◆2023年8月29日(火)更新 シーズンの名称を修正しました。
※本記事は英語版PlayStation®.Blogの日本語翻訳記事です。
「Destiny 2:最終形態」で光と暗黒の物語が完結します。開発チームは『Destiny 2』の次の拡張コンテンツで10年に及ぶ物語のクライマックスを、ドラマチックでアクションに満ちたものにすると同時に、『Destiny 2』の未来を切り開こうとしています。Bungieは先日のイベント「Destiny 2 Showcase」のなかで、これから起こる壮大な争いと、今後1年間に『Destiny 2』に登場するコンテンツのプレビューを視聴者に公開しました。
ショーケースを見逃した方は、以下のトレーラーをチェックしてください。
「最終形態」で、ガーディアンは、究極の敵である”目撃者”を追い、光と暗黒の力を利用し宇宙を思いのまま(”最終形態”)に作り変えようとする計画に立ち向かいます。
この拡張コンテンツのキャンペーンでは、ガーディアンはバンガードのメンターであるザヴァラ司令官、イコラ・レイ、ケイド6ら馴染み深いメンバーと団結し、トラベラー内にある新たな目的地“ペイルハート”に乗り込むことになります。ペイルハートは目撃者の歪んだ計画によって創造され、形を変え続けています。「Destiny」史上初の完全なリニアなロケーションとなるこの場所では、初代『Destiny』に登場したタワーといった、ゲームの過去の名場面を再訪できることになります。
キャンペーン中、プレイヤーはペイルハートを踏破し、目撃者の勢力と戦い、拡張コンテンツのリリース後に開始される新レイドでの対決に挑みます。「最終形態」は2024年2月28日(水)に発売予定です。
『Destiny 2』のチームは、2024年にシーズン制を大幅に変更します。2024年の『Destiny 2』では、4つのシーズンの代わりに3つの大規模なエピソードが登場し、最初のエピソード「残響」は「最終形態」のリリース直後に配信予定です。これらの独立したエピソードは「最終形態」で起こった出来事の余波と後日譚に焦点を当てて描かれ、「最終形態」の1年間とそれ以降を通じてプレイヤーが楽しめる新たなアクティビティと報酬を提供します。
「Destiny 2 Showcase」では、ゲームプレイの改善や新コンテンツに関する情報も多数紹介されました。そのなかには、3つの新しいスーパースキル(各ガーディアンクラスにひとつずつ)や、ステイシスとストランドの力を行使できる凶悪な新タイプの敵”征服者”、近日実装予定である“ファイアチーム検索機能”の詳細、Vex テーマの新しい PvP マップ、新しい PvP モード“Relic”、そのほかのPvP機能、パワーレベルに関係なくガーディアンが一緒にプレイしやすいように設計されたパワーシステムの刷新などが含まれます。
『Destiny 2』のショーケースの多くは、今後の予定に焦点を当てたものでしたが、いますぐ楽しめる多くの新コンテンツも用意されているので安心してください。そんなわけで、照明を少し落として不気味な音楽をかけながら、『Destiny 2』の最新シーズンを紹介しましょう。
「魔術のシーズン」が開始
『Destiny 2』の新たなシーズンとなる「魔術のシーズン」は、サバスンのゴーストであるイマルがガーディアンにある取引を持ちかけるところから始まります。それは、ウィッチ・クイーンのサバスンを復活させ、その妹でハイヴの戦神であるシヴ・アラスを倒す手助けをすること。もしガーディアンズが成功すれば、サバスンはトラベラー内部のポータルから目撃者のあとを追う方法を教えてくれます。
これが『Destiny 2』における今シーズンの物語です。タイトルが示す通り、今シーズンは旧敵だけでなく、元ハンターでハイヴのエキスパートとして知られる旧友エリス・モーンにも遭遇することになります。任務を遂行するため、エリスは大きく変身し、ハイヴのルーツに近づくことになります。その道中、ガーディアンはサバスンのスパイアと召喚の祭壇を巡り、エリスがシヴ・アラスとの対決に備えて力を蓄えられるよう、ふたつの新しいシーズンアクティビティを行なうことになります。
囁き声と叫び声
「魔術のシーズン」で重要な要素のひとつになるのが、”囁きのデッキ”と呼ばれる新システムです。このハイヴの魔法に彩られた謎めいたカードデッキは、ガーディアンが召喚の祭壇やサバスンのスパイアといったシーズンアクティビティに挑む前にパワーアップするための、パークやバフを集めたコレクションセットです。囁きのデッキは、プレイヤーにとってただ単に楽しく、収集要素であるだけでなく、完璧なロードアウトを構築するためのさらなる選択肢をプレイヤーに与えるものとしてデザインされています。
「私たちは、シーズンごとのアップグレードと報酬を提示する新しい方法を探していました」と『Destiny 2』のシニアデザイナーであるJoshua Billeaudeauは語ります。「ストーリーチームが「魔術のシーズン」で計画していることを発表したとき、カードのデッキというアイデアが浮かび、そのコンセプトを中心に計画を練り始めました」
「私たちが行き着いたのが囁きのデッキです。ガーディアンは、幅広い活動のゲームプレイやクエストの報酬、あるいは活動そのものに隠された報酬として、正体不明のカードを見つけることができます。これらのカードは、占術テーブルで、その謎を解き明かすことができます。また、囁きのデッキには大アルカナと小アルカナの2種類のカードがあります」
「大アルカナカードはハイヴの魔法の重要な側面と、光との潜在的な関係、そして暗闇との歴史を表しています。大アルカナカードを十分に集めると、シーズンアクティビティが始まる前に、自分の囁きのデッキからカードを引くことが可能です。各ファイアチームのメンバーは、引いたカードに応じたバフを付与されます。複数のチームメンバーが同じカードを引いた場合、そのアクティビティでのバフの強さは大幅に増加します」
Billeaudeauによると、小アルカナカードはパッシブなシーズンアップグレードの報酬であり、一度発見されるとそのシーズン中有効となります。これらのカードで、ガーディアンに追加の鍵、武器、エングラム、その他の通貨などの特典を獲得することもあります。
「シーズンが進むにつれ、ガーディアンはより多くの大アルカナカードを見つけることができるようになり、それらを使ってデッキを構築(どのカードをシーズン中のアクティビティに持っていくかを選択)することができます。これにより、プレイヤーは自分のクラス、ロードアウト、ファイアチームを考慮してデッキを構築することができるのです」
囁きのデッキの開発は、Bungieの各チームが協力して行ないました。「Destiny」のアートチームは、プレイヤーの進行システムを再構築するための物語上の理由やゲームプレイへの影響に加え、個々のカード自体のアートスタイルがシーズンのテーマにぴったり合うよう、多くの時間を費やしました。
「私たちは当初から、「魔術のシーズン」のために神秘的なカードデッキを作りたいと考えていました」と『Destiny 2』のアソシエイト・アートディレクターであるSam Rucksは、囁きのデッキのインスピレーションの源について尋ねられた際に語りました。Rucksはまた、チームのインスピレーションの源として中世の彩色写本を挙げています。
ローテーション
『Destiny 2』をやり込んでいるプレイヤーなら、エキゾチックミッションをプレイしたことがあると思います。これは最高級のストーリーと挑戦的なエンカウントを特徴とするだけでなく、それだけで挑戦する価値がある特別なエキゾチック武器を報酬として用意している特別なミッションです。エキゾチックミッションは『Destiny 2』におけるPvEの楽しみの核となる部分であり、「魔術のシーズン」では、これらのミッションがこれまで以上にアクセスしやすくなります。
『Destiny 2』に新しくエキゾチックミッションのローテーションが導入されます。これにより『Destiny 2』の過去に登場したエキゾチックミッションをプレイすることができるようになりました(※そのミッションが登場したエクスパンションまたはシーズンを所有していることが条件)。ローテーションは毎週更新され、ノーマルとレジェンダリーの両方の難易度(と関連するレガシーシーズナル報酬の一覧)から選択可能です。さらに嬉しいことに、ミッションを達成すると、そのミッションのエキゾチック武器を作成可能なバージョンとして報酬から手に入れることができます。
週ごとに行なわれるエキゾチックミッションのローテーションには、“予感”(デッドマンズテイルを作成可能)、“ヴォクス・オブスキュラ”(デッドメッセンジャーを作成可能)、“熾天使の盾作戦”(リビジョン・ゼロを作成可能)の3つのミッションが含まれます。本当に冒険好きなプレイヤーは、これらのエキゾチックミッションを難易度レジェンダリーでクリアすると、作成したエキゾチック武器の媒体が手に入ります。
『Destiny 2』のデザインリードであるBaldur Tangvaldは、これらのミッションを復活させることがチームにとってどのようなものであったかを振り返ってくれました。「このコンテンツを再び見るのは楽しかったし、復活すると知ってワクワクしました。『Destiny 2』で私が大好きな瞬間のいくつかは、これらのミッションに収録されてしています。 “予感”ではスクリーブで満たされたゴミ圧縮機、“熾天使の盾作戦”では宇宙遊泳などが思い浮かびますね。これらのミッションでストランドのような新しいサンドボックス要素を活用するのは特に楽しかったです。グラップルがあれば、プラットフォーミングセクションの感覚もかなり変わりますね──隠し要素のかわいいロボット犬をもっと簡単に探せるようになっています!」
タイムラインの回想
「Destiny」シリーズからしばらく離れていて、すぐに追いつきたい方はいらっしゃいますか? もしくは、『Destiny 2』の輝かしい過去の出来事を追体験したいですか? そんなあなたに、「Destiny」開発チームは新機能“タイムラインの回想”を用意しています。これは新規プレイヤーが『Destiny 2』の豊かで進化し続ける物語に追いつけるように設計されており、誰でも利用可能で、『Destiny 2』 ナビゲーターのタイムライン機能からアクセスできます。
※画像は英語版です。
「タイムラインの回想での目標は、プレイヤーを主要なストーリーのポイントに素早く追いついてもらい、「Destiny」シリーズの楽しいゲームプレイに復帰し、仲間のガーディアンと同等に感じられるような武器をお届けすることです」と『Destiny 2』のデザインリードであるKevin O’Haraは説明します。
タイムラインの回想のミッションは、短くて完了しやすいアドベンチャーになるよう設計されており、インパクトのあるゲームプレイと、「Destiny」の歴史における重要な瞬間の映画的な要約が詰まっています。現時点では、「孤独と影」からケイド6とスコーとの対決のクライマックス、「光の超越」から暗黒から生まれた初の攻撃属性”ステイシス”の登場、「漆黒の女王」から光を操るルーセントハイヴの初登場など、3つのミッションが用意されています(「漆黒の女王」は、PlayStation®Plusエクストラおよびプレミアム加入者を対象としたサービス「ゲームカタログ」で配信中です)。
「プレイヤーの皆さんが必要なことを学んだら、すぐに現在のシーズンや最新のエクスパンションを友達とプレイできるように、このタイムラインの回想は短いものにしたかったのです」とO’Haraは言います。「どのミッションも楽しく、『Destiny 2』のゲームプレイやロケーション、敵の幅広さを際立たせていますが、監獄に戻ってケイド6との脱獄を追体験するのが私のお気に入りです──ハイヴ、カバル、フォールンを突破し、スコーンと初めてエンカウントするなかで、彼のユーモア溢れるセリフを聞くのは楽しい体験です。そのミッション中にケイド6が言うように、人生でも最も楽しい時間を過ごしていると言ってもいいでしょう!」
「魔術のシーズン」は発売中です。「Destiny 2:最終形態」は2024年2月28日(水)発売予定です。
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Destiny 2「光の終焉」
・発売元:BUNGIE INC.
・フォーマット:PlayStation®5 / PlayStation®4
・ジャンル:アクションシューティング
・発売日:好評発売中
・価格:ダウンロード版 販売価格 通常版 5,500円(税込)
・プレイ人数:16人(オンライン専用)
・CERO:D(17才以上対象)
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