
新しいガンダムゲームの体験が、ここから始まる──。大きな特徴となるハイスピードアクションの手触りをレビュー!
2027年3月5日(金)発売予定のPlayStation®5用ソフトウェア『GUNDAM ROGUE ORBIT(ガンダム ローグオービット)』。本作は、多様な装備やスキルを組み合わせたモビルスーツ(MS)ガンダムを操縦し、ハイスピードかつ自在な高機動バトルを体験できる完全新作のアクションゲームだ。

「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」シリーズや「東のエデン」などを手掛けた神山健治監督によって生み出された新たなSF世界を、ゲームやアニメなどで描くことに挑戦する次世代のガンダムプロジェクト「RG project」のゲーム作品となる。同プロジェクトのアニメ作品「機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO(アレックスゼロ)」も、2027年に展開が予定されている。
今回はメディア向けの体験会での試遊レビューをお届けする。
フィールドを縦横無尽に駆け回るハイスピードで熱い展開
完全新規の世界観で描かれる、全く新しいガンダムプロジェクト
本作の特徴は「フォトリアルなグラフィックで描かれる壮大な物語」「ハイスピードでアクロバティックな爽快アクション体験」「自分だけの機体を構築するカスタマイズ」の3つだという。近年のフォトリアルなグラフィックのガンダム作品といえば、2024年に配信されたフルCGアニメ「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」を思い出す人もいるだろう。
本作では精微に描かれる広大な宇宙を舞台に、人類の未来を左右する壮大な物語が描かれる。世界観は完全新規で設計されており、神山健治監督と小説家である円城塔氏の手によって構築。プレイヤーはMS「ガンダムヘリックス」のパイロット「レクス」となり、相棒のメカであるハロの「ヴィー」とともに、魅力的なキャラクターと出会いながら、太陽系外から飛来した未知の脅威「アポカリプス」がもたらす脅威へと立ち向かっていく。


ゲームの流れは、母艦となる特務艦「ステラヴェーン」で自分の機体をカスタマイズ→ミッションに出撃→バトルエリアで戦闘→ミッションをクリアすると物語が進行、というサイクルになっている。今回の試遊では機体のカスタマイズはできなかったものの、「レイルブリッジの攻防」と「本能」というふたつのミッションを通して、大きな特徴であるハイスピードなアクションバトルを体験できるようになっていた。

チャージ攻撃と固有スキルの「アンカー」が魅力の「アサルトソード」
本作には複数の武器タイプが用意されており、武器ごとにアクションが異なるうえに、固有のスキルを所持している。今回の試遊では「アサルトソード」「ウィップソード」「ソードランス」という、3つの武器タイプごとに機体が用意されていたので、まずはアサルトソードを所持した機体でミッションに出撃してみた。

アサルトソードは近接戦闘を重視している本作において、最もスタンダードなバトルスタイルの武器とのこと。本作には基本的な攻撃操作として近接武器による弱攻撃と強攻撃があるのだが、アサルトソードは弱→弱→強といったコンビネーション攻撃がとても使いやすい。アクションゲームが得意な人はもちろん、初心者でもすぐに慣れることができそうだ。
また、強攻撃はボタンを長押しして溜めるとチャージ強攻撃となり、ダッシュやステップ(回避)などに必要な「ブーストゲージ」を消費するものの、強力な一撃を繰り出せる。敵をダウンさせたりダウンした敵へ追撃したりなど、活躍の場も多いだろう。

さらにアサルトソードには「アンカー」という武器固有スキルが用意されている。これを使うとアンカーを敵へ射出して、ブーストゲージを消費せずに距離を詰めたり側面に回り込んだりすることが可能。その際の移動モーションや「キュイーン!」という効果音がカッコいいうえに、そこからコンビネーション攻撃や強攻撃を叩き込むのが気持ちいい。

広範囲攻撃を得意とする「ウィップソード」
ウィップソードは固有スキルの「モードチェンジ」によって、近接攻撃特化のソードモードと攻撃範囲特化のウィップモードを切り替えながら戦うことができる武器タイプとなっている。ソードモードの強攻撃でも剣がムチのようになり、広範囲の敵を攻撃可能だ。

ウィップモードではブーストゲージを消費してしまうものの、ムチによる連続攻撃で広範囲の敵を斬り刻むことが可能に。敵の集団に突っ込んで振り回し、まとめて殲滅するなんてこともできてしまう。多数の敵が出現するミッションで特に効果を発揮する武器タイプとなるだろう。

中距離からの攻撃が強力な「ソードランス」
ソードランスは、突きを繰り出す強攻撃が特徴となる武器タイプだ。中距離から敵との距離を詰めながら攻撃できるうえに、離れたところから当てるほどダメージがアップ。これを活用しようとすると自然にヒット&アウェイとなり、敵の攻撃を避けながら立ち回ることになるのが面白い。

さらに、強攻撃を繰り返すとエネルギーが溜まっていき、それを消費して固有スキル「ビームファランクス」を発射できる。これも中距離から攻撃できるので、比較的安全な場所をキープできるのがうれしいところだ。突きによる強攻撃を繰り返し、エネルギーが溜まったらビームファランクスというサイクルを覚えれば、攻守に優れた武器タイプとして頼りになるはずだ。

戦闘のアクセントとなる「タクティカルスキル」と「タクティカルムーブ」
固有スキルとは別に、武器ごとに設定できるさまざまな攻撃アクション「タクティカルスキル」と、高速移動の回避アクション「タクティカルムーブ」も使用可能。どちらも発動の際は4つある「タクティカルゲージ」をひとつ消費する必要があるものの、攻撃モーションの途中や武器を振りかぶった硬直時間中などでも繰り出せるのがポイントだ。敵の攻撃がヒットする直前にタクティカルムーブを行なうと、敵側面へ瞬時に移動する「シフト」が発動する。

これらのアクションによって、敵が隙を見せたらすかさずタクティカルスキルを決めたり、攻撃の予兆を感じたら回避したりと、状況に合わせた行動が可能になる。最初は難しいかもしれないが、慣れてきて使いこなせるようになってくると、歴戦のパイロットになったような気分を味わえるのが楽しい。タクティカルゲージは時間経過によって回復するので、適度に使用してゲージを回していくのがいいかも? ただし、敵の強力な攻撃に備えてひとつはゲージを残しておくのがよさそうだ。

さまざまな効果で戦闘をサポートしてくれる「アポカリプスユニット」
ガンダムをサポートしてくれる自律兵装が「アポカリプスユニット(AP-U)」だ。その名の通り、敵であるアポカリプスの技術が由来となるこの兵装は最大ふたつまで装備でき、戦況に応じて切り替えが可能。今回の試遊では、「シルフィード」と「ガーディアン」というアポカリプスユニットが使用できるようになっていた。

シルフィードは複数の小型兵装が付近の敵を追従して自動的に射撃してくれるという優れものだ。ガンダムに詳しい人なら「ファンネル」や「ビット」を想像するとわかりやすいかもしれない。ガーディアンは前方にビームシールドを展開し、敵の攻撃を防いでくれる。大型の敵の突進を見事に防ぎ、よろめかせてくれたときは驚いた。アポカリプスユニットは再使用にクールタイムが必要なものの、使いどころを見極めればかなり強力なアクションとなるだろう。

強力な切り札「OVER-RISE(オーバーライズ)」と「APユニットバースト」
敵に攻撃を当てると「G.U.N.RISEゲージ」が溜まっていき、ゲージが最大になると一定時間強化状態となる「OVER-RISE」が使用できる。「OVER-RISE」状態になるとタクティカルゲージが瞬時に回復し、さらにゲージの回復速度や攻撃速度が上昇。ブーストゲージは消費しなくなるうえに、敵から攻撃を受けると回避アクションの「シフト」が自動的に発動するため、まさに無敵の状態になる。大型の敵を相手に、ピンチを切り抜けたりチャンスの際に攻め込んだりなど、ここぞという場面で発動したいところだ。

APユニットバーストは「OVER-RISE」状態中に使用できる強力な必殺技であり、その効果は装備しているアポカリプスユニットによって変化する。「OVER-RISE」を発動したら、まずは強力なタクティカルスキルを交えながら怒涛の攻撃を仕掛け、「OVER-RISE」状態が終了する直前にAPユニットバーストを叩き込むと、大型の敵が相手でも大ダメージを与えることができた。

巨大な敵との手に汗握るバトルも楽しめる
ミッション「レイルブリッジの攻防」の最後やミッション「本能」では大型のアポカリプスが登場し、白熱のボスバトルが楽しめるようになっていた。巨大なボスとの戦いはアクションゲームの華であり、コントローラーを握る手にも気合が入る。一撃が痛い攻撃もあるが身体が大きいため予兆がわかりやすく、タクティカルムーブで華麗に回避できたときのヒリつくような感覚がクセになりそうだ。

大型の敵が相手の際は特定の部位を破壊することができるのも大きな魅力となる。例えば「レイルブリッジの攻防」のボスは左腕を切断することができ、切断に成功すれば左腕を使った攻撃ができなくなる。部位破壊をした瞬間は時間がスローになり、大型の敵がよろめいている姿を眺められるのも気持ちいい。武器ごとの固有スキルやタクティカルスキル、アポカリプスユニット、そして「OVER-RISE」といった攻撃手段をフル活用し、巨大なボスを撃破した時の達成感は格別だ。

自分だけの機体を構築するカスタマイズ
今回の試遊では固定されていたが、本作では主人公機の頭部、ボディ、腕部、脚部のカスタマイズが可能だ。選択したパーツによって、耐久力などのステータスや使用できるスキルなどが変化するという。カラーリングも変更可能になっており、自分だけの機体で戦場を駆け抜けることができる。どうすれば新しいパーツが手に入るのかはまだ不明だが、入手したパーツを見比べながら好みの機体を模索するのは楽しそうだ。

GUNDAM ROGUE ORBIT(ガンダム ローグオービット)
・発売元:バンダイナムコエンターテインメント
・フォーマット:PlayStation 5
・ジャンル:アクション
・発売日:2027年3月5日(金)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 通常版 8,910円(税込)
パッケージ版 希望小売価格 コレクターズエディショ 15,840円(税込)
ダウンロード版 販売価格 通常版 8,910円(税込)
ダウンロード版 販売価格 デジタルデラックスエディション 11,880円(税込)
・CERO:審査予定
PS Blogの『GUNDAM ROGUE ORBIT』記事はこちら
※画面は開発中のものです。
©SUNRISE


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