2016年の発売以来、全世界で数多くのゲームアワードを受賞し、皆さんから熱いご支持をいただいた「ペルソナ5」シリーズは、全世界シリーズ累計で1,000万本セールスを突破いたしました。
学園ジュブナイルRPG『ペルソナ5』の唯一無二の世界観やキャラクター、洗練されたユーザーインターフェースやサウンドは、その後の関連シリーズにも受け継がれ、サウンドアクション『ペルソナ5 ダンシング・スターナイト』、アクションRPG『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントムストライカーズ』、SRPG『ペルソナ5 タクティカ』など、さまざまな派生作品がリリースされています。
今回は各作のクリエイターより届いた御礼メッセージをご紹介いたします。
また1月17日(水)までの期間限定で、『ペルソナ5』にさまざまな追加要素を加え、メタスコア最高97点(※2022年の歴代最高点を記録)を獲得した決定版『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』のダウンロード版の半額セールを実施中です。この機会にぜひチェックしてみてください!
『ペルソナ5』の発売から、もうかなり長い時間が経っていますが、おかげさまで大勢のプレイヤーの皆さんに手に取っていただき、たくさんの感想や応援をいただくことができました。
それ以降『ペルソナ5』のスピンオフタイトルも数多く生み出され、関連作品を合わせたコンテンツが1,000万本(!)のリリースを果たしたとのこと。『ペルソナ5』が息長く皆さんに楽しんでいただけるコンテンツになれたことを、作り手として嬉しく思います。
制作時を思い出すと、このような成果は思いもよらぬことでした。ストーリーにせよ、ゲームデザインにせよ、前作となる『ペルソナ3』『ペルソナ4』までで培ってきたことを、ブラッシュアップさせることに精いっぱいで、当時、“ペルソナブランドの20周年記念作品”と銘打てる内容となるように、なんとか完成させたという記憶ばかりです。
だからこそ、世界中のRPGファンの方々に楽しんでいただけたことが嬉しかったのですが、皆さんからの反応の多くが、こだわって作りこんだ部分のそれぞれに好評をいただけることも多かったので、それが何より嬉しく、何より励みにもなりました。本当に運に恵まれたタイトルだと思います。皆さん、ありがとうございます。
……とはいえ『ペルソナ5』自体は、リリースから相当な年月が経ちますし、「ペルソナ」シリーズはもちろんのこと、アトラスからの新しい動きに期待してくれている方もいらっしゃると思います。僕自身は、今は「ペルソナ」シリーズとは別の新作に取り組んでいて、今度は“アトラスブランド35周年”を銘打てる内容を届けることに集中させてもらっていますが、「ペルソナ」シリーズもアトラスのやる気あふれる開発陣にて進行中です。
どんなタイトルを作っていくにせよ、我々らしいオリジナリティにこだわりながら、プレイヤーの皆さんから受け取ってこられたもの、そしてこれから受け取らせていただけるものに向き合いながら、初心を忘れずに続けられればと思っています。
今後ともどうかよろしくお願いします。
橋野桂
『ペルソナ5』(2016)クリエイティブプロデューサー兼ゲームディレクター
振り返ると『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』の開発は本当に大変で、当時僕はすべてのタスクを止めて、自分のリソースを『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』の開発に全振りしました。ゲーム開発という正解のない戦いのなかで、チームでリミットいっぱいまであがいて、自分たちの正義を模索し続け完成した『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』は、幸いにも世界中のユーザーの皆さんから高く評価していただくことができました。本当に幸せなことです。
そしてこのたび『ペルソナ5』関連のタイトルが1,000万本を達成したということは、当時の想い、経験を、新しい挑戦に向けてより力強く進むための原動力とする、我々開発陣にとって大変ありがたい記録です。すべてのユーザーの皆さん、関係者の皆さんには感謝しかありません。
『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』の発売から5年……『ペルソナ5』が発売されて8年目、長きにわたってさまざまな世代のユーザーの皆さんに遊んでいただけたというのは最高にうれしいですね。これを大きな糧とし、より皆さんに楽しんでいただける作品作りに励みたいと思いますので、今後とも応援よろしくお願いいたします!
和田和久
『ペルソナ5 ダンシング・スターナイト』(2018)プロデューサー
『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』(2019)プロデューサー
皆さん、遅ればせながら明けましておめでとうございます。おかげさまで『ペルソナ5』シリーズは1,000万本突破という快挙に辿り着きました。ひとえに応援してくださった皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。
コーエーテクモゲームスさんとアトラスの初のコラボ作品であり、シリーズとしても初のアクションRPGであった『ペルソナ5 スクランブル ファントムストライカーズ』は、プレッシャーこそありましたが、とてもクリエイティブで挑戦に満ちたタイトルでした。
タイトルの“スクランブル”は、両社のクリエイティブを合わせるという意図も含めたものでしたが、まさにω-ForceとP-studio、双方の強みを合わせ、アイデアを出し合い、力を合わせて完成させた作品であったと思います。それが今回の結果の一助となったことは、私としても非常に嬉しい限りです。「またソフィアと善吉に会いたい」という嬉しい感想を目にしたこともあります。このタイトルに関われて本当に良かったです。
これからも「ペルソナ」シリーズは、ファンタジーであり、現実的でもあり、そんな夢と現実の狭間を揺蕩うどこかの部屋のような佇まいで、新しい物語を紡いでいくのだと思います。
今後とも、そんなペルソナシリーズを見守っていただけたら嬉しいです。改めまして、ありがとうございました。
金田大輔
『ペルソナ5 スクランブル ファントムストライカーズ』(2020)アトラス プロデューサー
『ペルソナ5 タクティカ』は2023年11月17日(金)に発売されたばかりのタイトルです。それでも「ペルソナ5」シリーズ1,000万本突破の一助となれたことはとても嬉しく思います。これも応援をくださった皆さんのおかげであるのは間違いありません。本当にありがとうございます。
「ペルソナ」シリーズとしても初めてのSRPGジャンルを扱った本作ですが、着想のきっかけは『ペルソナ5』での物陰に隠れるカバーアクションでした。心の怪盗団がジャンルを超えてさまざまな展開を行なえているのは、オリジナルが魅力と可能性に満ち溢れていたからだと思います。
どのタイトルにも言えることですが、新しいことへの挑戦はいつでも期待と不安が半々のはずです。道しるべもなく伸びる道をギリギリまで探求してくれた開発スタッフ・ビジネススタッフに尊敬と感謝を捧げるとともに、その道がまだ見ぬ「ペルソナ」ファンへと通じていることを願っています。
野村敦士
『ペルソナ5 タクティカ』(2023)ビジネスプロデューサー
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