『Skate Story』が発売初日からPlayStation®Plusゲームカタログに登場。ゲームプレイやあらすじなど、試遊レビューをお届け!

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『Skate Story』が発売初日からPlayStation®Plusゲームカタログに登場。ゲームプレイやあらすじなど、試遊レビューをお届け!

美しいスケートボーディング、悪魔との契約、そして巨大な哲学者の頭……? PlayStation®5用ソフトウェア『Skate Story』は、今までのアクションスポーツストーリーとは一線を画すゲームです。12月9日(火)の発売初日からPlayStation®Plus ゲームカタログの配信タイトルとして登場する本作をプレイすれば、その意味をすぐに実感できるはずです。(※1)

今回の試遊レビューでは、Sam Eng氏が手がけた印象的なアドベンチャーをプレイし、冥界の深部へと滑り込む機会を得ました。月を飲み込もうとする異形の悪魔とは何者なのか──その謎にも光を当てていきます。

ストーリーを伴う滑らかなトリック

プレイヤーが操作するキャラクターは、ガラスと苦痛でできたスケートボードの悪魔です。その苦痛は、月のまばゆい光がもたらす不眠の症状によっていっそう際立っています。飢えて疲れきった名もなき悪魔は月を飲み込むことを目指しますが、そこに到達するための唯一の手段は、代償を払って悪魔から授かったスケートボードでした。

基本操作を一通り叩き込まれる激しいチュートリアルを経て、人生の意味を思索する巨大な石の頭が並ぶ異様な“Lyceum”へと滑り込みます。その後、『Skate Story』は宇宙を揺るがす悪魔の旅路の第一歩を大きく踏み出し、その冒険はさらに壮大な広がりを見せていきます。

巧みに設計されたゲームシステムにより、プレイヤーは膨大なトリックの数々を段階的に習得することができます。最初は□ボタン長押しで基本のパワースライド、○ボタン長押しでオーリーを行なっていましたが、“Lyceum”の出口に辿り着く頃には、多数のトリックをマスターしていました。

最初のボス戦はトリックのチュートリアルとして機能しています。Lボタンと○ボタンを組み合わせることで、ポップショービット、ヒールフリップ、フロントポップといったトリックを繰り出す方法を学べます。ただし、注意点があります。

トリックを組み合わせてボスに挑む

ゲームの大半では、広大なエリアや狭く高速なレーンを滑走し、障害物を飛び越え、目つきの悪い白い目玉を閉じるためのゲートをくぐり抜け、おもしろおかしい奇妙なタスクをこなしていきます。しかし、スケートの腕前に関しては容赦ない評価が下されます。

同じトリックを繰り返し使うだけでは評価されません。コンボメーターは実行中のトリックを記録し、フリップを変化させることで素早く上昇していきます。ジャンプのタイミングを完璧に合わせれば追加ポイントを獲得でき、タイミングボーナスが得られます。クラッシュしたり衝突したりすると、メーターはゼロに戻ります。

これらの要素はボス戦でとりわけ重要になります。有効なダメージを与える唯一の方法は、高速で滑走しながら多彩なトリックを繰り出してコンボを積み重ね、着地前に空中で□ボタンを押して破壊的なストンプを決めることです。コンボチェーンが長いほどダメージは増大するため、すべてを賭けて狙う攻撃はスリリングで、熱狂的な快感をもたらします。

あるボス戦では、これまで身につけてきた要素がすべて必要になります。絶えず変化するコースを宇宙空間で追いかけるように進みながら、障害物や攻撃をジャンプで回避しつつトリックを決め、悪魔が粉々になる前に毎回確実にストンプを決めてダメージを与えなければなりませんでした。

奇妙な魂たちと、悪魔のズボン

『Skate Story』のミッションでは、プレイヤーが常に緊張を持ってゲームをプレイできるよう、さまざまな要素を巧みに組み合わせています。多くのミッションではマンホールのような障害物をスケートボードで飛び越えたり、細長い”ソウルフラワー” と呼ばれる環境をスピンしながら通過したり、指定された数の表面をグラインドしたりする必要があります。

冥界には助けを求める奇抜なキャラクターも散在しています。浮遊するドクロや、枕のようにふかふかな悪魔、巨大なカエルなど、私が出会った奇妙な魂たちはそのほんの一部にすぎません。

あるステージでは、巨大な喋るゴミ袋が、嫌いになってしまった臭いモニュメントを倒す手助けをしてほしいと頼んできました。別のタスクでは、洗濯後に乾かされるのを逃れようと動き出した悪魔の服を追いかけることになります。『Skate Story』のユーモアは、ストーリーを面白おかしく、生き生きとしたものにしています。

ボードのカスタマイズ

幽霊ウサギのRabbieに付き添われ、プレイヤーには各チャプターをつなぐ拠点となる、形のない魂の空間が与えられます。ここではスケートボードをカスタマイズすることも可能で、スタントで獲得した魂の通貨を使って、ギフトショップからホイールやステッカーなどを購入できます。

悪魔は細部に宿る

奇妙に愛らしいムカデ列車、ステージ中に散らばるスケーターの失敗の残骸、そして憂いを帯びたホルンからファンキーなベース主体のエレクトロニカへと滑らかに移り変わる多彩なサウンドトラック。『Skate Story』は細部へのこだわりに溢れています。

プレイ中、何度かDualSense® ワイヤレスコントローラーのライトバーが画面上の環境をどのように反映するのか気になり、何度かそちらに目を奪われました。また、悪魔のスケートボードは私の旅を物語っており、選択(と事故)による擦り傷や欠け、摩耗が刻まれていました。特にボードのテール部分は、私の熱のこもったグラインドのせいで大きく損傷していました。

今回の試遊を通して、この旅が次にどんな展開を見せるのか、もっと見届けたいという気持ちになりました。

興味が湧いた方は、12月9日(火)にPS5とPlayStation Plusゲームカタログに登場する『Skate Story』をプレイしてください。きっとあなたも気にいるはずです。


Skate Story

・メーカー:GHI Media LLC(Devolver Digital)
・フォーマット:PlayStation 5
・ジャンル:スポーツ
・発売日:2025年12月9日(火)予定
・価格:未定
・プレイ人数:1人
・レーティング:IARC 7+(7才以上対象)


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