『FOAMSTARS』試遊レビュー! 新バトルルール「HAPPY BATH SURVIVAL」は内野と外野で分かれたチーム戦に!

0 0
『FOAMSTARS』試遊レビュー! 新バトルルール「HAPPY BATH SURVIVAL」は内野と外野で分かれたチーム戦に!

PlayStation®5/PlayStation®4用ソフトウェア『FOAMSTARS(フォームスターズ)』は、4人vs4人のチームで対戦するTPSオンラインシューティングゲーム。撃つと場に残る不思議なアワを駆使して戦う、パーティのような楽しさとバトルとしてのアツさを併せ持つ、新感覚のアワパーティシューターだ。

「東京ゲームショウ2023」での国内初試遊に続き、9月30日(土)からはオープンベータが開催!

本日9月21日(木)より開催中の「東京ゲームショウ2023」では、すでに公開されている「SMASH THE STAR」の国内初となる試遊体験が楽しめる。また、9月30日(土)午前10時よりオープンベータの実施が予定されており、そこでは「SMASH THE STAR」と、今回新たに登場する「HAPPY BATH SURVIVAL」の2種類のルールをプレイすることが可能だ。

オープンベータについて詳しくはこちら

オープンベータに先駆けて「HAPPY BATH SURVIVAL」を事前にプレイすることができたので、そのレビューをお届けしよう。ゲームの基本的な遊び方や「SMASH THE STAR」については、以下の記事をチェック!

こちらの記事もチェック!

『FOAMSTARS』試遊レビュー! 個性的なキャラで挑む白熱&爽快なアワパーティシューターは超絶盛りアガる!

『FOAMSTARS』の世界

『FOAMSTARS』の世界には、アワで戦う新しいバトルエンターテインメント「フォームスマッシュ」が存在し、人々をアツくさせる娯楽となっている。フォームスマッシュにはさまざまなバトルルールがあり、それが「SMASH THE STAR」や「HAPPY BATH SURVIVAL」だ。

フォームスマッシュに参加する数多くの選手の中でも、人気と実力を兼ね備えた選手たちは「フォームスター」と呼ばれる。フォームスターはそれぞれ異なる性能を持つフォームガンとスキルを駆使して戦う。また、フォームスターたちの衣装はカスタマイズできるようになる。

ソア / ΔGITO / トニック / グレート・ジェッター

メルティ / ザ・マスター / ケイオス・エンダー / グウィン

また、オープンベータテストに参加すると、製品版で使用できるソアの限定スキンを入手することができる。

フォームスマッシュの聖地となっているのが、エンターテインメントシティ「Bath Vegas(バスベガス)」だ。四六時中さまざまな場所でフォームスマッシュが行なわれており、フォームスターたちのアツいバトルをひと目見ようと世界中から人々が集まっている。

「HAPPY BATH SURVIVAL」の内野と外野に分かれたハチャメチャバトル!

「HAPPY BATH SURVIVAL」は、内野と外野でふたりずつ分かれたチームどうしで戦い、内野にいる相手チームのプレイヤーをすべてチル(一般的なシューターにおける「キル」のこと)すればラウンドゲット。最大3ラウンドで、2ラウンド先取したチームが勝利となる。

内野プレイヤーは「SMASH THE STAR」と同じようにシンプルな戦い方ができる。キャラクター固有の能力を持つフォームガンとスキルを駆使し、相手をアワまみれのフォームドアップ状態にしたところにスライドキックを当てることで相手をチルする。チルされたプレイヤーが再入場するためには、一定時間の待機が必要だ。ただし、フォームドアップされた味方にスライドキックをすると、フォームドアップ状態を解除して助けられるため、内野プレイヤーどうしの連携が重要となる。

外野プレイヤーは、ステージを取り囲む外壁の上からアワを放ち、内野にいる味方をサポートする。選択したキャラクターに関わらず、フォームガンと2種類のスキルは外野プレイ時専用のものになり、相手の内野プレイヤーをフォームドアップ状態にすることができないため、内野の味方が動きやすいように自チームのアワを広く盛っていくことが主な役目だ。外壁を対角線上に素早く移動できるクラッカーギミックも活用しながら、内野の味方をサポートできる位置取りを心がけよう。

内野と外野の振り分けについては、まず1ラウンド目にランダムで決まり、2ラウンド目でその組み合わせが入れ替わる。試合が3ラウンド目までもつれ込んだ場合は、それまでのラウンドで勝利した内野メンバーが最終ラウンドの内野を担当する。1試合の中で、どのプレイヤーも内野と外野を経験するが、最終決戦の内野を託すのは結果を残した強いプレイヤーになるわけだ。

「HAPPY BATH SURVIVAL」クロスレビュー①【内野】──内野同士の密な連携と外野を意識した立ち回りが熱い!

「HAPPY BATH SURVIVAL」では、自分を含めたふたりの内野がチルされるとそのラウンドは敗北となってしまう。逆に敵の内野ふたりをチルすればそのラウンドを取れるので、展開はとてもスピーディかつスリリングだ。内野のプレイではともに内野で戦うチームメイトとの連携をさらに密にし、ツーマンセルをしっかりと意識した立ち回りがいいかも? 互いの位置や耐久力を常に把握しておけば、味方がフォームドアップされてもすぐに救出することができた。もちろん自分がフォームドアップした際は、味方が即座に救出してくれるのでとても頼もしい。

とはいえ、味方にあまり近づき過ぎていると、まとめて攻撃されてしまう。付かず離れずの距離が理想なのだが、敵の外野によって移動ルートを妨害されたり、激しい攻撃のなかで味方を見失ったりしてしまうことも……。そんな行動の遅れや一瞬の油断が命取りとなり、自分か味方のどちらかが集中攻撃を受けてチルされてしまうと大ピンチに。

チルされてもどちらかひとりが健在の間に一定時間が経過すれば復活できるので、自分がチルされた場合は味方を必死に応援し、自分ひとりになった際は攻撃よりも時間を稼ぐことに集中してひたすら逃げ回ってみた。敵の猛攻をかいくぐり、なんとか味方の復活まで逃げ切ったときの安心感と達成感がたまらない。

もちろん敵の内野ひとりをうまくチルできれば、そのラウンドを勝利する絶好のチャンスとなる。残った敵の内野もやはり逃げ回ることが多いのだが、それを味方と連携して追い詰めるときの興奮はかなりのものだ。

しかし、自分の周囲を敵の外野によるアワで盛られるのが思ったよりもキツい。外野からの攻撃によって内野である自分の耐久力が減ることはないものの、気がつくと自分の周りが敵のアワだらけになっていて、いざというときに素早く移動できなかったことが多々あった。敵の内野ひとりをフォームドアップさせたのに進行方向へ敵の外野がアワをばらまき、トドメのスライドキックをなかなか叩き込めずにいたときは「小癪な!」と歯がゆい思いをしたものだ。

自分の攻撃で周囲にアワを盛っていては、敵への攻撃がおろそかになってしまう。アワによる整地は外野のチームメイトに任せて、内野は攻撃に集中したほうがよさそう。外野が援護しやすい場所で戦うことも、内野でプレイする際は意識しておくといいかもしれない。ただし、外野のチームメイトが援護しやすいということは、敵の外野がこちらを妨害しやすいということでもある。十全の状態で立ち回るのは難しいのだが、内野だけでなく外野とも連携して敵を制圧できたときは、チームが一丸となって戦っている一体感を味わうことができた。

接近戦が主体に? スピーディかつスリリングな展開は盛りアガること必至!

「HAPPY BATH SURVIVAL」で外野として行動する際はフォームスターたちの能力に差はないため、今回は近、中距離が得意で内野として活躍できそうなキャラクターを主に使用してみた。それが功を奏したのか試合中は立ち回りであまり遅れを取ることはなく、バチバチの接近戦を楽しむことができたのがうれしい。

また、試合開始から一定時間が経過するとステージの外側から「バブルストーム」が迫ってきて、その中にいるとダメージを受けてしまう。終盤は戦うエリアが狭まることもあり、やはり接近戦が多めだった印象だ。しかし、後衛やサポートタイプのキャラでプレイすると、また違った展開が楽しめそう。そういったキャラでの試合運びを模索してみるのも面白そうでワクワクしてくる。

内野のふたりをチルするだけでラウンドが終了する本ルールは展開が早く、切り札である「スーパースタースキル」が使用可となる前に決着することが多いのも特徴だ。そのため、立ち回りはもちろん、クールタイムの短いふたつの通常スキルをいかにうまく使うかが勝負の鍵となるだろう。スタンダードなチーム戦の「SMASH THE STAR」に勝るとも劣らない、スピーディかつスリリングなバトルが味わえるモードだ。(PS Blogスタッフ I)

「HAPPY BATH SURVIVAL」クロスレビュー②【外野】──内野を輝かせてチームを勝利に導くことが誇りある外野の仕事!

「HAPPY BATH SURVIVAL」の主役は内野だ。ステージの中でバチバチに撃ち合い、相手ふたりをチルすれば勝利となるのだから、それは疑いようもない。一方で、外野がフォームガンでアワを撃っても相手の内野プレイヤーをフォームドアップ状態にはできないし、外野どうしは干渉しないため相手の外野を妨害することもできない。つまり「HAPPY BATH SURVIVAL」において、外野は直接的なバトルをしないことになる。

では、内野が主役なら、外野は脇役なのだろうか? 脇役に見えるだろうし、私も最初はそう思っていたのだが、プレイを重ねていくうちに軽視できない重要な役割を担っていることに気づいた。

まず大切なのは、内野の味方の移動をサポートするために、自チームのアワで整地してあげること。内野では2対2のコンパクトな戦いが繰り広げられており、内野プレイヤーにしてみれば整地しながら相手と戦うのは負担が大きい。整地は外野の仕事というチームの共通理解があれば、内野は相手を倒すことに集中できる。言い換えれば、内野が安心して戦うには、外野のサポートが必要不可欠ということだ。

外野はふたつのアシストスキルを使うことができる。前述したとおり、どのキャラクターを選んでも外野プレイ時は能力が共通化され、フォームガンの性能もスキル構成も同じ。超必殺技であるスーパースタースキルは使用不可だ。

アシストスキルのひとつは、アワの壁を指定の場所に築き上げるというもの。フォームガンでじっくり盛らなくても高所をすぐに作ってあげられるし、相手の内野の動きを大きく制限することもできる。フォームドアップされた味方を追う相手を止める、あるいはフォームドアップされた相手の逃げ道を封じるなど、使い方しだいでは内野の戦いを左右する効果を持っている。

もうひとつはグレネード系のスキル。狙いをつけて投擲し、着弾後に爆発する。爆発に巻き込まれた相手の内野はふっ飛ばされるため、そのスキを突いて味方が一気にたたみ込むような展開が可能だ。相手の動きをわかりやすく妨害するスキルなので、クールタイムが終わるたびにバンバン使っていきたい。また、ステージ内にはいくつかの池があり、そこに落ちた内野プレイヤーは即アウト。「HAPPY BATH SURVIVAL」で外野プレイヤーは相手の内野を直接倒すことはできないが、グレネードのアシストスキルでふっ飛ばした相手が池に落ちれば、すなわちそれは1チルと同じ意味を持つ。

チームを支える魅力を知るほど外野のラウンドが待ち遠しくなってくる

外野は内野よりも落ち着いてプレイできる。これはおそらく体験した誰もが感じることだろう。自分が攻撃される心配がなく、外壁の高所から内野の戦況を俯瞰できるため、冷静に先の展開を読むようになっていく。内野で戦う4人の位置関係を把握し、味方の背後を狙う相手はいないか、一気に押し込むチャンスとなるのか、それらを見極めて最適なポジションを確保する。内野の考えに寄り添ったサポートが、外野プレイの醍醐味だ。

試合終盤はバブルストームが迫ってくることにより、内野の行動範囲がステージ中央に向けて制限される。内野はハチャメチャなお祭り騒ぎで盛りアガるが、こうなると外野が効果的なサポートをするのは難しい。お祈りしながらアワやスキルを撃ち込むことしかできなくなるので、早期決着する試合ほど外野の戦略性を楽しめると思う。

アワを撃ち合って相手をチルする内野のプレイには、パーティシューターである『FOAMSTARS』の本質的な魅力がある。それ自体が楽しい体験で盛りアガるのは間違いなく、早く内野でプレイしたいと思うのも自然だ。しかし、外野としてサポートに徹するプレイがあるのは「HAPPY BATH SURVIVAL」ならではの要素。今回の試遊で何試合かプレイさせてもらった中で、外野の立ち回りや戦略性を知るうちに、いつしか外野としてプレイするラウンドを心待ちにするようになっていた。ほかのマルチプレイゲームでも仲間をサポートする役割が好きな方なら、この楽しさを共感してもらえるだろう。(PS Blogスタッフ M)


FOAMSTARS(フォームスターズ)

・発売元:スクウェア・エニックス
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:アワパーティシューター
・発売日:2024年初頭予定
・価格:未定
・CERO:B(12才以上対象)


PS Blogの『FOAMSTARS』記事はこちら


『FOAMSTARS』公式サイトはこちら

『FOAMSTARS』公式X(旧Twitter)はこちら

© 2023 SQUARE ENIX
※画面・映像はすべて開発中のものです。

コメントの受付は終了しました。

お客様の生年月日を入力してください。

Date of birth fields