コーエーテクモの人気キャラが異世界で揃い踏みするPlayStation®4/PlayStation®Vita用ソフトウェア『無双☆スターズ』。特集第3回は、全プレイアブルキャラ30名の使用感がわかるレビューをお届け!
PS.Blogスタッフがゲームを実際にプレイして感じた『無双☆スターズ』全体の魅力も併せてお伝えしていく。
全キャラのアクションを寸評! 実際の動きを確認できる動画もチェック!
<「真・三國無双」シリーズ>
全キャラレビューその1
趙雲
武器:龍槍・竜胆
おなじみ槍の名手・趙雲は、敵単体に攻撃する手段が豊富。
さらに範囲攻撃の技が自分の側面や背面までカバーできるため、途切れなく攻撃しているだけでもステージクリアは難しくない。必殺技は前方に範囲が長く伸びるタイプで、これはしっかり狙って当てる必要あり。
全キャラレビューその2
周倉
武器:大铡刀
『無双☆スターズ』が初登場となるヒーロー。移動も攻撃もスピード感があり、さらに強攻撃の突破力が高く、気持ちよく戦えるのが特長だ。
戦場を高速移動しながらある程度の敵を倒せるので、タイムリミットのある戦いと相性がいい。必殺技は自分の周囲を攻撃するもので、広い範囲を攻撃する技が少ないことをフォローしている。
全キャラレビューその3
王元姫
武器:鏢(ヒョウ)
通常攻撃は速いが敵がひるまず、攻撃範囲も広く見えるが前方だけで、横や後ろをカバーしていない。
そのため、気付いたときには大ダメージを受けていることもしばしば。使い心地はテクニカルだが、ヒーローカード(武器に相当)で足りない部分を補っていくと化ける。
キャラ愛に加えて、素材やお金もどんどん注ぎこんでいきたい。
全キャラレビューその4
呂布
武器:方天画戟
まさにイメージ通り、足を止めての殴り合いにめっぽう強い。同じブレイブ(そのステージ中限定のレベルのようなもの)のヒーローは圧倒できてしまうほど。
強攻撃を連打すると技が長く続くので、敵が倒れたらジャンプでキャンセルして次の獲物を狙いたい。
必殺技は狙って当てる必要があるが、通常攻撃と強攻撃が強力でテクニカルな部分を補ってくれる。
<「戦国無双」シリーズ>
全キャラレビューその5
真田幸村
武器:十文字槍
日の本一の兵・幸村には、敵を打ち上げて空中で追い打ちをしたり、槍を連続で繰り出して広範囲の敵をなぎ倒したりと、使い勝手のいい技が揃っている。
強攻撃もある程度連打するのは「戦国無双」シリーズのキャラに共通するポイントだ。
必殺技は自分の周囲にいる敵にダメージを与えるもので、集団に対しても強敵に対しても便利に使える。
全キャラレビューその6
石田三成
武器:鉄扇
誤解を受けがちな言動とは裏腹に使いやすいキャラクター。
攻撃範囲が広い技から、さらに威力のある技にコンボがつながるので、一度の攻撃で面積とダメージの両立ができてしまう。
必殺技は自分を中心にした広範囲を攻撃するもので、状況を選ばず頼りになる。
全キャラレビューその7
井伊直虎
武器:脚技
とにかく攻撃がつながりやすく、特にドリルのように回転するキックが攻防一体で便利。
また強攻撃をタイミングよく押すだけでも連続攻撃になり、気持ちよくガンガン前に出ていける。
ただ、大量の敵を倒すのは苦手なので、チームメンバーと横一列で戦うヒーローチェインなどで補えると、使い勝手がよさそうだ。
<「遙かなる時空の中で」シリーズ>
全キャラレビューその8
ダリウス
武器:仕込み杖
眉目秀麗なダリウスには、華麗な術の技が揃っており、どれも広範囲・高火力で使いやすい。
敵に接近されると弱いが、空間移動能力を活かした空中戦や、仕込み杖の刃物を使った高速居合切りなどで対処可能。
必殺技が使いにくい……ということもなく、前方の範囲に大ダメージを与える。アクション初心者でも安心して使えるキャラクターのひとりだ。
全キャラレビューその9
有馬 一
武器:日本刀
前方を薙ぎ払う技や、拠点を落とすのに便利な広範囲技が揃っている。初登場なのにいかにも「無双」シリーズらしい、素直な操作感が印象的。アクションゲームの初心者でも無理なくプレイできるだろう。
しかも、必殺技は連続攻撃タイプ。敵に当てるのに少し慣れがいるが、威力は折り紙付き。「無双」シリーズ経験者は操作していて思わず懐かしくなってしまう、ベーシックなキャラクターだ。
<「のぶニャがの野望」シリーズ>
全キャラレビューその10
織田のぶニャが
武器:鉄砲
本人の鉄砲だけでなく、配下の猫足軽が敵を撃つのぶニャが様。
攻撃が広範囲に及ぶ技が特徴で、拠点では高ブレイブの敵ヒーロー数人と多くの敵を相手にしながらも、制圧することが可能だった。
しかし、高ブレイブの相手は、制圧はできるものの倒すのには多少時間がかかるのは仕方なし。
仕上げは必殺技の鉄砲三段撃ちや、切り札「無双フィーバー」で!
<「討鬼伝」シリーズ>
全キャラレビューその11
桜花
武器:秘刀・素桜
一撃一撃が重いが、しっかり当てれば敵を蹴散らせる、なかなかの爽快感。突進する連続技や、前方の敵集団を大きく吹き飛ばす技なども揃っていて戦いやすい。
攻撃後の納刀時に大きな隙ができるので、チームメンバーに追撃させる「ヒーローコンボ」でフォローしたり、ジャンプボタンで隙をキャンセルするとよし。
必殺技はキャラの前方に発生する強力な範囲攻撃だ。
全キャラレビューその12
時継
武器:豪銃・時劫
メインの攻撃手段は射撃だが、強攻撃の中には鬼ノ手を使って近接戦を行なうものもあり、敵との間合いが変化しやすい。
移動スピードも速く操作感にクセもないが、使いこなすのには少し時間がかかるかも? 必殺技は自分の周囲をカバーするタイプで、使いどころを選ばない。
全キャラレビューその13
ホロウ
武器:幻銃・太虚
射程距離はかなり長いものの、ひとつひとつの動作が重いため、ホロウも少しだけテクニカルな使用感。敵に近づき過ぎないことを心がけると気持ちよく戦えるだろう。
必殺技は遠くまで届くもので、敵ヒーローに対してもかなりの大ダメージを期待できる。
<「DEAD OR ALIVE」シリーズ>
全キャラレビューその14
かすみ
武器:なし
格闘ゲームのキャラらしく、集団戦よりも敵ヒーローなどとのバトルで個性が生きるだろう。
通常攻撃のリーチが短く、不利な状況では敵の攻撃をしっかりガードする必要があった。また通常攻撃から続く強攻撃のコンボは、タイミングよくボタンを押さないとヒットしない。
そのため、コンボを継続して追撃するか、ヒーローコンボで追撃するか、状況に合わせて選ぶ楽しさがある。必殺技も単体で出すより、連続攻撃の最後に出すほうが無理なく当たる。
全キャラレビューその15
ほのか
武器:なし
相手を浮かせる技を起点に、コンボを気持ちよくきめていけるキャラ。ブレイブが高い格上の敵ヒーローも、地上に落とすことなく倒しきれたりする。
また、吹っ飛んだ敵が将棋倒しを起こすので、見た目よりも攻撃範囲はかなり広い。
原作と同じく、ジャン・リーやバース、レイファンなどの特徴的な技を使いこなしており、見た目にも楽しい。
全キャラレビューその16
マリー・ローズ
武器:なし
リーチの短さはあるものの、広範囲をカバーする技や、敵ヒーロー相手に大ダメージを与える技など、必要なものは揃っている。
ポイントは「バカバカバカバカー!」と地団駄を踏む強攻撃(ファンにはおなじみのアピール)。ダウンさせた敵を強引に立ち上らせ、攻撃を続行するという凶悪な使い方ができる。
必殺技は当てるのに少し慣れがいるが、範囲、威力ともに優秀だ。
<「影牢」シリーズ>
全キャラレビューその17
ミレニア
武器:トラップ
ボタン連打でトラップの連鎖が完成するのは斬新! 細かく動き回るより、ある程度足を止めて戦うほうがトラップを活かせるだろう。
コンボ中に無防備になりがちなので、カボチャを落とす技で敵を無力化しておくことがコツ。
必殺技は前方へ長く伸びるタイプで、拠点に攻め入る前に、待ち構える敵ヒーローにダメージを与えたりできる。どちらかといえばアクションゲームが得意な人向けか。
全キャラレビューその18
レグリナ
武器:トラップ
こちらはコンボの斬新さだけでなく、強攻撃後、地面にマーカーが出現する。これは「新たに仕掛けたトラップ」の位置で、単発の強攻撃で起動できる。
集団を攻撃するならまとめて起動、敵ヒーローを攻撃するならこまめに起動することで、トラップコンボを実現できる。
必殺技は遠くまで届くチャリオット。
<「NINJA GAIDEN」シリーズ>
全キャラレビューその19
リュウ・ハヤブサ
武器:龍剣
さすがリュウ・ハヤブサ! ズバズバと気持ちよく敵を斬り倒せる。
通常攻撃のリーチは短いが敵を制圧する力が高く、敵の反撃を潰すこともしばしば。自分よりブレイブが2つ上くらいの相手なら難なく倒せるほど。
そしてジャンプ強攻撃の飯綱落としで周囲の敵もある程度倒せる。必殺技は通常技の欠点を補う広範囲攻撃タイプで、拠点にいる集団を一掃するのに便利だ。
全キャラレビューその20
あやね
武器:風舞小太刀 閃華クナイ
そのスピーディな操作感がやみつきになるほど、動きが軽やか。その分、攻撃の威力も軽めなので、相手がガードを固めているときはダメージが通りにくい。
そんな時は、攻撃速度の速さをいかして相手の隙を狙う、強攻撃の後に閃華クナイを投げて追撃をしかけるなど、あやねらしいアクションで敵を殲滅できる。
<「仁王」>
全キャラレビューその21
ウィリアム
武器:刀
ゲーム本編と同じく、上級者向けのキャラ。
強攻撃を行なったあと、刀が光るタイミングに合わせて△を押す「残心」を使いこなすのがポイント。成功すると、次に繰り出す攻撃の隙を小さくすることができる。
必殺技を使うとシアーシャを呼び出して大幅にパワーアップ、刀から衝撃波が飛び出すように。ヒーローカードの効果で必殺技ゲージが溜まりやすくしておきたい。
<「アトリエ」シリーズ>
全キャラレビューその22
ソフィー
武器:旅立ちの杖
難しい事を考えず、□ボタンと△ボタンを連打しているだけでも充分な強い技が揃っている。そのため、アイテム投げの連打で押し切るのも一手。
だが、属性の違うアイテムをランダムで投げる技があり、敵を凍らせたりもする。投げたアイテムを見て、次の行動を柔軟に変えるのもアリだろう。
必殺技は広範囲かつ高火力なもので、複数の敵ヒーローを相手にした場面でも頼りになる。
全キャラレビューその23
プラフタ
武器:ムーンコーリング
一撃一撃が重いパワータイプのキャラ。敵ヒーローに有効な駆動機兵による殴りラッシュ、広範囲を攻撃できる巨大な剣などを使えるが、隙が大きいため横から邪魔されやすい。
しかし邪魔されない位置取りさえマスターしてしまえば、技のパワーで一方的に押すことも難しくない。
必殺技は自分の前方のエリアを攻撃するタイプ。
<「よるのないくに」シリーズ>
全キャラレビューその24
アーナス
武器:剣 短銃
本人の剣だけでなく、召喚した従魔を使役する技が強力。敵を上空に打ち上げるもの、前方広範囲の敵を蹴散らすもの、強敵にダメージを与えるものと便利なコンボが揃っている。
おまけに必殺技も、自分を中心とした範囲&前方に大ダメージと、極めて使い勝手がいい。「無双」シリーズが初めての人にも安心しておすすめできる性能。
全キャラレビューその25
クリストフォロス
武器:魔楽器(オルガノン)
タクトで指揮をするように戦う。使用感にクセはないが、強攻撃1〜3で楽器を展開すると強攻撃4〜6の特性が変わるという一風変わった特徴を持つ。
プレイを重ね、自分なりの攻撃フローを構築していくのも楽しそうだ。
必殺技は原作でも使っていた極太のビーム。破壊力ばつぐん!
<「Rio」シリーズ>
全キャラレビューその26
リオ
武器:トランプ ダーツ ルーレット ダイス
「無双」シリーズ、いやアクションゲームが初めての人でも”無双”できそうな高性能キャラ。
カードと体術による連続攻撃から、全方位をカバーするカード技、強敵に有効なチップを積む技などに派生させることができ、どんな状況でも困らない。
必殺技も周囲の敵をルーレットに巻き込んで大ダメージを与えるもので、一撃で拠点を落とす寸前まで追い込めるほど。
<「オプーナ」>
全キャラレビューその27
オプーナ
武器:エナジーボンボン
どのように参戦するかさえ定かでない、謎に包まれた存在オプーナ。頭上のエナジーボンボンを振り回しながらホバージェットで突進したり、ボンボンを地面に叩きつけたりして戦う。
見た目からは意外だが、一撃一撃が重く、反撃を受けずに戦うには慣れが必要。
必殺技は原作の「ラストハルマゲボン」をアレンジしたもので、前方の広範囲を攻撃。全力で投げる!
<『無双☆スターズ』オリジナルキャラクター>
全キャラレビューその28
環
武器:閃鏡
鏡からのレーザーで遠距離まで攻撃できる。しかも、レーザーを扇状に6本撃ったり、自分の全周囲を薙ぎ払ったりと、広範囲を殲滅できる性能を備えている。
大軍勢に囲まれても攻撃を邪魔されることはほぼないだろう。
必殺技はキャラクターの前方のスペースにダメージを与えるタイプ。
全キャラレビューその29
志貴
武器:月光玉
環や刹那ほどには敵を圧倒できるわけではないが、技のヒット回数が多く、ヒーローカードを使った強化により凶悪な性能に化ける可能性を秘めている。
必殺技は回転しながら攻撃する技。威力もなかなかで、自分よりブレイブが高い相手に使っても有効。
全キャラレビューその30
刹那
武器:天剣
敵をひるませる技、散らばった敵を集める技、敵を打ち上げて追い打ちする技など、使い勝手のいいものが揃っている。
敵をひるませて、ごっそり集めて、空中に打ち上げて追撃と、縦横無尽の戦いが可能。
必殺技は剣を伸ばして回転するもので、初代『真・三國無双』や、さらに昔の格闘ゲームの『三國無双』へのリスペクトが感じられる。
遊んではっきり伝わってきた『無双☆スターズ』の”愛”
ここからは少しテーマを広げて、『無双☆スターズ』を遊ぶうちに見えてきた、作品全体の魅力についてレビューしていこう。
結論から書いてしまうと、本作は登場キャラやコーエーテクモ作品のファンに限らず、ゲームが好きな人であればしっかりと楽しめる作品に仕上がっている!
<まさに無双祭り! 『無双☆スターズ』10の魅力>
- アクション初心者から上級者まで楽しめるバラエティ感
- キャラを知っていれば思わずニヤリとしてしまう演出
- 見た目だけでなく手触り感も再現!
- マルチエンディングでキャラクター愛に対応
- 作品を飛び出しても「らしい」キャラたち
- お風呂はなかなか手強いやりこみ要素?
- 英雄たちのオフショットは必見!
- 往年のあの作品が……音ネタも豪華!
- わかるかな? クスっとくる素材名
- しっかりと伝わってくる作品愛
『無双☆スターズ』の魅力その1
アクション初心者から上級者まで楽しめるバラエティ感
- 通常攻撃を1回から5回連打
- 強攻撃を出す
この2ステップで、いろいろな連続技を使って楽しめる明快さ。それはこの『無双☆スターズ』でも健在。
アクションゲーム初心者や、いろいろ覚えるのは面倒という人は、本作の深堀要素や仕組みは遊びながら慣れていけばいい。
だが本作には、プレイヤーがメリットとデメリットを比べ、選択する要素もふんだんに用意されている。
そこは「無双」シリーズファンだけでなく、ゲーム上級者でも手ごたえを感じながら遊べるだろう。
例えば……
- それぞれ個性が異なる30名のヒーローたちから、チームメンバーに誰を連れていくか?
- チームメンバーのヒーロースキルの効果を活用するのか、
- それともヒーローチェインで並んで戦うか?
- ブレイブ(ステージ内限定のレベル)を上げて確実にクリアするか、
- それともブレイブを上げきらずに短時間クリアによる高評価を狙うか?
- ステージ中のどの強敵を無双フィーバーで葬るか?
- キーとなるシナリオのうち、どれを選んでストーリーを進め、
- どのエンディングへと向かうのか?
パッと思い付くだけでもこんな具合。
あちらを立てればこちらが立たず。それでもドキドキしつつ決断する楽しさは、『無双☆スターズ』のプレイ感をより印象深いものにしている。
『無双☆スターズ』の魅力その2
キャラを知っていれば思わずニヤリとしてしまう演出
これは各キャラのレビューでも触れているが、キャラクターの特徴的な技・行動などがしっかり演出されているのもうれしいポイント。
それらが「無双」形式のアクションにまとめられているというのが、本作の”匠の技”だ。
『無双☆スターズ』の魅力その3
見た目だけでなく手触り感も再現!
原作でのキャラクターの操作感、プレイヤーが感じる「強み」「弱み」をできるだけ再現してもいるのもすごい。
「NINJA GAIDEN」シリーズのキャラならザクザク斬る感覚が味わえ、「DEAD OR ALIVE」シリーズなら比較的ガードの重要性が高くなり、『仁王』のウィリアムなら残心の使いこなしで強くなる。
『無双☆スターズ』の魅力その4
マルチエンディングでキャラクター愛に対応
ネタバレになるのであまり詳しいことは書けないが、それぞれの英雄たちのキャラクター性に応じたエンディングがちゃんと用意されている。
心憎いものが多数用意されているので、ぜひその手で味わってほしい。
『無双☆スターズ』の魅力その5
作品を飛び出しても”らしい”キャラたち
登場する英雄たちは、自分の作品から飛び出しても、その人物らしい振る舞いをする。
こちらの世界でも当然、リュリーティス一筋なアーナス。そんなアーナスのことを詳しく知らぬまま、つい優しく接するダリウス。異世界だろうと天下布武ならぬ天下布猫を目指すのぶニャが様、などなど。
『無双☆スターズ』の魅力その6
お風呂はなかなか手強いやりこみ要素?
仲間に加えたらこっちのもの、すぐさまお風呂で……と思いきや、「友好度」「お風呂の清掃の時間」など、いろいろなファクターが絡み、なかなかいい感じの場面には遭遇できないもどかしさがある。
お風呂はやりこみ要素のひとつとして、しっかりと取り組まないとダメなようだ。
『無双☆スターズ』の魅力その7
英雄たちのオフショットは必見!
戦いの拠点となる「聖域」での英雄たちの会話や、くつろいだ様子も見どころ。あのクールでかっこいいリュウ・ハヤブサが、マッサージ椅子に座っているのを見たときにはクラクラした(笑)。
バレーボールの練習をしているクリストフォロスという絵面もなかなか破壊力がある。
また英雄全員が「アトリエ」シリーズ定番の某ネタに巻き込まれていたのも笑えたポイント。元ネタを知っていて、ものまねとして言っている風情のキャラもいる。
『無双☆スターズ』の魅力その8
往年のあの作品が……音ネタも豪華!
バトルの戦場で流れる曲は各シリーズの名曲をアレンジしたものであることはもちろん、キャラクターごとの勝利のファンファーレも作品にちなんだものに変化するなど、音へのこだわりも見どころ!
「無双フィーバー」中の曲が『スターフォース』に登場する友軍機・パーサーと合体したときの曲だったり、辞典ページの曲が『マイティボンジャック』のアレンジだったりと、オールドゲーマーにもうれしい音ネタも詰めこまれている。
若い読者のために比較的新しめのネタも挙げておくと、ステージ終了時のリザルト画面の曲は、「アトリエ」シリーズの元祖『マリーのアトリエ』より「只今お仕事中!」だ。
『無双☆スターズ』の魅力その9
わかるかな? クスっとくる素材名
マイティコイン、羅針盤、オルドの設計図などなど……。ヒーローカードを強化するための素材の名前は、往年の名作にちなんだものも多い。
『無双☆スターズ』の魅力その10
しっかりと伝わってくる作品愛
『無双☆スターズ』をプレイしていて一番感じるもの。それはゲームを作っている側のキャラクター愛、シリーズや作品への愛、そしてゲームという娯楽全体への愛だ。
好きなキャラクターがいるからこそ。
好きな作品があるからこそ。
ゲームが好きだからこそ。
別の誰かが好きな作品やキャラクターも、愛を持って扱うことができ、笑いや感動を生む表現として仕上げることができるのだろう。
コーエーテクモゲームスの中で、連綿と続く各シリーズの歴史。そして作品作りに携わり、世に送り出した人々の思い。この『無双☆スターズ』という楽しい作品を遊んでいると、それらがしっかりと伝わってくるのだ。
さて、次週の第4回は『無双☆スターズ』特集の最終回。コーエーテクモゲームスのプロデューサー、ディレクターらが考える最強チームと、『無双☆スターズ』特集第0回で行なったアンケートの結果を発表!
DL版には10%OFFの早期購入価格&PS Store専用特典のミレニア用衣装が付属!
PlayStation®Storeでは、『無双☆スターズ』ダウンロード版の予約を受付中。4月12日(水)までの間、早期購入キャンペーンとして通常価格より10%OFFで購入することができる。
ダウンロード版専用の予約購入特典は、『ミレニア用「プラフタ」なりきり衣装』! パッケージ版の初回購入特典と同様に『王元姫用「かすみ」なりきり衣装』と『オプーナを最初から使える権利』も付属する。
ミレニア用「プラフタ」なりきり衣装
詳しくは、こちらの記事をチェック!
▼PS4®/PS Vita『無双☆スターズ』のPS Storeでの予約購入はこちらから
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無双☆スターズ
・発売元:コーエーテクモゲームス
・フォーマット:PlayStation®4/PlayStation®Vita
・ジャンル:アクション
・発売日:2017年3月30日(木)予定
・価格:
PS4®/パッケージ版 希望小売価格 7,800円+税
ダウンロード版 販売価格 8,424円(税込)
「TREASURE BOX」希望小売価格 12,800円+税
PS Vita/パッケージ版 希望小売価格 6,800円+税
ダウンロード版 販売価格 7,344円(税込)
「TREASURE BOX」希望小売価格 11,800円+税
・プレイ人数:1人
・CERO:B(12才以上対象)
※ダウンロード版は、2017年4月12日(水)まで、早期購入キャンペーンとして販売価格から10% OFFになります。
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キャラクターデザイン/NOCO、左、前田浩孝、眞島真太郎、水野十子、ゆーげん、四々九
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