『都市伝説解体センター』プレイレビュー! 事件にまつわる怪異を、頭脳と特殊な能力を駆使して解き明かせ!

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『都市伝説解体センター』プレイレビュー! 事件にまつわる怪異を、頭脳と特殊な能力を駆使して解き明かせ!

PlayStation®5用ソフトウェア『都市伝説解体センター』は、さまざまな事件にまつわる怪異を解き明かすミステリーアドベンチャーだ。インターネット上に飛び交ういくつかの都市伝説をテーマにした推理ミステリーが、連続ドラマ形式で描かれる。

『都市伝説解体センター』ローンチトレーラー

『都市伝説解体センター』プレイレビュー! 事件にまつわる怪異を、頭脳と特殊な能力を駆使して解き明かせ!

CHECK POINT①
怪異が潜む日常を演出する、懐かしくも新しいピクセルアート

巷やSNSにあふれる都市伝説の現地調査とネット調査に加え、それらの収集を行なう民営の専門機関「都市伝説解体センター」。過去に存在した人や物の痕跡を見ることができる「念視」の能力を持つ女性「福来 あざみ(ふくらい あざみ)」は、その新人調査員として働くことになる。

「千里眼」の能力を持つセンター長の「廻屋 渉(めぐりや あゆむ)」と、先輩調査員の「ジャスミン」とともに調査を行ない、都市伝説の真相と怪異に遭遇した依頼者たちの過去を明らかにしていくあざみ。都市伝説の”解体”の先に彼女を待ち受ける、予測不能な事実とは……?

本作のゲーム画面を見た人は、まずそのピクセルアートに目を奪われるだろう。レトロな雰囲気を漂わせながらも、キャラクターの立ち絵やイベントシーンが豊富に用意されていたり、アニメーションによる動作が盛り込まれていたりなどのこだわりがポイントだ。8~16ビット時代のゲームを愛する往年のファンは懐かしさを、写実的な3Dグラフィックや高解像度2Dグラフィックからゲームに触れた人はむしろ新鮮さを感じることだろう。

グラフィック全体が薄暗い青を基調とした色彩で統一されており、人間の肌や木の葉など、キャラクターやオブジェクトに実際の色を使用していないのも大きな特徴となっている。寒々しく少し暗めの雰囲気が、日常に怪異が潜む不穏な世界観を演出。そのうえで、話しかけることのできる重要人物や怪異などは赤色で表現しているというコントラストが印象深い。何気ないイベントの最中に突然怪異が出現したり、場面が切り替わった直後に怪異がたたずんでいたりする際は鮮烈な赤色が視界に飛び込んでくるため、インパクトは抜群だ。

ここまでは本作のあらすじや雰囲気を簡単にお伝えしてきたが、ここからはシステムなどのゲーム的な部分に触れながら、その魅力を紹介していく。できるだけネタバレを避けてはいるものの、ここまでの紹介で興味をそそられた人は、いますぐこの記事を読むのをやめて、都市伝説にまつわる事件に挑んでほしい。

CHECK POINT②
SNSのチェックや現場での聞き込みと探索で情報を集めよう

主人公のあざみが働くことになった都市伝説解体センターには、怪異にまつわる出来事や事件に関する調査依頼が舞い込んでくる。その怪異がどんな都市伝説に由来するものなのか? そして出来事や事件にどのような関わりがあるかを調べるのが、あざみの仕事だ。調査方法は、SNSによる情報収集と現地での聞き込みや探索が主な手段となる。

本作の舞台は現代ということもあり、SNS上には依頼内容に関係する噂や憶測などがあふれている。気になる投稿を先輩調査員のジャスミンと一緒にチェックしていくことで、事件のあらましや関係がありそうな都市伝説の輪郭が見えてくるというわけだ。SNSを駆使することで、実際の現場を見ることなく多くの情報が得られるというのも現代的で面白い。

気になった投稿を調べると、それに対してジャスミンがコメントしてくれる。SNSにはたくさんの投稿があり、さほど重要ではないものがほとんどだ。その中から適切なものを選んで情報を集めていくのだが、選択した投稿のすべてにジャスミンはなんらかのコメントをしてくれる。重要ではないコメントをチェックしても特にペナルティはないので、明らかに関係のないコメントまで、ついチェックしてしまった。

あざみは念視の能力を使用すると、投稿に含まれる怪しいワードを確認することができる。そのワードを検索すれば、さらなる投稿を調べられるようになっていく。ときにはふたつのワードを組み合わせて検索する必要があり、見つけたワードの関係を吟味することも必要だ。そうしてたくさんの投稿を調べることで得た情報が、現場での調査に役立ってくる。

現場では、依頼人や近所の人から話を聞いたり、気になるところを調べたりしながら事件に関する情報を集めることになる。話を聞くことができる人物は赤く表示され、調べられる場所は赤いマークが表示されるので、見失うことはないはずだ。

現場でもあざみの念視は大活躍する。特殊な眼鏡をかけることで過去に存在した人や物の痕跡を見ることができ、通常の調査では見つからない情報を獲得できる。また、眼鏡をかけると、周囲の様子が一変することがあって驚いてしまうかもしれない。怪異に関する痕跡は詳細が不明のため、抽象的な姿となって見えるのも不気味だ。

また、現場ではそれまでに得た情報をもとにして、仮説を立てることができる。一連の文章に、適切なワードを適切な順番で当てはめることによって仮説が完成する。文章とワードを見比べながら正しいものを選ぶ必要があるため、それまでに得た情報の精査と内容の理解が求められる。とはいえ、間違えてもペナルティはないうえに、間違えた箇所がどこかを教えてくれるので、何度もトライすれば必ず答えにたどり着けるはずだ。

CHECK POINT③
事件に関わる都市伝説を”特定”し、謎を解き明かして”解体”せよ

事件の真相へ至るには、まずは事件に関する都市伝説を”特定”する必要がある。そして特定した都市伝説をもとに深く調査を進め、その背後に隠れた謎を解き明かす”解体”を行なわなければならない。センター長の廻屋は千里眼の能力によってセンターにいながらも調査状況を把握しており、SNSの情報収集や現場での調査が進むと、あざみに電話をかけてくる。

都市伝説の”特定”とは、現場で起こった奇怪な現象やその情報を資料と照らし合わせ、どの都市伝説に符合するのか見極めること。特定できれば事象の原因を把握でき、さらなる調査や対策を立てることに役立つというわけだ。”特定”は、廻屋の質問に答えながら事件を整理していくことで進行していく。いくつかの選択肢の中から正しい答えを選択しなければならないものの、SNSや現場での調査で得た情報を覚えていれば、さほど難しくはない。それまでに得た情報、関係する人物の相関図、都市伝説などの詳細が記されたメモを見ることもできるため、情報の整理や推理が苦手だという人もスムーズに進められるだろう。

事件に関する都市伝説の特定に成功し、さらに調査を進めて手がかりを集めていくと、またもや廻屋から電話がかかってきて都市伝説を”解体”するパートに突入。このときの廻屋からの電話は、まるで推理小説などで探偵が「すべての謎が解けた」などと言い、登場人物を集めてその推理を聞かせ始める合図を彷彿とさせる。それだけに「え!? このタイミングで真実にたどりつけたの?」と驚くこともあった。

“解体”も、”特定”と同じく廻屋の質問に答えながら事件を整理していくことで進行する。都市伝説の特定後に得た情報をしっかり把握していれば正解へとたどりつくのは難しくないが、選択肢を間違えてもペナルティなく選び直せるので安心だ。それまでに得た情報を振り返りながら推理を重ね、正しい答えを選び続けて都市伝説と事件を見事に一発で”解体”できたときのうれしさはひとしおだ。

多くの謎を解決していくなかで手に入る謎の「イルミナカード」、過去に起きた痛ましい事件、SNSに潜む悪意、そして都市伝説解体センターとは何なのか? すべての謎が”解体”されたときに待ち受ける衝撃の結末とは──? ぜひあなたも調査員としてこの世界に飛び込み、その真相を解き明かしてほしい。


都市伝説解体センター

・発売元:集英社ゲームズ
・フォーマット:PlayStation 5
・ジャンル:ミステリーアドベンチャー
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 通常版 3,740円(税込)
    パッケージ版 希望小売価格 限定版 6,930円(税込)
    ダウンロード版 販売価格 1,980円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:C(15才以上対象)


PS Blogの『都市伝説解体センター』記事はこちら


『都市伝説解体センター』公式サイトはこちら

『都市伝説解体センター』をPS Storeで購入する

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