※本記事は英語版PlayStation®.Blogの日本語翻訳記事です。
人生には難しい選択を迫られるときがあります。たとえばそう、長年愛される『ダンジョンズ&ドラゴンズ』をベースにした大規模RPG『バルダーズ・ゲート3』で、何百ものカスタマイズオプションがあるなかから理想のキャラクターを作り出すとき──
『バルダーズ・ゲート3』では、種族と外見を選んで、筋骨たくましいハーフオークにぴったりのフェイスペイントを施し終わったなと思っても、まだクラスとサブクラスの選択が残っています。そしてそれはもうとにかくたくさんのオプションが用意されています!
『バルダーズ・ゲート3』のクラスシステムはとても奥深く、探索しがいがありますが、特にこれまでの『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の要素に馴染みのない場合は、最初は気が遠くなってしまうかもしれません(マルチクラスルートを選べば自分だけのビルドを構築することさえ可能です)。12月21日(木)にPlayStation®5で日本語版の発売が予定されている『バルダーズ・ゲート3』に先駆け、プレイヤーの皆さんが理想のビルドを選ぶ一助になればと、各基本クラスの特徴や基本機能をまとめました。
バーバリアン
「兎にも角にも暴れまくって容赦なく敵を蹂躙してやりたい!!」、そう願ったことはありませんか? そんなあなたにぴったりなのが、バーバリアンです。 巨大な武器で敵を蹴散らし、戦闘中興奮状態になると激怒スキルでさらに多くのダメージを与える(同時に受けるダメージを減らす)ことができます。サブクラスを選択すると、さらにダメージを与える可能性を高めることができます。たとえばバーサーカーは追加でヒットを与えたり、物を叩きつけたりすることができ、ワイルドハートは動物をモチーフにした激怒で野性的な怒りの攻撃を浴びせることができます。荒ぶる魔法は激怒の間、ランダムに呪文を放つことができます。
ファイター
最もシンプルなクラスですが、わかりやすいから退屈、なんてことはありません。ファイターのプレイスタイルにはさまざまなパーソナライズ要素があり、特徴的なのは多数の武器と防具から自分に合ったものを選べることです。大打撃を与えたい場合でも、タンクとして活躍したい場合でも、ファイターはたっぷりのパワーと体力で敵を撃破します。サブクラスにバトル・マスターやエルドリッチ・ナイトを選ぶと、派手なフットワークと魔法がミックスされ、チャンピオンを選ぶとシンプルにヒット率が向上します。
モンク
何もかもパンチしたくなるそんなとき、モンクならスタイリッシュにお見舞いすることができます。武器や防具はあまり使用できませんが、心配ご無用。鍛え上げられた肉体が、十分その不足分を補ってくれます。モンクのクラスにしかない“気”を使った攻撃で大打撃を与え、素早く敵の攻撃を回避しましょう。サブクラスは、四大門、開手門、暗影門の3つから選ぶことができ、攻撃に魔力、多機能性、ステルス性を追加できます。
パラディン
さまざまな武器や防具を使いこなす殊勝なファイターであるパラディンは、神聖な誓いに縛られたヒロイズムあふれるキャラクターです。素晴らしい戦闘スキルを備えているだけでなく、治癒とサポート力を高めることができます。魔力の強化は、古き者の誓い、献身の誓い、復讐の誓いのうちどの誓いを選ぶかによって変化します。優等生を演じるのに疲れてしまったら、誓いを破ってダークサイドに堕ちたらどうなるか試してみることもできますよ……。
ローグ
“最大の防御は攻撃を受けないこと”があなたのモットーなら、ローグのクラスがぴったりです。非常に敏捷力と隠密性が高く、回避行動、戦闘能力に長けています。敵を壊滅させたいと思ったとき、気づかれる前に倒すこと以上に効果的な方法があるでしょうか? いいや、ありません! サブクラスはすべて、ローグならではの長所を活かすものになっています。シーフはターンごとに追加のアクションを行なうことができ、アーケイン・トリックスターは混乱魔法を使って錯覚を起こしたり注意をそらしたりできます。アサシンは、とにかく狡猾で効率的な暗殺者です。
レンジャー
自然と戯れるのが好きですか? それなら、レンジャーのクラスが気に入るはずです。この機敏で優れたハンターは、獲物をつけ狙うことを得意とし、最も過酷な環境でも乗り切る専門知識を備えています。キャラクター作成時に好みの獲物や好きな場所を選んでおくと、お楽しみのボーナススキルが得られます。サブクラスには、ビースト・マスター、ハンター、暗中の追跡者ーがあり、あらゆる動物たちと友だちになることも、すべての生物が恐れる凶暴なハンターになることもできます。
バード
内なる芸術家を呼び覚まし、サポートスキルや攻撃呪文でみんなをうっとりさせましょう。バードは天性の人たらし。その高いカリスマ力は、伝統的な戦闘において味方を鼓舞するだけでなく、言葉や知恵の戦いでも勝利の助けとなります。吟遊詩人のサブクラスには、知の楽派、勇の楽派、剣の楽派の3つがあり、より多くの装備や戦闘オプションが利用できるようになるほか、ブーストスキルでパーティーのほかのメンバーをサポートすることができます。
クレリック
『バルダーズ・ゲート3』では、治癒に特化したクラスも退屈とは無縁です。クレリックは多彩で高度なカスタマイズが可能なクラスで、豊富な治癒やサポートスキルだけでなく、驚異的な攻撃パンチも備えています。クレリックの領域のサブクラスとキャラクター作成時に選択する守護神がビルドに大きな影響を与えることで、後方で仲間をサポートする治癒担当から、聖なる武器を振り回す近接戦もどんとこいのメディックへと変身させます。
ドルイド
人間以上の何かになりたいと思ったことはありませんか? ドルイドは自然界と同調しているため、動物の姿になることができます。治癒し、サポートし、自分を恐竜に変身させる。そんなドルイドには愛すべきところがたくさんあります。サブクラスには、変身に特化した月の円環、攻撃とサポートの呪文に特化した土地の円環、お楽しみ要素が豊富な胞子の円環があります。
ウィザード
典型的な後列の呪文の使い手であるウィザードは、武器や防具の面ではほとんど役に立ちませんが、このゲームで登場するクラスのなかで最大かつ最高の魔力を持ちます。その高い知力により、ウィザードはどんな状況でも最適な攻撃を学び、使用することができます。ウィザードのサブクラスは、キャラクターが得意とするタイプの呪文にボーナスを与えてくれます。しかし、どのサブクラスを選択しても、さまざまな種類の魔法の攻撃の可能性が制限されることは全くありませんのでご安心を。
ウォーロック
忠誠の誓いと引き換えに異世界の存在から強力な魔力を手に入れて困ることって何かありますか? ウォーロックのクラスでは、むしろいろいろなことがうまくいきます。強力な攻撃、サポート、衰弱の魔法を行使できるだけでなく、契約相手から与えられた知恵とカリスマによって、厄介な状況を切り抜けるのに必要な機知を身につけることもできます。呪文が実際にどう作用するかは、フィーンド、グレート・オールド・ワン、アーチフェイのうち、どれに忠誠を誓うかによって変化します。
ソーサラー
生まれながらにして才能に恵まれた人というのも世のなかには存在します。ソーサラーは、魔法を使うために勉強したり、他者から力を引き出したりする必要がありません。彼らはそのままでとにかくすごいんです。このクラスだけが持つ呪文修正により、これまでにないエキサイティングな方法で呪文を強化することができます。オリジナルの呪文を作り、雄弁なカリスマと組み合わせると、魔術師は戦闘中でもそうでないときでも有益な存在になります。嵐の魔法、荒ぶる魔法、竜の血脈のなかからサブクラスを選択すると、嵐や混沌、さらには竜の力を吹き込んで呪文を強化することができます。
選んだクラスがなんだか合わないな……と思っても、投げ出すのはまだ早いです。極めて早い段階で解除されるクエスト“寺院を探索する”を完了すると、シナビという不死の魔法使いに出会います。シナビはキャンプ周辺をうろついているので、いつでもクラスを変更させることができます。多少のお金はかかりますが。(選択肢が多すぎて最初から行き詰まってしまったら、そのままプレイできるプリセットされたキャラクターも用意されています!)
さて、皆さんが進みたい道をはっきりさせるお手伝いができましたでしょうか。もちろん、『バルダーズ・ゲート3』で皆さんがくださなければならない選択は、このほかにもたくさん待ち構えています。会話、探索、戦闘でのひとつひとつの決断が、それぞれに重みを持ちます。この壮大な冒険を通じて、あなただけの道を切り拓いていきましょう。『バルダーズ・ゲート3』はPS5で12月21日(木)に発売予定です。
バルダーズ・ゲート3
・発売元:スパイク・チュンソフト
・フォーマット:PlayStation 5
・ジャンル:ファンタジーRPG
・発売日:2023年12月21日(木)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 8,580円(税込)
ダウンロード版 販売価格 8,580円(税込)
・プレイ人数:1~2人(オンライン時:1~4人)
・CERO:Z(18才以上のみ対象)
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