旅人の皆さん、こんにちは! 『原神』の開発者チームより、皆さんに新年のご挨拶を申し上げます。
今回は、2024年最初のアップデート内容を発表いたします! 1月31日(水)リリースのVer.4.4「彩る紙鳶、春梳きて」では、再び璃月にスポットライトを当て、閑雲と嘉明と共にテイワットで新年を迎えることとなります。お祭りを楽しみながら、合計13個の“紡がれた運命”や、璃月の★4キャラクターひとりの招待、行秋の新コスチュームなど、豪華な報酬を無料で交換しましょう。
また、璃月北西の辺境の地“沈玉の谷”もようやく明らかになります。お茶の香りが漂う村々やフォンテーヌと繋がる賑やかな港町を訪れ、雲霧に覆われた壮麗な自然のなかで仙人の伝説を探っていくことになるでしょう。
新年を祝う豪華報酬
テイワットの新年を祝う海灯祭によって再び活気づいた璃月港。今回の海灯祭では、“凧”が新たなテーマとなります。海灯祭の凧は、多種多様なデザインがあるだけでなく、フォンテーヌの機械装置まで組み込まれ、人々の新しい一年への希望を乗せています。イベントのミニゲームに参加すると、賑わい度が獲得でき、さまざまな報酬と交換できます。また各種報酬のなかには、行秋の最新コスチュームも含まれます。
また、ログインボーナスと新年のメールからも報酬を獲得可能です。該当期間中、毎日ログインすると、紡がれた運命を最大10個獲得でき、ゲーム内のメールボックスからは、紡がれた運命を3個と脆弱樹脂を2個獲得できます。さらに、甘雨と申鶴の新しいコスチュームが追加され、ショップにて期間限定でセール価格で販売されます。
新たな年には、新たな仲間もやってきます。皆さんお馴染みの仙人、留雲借風真君がついに人間の姿を現し、法器を操る風元素の★5プレイアブルキャラクター“閑雲(カンウン)”となって登場します。閑雲は仙人の力と装置の発明により、空中に飛び上がり、そのまま前方へ二回ダッシュができます。また、周囲のキャラクターに対して回復ができるだけでなく、ジャンプの高さと落下攻撃の強化もできます。もうひとりの新しいキャラクターは”嘉明(ガミン)”。両手剣を扱う炎元素の★4キャラクターです。中国伝統の獅子舞を基にした“獣舞劇”というパフォーマンスに夢中な少年で、獣舞劇を戦闘モーションに取り入れています。Ver.4.4のイベント祈願では、初登場の閑雲と嘉明が復刻登場のナヒーダと共に、バージョンの前半に登場。後半では、魈と八重神子が復刻登場します。
そびえ立つ山々、眠る沈玉
賑やかな璃月港から北西へ向かうと、沈玉の谷という豊かな山水に恵まれた桃源郷のようなエリアを探索できるようになります。ここには、重要な集落“翹英荘”と“遺瓏埠”があり、仙人に関する伝説も沈玉の谷の幾重にも重なる山々のなかで語られます。
“沈玉の谷”という名は、“ここに沈む玉あり”という意味から由来します。伝説によると、ある仙人が人々を洪水から救うため、1対の玉の輪を水に投げたと言われています。この吉祥的な伝説は代々伝わり、今でもその地では豊かな暮らしが営まれています。印象的な巨大水力昇降機で有名な遺瓏埠は、フォンテーヌと璃月を結ぶ重要な流通ルートとなる町で、もうひとつの集落である翹英荘は、仙人が考案した方法で茶葉を煎る茶作りで有名な町です。
沈玉の谷の大半は山野でありながら、群山、峡谷、滝、そして仙人の伝説が眠っています。伝説の獣たちもここに生息し、新しいボス“山隠れの猊獣”もここを棲家としています。山々のなかに続くつづら折りの小道から奥へ探索していくと、沈玉の谷の歴史がゆっくりと明かされていきます。
新たな技術で作られた沈玉の谷
沈玉の谷は璃月に属しており、璃月と同じく伝統的な東洋美学に基づいた発想を元に制作されました。雲に覆われた山々、峡谷、滝をより自然の山水に近い形で描写するため、PlayStation®とPCに、Global Far Fog, GFF(グローバルハイトマップボリュームフォグ)とGradient Tint Rock(岩石のカラーグラデーション)というふたつの新しい技術を導入し、スマートフォン端末にはその簡易バージョンを導入しました。
Global Far Fog, GFF(グローバルハイトマップボリュームフォグ)を使用することにより、つねに霧に覆われた沈玉の谷の雲霧が、山の起伏によって変化していく姿をより鮮明に観察できるようになります。高さや地形などの条件を計算に組み込むことで、Volumetric Fog(ボリュームフォグ)が通過する場所によって濃度や流れる方向に変化を生じるようになり、例えば、重たい雲が谷の低所や狭い場所に集まり、山頂や開けたところに残された薄い霧だけが残るといった描写が再現できます。
Gradient Tint Rock(岩石のカラーグラデーション)は、当社のアーティストと開発者が共同制作した新しいツールで、伝統的な東洋の山水画からインスピレーションを受け、青、緑、黄色の三つの主色同士のグラデーションによって、そびえ立つ山々の各部分を表現します。特殊な3D距離情報をいくつか作成し、それぞれの山体に適用させることで、山体の高さ、視線の距離、山石の模様、山体の構造によって異なる色同士のグラデーションを観察できるようになります。例えば、木々が生い茂り、山頂に近いまたは陰となっている山体は、より濃い青や緑色を帯びており、一方で植生がまばらで、山の中腹や麓に近い部分には、薄い土色が含まれている、といった表現も可能になります。こういった経緯からこの技術を“Gradient Tint Rock”と名付けました。
皆さんには、ぜひ沈玉の谷の全景が一望できる霊濛山や暝垣山の山頂に行くことをお勧めします。Global Far Fog, GFF(グローバルハイトマップボリュームフォグ)とGradient Tint Rock(岩石のカラーグラデーション)の技術によって実現された、より深い没入感と美しい景色をご堪能頂けたら幸いです。
最後に、テイワットの旅に参加してくださっているすべての方々に心より感謝申し上げます。皆さんにはぜひ海灯祭と沈玉の谷における心躍る冒険をお楽しみ頂けたらと思います。皆さまにとって今年が良い一年となりますように! それでは、また次回もお会いしましょう!
原神
・発売元:HoYoverse
・フォーマット:PlayStation®5 / PlayStation®4
・ジャンル:オープンワールド型RPG
・配信日:好評配信中
・価格:基本プレイ無料(一部アイテム等課金あり)
・プレイ人数:1~4人(オンライン専用)
・CERO:C(15才以上対象)
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