アトラスが誇るRPG「真・女神転生」シリーズのナンバリングタイトル最新作として、他機種で2021年に発売された『真・女神転生V』。全世界累計100万本以上を売り上げたタイトルが、システムやシナリオなど、あらゆる面で進化を果たしてPlayStation®5とPlayStation®4に登場! 『真・女神転生V Vengeance(ヴェンジェンス)』が明日6月14日(金)に発売を迎える。
この<復讐>は世界を壊す
本作の大きなポイントは、完全新規ストーリーとなる「復讐の女神篇」が収録されていることだ。ゲーム冒頭で迫られるルート選択により、物語は『真・女神転生V』で語られた「創世の女神篇」と、虐げられた者たちによる復讐譚「復讐の女神篇」のどちらかに分岐する。「復讐の女神篇」は『真・女神転生V』のシナリオを踏襲しつつ、中盤以降大きく変化し、最終的には全く異なる結末へと展開していく。
バトルシステムや悪魔合体、フィールド探索にも新たな要素が追加され、より奥深く進化を遂げた。『真・女神転生V』を遊んだことのない人はもちろん、すでに遊んだ人も存分に楽しめる、決定版ともいうべき内容となっている。
【STORY&CHARACTER】
物語は冒頭のルート選択でふたつの展開へ分岐する
「創世の女神篇」──『真・女神転生V』で語られた物語
主人公は、縄印(じょういん)学園という高校に通う三年生。平和な日々を過ごしていたが、ある日トンネルの崩落事故をきっかけに、<悪魔>が跋扈する砂漠と化した東京<ダアト>に迷い込んでしまう。謎の男<アオガミ>と合一し、禁忌の存在<ナホビノ>となった主人公は、世界の未来を賭けた、神と悪魔たちの戦いに身を投じることになる。
「復讐の女神篇」──新たに収録される物語
人間を襲い、混沌の世界を作らんとする悪魔たち。そして、神の秩序を守らんとする天使の組織<ベテル>。対立するこれらの争いに巻き込まれた主人公は、ダアトを探索中に<尋峯(ひろみね)ヨーコ>と出会い、行動をともにすることになる。魔法を使って戦線に立つヨーコと主人公の前に、<カディシュトゥ>と名乗る4人の女魔が立ちはだかる。
「見つけたぞ、復活の鍵を……」
カディシュトゥのリリスは、主人公を<復活の鍵>と、そして自らを<虐げられる者>と呼ぶ。果たして、彼女たちの目的とは……? 虐げられた者たちによる復讐譚が、今始まる。
主人公 / ナホビノ
CV:柳 晃平
都内に住む高校三年の少年。下校中、トンネルの崩落事故に遭い、砂漠化した東京<ダアト>に迷い込んでしまう。趣味は読書。謎の男であるアオガミと合一を果たし、悪魔に対抗しうる超常の力を使用できる<ナホビノ>への変貌を遂げる。ナホビノ状態での意思決定は主人公にあり、アオガミは声で主人公を導く。
「復讐の女神篇」では主人公とナホビノが新たな姿で登場!
これまでの青い姿からは一変した雰囲気をまとった主人公。右手にある鎌のような流線型の刃が特徴的だが、この姿はいったい……?
アオガミ
CV:森川 智之
ダアトで悪魔に襲われる主人公の前に、突如として現れた謎の男。主人公と手を取ることで、禁忌の存在<ナホビノ>へと変貌する。18年前の大戦争に参加していたようだが、その記憶が抜け落ちている。
「復讐の女神篇」で登場する新キャラクター
尋峯ヨーコ
CV:斎藤 千和
聖マリナ女学院に通う高校三年生。クールな性格で、どこかミステリアス。ダアトで主人公と出会い、行動をともにする。昔から不思議な力を擁し、「聖女」と呼ばれていたことも。学院でもその力を見込まれ、悪魔払いの魔法を習得。自らも戦闘に参加する。
虐げられる者:カディシュトゥ
主人公の前に現れる4体の女魔たち。左から<エイシェト・ゼヌニム>、<アグラト・バト・マラト>、<リリス>、<ナアマ>。「復讐の女神篇」では彼女たち新たな悪魔により、もうひとつの創生の物語が紡がれる。
カディシュトゥたち4体の悪魔や『真・女神転生V』から登場しているキャラクターの詳細は、公式サイトの「STORY&CHARACTER」ページで確認してほしい。
【DEVIL】
新規描き下ろしや過去作品からの追加で、総勢270体以上の悪魔たちが登場!
キャラクターデザイナーの土居政之氏による新規描き下ろしに加えて、過去作品からも新たに悪魔が追加された。『真・女神転生V』でおなじみの悪魔たちと合わせて総勢270体以上が登場し、極上の悪魔体験が楽しめる。
▲<妖精>ナホビホ。本作で新たに登場する、合一神のような姿をしたジャックフロスト。雪の日の朝が大好きで、いつか一面の銀世界を創世することを目指しているという。
▲<秘神>アマビエ。本作で新たに登場する悪魔。江戸時代の肥後国に現れたとされる日本の妖怪で、光る海中から姿を現して人々に予言をしたと伝えられる。
仲魔たちとの交流を楽しめる新要素「悪魔の裏庭」
ダアトの各地を繋げる龍穴にアクセスすると、「悪魔の裏庭」へ行くことができる。悪魔の裏庭では味方の悪魔である<仲魔>たちが姿を現して集まっており、会話をしたり貢ぎ物を渡したりと交流を楽しめるほか、フリーカメラ機能で仲魔の姿を鑑賞することも可能だ。
バトルやフィールドの探索など、攻略に応じて特別な会話が発生することがあり、アイテムをもらえたり仲魔のステータスが強化されたりといった見返りがある。会話が発生したら、積極的に悪魔の裏庭を訪れてみよう。
【BATTLE】
敵の弱点を突くと行動回数が増加する「プレスターンバトル」
バトルは、アトラス作品のバトルシステムの原点とされ『ペルソナ5』にもその派生システムが受け継がれた、コマンド制の「プレスターンバトル」を採用している。敵の弱点を突くと味方の行動回数が増え、有利に戦うことが可能。しかし敵に弱点を突かれると、敵の行動回数が増えて不利な戦局を招く。シンプルながらも戦略性の高い、やり応え抜群のバトルシステムは継承されている。バトルの戦略性を広げる、新たなスキルや要素も多数追加された。
『真・女神転生V Vengeance』紹介ミニ映像 バトルスキル篇はこちら
マガツヒスキル
バトルを進めていくと、行動によって「マガツヒゲージ」が溜まっていく。マガツヒゲージがMAXになると、特殊なスキル「マガツヒスキル」を使用可能だ。マガツヒスキルは攻撃だけでなく、補助や回復など、さまざまな効果を発揮する。本作では特定の仲魔がいる場合で発動可能なものなど、約20種類以上のスキルが新たに追加されており、計50種類以上のマガツヒスキルが登場。いずれも強力な効果を持つため、戦況を見極めて発動しよう。
ユニークスキル
すべての仲魔に、特別な自動効果スキル「ユニークスキル」が追加された。ユニークスキルの種類は、攻撃スキルの威力を高める効果や、特定の仲魔がいる場合に強力な効果を発揮するもの、悪魔会話に役立つ効果など、さまざまだ。仲魔の組み合わせによって、より戦術性の高いバトルを楽しむことができる。
ゲストキャラの参戦
物語の進行によって仲魔以外にも、人間のゲストキャラがパーティに加わり、戦闘に参加してくれることがある。彼らも仲魔と同様に戦うことが可能で、アイテムも使用できる。状況によってゲストキャラと仲魔を使い分けながら、戦闘を有利に進めよう。
連続エンカウント
敵悪魔を倒したあとに続けて新たな悪魔が現れ、戦闘が継続することがある。連戦となるものの、勝利すれば獲得するマッカや経験値、アイテムにボーナスが発生する。この連続エンカウントは主人公を発見した悪魔が周囲に多いほど発生しやすいため、密集している敵に戦闘を仕掛けて連戦による大量ボーナスを狙うのもアリだ。
バーチャルトレーナー
過去に戦った強敵たちと、通常の戦闘あるいは勝ち抜き形式の連戦によって再戦できるシステムが「バーチャルトレーナー」だ。連戦では敵の強さを忠実に再現した「オリジナルモード」と、大幅に敵が強化された「チャレンジモード」のいずれかで挑むことができる。
悪魔会話
襲い来る悪魔と会話し、言葉巧みに交渉を成立させると心強い仲魔になってくれる。悪魔には複数の口調があり、性格や好みはさまざま。本作では会話のバリエーションが増え、悪魔とより深い駆け引きが楽しめるようになった。悪魔によっては、仲魔が割り込んで特別な会話が発生することも。ときには悪魔によるシルエットクイズが出題され、プレイヤーの知識が試される。
【FIELD】
荒廃したもうひとつの東京・ダアト
現実の東京と、荒廃したもうひとつの東京であるダアトを舞台に、物語は進行していく。広大なダアトには悪魔が闊歩し、主人公に襲い掛かる。荒廃した砂漠やビル群、幾何学的な建造物が立ち並ぶエリアなど、ダアトは場所によって様相を大きく変え、出現する悪魔や仕掛けも異なる。
「復讐の女神篇」では、新たなフィールドの「ダアト:新宿区」と、禁足の地とされる新たなダンジョン「至聖所(しせいじょ)シャカン」が登場する。
ダアトにはさまざまな要素が散りばめられており、主人公の行く手を阻むものもあれば、探索や戦闘が有利になるものもある。主人公に同行して探索をサポートしてくれる悪魔「クエストナビ」、特定の場所へショートカットができる「マガツロ」、貴重なアイテムを落とす強敵「マガツヒ悪魔」などをうまく活用して、広大なダアトを隅々まで探索しよう。
骸の隠れ家
龍穴にアクセスすると「骸の隠れ家」へ行くことができる。主の<ギュスターヴ>にマッカを支払ってアイテムを購入したり、遺物の売却を行なったりすることが可能だ。
邪教の世界と悪魔合体
龍穴にアクセスすると「邪教の世界」へ行くことができる。主である<ソピアー>の協力を得て悪魔同士を合体させ、新たな悪魔を作り出す悪魔合体を行なうことが可能だ。2体の悪魔を合体させる2身合体のほか、合体結果から素材悪魔を選ぶ逆引き合体、2~4体の悪魔を合体させ特別な悪魔を作り出す特殊合体、精霊を素材にすることで同種族内のランクを上下させる精霊合体など、さまざまな合体方法が存在する。合体では一部のスキルを除いて、自由にスキルを継承させることができる。
神魔の儀
邪教の世界では、悪魔合体以外にも<神魔の儀>によって、主人公や仲魔たちを強化できる。ダアト内で手に入る「御厳(みいつ)」を使用すると、探索やバトル、悪魔合体や悪魔会話に影響をおよぼす「神意」を習得することが可能だ。本作では、多数の神意が新たに追加されている。ある条件を満たすと習得できる神意「法理超越」は、ナホビノと仲魔のレベル上限を99から最大150まで引き上げられる。
サブクエスト
ダアトおよび現実の東京にいる悪魔やキャラクターからは、頼みごとである「サブクエスト」を受けることができ、達成するとさまざまな報酬を獲得可能。「悪魔を操作するクエスト」や、月齢の周期に応じてクリアを目指す「月齢周回クエスト」など、その種類は多岐にわたる。
『真・女神転生V』のDLC悪魔やクエストを収録
『真・女神転生V』ではダウンロードコンテンツ(DLC)として販売されていた悪魔およびクエストが、本作では最初から収録されている。そのひとつとなる「人修羅と九人の魔人」では、ある条件を満たすと『真・女神転生III NOCTURNE』に登場した<混沌王>人修羅をゲストメンバーとしてパーティに迎えることができる。屈指の難易度を誇るクエストだが、ぜひチャレンジしてほしい。
クリア後の引き継ぎ要素
本編をクリア後にクリアデータを読み込むと、一部のデータを引き継いだ状態で周回プレイが可能だ。データの引き継ぎは、バトルの難しさを保持しつつゲームを遊びなおすことができる「新生」引き継ぎ、ナホビノや仲魔の能力なども引き継げる「転生」引き継ぎ、出現する敵悪魔が大幅に強化される「創生」引き継ぎ(ある条件を満たすことで可能)という、3つのパターンから選択できる。
5つの追加DLCが発売日の6月14日(金)より配信開始!
発売日である明日6月14日(金)から、PlayStation®Storeにて5つの追加DLCも販売される。後述するダウンロード版限定の『デジタルデラックスエディション』は、この5つのDLCとゲーム本編がお得な価格で購入できるセットなのでチェックしておこう。
追加DLC「神の本質、悪魔の真意」
単体価格:440円(税込)
とある謎の反応の捜査に出た主人公は、別の宇宙に存在する世界からやってきたと語る、地母神ダヌーに出会う。ダヌーは、自身の息子であるダグザを捜索しているらしい。主人公はダヌーとともに、ダグザ探しに乗り出すことに。クリアするとダグザを仲魔にでき、合体が解禁される。
追加DLC「東の都に咲く花焔」
単体価格:495円(税込)
乱世を嘆き、この世を平定できる英雄を探しているコノハナサクヤ。主人公にとある英雄の面影を重ねた彼女は、戦いを挑んでくる。バトルに勝利するとコノハナサクヤを仲魔にでき、合体が解禁される。
追加DLC「御魂神楽・富豪の舞」
単体価格:385円(税込)
換金アイテムを落とすサキミタマが、ダアトで大量に出現するようになる。
追加DLC「御魂神楽・経験の舞」
単体価格:385円(税込)
レベルアップアイテムを落とすアラミタマ、クシミタマが、ダアトで大量に出現するようになる。
追加DLC「御魂神楽・神意の舞」
単体価格:385円(税込)
神意習得のための御厳ポイントを入手できるアイテムを落とすニギミタマが、ダアトで大量に出現するようになる。
先着購入特典は戦闘に役立つアイテム「2つの神器セット」!
パッケージ版およびダウンロード版には、先着購入特典としてDLC「2つの神器セット」が付属する。これは、味方全体のHPを少し回復する「祓戸の霊玉」と、敵全体に万能の小ダメージを与える「崩潰珠」というアイテムのセット。どちらも、戦闘中は無限に使用することができる。
※パッケージ版は数に限りがあります。なくなり次第終了となります。
※ダウンロード版は2024年6月20日(木)23:59までの購入で入手可能です。
本編と5つの追加DLCがセットになった、お得なダウンロード版『デジタルデラックスエディション』も!
PS Storeでは、ダウンロード版の『真・女神転生V Vengeance』本編と、先に紹介した5つの有料追加DLCをまとめてお得に入手できる『デジタルデラックスエディション』も販売される。
ダウンロード版
『真・女神転生V Vengeance デジタルデラックスエディション』
<価格>
11,660円(税込)
<内容>
■『真・女神転生V Vengeance』ゲーム本編
■追加DLC「神の本質、悪魔の真意」
■追加DLC「東の都に咲く花焔」
■追加DLC「御魂神楽・富豪の舞」
■追加DLC「御魂神楽・経験の舞」
■追加DLC「御魂神楽・神意の舞」
『真・女神転生V Vengeance』をPS Storeで予約購入する
真・女神転生V Vengeance(ヴェンジェンス)
・発売元:アトラス
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:RPG
・発売日:2024年6月14日(金)
・価格:パッケージ版 希望小売価格 9,878円(税込)
ダウンロード版 販売価格 通常版 9,878円(税込)
ダウンロード版 販売価格 デジタルデラックス版 11,660円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:C(15才以上対象)
※PS4パッケージ版をお持ちの方は、PS5ダウンロード版を追加料金なしでダウンロードすることができます。
※PS4パッケージ版をお持ちの方は、PS5ダウンロード版をダウンロードしたりプレイしたりするには、その都度ディスクをPS5本体に挿入する必要があります。PS4パッケージ版をお持ちの方でも、ディスクドライブを搭載していないPS5デジタル・エディションの場合はPS5ダウンロード版を追加料金なしで入手することはできません。
※ダウンロード版は、PS5版とPS4版の両方をダウンロードすることができます。
PS Blogの『真・女神転生V Vengeance』記事はこちら
©ATLUS. ©SEGA.
コメントの受付は終了しました。