『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』試遊レビュー! 海賊・真島吾朗の新バトルアクション!【TGS2024】

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『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』試遊レビュー! 海賊・真島吾朗の新バトルアクション!【TGS2024】

2025年2月28日(金)発売予定のPlayStation®5/PlayStation®4用ソフトウェア『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』は、シリーズの人気キャラクター・真島吾朗が初の単独主人公を務めるアクションアドベンチャー。過去の記憶を失い、ハワイ近くのリッチ島に流れ着いた真島は、海賊となり大海原へ。海賊船ゴロー丸に乗り込み、伝説の海賊団を目指すことになる。

このタイトルは、9月20日(金)に配信された「龍が如くスタジオ」の特別番組「RGG SUMMIT 2024」で発表され、アーカイブが公開されている。ファーストトレーラーもお見逃しなく。

「RGG SUMMIT 2024」はこちら

『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』ファーストトレーラーはこちら

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9月26日(木)から29日(日)にかけて開催中の「東京ゲームショウ2024」では、発表されたばかりの本作を世界初試遊できる。開催に先駆けてプレイする機会を得たので、試遊レビューをお届けしよう。

ハワイに上陸した海賊・真島が、バトルとアクティビティを満喫!

今回の試遊では、ハワイに上陸した真島吾朗を操作し、約20分にわたってバトルやアクティビティが楽しめる。ゲームが始まると、船員のジェイソンと息子ノア、ロバートの秋山竜次さん演じる料理人兼用心棒のマサルたちとともに船旅を楽しむ真島の姿が。やがて彼らは、ハワイのホノルルビーチに上陸。どうやら彼らはキースという人物に会うため、マッドランティスという島を目指しているらしい。その準備をするため、ホノルルに寄港したようだ。

ちなみに、ノアを演じるのは『龍が如く7外伝 名を消した男』で赤目役だったファーストサマーウイカさん。赤目とはまったく異なる少年役を見事に演じているので、こちらもぜひ注目してほしい。猫のようにも見える小さい虎を連れているが、そのいきさつも気になるところだ。

「狂犬」と「パイレーツ」──ふたつのバトルスタイル

ノアとビーチを歩き始めると、まず始まるのがバトルのチュートリアル。本作はアクションアドベンチャーとなっており、『龍が如く8』のライブコマンドRPGバトルではなく、真島の喧嘩アクションを思う存分楽しめる。真島を操作して戦うのは、『龍が如く 極2』以来。しかも今回は、「狂犬スタイル」と「パイレーツスタイル」の2種類を切り替えながら戦いを繰り広げることができる。「パイレーツスタイル」では、海賊風の衣装に変わるのも面白い。

「狂犬スタイル」は、素手とドスによる攻撃がメインとなっている。桐生一馬に比べると、動きは格段にスピーディ。軽やかなフットワークで動き回り、小気味よく攻撃を繰り出せる。しかも、特筆すべきはジャンプができること! 高い跳躍力を生かして宙に浮かぶと、空中コンボも発動可能だ。ふわりと舞い上がったところから、宙に浮かせた敵に攻撃を叩き込むのが気持ちいい。滞空時間が長いので、アクションに不慣れでも苦労せずに空中コンボを決められそうだ。

さらに、時間経過やヒートアクションの発動などにより画面左上の「狂気ゲージ」が溜まると「分身」が可能に。影のような姿をした真島が4体出現し、それぞれが周囲の敵を攻撃してくれる。真島が中心に立ち、分身したキャラクターとともにコマのように回転しながら周囲の敵を弾き飛ばすのも爽快だ。

「パイレーツスタイル」は、カトラスをはじめとする海賊道具を使った攻撃が特徴だ。カトラスとは、映画などで海賊がよく手にしている湾曲した刃の片手剣のこと。二刀流で敵をザクザク斬りつけられるうえ、カトラスをブーメランのように投げて戦うこともできる。チャージガンは、ボタンを長押しする時間が長いほど威力も増大する。ほかには、ワイヤーフックを使った攻撃も試すことができる。少し離れたところからはチャージガンで攻撃したり、ワイヤーフックで敵との距離を一気に詰めたりと、戦況に応じて柔軟な戦い方ができそうだ。

このふたつのバトルスタイルは、戦闘中いつでも切り替えられる。アクションが苦手な人でも、両スタイルを使い分けながら華麗なアクションを楽しむことができるだろう。特に初登場の「パイレーツスタイル」は、海賊道具を駆使したユニークなアクションがクセになること間違いなし。『龍が如く7外伝 名を消した男』では、桐生が「エージェントスタイル」でガジェットを使ったバトルを展開したが、それに近いトリッキーな戦い方ができるようだ。

ホノルルのプレイスポットを真島が体験!

バトルのチュートリアルを終えると、自由に行動できるようになる。街歩きを楽しみながらバトルに励むのもいいが、より多くのプレイスポットを楽しみたいならノアに話しかけよう。目当ての場所まで、自動的に移動できる。

今回の試遊で楽しめたのは、定番の「カラオケ」、真島を自分好みに着せ替える「コーディネート」、ハワイでは初となる爆走レース「ドラゴンカート」、トリックを決めながら自転車で料理を配達する「クレイジーデリバリー」。いずれも『龍が如く8』『龍が如く7 光と闇の行方』でおなじみのプレイスポットだが、春日一番ではなく真島になって遊ぶと、また新鮮な感覚を味わえる。なお、すべて遊び尽くしていると試遊時間が終わってしまうので、適当なところで切り上げることをおすすめしたい。

マフィアが集うマッドランティス島に上陸!

ある程度遊んだところでジェイソンに話しかけると、いよいよマッドランティス島に上陸できる。製品版では海賊船を操縦し、仲間とともに航海できるようなので、そちらも期待が高まるところだ。

マッドランティスは船の墓場であり、マフィアやギャングが集う島。荒廃した雰囲気が漂っており、荒くれ者たちに喧嘩を吹っ掛けられることもしばしば。ポーカーなどが楽しめる賭場もある。

荒くれ者たちから情報を聞きつつ、キースのいる酒場へ向かうとバトルが発生。大量の手下たちに囲まれた時こそ、真島のバトルアクションは本領を発揮する。「狂犬スタイル」なら、スピード感あふれる動きで敵を翻弄しつつ、ドスを振り回してアクロバティックに戦える。「パイレーツスタイル」なら、二刀流ならではの攻撃範囲の広さを生かして敵を薙ぎ払うことができる。強敵キースとの一騎打ちでは、スウェイやガードで敵の攻撃を防ぎつつ、隙を突いて一撃を加えるスリリングなバトルアクションが楽しめた。

真島が海賊になるという突拍子もない設定ではあるが、実際にプレイしてみると骨太のアクションアドベンチャーだということがよくわかる。『龍が如く8』のライブコマンドRPGバトルももちろん楽しいが、アクションアドベンチャー派にはぜひともプレイしてほしい。記憶を失ってもなお、戦うことが楽しくて仕方ないという真島の狂犬ぶりも健在だ。今回の試遊ではストーリーの詳細まではわからなかったが、謎めいた人物も発表されているため、今後の情報に期待したい。


龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii

・発売元:セガ
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:アクションアドベンチャー
・発売日:2025年2月28日(金)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 通常版 6,930円(税込)
    パッケージ版 希望小売価格 真島吾朗コンプリートボックス 19,800円(税込)
    ダウンロード版 販売価格 スタンダード・エディション 6,930円(税込)
    ダウンロード版 販売価格 デラックス・エディション 8,690円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:D(17才以上対象)


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