PlayStation®5用ソフトウェア『The Riftbreaker(リフトブレイカー)』は、基地建設とサバイバルアクションが融合したリアルタイムストラテジー。音声は英語だが、字幕は日本語に対応している。
迫りくる無数の敵を撃退せよ! 基地建設×サバイバルのリアルタイムストラテジー
プレイヤーはパワードスーツに身を包んだ女性研究者のアシュリー・S・ノヴァク大尉となり、探索拠点となる基地を築きつつ、未開の惑星「ガラテア37」を探索し、研究を進めていく。
『The Riftbreaker』ローンチトレーラー
アシュリーに課された任務は、ガラテア37を植民地にするための基地建設と、地球とガラテア37を行き来できるワープホールの設置。危険な生物が待ち受ける未知の惑星で、過酷なミッションが幕を開ける──。
▲アシュリーが乗り込むパワードスーツ”ミスター・リグス”。過酷な環境下での活動に耐えられるだけでなく、基地建設、資源採掘、標本採取、そして戦闘にも対応できる充実した装備を備えている。宇宙空間をつなぐワープホールを通って、長距離移動することも可能だ。
本作では、基地建設とサバイバルアクションを楽しみながら物語を進めていく「キャンペーン」と、敵対する生物から基地を一定時間防衛する「サバイバル」という、ふたつのモードが楽しめる。「プロローグ」はパワードスーツの操作や基地建設の基本を学ぶことができるチュートリアル的なモードとなっているので、初めてプレイする人は触れておくといいだろう。
CHECK POINT①
未開の惑星ガラテア37に自分だけの基地を作ろう!
「キャンペーン」モードの目的は、ガラテア37の研究&探索と、地球とのワープホールを設置すること。このミッションを達成するには、拠点となるHQや鉱物の採石工場、発電機、研究施設などを建設し、基地を作り上げなければならない。しかし、ガラテア37に降り立ったばかりのアシュリーは、たいした装備や資源を持っていないため、現地調達していく必要がある。
採掘機と発電機を使って資源集めをオートメーション化!
基地を建設するうえで大量に必要となる主な資源が、カルボニウムとアイロニウム。それぞれの資源が埋蔵されている場所で□ボタンを押し続ければ採掘できるのだが、それだと時間がかかるうえに、採掘している間はほかのことができない。そこで役立つのが、採掘機や発電機などの施設だ。資源が埋蔵されている場所の上に採掘機を建設して発電機で電力を供給すれば、あとは自動的に資源を採掘してくれるので、とてもラクチン!
ただし、序盤で建設できる発電機は、風力タービンやソーラーパネルといったエコな施設がメイン。風が弱いと風力タービンは安定した電力を供給できないし、夜や日食などのタイミングではソーラーパネルは役に立たない。そのため、複数の種類の発電機を併用したり、余剰電力を蓄えておけるエネルギータンクを設置したりと、頭を悩ませることになる。
しかし、安定した電力を確保して資源集めをオートメーション化できたときのうれしさは、なかなかのもの。何もしなくても資源がガンガン貯まっていくのを見ていると、つい顔がニヤけてしまう。ゲームが進み、地熱発電所や原子力発電所といった、天候に左右されない発電機を建設できるようになったときの頼もしさと喜びも格別だ。
敵対生物への備えも忘れずに!
ガラテア37に生息する生物の中には、プレイヤーや基地を攻撃してくる凶暴な存在も。そういった敵が襲来するたびにプレイヤー自らの手で撃退してもいいのだが、数があまりにも多かったり、一度に複数の箇所を狙われたりすると対処が難しい。そのため、自動砲台や防壁などの防衛設備を建設し、守りを固めておくことも重要になる。
電力を考えてコツコツと建設した採掘機や発電機を、遠出をしている際に跡形もなく破壊されたときの喪失感といったら……。設置しておけば、マップから瞬時にテレポートできる「リフトポータル」の重要さを再認識。
資源を集めれば、さまざまな施設を建設できる!
カルボニウムやアイロニウムがたくさん集まれば、よりたくさんの資源を蓄えられる貯蔵庫をはじめ、パワードスーツの弾薬の貯蔵量を増やすことができる弾薬庫、パワードスーツの武器やスキル、アップグレードパーツなどをクラフトできる「アーモリー」、新たな施設や武器の設計図を開発する通信ハブや研究所といった、さまざまな施設を建設できるようになる。もちろんそういった施設にも電力が必要なので、電力供給に対する悩みは尽きないのだが、少しずつ基地が大きく、そして便利になっていくのがとても楽しい。
新しい施設が建設できるようになれば、新たな資源を採掘したり、遠く離れたほかの地域にまでワープしたりすることも可能に。探索や研究、資源集め、そして堅固な防衛設備の建設がますます楽しく、そしてはかどっていき、やめどきが見つからない!
CHECK POINT②
強力なパワードスーツを操縦してガラテア37を探索! 敵対生物に立ち向かえ!!
基地建設に続く本作の見どころのひとつが、パワードスーツを操縦して敵対生物と戦うサバイバルアクション。パワードスーツは左右の手にそれぞれ3つの武器を装備でき、切り替えることで計6種類の武器を使い分けることができる。さらに、突進やパワージャンプといった移動スキルや、パワードスーツの耐久力を回復させるインスタントリペア、敵にダメージを与えるスモールマインやグレネードといった消耗品も装備可能。これらを駆使して、未開の惑星を探索していく。
敵の弱点を見極めて多彩な武器とアクションを使いこなそう!
登場する敵対生物にはそれぞれ耐性や弱点があり、無効にされてしまう攻撃や、特に有効な攻撃がある場合も。固い敵にはロケットランチャーが効果的で、数を頼りに群がる敵には火炎放射器が役立つといった感じだ。外見も、小さな原生生物はもちろん、巨大なゴーレムのような岩の生物までいて、多様性に富んでいる。
戦いながら有効な攻撃手段を模索するのもアリだが、敵を倒して情報を集めるとデータベースが開放されていき、耐性や弱点などがわかるようになるので活用したい。
左右の手に装備した武器はL2/R2ボタンで使用するのだが、DualSense™ ワイヤレスコントローラーのアダプティブトリガーを活用しているのも注目ポイント。使用する武器によって異なる抵抗が各ボタンに発生するうえに、弾切れの際はボタンが固くなる。ゲーム画面に表示されている残弾数を見なくても指の感触で弾切れがわかるので、とても便利だ。
CHECK POINT③
押し寄せる敵! 敵! 敵! 大量の敵対生物を蹴散らす快感!
最後に紹介する本作の見どころは、大量に押し寄せてくる敵の群れ。ランダムで発生する場合もあれば、拠点のHQなどの重要施設をアップグレードした際に発生する電波を探知して押し寄せてくる。その数は状況によって数百どころかなんと数千にもおよび、怒濤の攻撃がプレイヤーと建設した基地に襲いかかってくる。
次から次へと波のように迫り来る敵の群れは、初めて見ると絶望的な状況に思えるかもしれない。しかし、さまざまな敵の弱点を狙えるように複数の種類の自動砲台を大量に配置したり、アップグレードして攻撃力や攻撃範囲を高めたり、強固な防壁を築いておいたりすることで、活路が開けてくる。
プレイヤー自身は一切手出しせず、防衛施設をたっぷり配置した自慢の基地だけで敵の群れを蹴散らせたときは感動もの! 損傷した施設を修理してくれるリペアタワーを設置しておけば、完全に放置していても次の襲来に備えられる。自動砲台と防壁がまだ弱く、敵の攻撃が予想を超えて激しい場合などは、プレイヤー自らも防衛に参加して基地の防衛施設と一緒に戦ってもいい。
この大量の敵対生物の襲来イベントは、まさにこれまで遊んできた基地建設とサバイバルアクションの集大成。コツコツと建設してきた自分だけの基地と、探索中に磨いたアクションテクニックやクラフトした強力な武器を披露する格好の場だ。敵の進路を予測して対策を立てるタワーディフェンスのような楽しみもあり、敵襲来のアナウンスが入ると妙に気合いが入ってしまう。
気づけばストーリーそっちのけで、基地建設と敵対生物の襲来イベント対策&撃退にどっぷりとハマっている始末……。熱中度と達成感はかなりのもので、秋の夜長に最適なゲームだ。本作に収録されているチュートリアルモード「プロローグ」を遊ぶことができる体験版『The Riftbreaker: Prologue』も無料配信されているので、興味を持った人はぜひお試しあれ!
体験版『The Riftbreaker: Prologue』をPS Storeで無料ダウンロードする
『The Riftbreaker』プレイ動画
The Riftbreaker (リフトブレイカー)
・発売元:マーベラス
・フォーマット:PlayStation 5
・ジャンル:基地建設サバイバルアクション
・配信日:好評配信中
・価格:ダウンロード版 販売価格 3,300円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:D(17才以上対象)
※ダウンロード専用タイトル
『The Riftbreaker』をPS Storeで購入する
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