ハックアンドスラッシュに特化したダンジョン探索RPG『METRO QUESTER』がPlayStation®5およびPlayStation®4にて本日12月15日(金)より販売開始しました!
漫画家・萩原一至が構築した退廃未来の世界観、加藤ヒロノリが設計した奥深いゲームシステム、80年代のパソコンゲームに感じたワクワクと驚きが楽しめる作品となっています。
この記事では、萩原一至氏・加藤ヒロノリ氏へのインタビューを元にゲームの特長を紹介します。
“失われた世界の真実を探求する物語”
──まず、萩原一至さんにお聞きします。本作は退廃未来の世界観です。世界は、なぜ滅びてしまったのでしょうか?
要は悪性のウイルスが流行して、みんな異形化してしまったみたいな未来なんですよね。やけっぱちになった国は近隣諸国に攻め出して、日本は沖縄を征服されて、北海道も取られちゃっているんですよね。そして、大量に……異国民が移住してきてて、言葉も、教育も何もかも強制されてしまっている近未来ですよね。
──クエスター(探索者)は、何者なのでしょうか?
基本的には、伝統的なクラスシステムやジョブシステムみたいなものが下敷きになっています。
戦士とかビショップ(司祭)とか、ああいったものが現代だったら、どういうものに置き換わっていくのかなという感じで作ってますね。ただ、魔法はないですけどね! みたいな感じにはなってると思います。
──どういうライフスタイルを持ってる人たちなのですか?
クエスターの世界っていうのは、未知の……なんて言うんでしょう、ファンタジーダンジョンに入っていく話と、やっぱりちょっと違って。デパ地下から地下鉄の構内、地下鉄の構内から下水処理施設まで降りていって。
そこからさらに亀裂をつたって、東京の地下深くに潜って行ってみようよと。それがダンジョンっていうことなんだよねっていう。
それで、そこに生息する未知の異形クリーチャーを倒していくんですけど、それの可食できる部位を剥ぎ取って食っていかないと、長期の探索ができないよねみたいな。そういった意味では”狩る・喰う・寝る”みたいな冒険者の日常を繰り返していくゲームだと面白いかなっていう。
──装備品も、そこに関係しているわけですね。
装備品というのは、そこら辺の登山道具が売られてる店で手に入るザイルだったり、ポキッと折ると明るくなるようなサイリウムみたいなもんだったり。そういった商店街で拾ったもので、明日から潜っていかなきゃいけないんだよ。武器も最初はシャベルだからねみたいな。そんなのが面白いなってちょっと思いました。
戦闘システム(レイヤーターンバトル)の特徴とは?
──次に加藤ヒロノリさんにお聞きします。どんなコンセプトでゲームデザインをされましたか?
戦闘は、いわゆるコマンド型なんですけれど。あの1ターンに1個ずつ入れるのが、もうちょっといいかなと思って。一気に、いくつかのコマンドを一遍に入れて、結果待ちみたいな感じの雰囲気にしてますね。前のターンのコマンドはそのまま残るので、やることが大体決まっていたら半オート的にできるのが、特徴だと思っています。
──特徴といえば、ヘイトのシステムも変わっていますよね。
パーティのなかで誰が狙われやすいかを、目に見えるようにしてあります。その辺で、タンク的な役が普通のゲームより役に立ちやすかったりっていうのを目指してみようかな、と思って作ってますね。
──全8クラスあります。どういった役割分担にしてありますか?
◆乱暴者
体力と白兵戦に定評がある、戦士系クラス。タフさはピカイチで機械武器の扱いが得意。
◆和尚
治療が得意で、シールドの扱いも可能なヒーラークラス。知力系注射槍との相性も良い。
◆博士
ドローンや改造掃除機の扱いが得意な、範囲攻撃系アタッカー。爆撃、火炎放射はお手の物。
◆泥棒
音響玉、閃光玉によるデバフが得意であり、飛び道具や拳銃の扱いにも長ける。
◆機動隊
シールドの扱いが最も得意で、守備系のスキルを修得する、ガチガチタンクなパーティの守護神。
◆お巡りさん
刃物の扱いが最も得意な、物理系アタッカー。拳銃も扱える。とても血の気が多い。
◆自衛官
飛び道具、銃火器系全般の扱いが得意なアタッカー。探索系スキルも覚える。
◆科学者
ドローンや改造掃除機を扱うことができる、アタッカーにしてサブヒーラー。
今回の記事では、世界感と戦闘システムにフォーカスして紹介しました。『METRO QUESTER』は、24体もの多彩なキャラクター・大量の武装品(改造可能)・コンボを楽しめるスキル・ひと目でわかるクリーチャー図鑑・周回プレイが楽しめる“NEW GAME+”など、やり込み要素が満載です。ぜひ、プレイしてください!
METRO QUESTER
・発売元:ケムコ
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:ハクスラ&ダンジョン探索RPG
・発売日:好評発売中
・価格:ダウンロード版 販売価格 2,200円(税込)
・プレイ人数:1人
・レーティング:IARC 12+(12才以上対象)
※ IARC (the International Age Rating Coalition) は、世界のゲーム評価機関により管理される国際年齢評価連合です。
©萩原一至・加藤ヒロノリ・Thousand Games/©Thousand Game
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