PS5®『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国』が8月8日(金)発売決定。ディレクターが最新のゲームプレイトレーラーを徹底解説!

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PS5®『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国』が8月8日(金)発売決定。ディレクターが最新のゲームプレイトレーラーを徹底解説!

皆さん、こんにちは。「マフィア」シリーズのディレクター、Alex Coxです。Hangar 13の開発チームを代表して、『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国』の新しいゲームプレイトレーラーを公開できることを嬉しく思います。

PS5®『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国』が8月8日(金)発売決定。ディレクターが最新のゲームプレイトレーラーを徹底解説!

ゲーム内の様子をたっぷりとご覧いただけるこの機会に、ここで明かされた手に汗握るアクションの数々をより深く理解する手掛かりをお届けしたいと思います。それでは、トレーラーの各シーンに込められた情報を、より詳細に解き明かしていきましょう。

主人公“エンツォ・ファヴァーラ”が“ドン・トリージ”の指令を受け、馬で飛び出すシーンです。お気付きのように、ここでは1900年代のシチリア島の多様な環境が織りなす鮮やかなコントラストが画面に映し出されています。農村沿いの未舗装路や薄暗い地下墓地、きらびやかな豪邸など、本作の特徴となる世界のなかには、細部まで作り込まれた多種多様な舞台が存在しますが、どれもがこの激動の時代ならではの描かれ方をしているという共通点があります。魅力的な風景の数々のなかで、生々しい犯罪ドラマの舞台にふさわしい場所はどこかを決めるとなると、選ぶのは大変でした。

古代の貯水槽に降りていくエンツォの姿を追いましょう。ここでは『マフィア:オリジン 〜裏切りの祖国』の舞台に基づいた、この時代らしい戦闘を詳しく見ていきます。エンツォの刃物による残虐なシーンもありますので、ご注意を。外にいた見張りをこっそりと始末したあと、エンツォは次に巡回してきた敵の気を逸らし、その隙にナイフを首に突き刺します。近くにいる別の見張りを発見すると、刃物を投げて遠くから殺害します。しかし一瞬遅かったようです、ほかの見張りに知られてしまいました。

状況は緊迫した銃撃戦になっていきますが、この敵との遭遇によって、ステルスと銃撃戦を融合させたゲームプレイの様子がよくわかります。それぞれのアプローチは互いに補完し合い、有限なリソースのなか、“あり合わせ”で凌ぐゲーム体験が生まれます。エンツォは2発の銃弾を撃ち損じたようです。しかしナイフと爆発性のあるランプを駆使して、4発の弾で敵を片付けています。『マフィア:オリジン 〜裏切りの祖国』の戦闘デザインの柱となるのは、“1発の弾がもつ重み”という発想です。そのため、銃だけに頼る前によく考えてみることが大切です。

激しい戦闘の次は、もうひとつのシリーズおなじみの要素、手に汗握るカーチェイスに移ります。今度は、エンツォは20世紀初頭に見られた自動車の運転席に座っています。かつては馬によって歩き馴らされた未舗装路を、猛スピードで駆け抜けていきます。これらの車の運転には、年代物の車が持つ重さやクセが伴いますが、ゲームプレイではスリリングなドライブを十分に楽しむことができます。「マフィア」シリーズ全体を通して、私たちは古き時代の自動車の感触を忠実に表現するべく、ゲーム内の車を調整してきたことをつねに誇りにしています。それは本作でも、例外ではありません。

再び血みどろの銃撃戦が繰り広げられていますが、ここで『マフィア:オリジン 〜裏切りの祖国』の“1発の弾がもつ重み”という理念に戻りましょう。今度は、もう少し別の観点から。近くの敵を倒したあと、エンツォはその次の弾を外しました。リボルバーのなかにはあと2発しか入っていません。彼はこのまま下がって装填をするよりも、遮蔽物に飛び込んで近距離戦用のショットガンに持ち替える選択をします。1発の弾に重みをもたせることは、単に弾をあさるということではありません。ときには果敢に前へ進むことが賢い戦術上の選択になります——あるいは、それが生存のための最重要事項になることも。「マフィア」シリーズの熟練プレイヤーは、アドレナリンの湧き出るこの銃撃戦にも馴染みを覚えることでしょう。また、新たに加わったヒリヒリする危うさが、シリーズ長年のファンの皆さんの心にきっと響くはずです。

さて、このシーンでアクションに注目することは容易ですが、背景も見落としてはいけません。オペラハウスの壮麗な大広間の様子です。この圧倒的な景色が、私たちがUnreal Engine 5への移行によって果たした、ビジュアル面での強化の格好の証明になっています。新たなツールセットによって、私たちのチームはかつてないほど背景を詳細に描き尽くすことが可能になりました。それとの見事な相乗効果で、本作の戦闘をよりリアルにすることができたのです。

もちろん、手に汗握る銃撃戦は徒歩や車の場面に限ったものではありません。馬上で手綱を握ることも必要になるでしょう。路上での追跡や戦闘には、馬、車、銃、あるいはこの3つを組み合わせながら行なわれることがあります。これもまた、慣れ親しんだアクションに新鮮なフックを加える機会となる、『マフィア:オリジン 〜裏切りの祖国』ならではの仕掛けの一例です。

いよいよ最後の場面です。ここでは『マフィア:オリジン 〜裏切りの祖国』が、ナイフによる戦闘を“1対1の決闘”という新たな段階に昇華させたことが強烈に示されています。シチリアのナイフを用いた戦いの伝統から着想を得たこの決死の戦闘は、ストーリー中で、犯罪組織“トリージ・ファミリー”のためにエンツォがその命を危険にさらさざるを得ない、重要な局面で展開されます。これは敵との対決に挑む主人公にとっても、ファンの皆さんが期待する“生きるか死ぬか”のゲームプレイを届ける私たちにとっても、魅力的な新手法です。

この濃密な犯罪ドラマについて言いたいことはまだまだあるのですが、これ以上は“オメルタ(沈黙の誓い)”を破らなくてはならなくなりそうです。とはいえ、今後数週間のうちに新しい情報が出ますので、引き続き注目しておいてください。

チーム一同、8月8日(金)に『マフィア:オリジン 〜裏切りの祖国』が発売され、皆さんに体験していただける日が待ちきれません。本作は、PlayStation®5で予約受付中です。


マフィア:オリジン ~裏切りの祖国

・メーカー:Take-Two
・フォーマット:PlayStation 5
・ジャンル:アドベンチャー、アクション
・発売日:2025年8月8日(金)予定
・価格:ダウンロード版 販売価格 通常版 6,930円(税込)
    ダウンロード版 販売価格 デラックス・エディション 8,140円(税込)
・プレイ人数:1人
・レーティング:審査予定


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