『エグゾプライマル』プレイレビュー! 白熱のチームバトルは役割を意識した立ち回りが熱い!【特集第2回】

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『エグゾプライマル』プレイレビュー! 白熱のチームバトルは役割を意識した立ち回りが熱い!【特集第2回】

7月14日(金)に発売された、PlayStation®5/PlayStation®4用ソフトウェア『エグゾプライマル』。本作は「ロール」という役割に特化したパワードスーツ「エグゾスーツ」を身にまとい、時空のゆがみから圧倒的な量で押し寄せる「恐竜災害」に立ち向かう、オンライン専用のチーム対戦型マッシヴアクションだ。開発は「モンスターハンター」シリーズのスタッフが手掛けている。

特集第2回では、PS5版で本作のメインモードとなる「ディノサバイバル」に挑んだプレイレビューをお届けしよう。白熱のチームバトルに、3種類のロールそれぞれで参加してみた。

特集記事はこちら!

『エグゾプライマル』本日発売! “最凶”の「恐竜災害」に人類”最強”のチームで立ち向かえ!【特集第1回】

歴史上”最凶”の「恐竜」を人類”最強”の「エグゾスーツ」で打破するチーム対戦型マッシヴアクション

まずは、メインモードのディノサバイバルとエグゾスーツについて、簡単に紹介しておこう。

ディノサバイバルは、プレイヤー5人対5人のチーム戦が楽しめる、本作のメインモード。新世代AI「リヴァイアサン」によって次々と提示されるミッションに挑み、最後の「ファイナルミッション」を相手チームよりも先にクリアすれば勝利となる。相手チームのファイターを直接攻撃するシチュエーションはもちろん、相手チームと協力して10人のファイターで強敵に挑むこともあるなど、バリエーション豊かなミッションが用意されている。プレイヤーのゲーム進行状況に応じてミッションの内容が変化するため、同じフィールドや同じミッションでも異なる体験が味わえるのが特徴だ。

また、ディノサバイバルはPvPのチーム戦ではありながらも、主に対峙する敵は相手プレイヤーではなくCPUが操作する恐竜という、PvEの要素が多めなのは本作の大きな特徴と言えるだろう。”PvPのゲームはうまい人にボコボコにやられるから苦手なんだよね”という人にとっても、敷居は低いはずだ。

ただし、ディノサバイバルの最後に待ち受けるファイナルミッションでは、PvEだけでなくPvPの要素が含まれる内容が提示されることも。とはいえ、ゲームを進めていくとディノサバイバルのマッチングを行なう際に、ファイナルミッションをPvP、PvE、ランダムの3種類から選んでマッチングが可能となる。一部の例外はあるが、PvEを選んだプレイヤーはファイナルミッションで他のプレイヤーが操作するエグゾスーツとの直接的な戦闘が発生せず、ミッションのクリア速度で勝敗を競い合う内容になるので安心してほしい。

エグゾスーツは、恐竜に対抗するために作られた最新鋭パワードスーツ。エグゾスーツにはロールという役割があり、大きくわけて「アサルト」「タンク」「サポート」の3種類だ。ロールごとに、さまざまな種類のスーツが存在し、現在は10種類のエグゾスーツが登場している。また、エグゾスーツには「リグ」と呼ばれる追加装備をひとつ装着できる。戦闘中はいつでもスーツやリグのチェンジが可能だ。

操作はスーツによって多少異なるものの、基本的には×ボタンでジャンプ、□ボタンでリロード、△ボタンで装着したリグのスキル、そしてR2トリガーで射撃や格闘といった通常攻撃を繰り出せる。L2トリガーやL1ボタン、R1ボタンは、選んだスーツ固有の「アクティブスキル」だ。そして△ボタンと○ボタンの同時押しで、そのスーツの切り札とも言うべき必殺技「オーバードライブ」が使用できる。実際に操作してスーツの使い心地を試すことができる「トレーニング」施設が用意されているので、初めて使うスーツを選択する際は、メインモードのディノサバイバルで戸惑わないように事前に少し練習しておくといいだろう。

アサルト──敵を駆逐する爽快感が味わえるメインアタッカー

アサルトには、射撃による中~遠距離戦闘を得意とする「デッドアイ」、接近戦に特化した高速格闘型の「ゼファー」、グレネードをばらまく火力特化型の「バラージュ」、遠距離狙撃を得意とする「ヴィジラント」の4種類が存在する。4種類のアサルトは豊富な攻撃手段でアタッカーの役割を担うという点では共通しているものの、それぞれのスーツで攻撃方法が異なり、有効な射程距離や攻撃範囲などが異なるのもポイントだ。

なお、アサルトのヴィジラントや、後述するタンクの「ムラサメ」、サポートの「ニンバス」というエグゾスーツは、ゲーム開始直後は使用できない。ディノサバイバルに参加してプレイヤーレベルを一定まで上げると、ゲーム内で手に入る通貨「ビックコイン」を使用してアンロックすることが可能だ。また、PlayStation®Storeで「スタートダッシュキット」を購入することで早期解放することもできる。

【デッドアイ】さまざまな局面に対応可能な万能タイプ

アサルトライフルを所持しているデッドアイは、中距離にいる敵はもちろん、遠距離の敵に対してもL2トリガーによるエイム状態での射撃を駆使して対応できるのがうれしい。空を飛ぶプテラノドンなどの敵は選んだスーツによっては対処が難しいのだが、デッドアイなら比較的簡単に撃ち落とすことができた。群がる敵をアクティブスキルの「ライフルグレネード」で一網打尽にすることもできて気分爽快! また、強力な掌底攻撃の「スラストアタック」は、近距離の敵を吹き飛ばすことができる。さまざまな局面に対応できる、汎用性の高さが何よりの特徴だ。

【ゼファー】接近戦ならお手のもの! 機動力を活かした立ち回りがクセになる

ゼファーは接近戦に特化した高速格闘型のスーツだ。R2トリガーで繰り出せる通常攻撃のトンファーは、強力かつ連打するとコンボを繰り出すことができ、近くにいる敵を次々と切り刻むことができる。アクティブスキルは、小柄な敵を吹き飛ばすことができる体当たり「リニアストライク」、敵を蹴りで上空に打ち上げる「スカイハイ」となっており、まさに接近戦マスターといった趣だ。ただし、装甲(体力)がかなり低く、何も考えずに敵の真っ只中に突っ込むと、一瞬でやられてしまうことも……。敵の行動や攻撃を予測した立ち回りと、回避行動の「タービンステップ」の活用が要求される、テクニカルなアタッカーという印象を受けた。

【バラージュ】敵をまとめて殲滅! 爆発攻撃が得意な火力特化型

通常攻撃がグレネードのバラージュは、火力特化型のスーツ。発射したグレネードは放物線を描いて飛んでいき、一定時間が経過するか敵に着弾すると爆発する。連射はできないものの爆風にも攻撃判定があり、大量の敵が出現した際や狭いところなどでは無類の強さを発揮するだろう。爆発する3本の矢を放って任意のタイミングで起爆できる「トリプルスレット」と、敵をひるませる「スタングレネード」も爆風を伴う広範囲のアクティブスキルとなっているので、たくさんの敵を前にすると「俺の出番だ!」と、逆にうれしくなってしまった。

【ヴィジラント】遠距離や高所から強力な一撃を叩き込む快感

ヴィジラントはスナイパーライフルを所持しており、遠距離狙撃を得意としている。通常攻撃は三点バースト射撃だが、L2トリガーによるエイム状態ではチャージした強力な一発を放つことができるのが最大のポイントだ。2倍と3倍のスコープ倍率が用意されているので、遠く離れた敵でも狙いをつけやすい。アクティブスキルの「スティンガーショット」は強力なレールガンとなっており、チャージ時のスナイパーライフルと同じ感覚で使用できた。敵を凍結させる氷の弾「フロストロック」は、敵に当たらなくても着弾した氷の弾を撃つと爆発し、周囲の敵を凍らせることができる。ゼファーと同じく装甲の値が低めということもあり、離れた場所や高所に陣取るのが最適かも? FPSでスナイパーライフルを愛用している人にオススメのスーツだ。

タンク──敵の攻撃を引き受けてチームメイトを守りたいときに最適

タンクは敵の攻撃を引きつけて、多少のダメージをものともせずに仲間を守る頼もしいスーツ。巨大な盾で味方を守る「ロードブロック」、ドーム型のシールドを発生させる「クリーガー」、そして敵の攻撃を受け止めて迎撃できる「ムラサメ」の3種類となっている。どのスーツも装甲が高めでチームメンバーを守護する手段を持っており、大量の敵が押し寄せる場所や、突進してくる恐竜の動きを止めたりする場面では活躍できるはずだ。

【ロードブロック】大量の敵や大型の恐竜を押しとどめるタフガイ

最大の特徴は、左腕に装備した巨大な盾。通常攻撃は右腕によるパンチだ。盾はL2トリガーで構えることができ、前方からの敵の攻撃や進行を阻むことができる。シールドの耐久力が許すなら、トリケラトプスの突進すら受け止められるのには驚いた。盾で押しとどめた敵は「シールドブラスト」で一気に吹き飛ばすこともできる。また、恐竜を「挑発」して注意を引きつけることも可能。たくさんの敵を押しとどめているとスリルだけでなく、なんだかものすごく”活躍している感”を存分に味わえるのがたまらない。

【クリーガー】ドームシールドとミニガンで敵を食い止めろ

クリーガーは、敵の攻撃や進行を食い止める「ドームシールド」がポイントだ。大型の恐竜には破壊されてしまうものの、ひるませることができ、小型の敵なら押しのけることができる。大量の弾をばらまく通常攻撃のミニガンや、ロックオンした対象をホーミングする「スタンロックミサイル」を所持しており、接近戦に特化したロードブロックとは違って中距離戦への備えもバッチリ! ただし、恐竜を引きつけることはできないため、ドームシールドを設置するタイミングの判断や、ミニガンによる弾幕で敵の襲撃を押しとどめるといった、状況をしっかりと把握した立ち回りが面白いスーツとなっている。

【ムラサメ】敵の群れに斬り込んで攻撃を受け止めるスリルがたまらない

リーチの長い大太刀と鎧武者のような姿が目を引くムラサメは、強力なカウンターを発動できる迎撃特化型のスーツ。周囲を薙ぎ払う「孤月」は恐竜の注意を引くことができ、群がってきた敵の攻撃を「金剛衝破」の構えで防ぐと、その攻撃をエネルギーに変換してカウンターを放つことができる。敵陣深く斬り込んで注目を一身に集めて両断するという一連の流れは、スリル満点だ。同じタンクのロードブロックとクリーガーと比較すると、装甲の値は低めとなっているので、より繊細な立ち回りが求められるだろう。

サポート──回復&支援! チームの頼れる衛生兵

サポートは味方を支援する役割を担うスーツ。味方との連携を得意とする「ウィッチドクター」、飛行による上空からの支援を得意とする「スカイウェイブ」、攻撃と回復の銃を使い分ける「ニンバス」という3種類のスーツが存在する。戦闘能力は低めなものの、味方を支援することにかけてはピカイチだ。チームが戦いやすい状況を作り出すことに楽しみを見いだすプレイヤーには、ピッタリのスーツとなっている。

【ウィッチドクター】広範囲のリペアゾーンで仲間をまとめて回復

味方の装甲を持続的に回復する「リペアゾーン」の展開が、ウィッチドクターの真骨頂だ。その範囲はかなり広いため、多くの味方をまとめて回復することができて頼りになる。通常攻撃は、エネルギーが続く限り杖から近くの敵へ電流を流す攻撃となっており、恐竜を麻痺させることが可能。上空に向けて電流を放てば、低い位置を飛んでいるプテラノドンを麻痺させて地上に落とすこともできてしまう。アクティブスキルの「フィード」は、射程距離こそ短いものの、味方に当てると装甲の回復に加えて移動速度を上昇させる効果があり、恐竜に当てた場合は電流のエネルギーが回復可能。前衛の側で立ち回ることが多いので、油断して自身がやられてしまわないように注意が必要かも?

【スカイウェイブ】上空を飛び回りながら回復&攻撃

遠距離からでも回復できる、後方支援型のスーツ。通常攻撃の爆発する光弾は、味方に当たると装甲を回復し、敵に当たるとダメージを与えることができる。最大の特徴は、ジャンプ中に再度ジャンプボタンを押すことで落下速度を抑える飛行能力だ。これと上昇移動のアクティブスキル「スリップストリーム」を組み合わせれば、かなり高い位置をゆっくりと飛行することが可能。安全な位置から回復と攻撃ができるのはもちろん、戦場を俯瞰できるので状況を把握しやすい。

【ニンバス】モード切替やワープなどを駆使して戦場をトリッキーに駆ける

ニンバスの特徴はアクティブスキルの「モードスイッチ」で、アタックモードとサポートモードを切り替えられることだ。通常攻撃の二丁拳銃は、アタックモードでは敵にタメージを与え、サポートモードでは味方を回復することができる。無数の銃で一斉攻撃をする「スプレッドショット」も同様の効果だ。前方にホログラムを射出する「ホロワープ」は、戦闘不能となった味方を復活させることが可能。さらに、ホログラムの位置に瞬時にワープし、周囲の仲間を回復させることもできる。モードを切り替えながら攻撃と回復をこなす、テクニカルな立ち回りが好きな人にオススメだ。

やめどきが見つからない! 白熱のディノサバイバルにぜひチャレンジしよう

これまでに紹介したさまざまなスーツを身にまとい、プレイヤー5人対5人のチーム戦に挑むメインモードのディノサバイバル。スーツはいつでも変更できるので、チームメンバーの構成や戦況に応じてチェンジするのもまた楽しい。近接特化で装甲が薄いゼファーに回復のリグを装着したり、支援役のサポートに強力なレーザーを放つリグを装着したりなど、プレイスタイルによってさまざまな組み合わせを模索できるのもポイントだ。

また、ミッション進行中には「ドミネーター」という特別なリグがフィールドに出現することがあり、これを使用すると、トリケラトプスやティラノサウルスといった大型恐竜を召喚し、自由に操れる状態で相手チームのいる次元に転送される。他のプレイヤーを大型恐竜で蹂躙し、ミッション進行をうまく妨害できたときの達成感と爽快感は格別だ。

ディノサバイバルは、プレイヤーレベルが上がるとミッションの内容や出現する敵などが増えてバリエーションが豊かになっていくうえにテンポよく進むため、勝っても負けても”もう一度!”とすぐにチャレンジしてしまうリトライ性の高さも魅力のひとつ。まだプレイしていない人は、ぜひこの機会に”最凶”の「恐竜災害」に”最強”の「エグゾスーツ」で立ち向かうディノサバイバルに参加してほしい。

カプコンタイトルコラボ第1弾『ストリートファイター6』は今年秋に実施!

『エグゾプライマル』におけるカプコンタイトルコラボ第1弾『ストリートファイター6』とのコラボコンテンツが、今年秋に実施予定だ。リュウやガイルをイメージしたエグゾスーツスキン、波動拳のエモートなどの配信が予定されている。

エグゾプライマル×ストリートファイター6 コラボ映像はこちら

ダウンロード版は『デラックスエディション』も販売中!

PS Storeではダウンロード版の通常版および、さまざまな特典が付属する『デラックスエディション』も販売中。ゲーム本編に加えて、ヴィジラント、ムラサメ、ニンバスのエグゾスーツ早期解放チケットとエグゾスーツスキンがセットになった「スタートダッシュキット」と、期間限定特典としてサバイバルパスのシーズン1:プレミアムティアが付属する。

ダウンロード版
『エグゾプライマル デラックスエディション』

<価格>
8,990円(税込)

<内容>
■『エグゾプライマル』ゲーム本編
■スタートダッシュキット

 エグゾスーツ早期解放チケット
  ヴィジラント 早期解放チケット
  ムラサメ 早期解放チケット
  ニンバス 早期解放チケット
 エグゾスーツスキン
  パラディン(ヴィジラント)
  白装束(ムラサメ)
  ワンダーランド(ニンバス)
■期間限定特典 サバイバルパス シーズン1:プレミアムティア
 エグゾスーツスキン 19種類
 ウェポンスキン 10種類
 デカール 3種類
 エモート 4種類
 スタンプ 2種類
 プレイヤータグ:エンブレム 10種類
 プレイヤータグ:背景 1種類

※「スタートダッシュキット」および「サバイバルパス シーズン1:プレミアムティア」は、それぞれ有料DLCとして購入可能です。重複購入にご注意ください。
※期間限定特典は『エグゾプライマル デラックスエディション』をご予約およびゲームのシーズン1の期間中にご購入すると付属します。
※ゲーム本編『エグゾプライマル』、「スタートダッシュキット」をそれぞれ単品で購入する場合は、期間限定特典は付属しません。

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『エグゾプライマル』本日発売! “最凶”の「恐竜災害」に人類”最強”のチームで立ち向かえ!【特集第1回】

エグゾプライマル

・発売元:カプコン
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:オンライン専用チーム対戦型マッシヴアクション
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 8,789円(税込)
    ダウンロード版 販売価格 通常版 7,990円(税込)
    ダウンロード版 販売価格 デラックスエディション 8,990円(税込)
・プレイ人数:1~10人(オンライン専用)
・CERO:D(17才以上対象)

※プレイには、CAPCOM IDが必要です。


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『エグゾプライマル』公式サイトはこちら

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