
※本記事は英語版PlayStation®.Blogの日本語翻訳記事です。
皆さん、こんにちは! 今回は、2026年にPlayStation®5で発売予定のまったく新しい3Dアクションプラットフォームゲーム『ダスクフェード』を紹介します。
『ダスクフェード』は、『ジャック×ダクスター』や『ラチェット&クランク』といったクラシックなPlayStation®ゲームのノスタルジーと現代的なゲームプレイ、そして心に深く響くストーリーを融合させた、まったく新しいアクションプラットフォームゲームです。プレイヤーは、工房の見習いである若いジリアンとしてプレイし、永遠の夜に包まれた世界に時間を取り戻す冒険に乗り出し、クロックパンクの世界を舞台に活気に満ちたロケーションをめぐります。
本作は、アクションプラットフォームゲームに情熱を持つ集団、Weird Beluga Studioの才能あふれるチームによって開発されています。彼らは本作を通して、クラシックな名作が持っていた魔法のような感覚と、時を超えて愛される魅力を再び呼び起こしたいと願っています。ぜひ以下のトレーラーをご覧ください。『ダスクフェード』の世界へようこそ!

※映像は英語版です。
ノスタルジックでありながら新鮮なアプローチ
『ダスクフェード』は、私たちFireshine Gamesにとって期待のプロジェクトです。3Dアクションプラットフォームゲームの黄金時代に敬意を表しつつ、洗練されたゲームプレイ、美しく構築された世界、そして強く印象に残るエモーショナルな物語を兼ね備えた作品です。
クリスタルの洞窟をレールグラインドで駆け抜けるときも、機械仕掛けの敵をかわすときも──すべてのアクション、戦闘、そして環境は、手応えがあり、スピード感と熱量に満ちた体験となるように注意深く作り込まれています。プレイヤーは、ジャンプ、ダッシュ、格闘、そして滑空を駆使して、クラシックなアクションプラットフォームゲームの魅力をハイクオリティなレベルで味わうことができます。この夢のようなゲームを、2026年に世界中のプレイヤーにお届けするのが待ち遠しいです。
『ダスクフェード』のビジョンをより深く理解していただくために、開発チームのコメントを紹介します。
「私たちのゲームは、『ジャック×ダクスター』や『ラチェット&クランク』からインスピレーションを受けつつも、機敏で素早い動きを感じられるように設計されています。本作では流れに焦点をおいており、ジリアンが世界を滑空し、シームレスにアクションを連鎖させ、勢いを失うことなく長距離を移動しているように感じていただきたいと思っています」
– Tomás Manzano Sobrido、リードプログラマー
「『ダスクフェード』の戦闘は、『ラチェット&クランク』や『キングダム ハーツ』などのゲームからインスピレーションを得つつ、反応の良いドッジロールなど、現代のアクションゲームからヒントを得たメカニズムが加えられて深みが増し、アクションの新鮮さとダイナミックさが保たれています」
– Esteban Marin Illana、ゲームデザイナー

喪失、愛、そして前に進む物語
鮮やかなビジュアルと激烈な戦闘の奥には、さらに深いものがあります。『ダスクフェード』では、記憶、悲しみ、過去の影響によって作られた謎の現実に引き込まれる兄妹、ジリアンとアリラの物語を語っています。これは、開発チームの実体験からインスピレーションを得た喪失と向き合いながら、重要なことを維持する方法を学ぶゲームです。
「愛する人を失うことは、特にその人があなたの導き手であり、手本となる存在であったとき、深い心の傷を残します。それが祖父の死で私が経験したことでした。しかし、それはこの物語を書く力とインスピレーションを与えてくれました」
– Ricardo Chorques Mesa、ストーリーデザイナー

PlayStation Talentsからドリームプロジェクトへ:友人たちの情熱は、どのように『ダスクフェード』へと昇華されたのか
Weird Belugaの旅路は、2019年に5人の大学生が野心的なプロジェクトでPlayStation Talentsコンテストに参加し、最優秀ゲーム賞と最優秀芸術賞を受賞したことから始まりました。大学を中退した彼らは、PlayStation TalentsとSony Interactive Entertainment Spainの支援を受けながらWeird Beluga Studioを設立しました。
わずか2年後の2021年、彼らはPlayStation®4とPS5でデビュータイトル『Clid the Snail』をリリースしました。PlayStationからの初期の支援は、デビュータイトルの製作だけでなく、彼らの旅全体を通して役立ちました。
現在、チームのオリジナルメンバー5人のうち3人の開発者、Tomás Manzano Sobrido、Diego Redondo González、Ricardo Chorques Mesaがスタジオを率いています。そして今、Fireshine Gamesの私たちは、彼らと協力して『ダスクフェード』を送り出すことに情熱を注いでいます。

ゲームにおける感情の共鳴と表現
Weird Belugaは、楽しいアクションプラットフォーマーという枠を超えた作品を目指しています。このゲームはまた、感情を重視した物語や個人的なテーマ、包括的な視点を取り入れた、拡大しつつあるインディーゲームの潮流の一部でもあります。
悲しみを経験したことがある人であれ、ただ心に響くゲームを望んでいる人であれ、『ダスクフェード』では、その華やかな演出の奥に、すべてのプレイヤーに意味のある普遍的な何かを提供したいと考えています。
「私たちが目指しているのは、クラシックゲームにインスパイアされたカラフルで無垢なビジュアルスタイルと、深く感情に訴える物語との鮮やかなコントラストです。本作の鮮やかな世界の裏には、現実世界の深刻なテーマを探求する物語があり、冒険に重みと意味を加えています」
– Diego Redondo González、リードアーティスト

『ダスクフェード』は単なる情熱の結晶ではなく、感情豊かな物語に包まれた、クラシックなアクションプラットフォームゲームへの心からのトリビュートです。本作がいかに特別な旅になるのか、その理由とさらなる最新情報を、ぜひ今後の続報でご確認ください。来年、PS5で『ダスクフェード』を実際に体験していただける日を、私たちも今から楽しみにしています。
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