【E3 2016】PS4®『God of War』メディアセッションレポート! 父子の連携を活かす迫力の戦闘を披露!

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【E3 2016】PS4®『God of War』メディアセッションレポート! 父子の連携を活かす迫力の戦闘を披露!

待望の「God of War」シリーズ最新作がPS4®に登場!

米国・ロサンゼルスにて、現地時間6月13日(月)に行なわれた「E3 2016 PlayStation® Press Conference」でオープニングを飾ったのは、PlayStation®4用ソフトウェアとして登場する最新の『God of War』だった。Santa Monica Studioが制作する「プレイステーション」を代表する作品の1つ「God of War」シリーズの最新作が、デモプレイとともに発表され、会場は最初から大いに盛り上がった。

翌14日(火)からの「E3 2016」では、ソニー・インタラクティブエンタテインメントアメリカ(SIEA)ブースに『God of War』の特別シアターが開設。「E3 2016 PlayStation® Press Conference」と同様にデモプレイが披露され、新たな『God of War』の迫力に多くの来場者が酔いしれた。

このデモプレイの内容は、現在公開中の「『God of War』E3 2016 Gameplay Trailer」でも確認できる。主人公クレイトスとその息子のストーリー、そしてシリーズの特徴でもあるダイナミックな戦闘システムは必見だ。

『God of War』E3 2016 Gameplay Trailer

【メディアセッションで語られた詳細なゲームプレイ解説】

15日(水)にはメディアセッションが実施され、Santa Monica Studioの開発スタッフが登壇。「これまでのゲームプレイを再構築しつつ、戦闘システムとストーリーをさらに追求した」という本作の特徴を解説した。

その際、今回公開されたフィールドをあらためてプレイしながら解説が行なわれたので、ゲームの流れに沿って紹介していこう。

雪山にある家で暮らすクレイトスが、少年と狩りへ出かけるところからゲームは始まる。少年はクレイトスを「Father」と呼んでいることから、この2人は父子であるようだ。

息子を先行させたクレイトスが後を追っていく場面から、違和感なくプレイヤーの操作がスタートしており、こうしたシームレスな表現が、ストーリーとゲームプレイの密接なつながりを実現しているとのことだ。また、探索中に周囲を見回すと、美しい大自然が目に入るだけでなく、フィールドに隠されたポイントを視界にとらえて発見することで、リワードを得られる要素も確認できた。

その後、獲物のシカを見つけた息子が、クレイトスの指示を無視して矢を放って逃がしてしまうシーンでは、クレイトスの厳しくも静かに諫める姿が描かれる。

開発スタッフは「今回のクレイトスは、これまでのように怒りに身を委ねてしまうことを自分の欠点だと考えています。息子を持つ父として、怒りの感情を抑えるようにしているのです」と語り、これはクレイトスの性格の変化を示したシーンでもあるようだ。

先に進んだところで人型のクリーチャーと遭遇したクレイトスは、斧を手に取って戦闘に突入。コンボを繰り出したかと思えば、敵に投げつけて岩に串刺しにしたり、そのまま素手攻撃に移行したりと、多彩なアクションを駆使して戦える。

斧から素手への移行はとてもスムーズで、やりがいのある戦闘を楽しめそうだ。また、斧をブーメランのように投げて、視界の外にいる敵を攻撃することも可能。強力な接近戦の武器というだけでなく、敵を発見する使い道もあるという。

さらに進むと、大型のトロールが出現。石柱を振り回し、溶岩まで飛ばしてくるような強敵だ。しかし、画面左上のレイジメーターがたまると、「SPARTAN RAGE」を発動して一気にラッシュ。トロールは谷底へと消えていった。

この戦闘で特徴的だったのは、息子が電撃の矢を放ってクレイトスの援護をしていたことだ。援護射撃はプレイヤーが任意で発動することができ、「父と子の旅というストーリーだけでなく、戦闘システムにも父子の連携を取り入れた」という。

また、今回のデモプレイでは、電撃の矢で敵の動きを封じるシーンが見られたが、ゲームが進むに連れて息子の連携はさまざまに増えていくとのことだ。

続くシーンでは、トロールの住処らしき場所でアイテムを回収しており、このアイテムはアップグレードに利用できる。敵を倒したり拾ったりして資源を入手し、アップデートしていくというサイクルは、本作で追加された新しい戦略要素。クレイトスだけでなく、息子も新たなアビリティを習得して成長させられるという。

デモプレイはさらに進み、射止めたシカの息の根を止め、生き物を狩ることの意味を息子に伝えるシーンへ。父と息子の旅の物語が、これから始まっていくことを示しながら終了となった。

【さらに奥深い戦闘や成長システムが秘められている!?】

メディアセッションは質疑応答へと移り、気になるストーリーやシステムへの回答があったので紹介する。

──あらためて質問します。この主人公は、「God of War」シリーズのクレイトスと同じ人物と考えていいですか? そうであるなら、シリーズおなじみの武器も使えるのでしょうか。

まず、彼はクレイトス本人です。本作では、クレイトスの新たなストーリーが描かれます。使える武器について、今回は斧で戦いましたが、たくさんの種類があるうちのほんの一部です。じつは、今回のデモの中には、これまでの作品で使った武器を含め、使えるようになる武器のヒントがありました。

──息子の援護攻撃では、どんな武器を使えますか? 弓以外にも、映像で出ていたナイフも使えるのでしょうか。

今回のデモプレイでは、弓で援護する以外は見ているだけのシーンが多く見られたと思います。しかし、成長するとともにパワフルになっていき、戦闘アクションの中で重要なキーパーソンになります。さまざまな戦闘方法で戦いに参加することになりますが、今回はその一部をお見せしました。

──プレイヤーの操作によって、任意で息子の攻撃を発動できるとのことですが、移動など攻撃以外のコントロールもできますか?

プレイヤーのボタン操作に対応しているのは攻撃だけです。

──戦闘のテンポにも影響する要素だと思いますが、本作の攻撃はヒットさせやすいのか、かわされやすいのか、どちらの設計になっていますか?

開発している私たちとしては、敵と対峙してしっかり戦うことができるように意識しています。空振りやミスをアクション性に含めたタイトルもありますが、本作は狙ったところにきちんと命中させられる設計をしています。

──レイジメーターを上げるためには、どんな行動が必要ですか?

クレイトスのレイジメーターは、本作でとても重要な意味を持ちます。今回はクレイトスがピンチに陥ることでメーターがたまる様子を見てもらいましたが、ほかにもいくつかの要素があり、今は詳しくお話しすることができません。

──本作のフィールドはオープンワールドになるのでしょうか。

オープンワールドではありません。しかし、ゲームのレベルデザインとしては、これまで以上に広がりのあるものになっています。

──今回見たプレイでは、雪深い山が舞台になっていますが、このような設定にしたのはなぜでしょうか。また、気候はゲームプレイに影響しますか?

厳しくも美しい、大自然の環境で生きることを描きたかったのです。そして、この環境に対応したシステムも構築していますが、残念ならら今は詳しくお話しできません。

──プレイ中、鉄のアイテムを拾っていました。これは本作にクラフティング要素があることを意味しているのでしょうか。

回収した資源でアップグレードしていくことが、本作の重要なサイクルです。この要素は今後、詳しく公開していくので、それまで待っていてください。

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