「臨場感あるライブ演出に」『アイドルマスター プラチナスターズ』坂上総合Pを直撃!【特集第4回/電撃PS】

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「臨場感あるライブ演出に」『アイドルマスター プラチナスターズ』坂上総合Pを直撃!【特集第4回/電撃PS】

シリーズ初のPlayStation®4タイトル『アイドルマスター プラチナスターズ』がついに本日発売! 特集最終回となる今回は、『アイドルマスター(以下、アイマス)』シリーズの総合プロデューサーである坂上陽三さんのインタビューをお届けします。

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前回までの特集記事はこちら

目指せ!トップアイドル! PS4®で進化した『アイドルマスター プラチナスターズ』を紹介【特集第1回/電撃PS】

個性あふれる13人!『アイドルマスター プラチナスターズ』765プロのアイドルに注目【特集第2回/電撃PS】

『アイドルマスター プラチナスターズ』発売直前!ライブなどのゲームシステムを紹介【特集第3回/電撃PS】

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「アイマス」の家庭用第1弾から総合プロデューサーとして携わる坂上陽三さんに、『プラチナスターズ』発売記念のインタビューを敢行! 開発中のエピソードや、「アイマス」の今後の展望などのお話をうかがってきました。

坂上陽三さん。『アイドルマスター』のゲーム制作全体を統括する最高責任者で、ファンからは「ガミP」と呼ばれ、親しまれている。

【”臨場感”のあるライブ演出を目指して!】

――『アイドルマスター プラチナスターズ』発表後、プロデューサー(ファン)の方々の反応はいかがでしたか?

初めて『プラチナスターズ』の開発開始を伝えたのはアイマス10周年のライブでしたが、かなりの反響をいただきましたね。業務用(アーケード)版でスタートした「アイマス」シリーズは、家庭用版で多くの人に認知されました。

その流れがあって、2016年にシリーズ最新作が出るというのは、「アイマス」はまだまだ続いていくんだという証でもありますし。『シンデレラガールズ』や『ミリオンライブ!』、『SideM』などから「アイマス」を知ったプロデューサーの方も喜んでくれているようです。

――PS4®と一緒に本作を購入する方も多そうですね。

『プラチナスターズ』をPS4®と一緒に購入する方はけっこういらっしゃるようです。PS4®は発売から2年以上経過してタイトルが充実してきていますし、今後ますます盛り上がっていくでしょうから、そういったタイミングで『プラチナスターズ』を発売できるのは喜ばしいです。

――シリーズ初のPS4®タイトルということで、開発時に悩んだ点・苦労した点などありましたらお聞かせください。

まずはPS4®タイトルとして開発していく際に「どんなアイドルを登場させるか」で悩みましたね。765プロはもちろん、今は『シンデレラガールズ』や『ミリオンライブ!』のアイドルたちがたくさんいますし、あえて完全に新規のキャラを出すという案もありました。

そんなとき、開発チームから「765プロでいきたい」という話が出まして今の形に落ち着きました。あとは、PS4®に向けてキャラのモデルを一新することになり、そのための技術検証にはかなり時間をかけましたね。

もともと「アイマス」はアニメのような塗りを目指していたのですが、そこにイラストの色調や柔らかさみたいなものを加えて正当進化させています。シリーズで最も魅力的、かつ生き生きとしたアイドルとして表現することができていると思います。

――開発の当初から次回作をPS4®で作ることは決まっていたのでしょうか?

そうですね、家庭用製品の開発は、当初からPS4®でいこうと決めていましたね。

――『プラチナスターズ』の開発がスタートしたのはいつ頃だったのでしょうか?

正式に動き出したのは『ワンフォーオール』の発売後なので、2014年の夏頃だったかと思います。PS4®という次世代機にふさわしい表現を作り出そうとかなり試行錯誤して……ずいぶんお待たせしてしまいました。

――PS4®で制作するにあたり、とくにこだわった部分や、演出で工夫した点などありましたらお聞かせください。

今作は「ライブ」を主軸として考えています。なので、ステージから観客席を見られるカットや、大量のコンサートライトが揺らめくカットなど、「アイマス」の実際のライブイベントで学んだ演出を取り入れつつ、ライブの臨場感を味わえる作りにしています。

あと、本作の舞台は”片田舎の合宿所”なのですが、これはライブを成功させるために陰ながら努力するアイドルたちの姿を見せたくて取り入れた要素です。合宿生活の合間には、水鉄砲で遊んだり、座敷でくつろいだりしているアイドルたちの姿が見られる演出もあって、眺めているだけでも楽しめると思いますよ。

――朝のあいさつなどの演出は、企画段階から作ることを予定されていたんですか?

そうですね。ただ、思った以上でしたね(笑)。「アイマス」の開発チームは、みんなであーだこーだと言いながら開発を進めているチームなので、大きな軸以外のところは自由に考えて作っているところが多いんですよ。

営業のサイコロゲームも、開発チームの提案ですね。本作は、リズムゲームをしっかりと遊んでもらうのが第一で、ほかの要素はテンポよく進められるようにしたかったんです。そこで開発から上がってきたのがサイコロゲームだったので、正直驚きました(笑)。

【キャラのイメージにあっていて、親しみやすい曲を提供したい】

――ライブといえば楽曲や衣装ですが、本作の新曲・新衣装はどのように生まれたのでしょうか?

765プロのアイドルたちが歌う楽曲は、キャラにあっているのはもちろん、聞きなじみがよく、どこか懐かしさがあるような親しみやすい曲になるように意識して作られています。

それをふまえて、新曲の「Happy!」はアイドル全員で合唱できる曲に、「ザ・ライブ革命でSHOW!」はライブでとにかく盛り上がれる曲になっています。

あと「DLCカタログ創刊号」で配信中の新曲「Miracle Night」は、今までの765プロの楽曲とは異なるテイストになっているので、こちらもぜひ聞いてもらいたいです。

サウンドチームには「アイマス」に愛着を持って楽曲作りをしてくれているメンバーが多いので安心してまかせています。そんなメンバーが好きに作るからこそ「アイマス」の楽曲はバラエティに富んでいて、いろいろな歌が楽しめるようになっていると思うので、これからもそのようなスタンスでいきたいです。

――DLC(ダウンロードコンテンツ)について、本作ではどのような展開を予定していますか?

本作の新曲はライブ演出にもかなり力を入れていて、専用の衣装とあわせて、かなり見ごたえのあるものになっています。そんな新曲・新衣装などを毎月配信できるようにがんばりたいですね。

また、今回、『プラチナスターズ』を継続的に遊んでいただけるように、オンラインで定期的に「DLライブ(無料)」を配信します。合宿所でイベントが始まり、DLライブを遊べるようになります。ライブ後にはランダムでDLライブ専用の衣装とアクセサリーがプレゼントされることもあります。

――オンライン機能はシリーズ当初から充実してましたね。本作にもオンラインランキングなどはあるのでしょうか?

「PV新着ランキング」「ファン人数ランキング」「楽曲スコアランキング」の3つを用意しています。

またSHAREボタンを押すことで、ゲーム中にアイドルたちの写真(スクリーンショット)を簡単に撮影できますし、動画もSHAREできますので、お気に入りの衣装やアクセサリーを獲得したら、ぜひSHAREで広めて楽しんでいただきたいと思います。

――828日までPS4®所有者限定で無料配信中のカスタムテーマ3種のアイドルの振り分けが、今までと違うように感じたのですが、何か狙いがあったりするのでしょうか。

カスタムテーマに関しては、既存の組み合わせやイメージにとらわれすぎないように、全体のバランスを見て組み合わせを検討しました。かわいいですよね。

ちなみに「キュート」「クール」「コズミック」というのは、本作に登場する衣装のイメージとなっています。もう1つ「クレバー」というイメージがあり、大きく分けて4つのイメージの衣装がゲーム中に登場します。

【プロデューサーのみなさんと一緒にさらなる一歩を踏み出すようなイベントに!】

――来年1月に765プロオールスターズによるイベントが開催されますが、どのような内容になるのでしょうか?

いわゆる「周年記念」のイベントは「10th」でひと区切りついたと思っています。なので1月のイベントはこれからの未来に向けて、765プロのアイドルたちとプロデューサーのみなさんと一緒にさらなる一歩を踏み出すようなイベントにしたいと思っています。

また「11周年」としないのには理由がありまして、「~周年」とつくと、どうしても”「アイマス」シリーズ全体”のイベントになってしまいます。でも、今回は765プロのアイドルたちのイベントにしたかったので「11周年」とは銘打っていません。

キャラクターにしっかりと注力しつつ、歌を1曲1曲大事に歌っていくような……まぁ、具体的な内容はまだ決まってはいないんですが(笑)。

――10周年という大きな区切りを迎えた「アイマス」シリーズですが、今後どのような展開をお考えでしょうか?

そうですね。PS4®では『プラチナスターズ』と、10月には『アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション』を展開していきますし、これからもみなさんが「アイマス」を楽しむ機会を増やしていきたいと思います。アニメ化などもみなさんの声が大きくなればどんどん展開していきたいです。

今の「アイマス」は日本を中心にコンテンツを展開していますが、今後は世界中で「アイマス」を楽しんでもらえるようになればいいな、とは考えたりはしますね。

――そんな「アイマス」を支えるプロデューサーの方々にメッセージをお願いします。

『プラチナスターズ』がついに発売となりましたので、まずはじっくりと楽しんでいただければと思います。

「アイマス」シリーズは11周年を迎えましたが、これからも「765プロ」をはじめ、『シンデレラガールズ』『ミリオンライブ!』『SideM』など、みなさんと一緒に楽しんでいけるコンテンツを提供できるようにがんばっていきますので、これからもアイドルたちをよろしくお願いします。

「DLCカタログ創刊号」本日より配信開始!

DLC(ダウンロードコンテンツ)のカタログ創刊号が、7月28日(木)より配信スタート!

「DLCカタログ創刊号」には、新曲「Miracle Night」をはじめ、おなじみの名曲「I Want」「目が逢う瞬間」といった、計3曲の楽曲が用意されています。

また、新曲「Miracle Night」をイメージした新衣装として「ミラクルダンスホール」「スタードロップイヤリング」「ライトブルーポラリス」「ミラクルスターグルーブ」「トライスターガーター」もあわせて配信。

そのほか、ゲーム中にアイドルたちからメールが届くようになる「アイドルからのメール」や、ゲーム内の通貨である「マニー」といったお役立ちアイテムも。

さらにライブ後にもらえるファンのプレゼントが使用した数だけ増える「Pドロップ」も同時配信されます!

詳細は、公開中のプロモーション映像で見ることができます。「DLCカタログ創刊号」のアイテムが気になった人は、ゲーム内メニューの「765ショップ」をチェックしてみましょう!

PS4®『アイドルマスター プラチナスターズ』のPS Storeでの購入はこちらから

8月4日(木)に「DLライブ」の配信がスタートするなど、発売後の展開も見逃せない『アイドルマスター プラチナスターズ』。プロデューサーのみなさんは、これからの動向にも注目ですよ!

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アイドルマスター プラチナスターズ

・発売元:バンダイナムコエンターテインメント
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:アイドル育成ライブゲーム
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 通常版 希望小売価格 8,200円+税/限定版 希望小売価格 12,400円+税
    ダウンロード版 販売価格 8,856円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:B(12才以上対象)

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『アイドルマスター プラチナスターズ』公式サイトはこちら

©窪岡俊之
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
協力:舞浜アンフィシアター

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