旅人さん、こんにちは! 『原神』開発チームです。今回は8月16日(水)に満を持してリリース予定のVer.4.0「ゆえなく煙る霧雨のように」の最新情報をお届けします。複雑な正義と審判システムを持ち、文化や芸術、科学技術が繁栄するテイワット第五の国“フォンテーヌ”へ皆さんをご案内しましょう。
魔神任務序章・第三幕“龍と自由の歌”をクリアしていると、スメール砂漠の北東部にあるワープポイントが解放され、雄大な滝の頂上に位置するフォンテーヌが現れます。滝を登ると巡水船が準備されており、メリュジーヌの特別船員によるガイドを聞き、美しい景色を堪能しながら、アクアロードに沿ってフォンテーヌの主要地点に向かうことができます。フォンテーヌに到着したあとは、地域を自由に探索したり多くの世界任務をこなしましょう。フォンテーヌの魔神任務については、魔神任務第三章・第六幕“カリベルト”をクリアしたあとに開放されます。
“審判”は“公演”でもある
フォンテーヌは現任の水神であり、正義の神でもあるフォカロルスによって統治されています。フォンテーヌには複雑な司法システムがあり、人々の日常生活に“律償混合エネルギー”という名の独自のエネルギーを提供しています。例えばこのエネルギーによって、巡水船が運行したり、家の明かりが灯されたりします。この“律償混合エネルギー”は、“諭示裁定カーディナル”と呼ばれる機械が、審判の過程で人々の正義に対する信仰心を収集することにより生成されるものです。そのため、審判は重要な公共活動となり、審判を開催する雄大なエピクレシス歌劇場では、マジックや茶番劇、悲劇などのさまざまな公演が上演されます。フォンテーヌの魔神任務もここに始まり、魔術師であるリネとリネットによるエピクレシス歌劇場での初めての舞台、つまり初めての“審判”が上演されます。
歌劇院からは、フォンテーヌ廷からフォンテーヌシティまで見渡すことができます。そこはフォンテーヌの造詣深い芸術の美しさが輝き、建築やエンタメ、技術や生活様式などさまざまな側面に影響を与えています。文化と芸術の中心地であるこの街には、レストラン、歌劇院、ファッション店、クロックワーク工房などの商業施設が栄えており、賑やかな通りにも、着飾った人々や生き物、巡回するクロックワーク・マシナリーが行き来しています。しかし魅力的な都心部と栄えた居住エリアがある一方で、この街の下水道区域には陰の部分があるようです。
クロックワーク・マシナリーと共に舞う
フォンテーヌは最先端技術でも知られており、例えば写真機など、旅人さんも既にその発明の恩恵を受けているかもしれません。フォンテーヌ科学院では、正義の信仰心から発生した“律償混合エネルギー”とは別に、もうひとつのエネルギーである“プネウムシア”を制御することに成功し、そのエネルギーは、クロックワーク・マシナリーや、街中で職務を遂行する者たちのほか、郊外で敵対する者たちにも供給されています。
クロックワーク・マシナリーのデュオであるコペリウスとコッペリアは、最も威圧的でありながら、最も優雅な発明のひとつでもあります。新たなダブルBOSS挑戦“氷風組曲”では、“コッペリアの葬送”または“コペリウスの劫罰”のどちらかひとつを選択して挑戦でき、ダンスの動きとフィギュアスケートをモチーフとしたユニークな戦闘が繰り広げられます。コペリウスとコッペリアが一度起動すると、旋回しながら、あるいは踊りながら、猛烈かつ優雅な攻撃を発動し、氷元素ダメージを与えてきます。
水中の伝説へとダイブ
水に囲まれた国であるフォンテーヌでは、ユニークな水中冒険が出来るようになります。噂によれば、今ある都市は水没した遺跡のそばで再建されたものだと言われており、一部の生き物は今も水中遺跡のなかに生息しているそうです。旅人さんは、フォンテーヌの特定のエリアで初の潜水体験を楽しむことができます。
特殊な加護のおかげで、水中の酸素が尽きる心配はありません。しかし水中スタミナが設けられており、水中でのダッシュ時に消費されていきます。スタミナは“リカバリーオーブ”を集めることで回復させることができ、水中にある“乱流バブル”を通過することで移動を加速することもできます。
また、水中での戦闘も大きく異なります。水中で攻撃するときは、海の知恵を利用し、特殊な生物の特殊スキルを吸収して自分を守ったり、トラップを取り除いたり、海藻が絡まった宝箱を開けたりする必要があります。
水中の洞窟には、もう一体の新たなBOSSが静かに待ち構えていますが、幸いにもこのBOSSには、陸上での戦闘スキルを使用できるようです。重甲ヤドカニの王“鉄甲熔炎帝王”は、鋼鉄のカニのような防御スキルを持ち、身体器官から激しい炎元素攻撃を放つこともできます。そして海の奥深くには、さらなる物語、謎、歴史が、あなたを待っています。
フォンテーヌ三兄妹
フォンテーヌで登場する最初の三人のプレイアブルキャラクターは、魔術師コンビの“リネ”と“リネット”、そして潜水士の“フレミネ”の三兄妹です。冒険ランクが25以上の旅人さんは、最新の期間限定イベントで、リネットを無料で招待することができます。
リネは、三人のなかでも頼れるお兄さんであり、フォンテーヌで最も輝かしい魔術師のひとりとして知られています。リネは★5キャラクターで弓の扱いに長け、炎元素のトリックを戦闘に取り入れています。リネがチャージ射撃でプロップアローを発射すると、ファニーキャット・ハットを召喚して、周囲の敵を挑発します。戦闘演出のクライマックスでは、リネ自身がファニーハット・キャットと化し、周囲の敵を燃焼させ、火花を散らして戦いの終わりを告げます。
外向的な兄とは異なり、リネットは観察力の鋭い魔術師のアシスタントです。つねに慎ましく行動し、兄のリネを裏から支えています。片手剣を使い風元素を操る★4キャラクターであるリネットは、“ピルフィング・シャドウ”の姿で疾走し、高速で敵に急接近して、エニグマ・スラストを繰り出します。元素爆発のクライマックスでは、不意打ちのトリックで巨大なビックラキャット・ボックスを召喚して断続的に風元素ダメージを与えると同時に、一部がほかの元素に触れたとき、リボンバレットを発射します。
一番下の弟のフレミネは、スポットライトを浴びることなく、優れた潜水士として航海知識に関する道を究めています。戦闘面でのフレミネは、両手剣を使う氷元素の★4キャラクターとして、冷静で冷たい攻撃を好みます。元素スキルを発動すると、ペールスタイマー状態に入り、このとき圧力全開のペールスタイマーで強大な氷元素と物理ダメージを与えます。元素爆発発動後は、ペールスタイマーの性能がさらに向上し、効率が上がり、戦闘性能がより強化されます。
ゲームクオリティを向上させるさらなる機能
新たな冒険の数々に加え、まもなくリリースされるVer.4.0では、PlayStation®でのプレイにおけるビジュアル、操作性、ゲームパフォーマンスを向上させる重要な機能を導入します。
まずはよりリアルなライティングを実現させるため、テイワットの一部のエリアに新たな機能“グローバル・イルミネーション(GI)”を導入します。GIの重要な側面は間接照明、つまり光がどのように表面からほかのものに跳ね返ったり散乱するかということです。光源がひとつしかない直接照明とは異なり、GIは、オブジェクト(の特にその色彩)が周囲のオブジェクトからの複数の間接光の影響を受けることを可能にします。例えば、GIをオンにすると、壁や窓といった建築部分が、付近にある赤レンガの間接照明の影響を受け、薄赤色の柔らかく自然な影を帯びるようになります。
さらに強力なGPUにより、水中の没入感を高めるふたつの機能、“群衆シミュレーション”と“軟体シミュレーション”が追加されます。前者は、生物の群れの動きを模倣するもので、フィッシュストームのような、それぞれの魚が独自の動きをすると同時に、大きな群の形や軌跡を形作るという見事な現象を表現することができます。後者は、緩やかな潮流のなかで揺れる水草の表現に用いられ、水中探索の魅力をさらに増しています。
また、PlayStation版のコントローラーでは新たな機能“ダイナミック・センシング(ジャイロ機能)”の実験をしています。ジャイロ機能をオンにしたとき、プレイヤーがコントローラーを傾斜または回転させることで、そのモーションを感知し、より的確かつ精密な照準射撃が可能になります。例えば、弓矢で頭上を飛んでいく鳥に照準を合わせたいとき、現実世界の動きと同じようにコントローラーを上に傾斜させるだけで可能になります。このほかにもPlayStation版、特にPlayStation®4でのプレイ中のロード時間がより短縮されるようになります。
最後に、Ver.4.0へのアップデートを控え、これまで旅を続け、変わらず応援してくださっている旅人の皆さんに心より感謝を申し上げます。フォンテーヌのストーリーはまだ始まったばかりです。次の章でまたお会いしましょう!
原神
・発売元:HoYoverse
・フォーマット:PlayStation®5 / PlayStation 4
・ジャンル:オープンワールド型RPG
・配信日:好評配信中
・価格:基本プレイ無料(一部アイテム等課金あり)
・プレイ人数:1~4人(オンライン専用)
・CERO:C(15才以上対象)
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