2月21日(金)発売予定のPlayStation®5/PlayStation®4用ソフトウェア『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』は、シリーズの人気キャラクター・真島吾朗が初の単独主人公を務めるアクションアドベンチャーだ。過去の記憶を失い、ハワイ近くのリッチ島に流れ着いた真島は、海賊となり大海原へ。海賊船ゴロー丸に乗り込み、伝説の海賊団を目指すことになる。
発売に先駆けてメディア向け体験会が実施された。「東京ゲームショウ2024」では、真島のバトルアクションやハワイでのアクティビティを試遊できたが、今回は海賊船で砲撃戦を繰り広げる「海賊バトル」や「パイレーツ・コロシアム」、新コンテンツ「ミナト区系女子」が体験可能に。特集第1回ではそのプレビューをお届けする。
海賊・真島吾朗が大海原へ! 砲撃で敵船を撃破し、船上決戦で敵を倒せ!
『龍が如く8』から半年後、記憶を失った状態で孤島の砂浜に打ち上げられていた真島吾朗。失った記憶の手がかりを求め、彼は島の少年・ノアとともに広大な海へと旅立っていく。だが、そこは伝説の財宝を巡って悪党どもがにらみ合う、一触即発の世界だった──。
そんなシーンから幕を開ける『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』。やがて真島は「ゴロー海賊団」を結成し、海賊船ゴロー丸で大海原へ漕ぎ出していく。試遊では、まずゴロー丸の船内を探索することに。甲板や船内には、街でスカウトしてきた船員たちがいる。彼らにプレゼントを贈ったり、みんなで宴会をしたりすると士気がアップ。また、特定のメンバーだけを呼んで会食を行なえば、経験値も加算される。ほかにもカラオケをしたり、「引き網」で捕まえた魚を料理したりと、船内の充実した設備が確認できた。
灯台などのセーフエリアでは、船員の編成などの出航準備も行なえる。仲間にした船員は、砲撃を担う「大砲部隊」と敵船に乗り込む「突撃部隊」に振り分けることができる。さらに、「突撃部隊」には敵を直接攻撃する船員のほかに、バトルをサポートする「支援部隊」も。レベルや「砲撃力」「整備力」などのランクを考慮し、ベストメンバーを選ぶ楽しさを味わえる。しかも、ジェイソンやマサルといった本作の新キャラクターだけでなく、赤ちゃん姿が板についた権田原組長、名画座の羊男などおなじみのキャラが仲間に加わるのも、ファンにはうれしいポイントだ。
広大な海を気の向くままに航海
航海アドベンチャーでは、大海原を気ままに探索できる。海図にはお宝のありかや敵の出没場所、灯台などが表示され、広い海でも迷うことはない。
大きな船体は小回りが利きにくく、方向転換するにもゆっくりとした動きだ。もったりとした独特の操作感だが、けして思いどおりに動かせないわけではなく、むしろアクションが苦手な人でも焦らず操作できる。ブーストゲージを消費して加速したり、ドリフトを駆使したりすれば、軽やかな動きも見せてくれる。海上に浮かぶ青いリングのような“追い風スポット”をくぐると、船がスピードアップする。
海上には漂流物が浮いており、素材などを集める楽しみも。さらに、特定のポイントに行くと船員たちと会話を楽しむ「パーティーチャット」が発生し、絆を深めることもできる。
敵船に遭遇すると海戦勃発! 船を撃破したら船上決戦へ!
敵船に近づくと、シームレスに砲撃戦に移行する。ゴロー丸は機銃のほか、左舷と右舷に大砲を搭載している。これらを駆使して、敵船を倒すことになる。また、海戦での砲撃中、「甲板モード」に切り替えると真島が直接ロケットランチャーなどを駆使して敵船を攻撃できる。その際、R1ボタンを押すと煙幕を使用でき、攻撃を受けた船の消火や船員の体力回復、ロケットランチャーの使用などを安全に行なうことも可能だ。
ゴロー丸の機銃は連射可能だが、威力はやや低め。一方、大砲は射程が長く当たれば威力も大きいが、次の砲弾を準備するまでに時間がかかる。大砲は射程圏内に入ると自動的に照準が合うので、敵船に照準が合うよう船を操作しつつ、砲弾の準備ができたら発射する、という戦い方が基本になりそうだ。さらに、機銃で追い打ちをかけたり、時には船ごと敵船めがけて突っ込んだりすることもできる。敵に狙われたらブーストで素早く逃げるなど、船体がダメージを受けないよう立ち回ることも重要だ。
……と書くのは簡単だが、慣れないうちは敵船にうまく狙いを定められず、砲弾を何度も無駄撃ちしてしまった。左の大砲を撃ったら、次の砲弾をする間に右の大砲を撃てばよいとわかっているのだが、個人的なクセでどうしても一方向にばかり旋回してしまい、なかなかうまくいかない。
ただ、アクションが苦手な人にも救済策があるのが、「龍が如く」シリーズのいいところ。腕に自信がなくても、お金さえかければ装備を大砲からより高威力の火炎放射砲や5秒間連射し続けるフルバースト砲などに変更できる。また、左舷と右舷それぞれ別の装備を搭載できるので、右に旋回しがちな人は左舷の装備を徹底して強化するなど、限られた資金で自分に合った装備を考える戦略性もある。操舵の腕で強敵を倒すか、コツコツお金を貯めて装備を強化するか、プレイヤーに応じてさまざまな遊び方ができそうだ。船は装備だけでなく見た目も変更できるので、カスタマイズの楽しさも味わえる。
ボス戦などでは、砲撃戦を制したあとに船上決戦が発生することも。船員たちを率いて相手の船に乗り込み、多人数で直接対決を繰り広げることになる。船員たちはオートで戦ってくれるので、プレイヤーが操作する必要はない。時には、船員と協力して技を発動することもあってワクワクする。今回の体験会では、船員たちがかなり強化された状態のデータを使用したが、製品版では戦いを通して彼らを育てるのも楽しそうだ。
真島が戦うと、画面左上の「狂気ゲージ」が溜まっていく。パイレーツスタイルであれば、ゲージを消費することで財宝「呪神楽器」を演奏して「呪神」を召喚できる。そのド派手な演出も見どころだ。
見事勝利を収めれば、真島たちが祝杯をあげる姿が見られる。それにしてもこの人たち、宴会やら祝杯やら、何かにつけて飲んでばかりな気がするが。
宝島に上陸! 財宝を手に入れるため、島内探索&バトル!
海図には、宝箱マークが表示された島がある。こうした島には財宝が隠されているため、一獲千金を狙うのも楽しい。ただし、島には強敵が待ち構えていることも。しかも、回復ポイントを見つけない限り、体力を回復させることもできない。そのため、腕に覚えのある船員を引き連れて上陸する必要がある。
今回上陸した宝島には、敵の海賊団のほか、虎やクマといった強敵も控えていた。選りすぐりの船員を連れていったため、無事にお宝までたどりつけたが、離れた場所から銃で狙われるなど手痛いダメージを受ける場面も。力業でゴリ押ししてもいいが、敵の特性を把握して厄介な敵から素早く撃破するなど、戦術を考えながら戦うとスマートに勝てそうだ。
島の最深部で財宝を発見すると、お金だけでなく「名声ポイント」も手に入る。ゴロー海賊団を強化できるため、積極的に探したいところだ。見つけたお宝は「財宝図鑑」に登録されるので、図鑑を埋めていくコレクション要素も楽しめる。
海賊バトルに特化した「パイレーツ・コロシアム」に挑戦!
マッドランティス島の「パイレーツ・コロシアム」では、他の海賊団とバトルに挑むことができる。船上決戦のみ、海戦+船上決戦、海賊団との連戦など複数の試合形式があり、いずれもランクの高い海賊団に勝利すれば、より多くの賞金をゲットできる。
ランクの低い敵には余裕で勝利できたものの、一気にランクを上げたところたちまち撃沈……。選りすぐりの船員でチームを編成し直して再度挑戦するなど、試行錯誤しながら戦うのが楽しく夢中になってしまった。戦いを繰り返すうちに船員たちへの愛着も増し、ゴロー海賊団の一体感も味わえる。
マサルのやる気を引き出すため、ミナト区系女子とのコンパを主催!?
今回のキャストの中で、ひときわ異彩を放っているのが料理人兼用心棒のマサル役を演じるロバートの秋山竜次さん。そんなマサルをフィーチャーしたコンテンツも待ち受けている。マサルの夢は、ミナト区系女子とコンパをすること。真島は、彼のやる気を高めるためにミナト区系女子を集めることに。「ハワイなのにミナト区?」と首をかしげたくなるが、ミナト区にいそうなエレガントでゴージャスな女子であればミナト区系女子に分類されるとのこと。5人の女子たちと仲良くなる過程も、ほんのさわりだけプレイできた。
ミナト区系女子たちと親しくなるには、サブストーリーを進めることになる。ミナト区系女子とのコンパについて、バー「リボルバー」のマスターに相談していると、『龍が如く8』でマッチングアプリサービスを運営していたマチコさんが登場。彼女に情報料を支払うと、たまたまハワイに来ている5人のミナト区女子を紹介してもらえる。あとは、ハワイのマップを見ながら彼女たちに会いに行き、サブストーリーを進めると交流が深まっていくというわけだ。
文化人として活躍する会社経営者・果歩のサブストーリーを少しプレイしたが、知的で上品な彼女の意外な一面が垣間見えそうな予感。「龍が如く」シリーズらしい、思いもよらない展開が待っていそうだ。
今回は航海アドベンチャーと海賊バトルを中心にプレイしたが、サブストーリーを進める中で街歩きも楽しめた。『龍が如く8』と同じホノルルの街を自由に歩き回れるが、真島の場合、ワイヤーを使って高い場所にも移動できるのが特徴。前作をプレイした人にはおなじみのマップではあるが、新鮮な気持ちで街を探索できる。海だけでなく、陸地も隅々まで楽しみ尽くしたくなるはずだ。
パッケージ限定版「真島吾朗コンプリートボックス」も発売!
「黒ひげ危機一発」とのコラボレーションアイテム「真島吾朗危機一発 ジュニア」などの限定グッズがセットになったパッケージ限定版「真島吾朗コンプリートボックス」も発売される。数量限定なので、早めに予約しよう。
パッケージ限定版「真島吾朗コンプリートボックス」
<価格>
19,800円(税込)
<商品内容>
■『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』本編
■真島吾朗危機一発 ジュニア
■真島吾朗の眼帯レプリカ
■『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』アクリルアートボード(A4サイズ)
■描き下ろし特製BOX
■レジェンダリー海賊クルーパック
■レジェンダリーコーディネートパック
■ゴロー丸スペシャルカスタマイズパック
■カラオケ楽曲&BGM追加パック
パッケージ限定版/ダウンロード版「デラックス・エディション」は各種DLCつき!
パッケージ限定版とダウンロード版「デラックス・エディション」には、4種のダウンロードコンテンツ(DLC)が付属。その内訳は、桐生一馬や堂島大吾といったシリーズ人気キャラクターがゴロー海賊団の船員に加わる「レジェンダリー海賊クルーパック」、真島が桐生一馬や冴島大河などの衣装やオリジナルTシャツに着替えることができる「レジェンダリーコーディネートパック」、海賊船ゴロー丸の見た目を桐生一馬や春日一番らをモチーフにしたデザインに変更でき「ゴロー丸スペシャルカスタマイズパック」、カラオケに楽曲「真島建設社歌」が追加されるほか、カラオケ定番曲をBGMとして流せるCDがセットになった「カラオケ楽曲&BGM追加パック」。ゲームをより楽しく彩ってくれるはずだ。
ダウンロード版「デラックス・エディション」
<価格>
8,690円(税込)
<商品内容>
■「龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii」本編
■レジェンダリー海賊クルーパック
■レジェンダリーコーディネートパック
■ゴロー丸スペシャルカスタマイズパック
■カラオケ楽曲&BGM追加パック
※本商品はゲーム本編と追加コンテンツを含んだセット商品です。こちらのセットに含まれる商品は単体でもご購入いただけます。ご購入の際は重複購入にご注意ください。
予約特典は、春日らが船員に加わる「春日一番クルー&コーディネートセット」!
パッケージ版・ダウンロード版を予約購入すると、『龍が如く8』の主人公・春日一番、ザリガニのナンシーちゃんがゴロー海賊団の船員に追加される「春日一番海賊クルーセット」、真島が春日の衣装に着替えられる「春日一番コーディネートセット」が特典として付属する。
※2025年2月20日(木)23:59までにダウンロード版を予約購入いただいた場合、本特典が付属いたします。パッケージ版は早期購入封入特典として、本特典が付属いたします。
なお、「春日一番海賊クルーセット」「春日一番コーディネートセット」については予約期間終了後に有料販売いたします。
※「春日一番海賊クルーセット」は本編二章における主人公の海賊船強化イベント後に受け取ることができます。
※「春日一番コーディネートセット」は本編二章のコーディネート要素解放イベント後に受け取ることができます。
※船員およびコーディネートのダウンロード購入分に関しては、偉業チャレンジなどの達成目標項目のカウント対象外となりますのでご注意ください。
龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii
・発売元:セガ
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:アクションアドベンチャー
・発売日:2025年2月21日(金)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 通常版 6,930円(税込)
パッケージ版 希望小売価格 真島吾朗コンプリートボックス 19,800円(税込)
ダウンロード版 販売価格 スタンダード・エディション 6,930円(税込)
ダウンロード版 販売価格 デラックス・エディション 8,690円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:D(17才以上対象)
PS Blogの『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』記事はこちら
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※画面は開発中のものです。
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