グラフィックや操作感、投打の駆け引きなど、プロ野球の”リアル”を追求したタイトルとして、多くのユーザーからの支持を集めてきた「プロ野球スピリッツ」 シリーズ。その最新作にして、据え置き機対応タイトルとしてはじつに4年ぶりとなる『プロ野球スピリッツ2019』が、7月18日(木)にいよいよ発売されます。
シリーズ初のPlayStation®4対応タイトルということで、グラフィックが4Kに対応しているのはもちろん、プロ野球選手のビジュアルから各種モードまで、あらゆる面が大幅に進化。選手の顔つきやモーションは実物と見紛うばかりのデザインに仕上がり、汗の出具合やユニフォームのシワにまでこだわって表現されています。試合の舞台となるスタジアムも、外観はもちろん、投打の音や観客のリアクション、天候の変化といった演出面も強化。プロ野球ファンも大満足のクオリティであることは間違いありません。そのほかにも多彩な魅力にあふれた本作へ、電撃PlayStation編集部が迫っていきます!
操作感やAI、選手能力など、さらなるリアルを求めて進化
グラフィックの進化に加えて、ゲームの操作や演出がパワーアップしているのも本作の特徴。投球では、ボタンをタイミングよく2度押しする操作の難易度が下がり、コントロールのいい投手が失投をしにくくなるなどの調整も施されています。打撃についても、打球方向がよりナチュラルな角度になるように調整され、ミート打ちでも強振打ちでも、以前にも増して爽快感のある打撃が楽しめるようになりました。
また、本作からプロ野球選手一人ひとりに個別のAIを搭載。投手ならカウントに応じたストレートを投げる割合、打者なら得意コースと打球が飛ぶ方向の傾向がパーセンテージで表示され、COMが操作する場合はこの設定に応じた行動を取りやすくなりました。個別AIは、プロ野球選手の実際のデータに応じて設定されているため、ファンの方なら「まさに●●選手そのものだ!」と思ってしまうこと請け合いです!
さらに、プロ野球選手たちの能力は、数カ月ごとのアップデートのほか、週ごとに変動する「LIVE能力」に進化。実際のペナントレースで活躍した選手の能力が上がったり、守備位置の適性が追加されたりします。こちらの仕様はオンライン環境が必須なので、プレイの際はぜひオンラインに接続しておきましょう!
演出面では、試合中のタイムメニューから、直前のリプレイ映像が見られるように。豪快なホームランや珠玉のファインプレーを、すぐに繰り返して見られるのも、プロ野球ファンにはうれしいところです。また、試合を盛り上げる解説者が小宮山悟氏、仁志敏久氏、赤星憲広氏、里崎智也氏の4人体制となり、解説者の組み合わせごとのかけ合いを楽しむといったことまで可能に。ほかにもプロ野球の申告敬遠、高校野球の延長タイブレーク制など、日本球界&高校野球の新ルールに対応しているのもポイントといえます。
既存モードの強化&新規追加により、ゲームモードが充実!
次は充実のゲームモードについて。対戦プレイ以外にも、さまざまなモードでプロ野球の醍醐味を味わえるのは「プロ野球スピリッツ」シリーズの大きな魅力といえます。本作でも「ペナントレース」をはじめとする定番の人気モードから、「甲子園スピリッツ」などの完全新規のものまで、多彩なモードが勢ぞろい。以下ではとくに注目すべきモードをピックアップしていきましょう。
【ペナントレース】
プロ12球団から好きなチームを選び、ペナントレースを戦っていくモード。球団経営のシミュレーションが楽しめるほか、全試合を自分で操作して日本一を目指すこともできます。プレイ期間は最大30年。本作からは、選手やスタッフと年俸で契約する新システムが導入されました。選手と複数年契約を結び、FA(フリーエージェント)による他球団への移籍を防ぐ、といった新要素も追加されています。これらに使用する球団資金は、ホームゲームの「観客動員率」で決定。チームの順位を上げたり、能力の高い選手をそろえたりすることで増やしていけます。
球団資金は契約更改のほか、ドラフト会議やFA交渉、帰国選手交渉などでも使用されます。こういったオフシーズン回りのシステムを、本作では一から整備。年俸によって選手たちの「チーム愛」が変動し、翌年の調子に影響するなどの要素も加わり、球団経営の妙がさらに味わえるようになりました。
【スタープレイヤー】
1人のプロ野球選手となり、その選手の人生を体験していけるモード。プレイ期間は最大30年で、オリジナル選手だけでなく、実在のプロ野球選手となって遊ぶこともできます。一流選手になることやチームの日本一、大記録の達成などを目標にプレイしていきましょう。
練習や試合以外に、プライベートを楽しめるのも「スタープレイヤー」の魅力。具体的には、買い物やほかの人との交流も楽しめます。野球でもプライベートでも、さまざまな条件を達成することで「スターレベル」がアップ。選手人生をより豊かにできます。また、選手と交流して仲良くなれば、その選手の特殊能力を教えてもらうことも可能。オリジナル選手でプレイする場合は、彼女と交流を深め合って結婚することも! どんな選手人生を送るかは、まさにプレイヤー次第なのです。
【ドリームリーグ】
オンラインに接続して、選手に指示を出して試合を行なう「監督プレイ」でCOMや全国のプレイヤーとの対戦が楽しめるモード。選手をスカウトして、自分だけのドリームチームを作っていけるのも大きな魅力です。スカウトできる選手には、大谷翔平選手や田中将大選手など、海外移籍選手も登場。選手の組み合わせ次第ではボーナスが発生し、チーム力アップも狙えます!
対戦は「ランクマッチ」と「大会」の2つがあり、前者はCOMと戦って上位リーグへの昇格を目指します。後者はリアルタイムの対人戦。勝てば勝利報酬やランキング報酬が得られます。また、どちらにも期間限定の「チャレンジ」が設定され、条件を達成すれば豪華報酬が獲得可能。報酬を使ってチームを強化し、最強の座を狙いましょう!
【甲子園スピリッツ】
本作が初登場となる高校球児育成モード。これには「練習チャレンジ」「大会チャレンジ」「1年チャレンジ」の3種類があります。「練習チャレンジ」は、前作にあった「カードチャレンジ」と同じく、コマンド選択だけで選手を育てていくもので、約10分ほどで選手育成が完了。手軽にプレイするならこれがオススメです。「大会チャレンジ」は、3年夏の甲子園大会の時期を、試合中心にプレイしていくというもの。操作の腕に自信がある人にはぴったりです。
そして3つ目の「1年チャレンジ」は、最後の夏の甲子園大会までの1年間を、練習や試合で過ごしながら選手を育てていくというもの。KONAMIの名作野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」シリーズの人気モード「サクセス」に近く、登場人物やイベントも盛りだくさんのシナリオが楽しめます。基本的には、練習などで獲得したポイントを消費して選手能力を高めていくわけですが、チームメイトやマネージャーとの交流で能力アップが狙えることも。そんな高校球児としての日々を送り、甲子園大会のあと、ドラフト会議で指名されれば選手育成完了となります。ちなみに、ここで育成した選手は、ほかのモードでも使用することが可能です。
「甲子園スピリッツ」では、金属バットの打撃音やサイレン、ブラスバンド演奏など、高校野球に欠かせない効果音が用意されているのもポイント。ガッツリプレイして、高校球児の気分を満喫しながら、球史に残るような高校球児の育成を目指しましょう!
【プロ野球速報プレイ】
2019年度のプロ野球ペナントレースの試合の、ターニングポイントとなった局面をプレイできるモード。全球団の試合のシナリオが、毎試合終了後、数時間で配信されてプレイできるようになります。試合展開をなぞるもよし、自分の操作で結果をくつがえすもよし。自分で”if”のペナントレースをつづっていけるのです。
また、シナリオにはさまざまなミッションが提示され、ミッションの達成やプレイ内容に応じてスコアが上昇。好成績なら全国ランキングに載る場合もあります。全国のプレイヤーと腕を競い合うモードとしても、十分楽しめますよ!
以上、『プロ野球スピリッツ2019』の魅力や、各種モードについてお届けしました。ここまで紹介してきたとおり、グラフィックやモードのクオリティは非常に高く、プロ野球のリアルを体験するものとしてこれ以上の完成度のゲームはそうそうありません。PS4対応の「プロ野球スピリッツ」は初ということもありますし、プロ野球ファンの人もそうではない人も、興味がわいたならぜひ一度プレイしてみてください。
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プロ野球スピリッツ2019
・発売元:KONAMI
・フォーマット:PlayStation 4/PlayStation Vita
・ジャンル:野球
・発売日:2019年7月18日(木)予定
・価格:PS4 パッケージ版 通常版 希望小売価格 8,800円+税
PS4 ダウンロード版 通常版 販売価格 9,504円(税込)
PS4 ダウンロード版 デジタルデラックス 販売価格 12,744円(税込)
PS Vita パッケージ版 通常版 希望小売価格 7,500円+税
PS Vita ダウンロード版 通常版 販売価格 8,100円(税込)
PS Vita ダウンロード版 デジタルデラックス 販売価格 11,340円(税込)
・プレイ人数:PS4 1~2人(オンライン時:1~2人)
PS Vita 1人(オンライン時:1~2人 / アドホック時:2人)
・CERO:A(全年齢対象)
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一般社団法人日本野球機構承認
プロ野球フランチャイズ球場公認
ゲーム内に再現された球場内看板は、原則として2018年プロ野球ペナントシーズン中のデータを基に制作しています。 データ提供:共同通信デジタル
データは(株)共同通信デジタルが独自に収集したものであり、公式記録とは異なる場合があります。
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