2015年3月26日(木)に発売された『Bloodborne』は、重厚な世界観と高い達成感で世界中のゲームファンをうならせた『Demon’s Souls(デモンズソウル)』を生んだ、フロム・ソフトウェアと、ソニー・コンピュータエンタテインメント JAPANスタジオのタッグによる、PS4™専用完全新作アクションRPG。『Demon’s Souls』の流れを汲む、歯応えのあるハードな難易度と、それを乗り越えた先にある達成感がさらに進化。呪われた古都ヤーナムを舞台に繰り広げられる死闘は、シングルプレイでじっくりと浸ることはもちろん、オンラインマルチプレイで世界中のプレイヤーとともに楽しむことができる。
日本での発売後、わずか12日間で全世界累計実売本数100万本を突破するなど(※)、すでに世界のユーザーが『Bloodborne』による新たなゲーム体験を堪能中だ。
※実売数量は、Blu-ray Disc™版の当社調査による推計値およびPlayStation®Store等からのダウンロード数の総数です。日本は2015年3月26日から2015年4月5日までの数値、アジアは2015年3月24日から2015年4月5日までの数値、北米は2015年3月24日から2015年4月4日までの数値、欧州各国・地域は2015年3月25日から2015年4月4日までの数値です。
『Bloodborne』では、呪われた古都ヤーナムを訪れた狩人の物語が描かれる。蔓延する”獣の病”の影響によって街は異形の獣であふれ、スピーディでシンプルな操作性ながら、一瞬の気の緩みが死を招くハードなアクションは、まさに死闘そのもの。ダークな雰囲気に包まれた世界を探索し、返り血に染まる狩人の緊張感を味わえる。また、オンライン要素として、他のプレイヤーとの協力、敵対プレイが可能。探索や死闘の楽しさを分かち合える。
①絶望と歓喜が入り交じる圧倒的死闘感!
『Bloodborne』のゲーム性はハードの一言。巨体を躍らせ襲ってくるボスに苦戦するのはもちろん、道中にたむろする敵ですら不用意に近づくと簡単に死亡してしまう。複雑に入り組んだ市街地や、方向感覚を狂わせる深い森など、エリアの探索も一筋縄ではいかない。恐る恐る、やっとの思いで進んだ先で死亡すると、絶望で心が折れそうに……。そんな難しさだけが独り歩きしがちだが、多彩でスピーディなアクションを使いこなし、エリアの地形をも利用した戦略を練って挑めば、少しずつ突破に近づく手応えが感じられるはず。何より、絶望していた難所を乗り越えたときの喜びと達成感は格別! 絶望と歓喜が繰り返し訪れる死闘感こそ、『Bloodborne』の大きな魅力だ。
②おぞましくも美しい、濃密なる世界観!
物語の舞台となる古都ヤーナムは、ゴシックホラー調の世界観で構築されている。どのエリアも不気味さを漂わせながら、壮大な美しさを感じられることが特徴だ。狩人となるプレイヤーが対峙する異形の獣も、グロテスクでおぞましい姿をしているが、”獣の病”によって人が獣化するという謎に様々な想像を膨らませてしまう。ダークな雰囲気に身震いしつつ覗かずにはいられないような人は、間違いなくハマる世界観と言えるだろう。
③協力、敵対、ダンジョンの共有もできるオンライン要素!
本作はオンラインマルチプレイに対応し、世界中のプレイヤーとつながることができる。協力プレイでは最大2人の仲間を呼び、強大なエリアボスと対決。1人では歯が立たなかった敵が相手でも、協力者がいる戦いはまるで違った展開になるはずだ。敵対プレイは狩人同士のガチバトル。他のプレイヤーの世界に次々と侵入し、自身の腕を誇示するような楽しみ方もできる。さらに、作成するたびに構造が変わる、生成型の「聖杯ダンジョン」は、オンライン上にアップロードして世界中のプレイヤーに公開可能。探索しがいのあるダンジョンを共有したり、人気のダンジョンに挑んだりと、つねに新鮮な探索を楽しめる。
一度踏み入れたら抜け出せない『Bloodborne』の魅力に迫る!
ここからは、重厚な世界観や死闘感あふれるアクション、そしてオンライン要素を紹介。絶望的の先にある達成感を味わうべく、狩人となって獣狩りの夜に挑もう!
【STORY:呪われた古都ヤーナムで起こる獣狩りの夜】
古都ヤーナム
遙か東、人里離れた山間にある忘れられたこの街は、
呪われた街として知られ
古くから、奇妙な風土病「獣の病」が蔓延(はびこ)っている
「獣の病」の罹患者は、その名の通り獣憑きとなり、
人としての理性を失い夜な夜な「狩人」たちが、そうした、
もはや人でない獣を狩っているのだと言う
だが、呪われた街はまた、古い医療の街でもある
数多くの、救われぬ病み人たちが、この怪しげな医療行為を求め、
長旅の末ヤーナムを訪れる
【AREA:不気味かつ壮大な雰囲気を漂わせるヤーナムの各地】
罹患した者の正気を奪い、理性を失った”獣”へと変える恐るべき”獣の病”が蔓延するヤーナム。この呪われた古都には、いくつものエリアが存在する。ゴシックホラーをモチーフにした独特の景観を持ち、緻密に計算された立体構造のマップは探索の楽しさも堪能できる。
◆聖堂街
ヤーナムに伝わる”血の医療”を統括する医療教会の本拠地で、大聖堂を中心とした街区。大聖堂は、大通りと橋が交差する立体的な周辺市街と深い谷によって隔てられ、癒えることなき病に苦しむ病み人たちが古の治療を求めて集うと言われる。実際に、狩人となるプレイヤーも、”血の医療”を求めてこの街を訪れた1人の病み人だ。市街にはかつて獣狩りをしていたものの、自らが獣の病に侵されて完全に理性を失った群衆もうろついており、狩人にとって決して安心できない場所になっている。
◆ヘムウィックの墓地街
街のはずれに大小の墓標が無造作に立ち並ぶ、不吉な墓地区画。死体には事欠かないヤーナムらしく墓地にはかなりの広さが備わっており、夜陰に紛れてうろつく獣も数多く存在しているようだ。市街に比べると文化レベルは一段低く見え、人影もない場所だが、その奥には明かりを灯した巨大な館の姿も見える。
◆禁域の森
医療教会によって”禁域”とされた、街外れの深い森。生い茂る木々の奥には、様々な理由で街から追われた者たちが集う古き集落や、大蛇や毒蛇など恐ろしい蛇たちの巣があると言われており、正常な街の住民で近づくものは誰もいない。
◆旧市街
かつて獣の病が広まったことで執拗に火をかけられ、すべてを焼き棄てられた、谷あいの古い市街地。自分たちが引き起こした惨劇の記憶を抱えるヤーナムの民にとって忘れられるべき地域となっているが、その罪を思い起こさせるように時折、谷底から獣の飢えた遠吠えが響いてくる。
◆廃城カインハースト
ヤーナム近くに黒く巨大な威容を見せる、豪奢なつくりの廃城。過去にヤーナムと交わりを持った、古い血脈を誇る閉鎖的な貴族たちの城だったが、彼らがあるとき忽然と姿を消したことで街との交流は途絶え、現在では城に至る道すら失われている。
【ENEMY:狩人を襲う異形の敵たち】
古都ヤーナムには”獣の病”と呼ばれる恐るべき風土病が蔓延し、人の理性を奪うだけでなく、姿にも大きな影響をおよぼしている。ヤーナム各地に出没する獣たちは、その病に罹患した者たちの成れの果て。しかし、恐るべき力で狩人を襲う姿を見れば、憐れに思うまでもなく狩るべき存在だ。
◆獣狩りの群衆
獣を狩るべく蜂起した群衆が、自ら獣の病に侵されてしまった姿。罹患する前の憎悪に満ちた狩りの衝動はそのまま残っており、街をうろつく者を獲物と認識して襲ってくる。
◆医療教会の大男
ヤーナムの血の医療を司る、医療教会の奴僕。異様に痩せた巨体で、絶叫とともに銀製の巨大な武器を振るう。街では伝承として伝わり、首から下げたベルの音は民を恐怖させる。
◆鐘を鳴らす女
ヤーナムの不吉な噂として伝わる存在。黒い衣をまとった狂女で、振り鐘を手にうろついている。その鐘の音は、あらゆるよからぬものを呼び寄せるという。
◆聖職者の獣
鋭い牙と異形の角を備えた巨大な獣。ガイコツにも見紛う体ながら、恐るべき力で狩人に襲い掛かる。病によって獣になった者だというが、彼(あるいは彼女)が聖職者だったかどうかは定かでない。
◆血に渇いた獣
背中から全身の皮がはがれた、血に塗れた陰惨な姿の獣。自らが流す血を補うように、他者の血に飢えている。痛々しい姿に反して動きは素早く、不規則な動きで狩人を惑わせてくる。
◆ヘムウィックの魔女
ヤーナムのはずれ、ヘムウィックの墓地街にある古い館に住む老婆。夜な夜な行なう怪しげな儀式のために大量の目玉を集めており、それをびっしりと身にまとったグロテスクな姿をしている。
【BATTLE:スリルが絶えることのない死闘】
『Bloodborne』で狩人が手にするのは、敵を斬り、殴る”仕掛け武器”と、近距離で効果を発揮する”銃”。『Demon’s Souls』のように盾で守るシーンは皆無に等しく、攻撃とステップを使った回避というスピード感あふれるアクションが基本だ。道中の敵が相手でも、タイミングをひとつ間違うだけでピンチに陥るため、つねにスリリングな戦いを楽しむことができる。
<失われる体力を反撃で取り戻す”リゲイン”システム>
『Bloodborne』の死闘を語るうえで欠かせないのが、新機軸の要素として導入された”リゲイン”システム。敵からダメージを受けると、そのダメージ量がまずは体力ゲージ内で通常と違う色で表示され、一定時間が過ぎたところでHPが減るシステムになっている。この受けたダメージ量が表示されているうちに反撃を成功させると、失われるはずのHPの何割かを取り返し、実質的にダメージを減らせるというのがリゲインの仕組みだ。
ガードの概念がほとんどない戦いでは、ダメージを恐れて消極的な立ち回りになりがちだが、リゲインシステムのおかげで、ダメージを受けてもすぐに反撃に転じる積極的な戦いが実現している。
<変形機構を備えた仕掛け武器>
狩人が用いる近接武器は”仕掛け武器”と呼ばれ、いずれも変形機構を備えている。変形ギミックの恰好よさもさることながら、武器の形態でアクションや威力、リゲインによる回復量などが変化するため、敵や状況に応じて使い分ける戦略性が求められる。
◆ノコギリ鉈
狩人を象徴する武器の一種、ノコギリをベースにした仕掛け武器。変形前は獣の皮肉を引き裂くノコギリとして、変型後は遠心力を利用する長柄の鉈として機能する。
◆獣狩りの斧
反り返った柄が特徴的な斧。敵を叩き斬る斧の特性はそのままに、変形で柄を延長することで多様な状況に対応可能。ノコギリ鉈よりも重く、リゲイン量に優れる。
◆教会の石槌
医療教会に属する狩人が用いる仕掛け武器。巨大な石のハンマーの柄に、扱いやすい銀の剣が仕込まれている。極端な二面性を備えており、ハンマーの一撃は非常に強力。
◆仕込み杖
通常の状態では、硬質の杖に刃を仕込んだ杖の形状をしており、至近距離で剣のように振るって戦う。変形時は刃が細かく分かれ、鞭のように振って獣を切り裂く。そのリーチを活かし、距離を取った攻撃に向いている。
<迎撃で敵を怯ませる銃>
狩人が左手に装備する銃は、遠距離攻撃するためのものではなく、むしろ接近戦を補助する役割を担っている。敵の攻撃にカウンターを合わせるように銃撃することで、敵は体勢を崩して跪き、その隙に”内臓攻撃”を繰り出すことができる。内臓攻撃は、狩人の腕を敵の体内に突き刺し、内臓を引きちぎって大ダメージを与えるという無慈悲な攻撃。回避するか、銃による迎撃で内臓攻撃を狙うか、プレイヤーの戦略が問われるところだ。
◆獣狩りの散弾銃
多くの狩人が用いる、獣狩り向けのやや大型の銃。銃弾には散弾が使われており、その攻撃範囲の広さは素早く動き回る獣に対しても有効な攻撃方法となる。
◆獣狩りの短銃
散弾銃と並び、狩人の扱う銃の中ではポピュラーな存在。水銀の銃弾を発射でき、散弾の銃に比べて素早い射撃が可能なため、迎撃の際にも有効とされている。
【ONLINE:世界中の狩人がつながるオンライン要素】
『Bloodborne』のオンライン要素には、他のプレイヤーと一緒に協力や敵対を楽しめるマルチプレイをはじめ、生成した聖杯ダンジョンの共有、さらにはシングルプレイでも他のプレイヤーの存在を感じることができる様々な”非同期ネットワークプレイ”まで、多彩な機能がそろっている。
すでに全世界の累計実売本数が100万本を突破している本作。オンライン要素も賑わいを見せており、ぜひ体験してほしい。
<「協力プレイ」でエリアのボスを撃破!>
オンラインマルチプレイのひとつである協力プレイは、ホストとなるプレイヤーが「狩人呼びの鐘」を鳴らし、参加するゲストが「共鳴する小さな鐘」を使って呼びかけに応じることでマッチング。ホストと最大2人のゲストが参加し、協力プレイを開始したエリアのボスを倒すことが目的となる。1人では苦戦する強大な獣も、仲間と一緒なら倒せるはず。ホストとなって自分の世界のボス撃破を手伝ってもらったら、今度は他のプレイヤーの世界にゲストとして入って手伝うなど、立場を変えて楽しめるのも魅力だ。
<「敵対プレイ」で狩人が腕を競い合う!>
「敵対プレイ」では、「共鳴する不吉な鐘」を使って他のプレイヤーの世界にゲストとして侵入し、狩人同士の白熱した戦いを楽しめる。侵入ができるのは「鐘を鳴らす女」が出現する一部のエリアだが、協力プレイを行なっているとエリアに関わらず鐘を鳴らす女が現われ、協力プレイをするつもりが突然の侵入者によって敵対プレイに移行する可能性がある。この場合は2対1あるいは3対1といった乱戦となり、戦いはさらに盛り上がるだろう。
<やり込み要素の高い「聖杯ダンジョン」でもマルチプレイ!>
「聖杯ダンジョン」は作成者によってその姿を変える、いわゆる生成タイプのエリア。ダンジョン内の封印を特別な儀式で解くことで構造が変化し、常に新鮮な攻略を楽しめる。ダンジョン内には地上エリアにいない敵が出現したり、貴重なアイテムを入手できたりと、やり込み要素が満載! また、生成したダンジョンはオンライン上に公開することができ、他のプレイヤーとの共有が可能。共有の人気が高いダンジョンに挑戦するもよし、攻略しがいのあるダンジョンを生成してアップロードするもよし、同じダンジョンに入ってオンラインマルチプレイを楽しむのもよしと、様々な遊び方ができる。
<シングルプレイをさらに楽しめる「非同期ネットワークプレイ」>
「非同期ネットワークプレイ」は、メッセージのやり取りをしたり、他のプレイヤーの行動を垣間見たりすることができる機能。マルチプレイのように同じ世界で一緒にプレイしなくとも、全世界の狩人がヤーナムを探索していることを感じさせてくれるため、シングルプレイをさらに深く楽しめるようになる。
◆手記
悪夢から滲み出た小さな亡者である「使者」を使ったコミュニケーション機能。探索中に使者を呼び出し、他のプレイヤーに向けたヒントやメッセージ、ジェスチャーなどをその場に書き残すことが可能だ。自分の世界では、他のプレイヤーが書き残した手記を読み、その内容を評価する機能もついている。
◆遺影
探索中、足元に遺影を見つけたら、それは他のプレイヤーがその場で死亡したことを意味している。墓に触れると、死を迎えたプレイヤーの死に様まで見ることが可能。遺影で見えるのは狩人の姿だけだが、動きからどんな不幸があったか推測できるだろう。また、周囲に遺影がたくさん残されていれば、その場所は非常に危険。数分後、他のプレイヤーの世界で、自分の死に様が見られているかもしれない。
◆幻影
幻影とは、同じエリアを探索している他のプレイヤーの姿が、一定時間だけ幻影としてプレイヤーの目の前に現れること。他のプレイヤーの存在を感じることで、シングルプレイでも先に進む勇気が湧いてくるはずだ。
ゴシックホラー調の世界観に浸り、骨太なアクションを満喫できる『Bloodborne』。ハードなアクションに餓えているゲーマーにはぴったりのタイトルだ。気になっていても難易度の高さに尻込みしている人でも、協力プレイで攻略を手伝ってもらえるので安心。ゴールデンウィークを迎える今、狩人の仲間入りをしてみてはいかがだろうか?
Bloodborne
・発売元:ソニー・コンピュータエンタテインメント
・プラットフォーム:PlayStation®4
・ジャンル:アクションRPG
・発売日:2015年3月26日(木)
・パッケージ版 希望小売価格 6,900円+税
・ダウンロード版 販売価格 6,372円(税込)
・CERO:D(17才以上対象)
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過去の記事はこちら
特集第1回 呪われし古都を巡る「狩人」となれ――PS4™独占『Bloodborne』発売まであと1か月!
特集第2回 病に侵された古都ヤーナムの各エリアを探索! 『Bloodborne』探索エリア紹介
特集第3回 「リゲイン」システムで戦いはよりスリリングに!! 『Bloodborne』バトル解説!
特集第4回 ヤーナムの地で狩人を待ち受ける、恐るべき「異形」!『Bloodborne』キャラクター紹介!
特集第5回 全世界待望の『Bloodborne』がいよいよ本日発売! 探索をより楽しくするオンライン要素とは?
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