『MARVEL Tōkon: Fighting Souls』試遊レビュー! スパイダーマンとゴーストライダーが初めて操作可能に【TGS2025】

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『MARVEL Tōkon: Fighting Souls』試遊レビュー! スパイダーマンとゴーストライダーが初めて操作可能に【TGS2025】

2026年発売予定のPlayStation®5用ソフトウェア『MARVEL Tōkon: Fighting Souls』。本作は、「ギルティギア」シリーズや『ドラゴンボール ファイターズ』といった対戦格闘ゲームを手掛けているアークシステムワークスと、PlayStation Studios、マーベル・ゲームズのコラボによって実現した4対4のチームバトル対戦格闘ゲームだ。アニメ風のビジュアルで繰り広げられるハイスピードでド派手なアクションはスリル満点。このエキサイティングなチームバトルでは、あらゆる戦いで予測不能なドラマが巻き起こるだろう。

8月に開催された格闘ゲームの祭典「Evolution Championship Series(EVO)」の試遊台やクローズドベータテストでは、キャプテン・アメリカ、アイアンマン、ミズ・マーベル、スター・ロード、ストーム、ドクター・ドゥームという6人のプレイアブルキャラクターの中から4人を選び、チームを編成することができた。

9月25日(木)から28日(日)にかけて開催中の「東京ゲームショウ2025」では、その6人に加えて、新たにスパイダーマンとゴーストライダー(ロビー・レイエス)のふたりが操作できるようになっている。

【スパイダーマン】糸を用いた変幻自在の移動と攻撃が魅力の高機動キャラ

スパイダーマン最大の特徴は、地上や空中で糸を射出できるユニーク技「ウェブジップ」から始まる変幻自在の攻めだ。「ウェブジップ」で繰り出す糸は、方向キーとの組み合わせによってさまざまな方向へ射出でき、射出後はその方向へスパイダーマン自身が高速移動する。斜め上に射出して空中へ勢いよく飛び上がってジャンプ攻撃を狙ったり、空中から斜め下に射出して相手を急襲したりなど、高速移動や軌道変化によって相手を翻弄できそうだ。

「ウェブジップ」からさまざまなアクションに派生できる!

「ウェブジップ」で射出した糸が相手に当たった場合は、蹴りで追撃する「ジップキック」や、糸で相手を叩きつける「ウェブスラム」に派生できる。「ウェブジップ」の糸がガードされた場合や「ウェブスラム」をコンボに複数回組み込んだ際は、糸で相手を引き寄せる「ウェブスネア」に変化する。また、空中で糸を真上に向かって射出すると、糸に捕まって様子を見ることが可能。飛び込むと見せかけて相手の対空技を誘うのに役立つかも? 「ウェブジップ」とその派生技を組み合わせ、相手を攪乱しながらガンガン攻撃するのが楽しい。

接近戦だけでなく飛び道具による攻撃や牽制も可能!

一般的な格闘ゲームでは必殺技に相当するスキルも、多彩なものがそろっていた。糸のかたまりを発射する飛び道具の「ウェブショット」は、空中でも使用可能。空中で繰り出した場合や、地上でのミディアム(中)とヘヴィ(強)は、糸を連続で発射する。相手をけん制する際に便利そうだがモーションは大きいため、読まれて飛び込まれるとピンチを招くかもしれない。突進技の「アラクネッドアサルト」は、空中で繰り出すとサマーソルトキックのような技になる。空中版は、技の出かかりに相手の空中攻撃に対して無敵の時間があるようで、コンボの締めだけでなく対空技としても活躍してくれる。

トリッキーなスキルも攻防のアクセントに

爆弾を設置する「ウェブボム」は、設置した爆弾は相手の攻撃で破壊されてしまうものの画面上に長い間残るため、相手の行動を阻害できる。いわゆる当て身技の「スパイディーセンス」は、発動するとスパイダーマンが特殊な構えを取り、その最中は相手の打撃や投げを回避しながら反撃してくれる。ダウンして起き上がるところを狙ってきた相手の攻撃をさばいたり、相手の連携に割り込んだりなど、反撃の起点として頼りになるかもしれない。

また、固有のアクションとして、スパイダーマンはしゃがみながら歩くことが可能だ。試すことはできなかったが、しゃがみ歩きの姿勢はかなり低いため、飛び道具の軌道によっては避けながら相手に接近できるかも? 飛び道具、突進、対空といった格闘ゲームでは基本的な技だけでなく、少し変わったスキルやアクションを持ち、「ウェブジップ」を絡めた多彩な攻めが楽しめるのはスパイダーマンの大きな魅力だ。

【ゴーストライダー】固有のゲージを管理しながら戦うテクニカルキャラ

ゴーストライダーには「ヴェンジェンスゲージ」と呼ばれる、クルマやバイクなどのタコメーターのような固有のゲージがあり、これを管理しながらの立ち回りが特徴となる。ヴェンジェンスゲージは主にスキルを使用すると上昇していき、メーターに応じてスキルのヒット数やダメージがアップ。ただし、ゲージがMAXになってしまうと膝をついて長い硬直が発生してしまうので、その前にゲージを下げる必要があるというわけだ。

ヴェンジェンスゲージによって性能が変化する強力なスキル

「ヘルファイヤー」は、火を吹いて相手を攻撃するスキルだ。隙が少なくガードされても反撃を受けづらかったため、けん制や連携などで気軽に使えるかもしれない。投げ技の「ペナンスドライバー」は、相手のガードを崩す頼れる手段となるだろう。ライト(弱)とヘヴィ(強)は移動しながら相手を掴むため、少し離れた位置からも狙える。鎖を振り回す遠距離攻撃「ジャッジメントクレードル」は、追加入力によって、フェイント、下段、中段に派生。これもガードを崩す手段として活用できそうだ。「ヘルスコーチャー」は炎のフィールドを設置して攻撃できる。

ヴェンジェンスゲージを高めながらもMAXにしない立ち回りが勝負の鍵に

ヴェンジェンスゲージを減少させるには、ユニーク技や強力なスーパースキル、切り札となるアルティメットスキル、そしてメンバースイッチなどを使う必要がある。ユニーク技の「レベレーターチェイン」は、鎖を振り回す連続攻撃だ。ボタンの長押しで攻撃回数が増加し、攻撃するたびにヴェンジェンスゲージが減少していく。相手を攻撃しながら手軽にヴェンジェンスゲージを下げられるので、積極的に使っていきたい。もうひとつのユニーク技「ヘルスロットル」は、全身を炎に包んで周囲を攻撃する。使用するとヴェンジェンスゲージは大きく減少するものの隙がかなり大きく、使いどころは難しそうだ。

ヴェンジェンスゲージのメーターが高い状態を維持できるとスキルが強力になるので、相手にプレッシャーをかけられる。パワーアップしたスキルを絡めたコンボを決めると、相手の体力ゲージをドカンと減らすことができて気持ちいい。とはいえ、バトル中はヴェンジェンスゲージにまで気が回らず、すぐにMAXになってしまい、手痛い反撃を受けてしまったことも……。うまく使いこなすためには、やはり慣れが必要なようだ。

ゲージに気を配りながら戦うというテクニカルな立ち回りが求められるゴーストライダーだが、鎖をブンブン振り回したり炎を操ったりといった、豪快かつ派手なアクションも見どころのひとつ。かなり遊び応えがありそうなキャラクターなので、難しそうだなと思っている人もぜひチャレンジしてみよう。

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『MARVEL Tōkon: Fighting Souls』4対4のチームバトルを試遊レビュー! さらに開発チームからのコメントもお届け!

MARVEL Tōkon: Fighting Souls

・発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
・フォーマット:PlayStation 5
・ジャンル:格闘
・発売日:2026年予定
・価格:未定
・プレイ人数:未定
・CERO:審査予定


PS Blogの『MARVEL Tōkon: Fighting Souls』記事はこちら


『MARVEL Tōkon: Fighting Souls』公式サイトはこちら

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