
※本記事は英語版PlayStation®.Blogの日本語翻訳記事です。
皆さん、こんにちは! Q-GamesのDylanです。今回、「PixelJunk」シリーズ最新作『Dreams of Another』のPlayStation®VR2版ゲームプレイ映像を初公開できることを大変うれしく思います! 本作はPlayStation®5およびPS VR2に登場予定です。

破壊なくして創造なし──点群技術で描かれる夢の世界
『Dreams of Another』は“破壊なくして創造はない”という哲学的なテーマを掲げた、三人称探索型アクションゲームです。通常のTPSゲームのように武器で“撃つ”ことによりオブジェクトを破壊するのではなく、本作では“撃つ”ことで抽象化している散らばった世界を具体化して創造することができます。本作の最大の特徴は、ポイントクラウドレンダリングによって空間を無数の粒子として表現している点です。PS VR2ではこの表現がさらに際立ち、まるで自分の体が粒子で描かれる夢の世界に包まれるような、夢のなかを旅しているような没入感を味わえます。VRを通じて、“粒子だけで出来たその世界”を、まるで現実であるかのように体験できます。
パジャマ男と彷徨う軍人──不思議な夢の物語
『Dreams of Another』は、“パジャマの男”と“彷徨う軍人”というふたりのキャラクターが、不思議な夢の世界を旅します。この世界には、人だけでなく、風に揺れる木々、ひとりで佇むドア、やわらかく光る街灯など、さまざまな“モノ”が存在し、ユーモアあふれる会話を通して、人間社会への風刺や問いかけを投げかけてきます。
VRでプレイすることで、これらの存在がまるで目の前にいるような感覚を覚え、物語への没入感がさらに高まります。
一人称と三人称を自在に切り替え可能
今回VRバージョンでは三人称視点と一人称視点、両方のモードを実装しています。一人称視点では、プレイヤー自身の動作に合わせてゲーム内で動作が反映され、没入感を感じることが可能。ポイントクラウドの世界へ迷い込み、隅々までディテールを観察することができます。三人称モードでは、通常版と同様に操作キャラクターが表示されており、物語を見守っている感覚を味わえる、本作のコンセプトやストーリーを重視したプレイスタイルとなっています。
三人称視点にはDualSense® ワイヤレスコントローラー、一人称視点にはPlayStation VR2 Sense®コントローラーの使用がおすすめです。どちらでも、粒子で描かれる夢の世界に自分が“入り込んだ”ような体験ができます。
三人称視点での視線トラッキングカメラ操作
三人称視点では視線トラッキングを活用し、“見るだけで狙って撃つ”操作が可能。プレイヤーが見た場所に操作キャラクターが射撃するようになっており、通常版のプレイフィーリングを損なうことなく、クイックにプレイできるようになっています。PS5版の直感的なゲーム体験はそのままに、さらにスピーディで滑らかな操作が可能になります。
また本作では、ハプティックフィードバックやアダティブトリガーが活用され、より深い没入体験が味わえます。
多彩な武器とちょっと変わったアイテムたち
夢のようなポイントクラウドの世界には、“アウラ”と呼ばれる存在が登場し、サブマシンガン、グレネード、ロケットランチャーなど多様な武器で対処する必要があります。ロケットランチャーは圧倒的な威力で広範囲のポイントクラウドが飛び散り、着弾地点を一気に具体化する爽快感が味わえます。また、グレネードを使うことで、爆発のタイミングを見計らって“アウラ”を狙う緊張感のあるプレイが楽しめます。VRでは、これらの武器を手に、多種多様な存在である“アウラ”と迫力と緊張感のなかで対峙します。
また、ゲーム中には“誰かの結婚指輪”や“役目を終えたヒューズ”など、ユニークなアイテムが多数登場し、探索にさらなる奥行きを加えています。
今年後半のPS5、PS VR2での発売に向けて、さらなる続報をどうぞお楽しみに!
※ 本情報は、販売するタイトルは国・地域によって異なる場合があります。
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