※本記事は英語版PlayStation®.Blogの日本語翻訳記事です。
PlayStation®VR2プレイヤーの皆さんでマルチプレイヤーゲームの生きるか死ぬかの緊張感を味わいたい方は、2023年発売予定の4対4タクティカルFPS『Firewall Ultra』に注目ください! 今回は本作のタクティカルアクションを実際にプレイする機会に恵まれましたので、そのプレイレポートをお届けします。まずは試合前のロビーの役割も果たすセーフハウスで操作を覚え、射撃場で武器の感覚を掴みます。
各ロードアウトはふたつの武器とふたつのアイテムで構成されています。武器はアサルトライフルからサポート武器までさまざまなものがあり、ボタンを押すだけでリロードできます。さらに、爆薬から防御までさまざまな種類のふたつのアイテムを組み合わせることができます。また、このプリセットは完全にカスタマイズ可能です。いくつかの弾倉を消費したあと、さっそく3ラウンドマッチに出撃しました。
前作の『Firewall Zero Hour』と同じく防御側と攻撃側が試合の進行に応じて切り替わる本作では、チームワークがゲームの鍵となります。ゲームプレイの根幹は『Firewall Zero Hour』のプレイヤーフィードバックをもとに、専用サーバー、新スキル、コントラクター、マップ、武器などが一新されており、ゲームプレイとビジュアルはUnreal Engine 4からUnreal Engine 5への切り替えとPS VR2の機能によって生まれ変わっています。
目こそすべて
4対4の対戦試合が「Firewall」シリーズの核心なのは変わりません。しかし、本作はPvEモードも開発中であり、ローンチ時に搭載するとのこと。詳細は今後の続報でお知らせします。
本作のPvPマッチは、3ラウンドの勝利数で勝ち負けが決まります。PlayStation®5のSSDにより、セーフハウスから試合マップへの移動、そしてセーフハウスに戻るのはほぼ一瞬。さらに、視線トラッキングによって画面上のホイールで武器選択が素早く行なえます。また、片目を閉じたり照準をのぞき込んだりした際に視線の方向が正確に反映されることで銃の位置が微調整され、エイムの精度がより向上するようになっています。
閃光弾は直視すると視界を奪われますが、フラッシュライトを直接覗き込んでしまったときと同じく画面が数秒間真っ白になります。ただし、閃光弾で視界を奪われた場合は、視界が戻った後でも短い間ものが二重に見えるようになります。本作では、この仕様とPlayStation VR2 Sense™コントローラーによるハンドトラック機能が合わさることで素晴らしい戦略の可能性が生まれています──銃に取り付けた懐中電灯の光を、もう片方の手を前にかざすことで隠せるようになったのです。光を隠して曲がり角に潜み、敵が近づいたら手を外して光で視界を奪いましょう。これを防ぐには、目を閉じたり、目を逸したりしなければなりません。どこから銃弾が飛んできてもおかしくないような状況では、こういったシチュエーションが命取りの脅威となるでしょう。
また、死亡してベンチ入りとなってもゲームから追い出されることはありません。マップ中に配置されたいくつかの監視カメラへと視点が切り替わり、自由に動かすことができます。この状態で敵を見つけ、視線を合わせると視界から消えるまで赤い輪郭線で敵をマークすることができます。この輪郭線は間に壁や階段があってもチームメイトの視界に表示されます。
あらゆるシーンに対応できるロードアウト
武器にはそれぞれ特徴的なハプティックフィードバックが備わっていて、異なる感覚を味わうことができます。また、武器のトリガーはセーフハウスで試したい面白いデティールが作りこまれています。バーチャル世界での感覚は、装備している銃に応じて現実世界の抵抗として再現されます。
『Firewall Ultra』のマッチに勝利するには鋭い目と素早い機転が必要ですが、それがすべてではありません。チームは防衛と攻撃の役割を交互にこなさなければなりませんし、マップはコンピューターのデスクが並ぶオフィスから迷路のような石油掘削施設までさまざまなものがあります。そのなかでロードアウトとチーム展開の正しいバランスを知ることが勝利の鍵となるのです。激しい戦いのなかで手榴弾や閃光弾のような消耗品は必要不可欠ですが、熟考して配置された近接地雷やジャミング装置などは、どんなエリアをも罠に変えたり、相手の追跡デバイスを無力化したりして、”何かあるのではないか”と推測せざるをえない状況に敵を追い込むことができます。
耳を澄ませて
コントラクターには懐かしい顔ぶれも新顔もあり、それぞれに独自のスキルが用意されています。このスキルと、ロードアウトの一部として装備可能でアンロックできるセカンダリスキルと組み合わせれば、銃撃戦へのアプローチにさらなる個性を加えることができます。
『Firewall Ultra』は3Dオーディオの強みを最大限に発揮しています。没入感の向上はもちろん、戦略性も向上しているのです。足音に集中することで、敵がどこから忍び寄ってくるのかを正確に把握できます。しかし、この条件は敵も同じ。攻撃側と防御側が身を低くして接近してから開けたところに突撃したり、銃弾の雨を降らせながら乱入したりと、ラウンドに多彩な戦術が生まれます。ジャミング装置の場所を正確に見つけるには、音が重要になってきます。このわかりやすい音を出す小さな黒い箱は、設置するのは簡単ですが、見つけ出すのは容易ではありません。細部まで作り込まれたマップでは、狭い場所にも置くことができます。また、ジャミング装置をあちこち探して回るのは、それ自体が報酬となります──先着順のレアなコレクションアイテム、”Crypto”が復活します。ミッションを完了したり、功績を上げたり、試合に勝利することで手に入るゲーム内の通貨でも獲得することができます。これを集めて換金すれば、コスメティック、新しい銃、アップグレードのアタッチメント、新しいコントラクターをアンロックできます。
プレイヤーの進行によってアンロックできるこれらのコスメティックや武器アタッチメントに加え、First Contactは『FirewallZero Hour』で展開したのと同じようにローンチ後のさまざまなサポートも予定しています。これらの詳細は今後の数ヵ月で明らかになることでしょう。それまでPS VR2プレイヤーの皆さんは、タクティカルアクションの新たなラウンドをお楽しみに。フレンドを3人集め、全員が素早い機転で行動し、素早くトリガーを引けるように準備しておきましょう!
©2023 Sony Interactive Entertainment LLC. Developed by First Contact Entertainment Inc. Firewall and Firewall Ultra are registered trademarks or trademarks of Sony Interactive Entertainment LLC.
コメントの受付は終了しました。