『FINAL FANTASY XV』電撃PlayStationプレミアムイベントのステージイベントや試遊体験会をレポート!

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『FINAL FANTASY XV』電撃PlayStationプレミアムイベントのステージイベントや試遊体験会をレポート!

8月28日(日)に東京・千代田区のKADOKAWA富士見ビルにて、「FINAL FANTASY XV powered by 電撃PlayStationプレミアムイベント」が開催された。

本イベントでは、ゲストや開発スタッフを交えて行なわれたステージイベントに加えて、2016年最大の話題作である大人気RPGシリーズ最新作『FINAL FANTASY XV』の試遊体験会を実施! PlayStation®VR用コンテンツ『FINAL FANTASY XV VR EXPERIENCE』の試遊台も出展され、抽選を突破した幸運な参加者たちは、それぞれの試遊体験を満喫していた。

まずは、声優の広橋涼さんの司会によって3部にわたって開催された、各ステージイベントの模様をお伝えしよう。

第1部:『FINAL FANTASY XV』を取り巻くプロジェクト! ”FFXV UNIVERSE”スペシャルステージ

最初に行なわれたステージイベントは、ゲーム、CG映像作品、アニメーション、ソーシャルゲームなど、さまざまな形で展開する『FINAL FANTASY XV』の物語や世界観を共有した「FINAL FANTASY XV UNIVERSE」についてのトークショウ。

ゲストとして、フルCG長編映像作品『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』の野末武志ディレクター、アニメーション作品『BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV』の大藤昭夫プロデューサー、そして『FINAL FANTASY XV』のディレクター田畑端氏とソーシャルゲーム『JUSTICE MONSTERS FIVE』の本橋大佐プロデューサーも登壇。電撃PlayStation編集長の西岡美道氏と副編集長のおしょう氏を交えて、各タイトルについて熱いトークが交わされた。

【国王レギスの視点で紡がれる、フルCG映像作品『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』】

『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』は、ゲーム本編の裏側で起こっている事件を描く物語。ゲーム制作と同じチームだからこそ実現した、メディアミックス完全連動のフルCG長編映像作品だ。主人公は、王直属部隊「王の剣」の隊員であるニックス・ウリック。7月9日(土)より全国の劇場で公開されており、8月30日(火)にはデジタル版の配信が予定されている。

『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』スクウェア・エニックス 公式サイトはこちら

『FINAL FANTASY XV』と同じ世界、時間、キャラクターで描かれる物語のため、「観てしまうとゲームのネタバレになるのでは?」と思う人がいるかもしれないが、野末氏によると「大事なところは伏せているので、大丈夫です」とのこと。むしろ、『FINAL FANTASY XV』の世界を理解しやすく、ゲームを楽しみにしている人にこそ観てほしいと思える作品だと西岡編集長は語っていた。

株式会社スクウェア・エニックス
『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』ディレクター
野末武志氏

また、トークショウ中に『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』の冒頭12分の日本語吹き替え映像が上映され、参加者や広橋さんから感嘆の声が上がっていた。ニューヨークとロンドンでのプレミアを終えたばかりという野末氏は、「各地で好評をいただいたうえに貴重な体験もさせていただき、とてもありがたいです。「FINAL FANTASY」を支えてくれるファンが世界中にいることを実感しました!」とコメント。

公開されている劇場が近くにないという人はもちろん、すでに劇場版を観賞した人も、8月30日(火)より配信されるデジタル版を観ていただければありがたいと、野末氏は締めくくった。

【4人の友情に迫る! アニメーション作品『BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV』】

続いて大藤氏より、アニメーション作品『BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV』の解説と、EPISODE 1から4までをまとめたトレーラーが上映された。『BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV』は、王子ノクティスと仲間たちとの絆、彼らの少年期の物語を描く、全5話の映像作品。現在、EPISODE 4まで無料公開されている。

『BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV』公式サイトはこちら

「ノクティスたちの少年期や平和な時代といった、ゲーム本編より前の時代も描いているので、ここから『BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV』を経てゲーム本編へ繋がっていくという、時間の流れを感じてもらえると思います」と大藤氏。

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『BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV』プロデューサー
大藤昭夫氏

最終話となるEPISODE 5の配信は、「東京ゲームショウ2016」の開催時期を予定しているという。内容は、マリリスというモンスターと戦うところで終了したEPISODE 1の続きとなっており、その決着が描かれるそうだ。

大藤氏は最後に、「本作によって『FINAL FANTASY XV』の世界観やキャラクターを、広く、深く知ることができます。彼らに感情移入してもらったうえで、ゲームの発売をお待ちいただければと思います」とアピール。公開されたプロンプトの設定画も、参加者の注目を集めた。

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【8月30日(火)に配信決定! ソーシャルゲーム『JUSTICE MONSTERS FIVE』】

トークショウの締めくくりとして、本橋氏による『JUSTICE MONSTERS FIVE』の解説が行なわれた。『JUSTICE MONSTERS FIVE』とは、王子ノクティスたちもハマっている『FINAL FANTASY XV』内のミニゲームで、ピンボールが遊べるスマートフォン用アプリ。8月下旬配信の予定となっていたが、8月30日(火)より日米欧での配信が決定!

『JUSTICE MONSTERS FIVE』公式サイトはこちら

タッチとフリックによるシンプルな操作で、ド派手な爽快アクションを実現! ピンボールでモンスターと戦い、クエストをこなしていくとピンボールの玉が成長し、より強力な敵と戦えるようになるという。

株式会社スクウェア・エニックス
『JUSTICE MONSTERS FIVE』ディレクター
本橋大佐氏

また、登場するモンスターを多数収録した最新のプロモムービーも、8月30日(火)に公開を予定しているそうなので、こちらも楽しみに待ちたい。

第2部:「Gamescom 2016」の試遊台は最大7時間待ち!? アクティブ・タイム・レポート Gamescom振り返りSP!

ステージイベント第2部では、YouTubeのSQUARE ENIX Presents JAPANページで配信されているアクティブ・タイム・レポートの特別出張版。8月17日(水)から21日(日)にかけてドイツで開催された国際ゲーム産業見本市「Gamescom 2016」のレポートをはじめ、Q&Aコーナーや実機プレイなど、盛りだくさんの内容となった。

第1部に引き続き、『BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV』のプロデューサーであり、マーケティング部マネージャーでもある大藤昭夫氏に加えて、『FINAL FANTASY XV』のディレクターを務める田畑端氏が登壇。まず田畑氏は、『FINAL FANTASY XV』の発売日が11月29日(火)に延期となったことを謝罪した。

マスターを確認した際に「これを皆さんに届けるべきではない」と、延期を即決したという。「2ヵ月お待たせするぶん、本当にいいゲームをお届けします。11月29日(火)の発売日を、あらためて楽しみにしていただければと思います」と、田端氏。

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『FINAL FANTASY XV』ディレクター
田畑端氏

「Gamescom 2016」では『FINAL FANTASY XV』の最新プレビューバージョンを出展し、試遊は最大7時間待ちと大盛況! 海外メディアからも好評を博し、「IGN gamescom People’s Choice Award 2016」と「gamescom award 2016 Best Role Playing Game」という大きな2つの賞を受賞した。試遊者によるアンケートでは90%の人がポジティブな答えを記入し、ファンミーティングには150人ものユーザーが集まったという。

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Q&Aコーナーでは、大藤氏から田端氏に向けて、様々な質問が投げかけられた。50分を越える長尺動画について、「冒頭に出てくるモンスターはラスボス?」という質問に対しては、「あれは、同じくゲーム開始から強敵と戦う『ファイナルファンタジーII』の影響を受けた」とのこと。ラスボスではなく、シリーズではおなじみのイフリートであり、なぜ戦うのかはネタバレになるので明かせないと田端氏は答えた。

そのほか、「『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』の主人公、ニックスは登場するの?」といった質問も。田端氏によると、ニックスの物語は完結しているのでゲームには出てこないが、その存在を感じられる何かを収録しているとのことで、期待が高まる!

第2部の最後には、『FINAL FANTASY XV』に関わるプロデューサーの猿渡氏が登壇し、ミニゲームであるチョコボレースの実機プレイを披露。今回行なわれたのは「チョコボフープ」というレースで、チェックポイントを順番に通過しながら制限時間内にゴールを目指すというルール。おなじみのBGMとともに障害物を避けながらスピーディにコースを駆けるチョコボに、来場者も釘付けの様子だった。

第3部:目指すは世界基準の”AAA”タイトル! 『FFXV』スペシャルトークステージ

ステージイベントの締めくくりとなる第3部では、田端ディレクターと、SIEワールドワイド・スタジオ プレジデントの吉田修平が登壇。『FINAL FANTASY XV』が目指す”世界基準のゲーム”をテーマに、西岡編集長を交えてトークが繰り広げられた。

株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント
ワールドワイド・スタジオ プレジデント
吉田修平

【世界基準のゲーム”AAA”タイトルとは?】

たくさんの人材と、莫大な予算をつぎ込んで制作される、世界に通用するゲーム。それが、このステージイベントでのテーマとなった、世界基準のゲーム”AAA”タイトルのおおよその定義だ。数々の”AAA”タイトルに関わってきた吉田は、最近の”AAA”タイトルは規模が大きくなりすぎていることに触れ、世界を目指すゲームは、ビッグタイトル以外だとアイデア勝負のインディーズゲームくらいになりつつあるとコメント。

田端氏が”AAA”タイトルに抱くイメージは、他に類を見ない”一点モノ”。そのゲームでしか味わえない体験や、すごみがあるものという意識が強く、なんらかの分野で規格外となる部分を持っているゲームが”AAA”タイトルだという。

両者によると、”AAA”タイトルは世界規模によるグローバルな開発環境が求められ、ローカライズやマーケティングについても、世界各地に合わせた対応が重要になるという。日本が手掛けるゲームでも海外での情報発信が初となることがあるケースについては、それは世界に向けて挑戦するという覚悟のあらわれなので、どうか応援してほしいと田端氏は語った。

吉田は近年、海外ではオープンワールドで自由度の高いゲームがRPGの主流になっており、日本発のRPGが海外では”JRPG”と呼ばれ、”昔ながらのゲーム”として区別されていることを指摘。そのうえで、両者は長年つくられ続けている”JRPG”の良さについて語り合った。田端氏は、『FINAL FANTASY XV』を、”JRPG”の細やかな気配りや、海外産RPGの自由度の高さなどの融合による、ハイブリッドとして制作しているという。

吉田も、『FINAL FANTASY XV』の複雑なAIや作品ごとに異なるバトルについては、「”職人気質”がありますよね。「gamescom award 2016 Best Role Playing Game」を受賞するに値する、まさに”ベストなRPG”」だと称賛した。

『FINAL FANTASY XV』の制作にあたって、田端氏はまずゴールを明確にさせたという。ゴールさえ定まっていれば、長い開発期間においても迷うことなく変化に対応し、開発チームも成長していけるとコメント。「目線を高く持ち続け、意地を張り続けることが大切です」と締めくくった。

『FINAL FANTASY XV』をいち早く体験! 多くの参加者で賑わった試遊体験コーナー

ここからは、『FINAL FANTASY XV』やPS VR用コンテンツ『FINAL FANTASY XV VR EXPERIENCE』の試遊体験コーナーの模様をお届けしよう。試遊会場にはそれぞれの試遊台が数多く設置され、多数の参加者によって賑わいを見せていた。試遊バージョンの情報をプレイ前に少しでも入手して自分のプレイ時に役立てようと、他の参加者がプレイしている様子をじっと見つめている人の姿も。

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AR撮影コーナーでは、コーナーの前に立ってARアプリで撮影すると、撮った写真にノクティスたちが現れる楽しい企画も。

会場には『FINAL FANTASY XV』の美麗なコンセプトアートや設定資料、キャラクターたちの衣装、フィギュアなどが展示されたほか、PVの上映コーナーなども用意され、ゲームの試遊を待つ参加者たちで大賑わいとなっていた。

多くの参加者の期待とゲストの熱意により、大いに盛り上がったプレミアムイベント。ステージイベントの模様が気になる方は、ニコニコ生放送のアーカイブ映像でぜひチェックしてほしい!

ニコニコ生放送のアーカイブ映像はこちら

『FINAL FANTASY XV』公式サイトはこちら

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FINAL FANTASY XV

・発売元:スクウェア・エニックス
・フォーマット:PlayStation®4
・ジャンル:RPG
・発売日:2016年11月29日(火)
・価格:パッケージ版 希望小売価格 8,800円+税
    ダウンロード版 販売価格 9,504円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:審査予定

※PlayStation®VR対応

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