゲラルトはついに国王殺しの疑いを晴らし、かつての名誉を取り戻すことにも成功する。その際に記憶を取り戻し、ゲラルトは己に家族のように愛する存在がいたことを思い出したのだ。

●『ウィッチャー3』のストーリー

北方諸国とニルフガード帝国が決戦を行うなか、政争から解放されたゲラルトはかつての恋人イェネファーと養女シリを捜す旅に出る。己の大事なものとは何なのか? それを求め、彼の旅は三たび続く……。


次回は、プレイヤーごとに異なる冒険が楽しめる本作の、”ロールプレイ”部分をピックアップ! 育成や、戦闘などのアクション要素について詳しく触れていく予定だ。

『ウィッチャー3 ワイルドハント』公式サイトはこちら

The Witcher® is a trademark of CD Projekt S.A. The Witcher game © CD Projekt S.A. All rights reserved. The Witcher game is based on a novel by Andrzej Sapkowski. All other copyrights and trademarks are the property of their respective owners.

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