※本記事は英語版PlayStation®.Blogの日本語翻訳記事です。
PlayStation®5用DualSense Edge™ ワイヤレスコントローラーとは何か? それは実際に手にすることで初めてわかります。このたび私は、この圧倒的なカスタマイズ機能を備えた高性能コントローラーを実際に手に取り、複数の交換可能なパーツとコンソール上のコントローラー設定オプションを試し、さまざまなゲームをプレイする機会を得ました。その結果、DualSense Edge ワイヤレスコントローラーは精密なプレイのために設計されたカスタマイズ可能なコントローラーであるだけでなく、洗練された構造と直感的なユーザーオプションを兼ね備えていることがわかりました。
そして今回、このコントローラーのデザインに携わった方々にお話を伺い、その形状やカスタマイズ機能のインスピレーションに迫りました。PlayStation®史上初となるカスタマイズ可能なコントローラーがどのように生まれたのか、その制作秘話を紹介します。
高品質な携帯用ケース
DualSense Edge ワイヤレスコントローラーには、スマートで頑丈なシェル型の携帯用ケースが付属しており、コントローラーと付属品を安全に整理して収納することができます。また、付属のUSB 編み込みケーブル収納箇所はケースを閉じたままでも部分的に開くことができるので、コントローラーをケースに収納したまま充電が可能です。
使い慣れた形状
DualSense Edge ワイヤレスコントローラーは、DualSense™ ワイヤレスコントローラーに近い形状をしているため、使い慣れた感覚でプレイすることができます。DualSense Edge ワイヤレスコントローラーをよく見ると、持ち手の周りの、グリップ性の高い白いプラスチック部分の面積が増え、タッチパッドとトリガーに質感が増しているので、快適にゲームをお楽しみいただくことができます。
トリガーの深さを調整
R2ボタンとL2ボタンに内蔵されたスイッチで、トリガーの深さを調整することができます。このスイッチは、コントローラーのプロファイル設定を調整することなく、素早いカスタマイズを可能にします。例えば、『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』ではR2ボタンの深さをフルに使い、『Call of Duty®: Modern Warfare® II』ではトリガーの長さを短くすることで、より速く射撃できるようにカスタマイズできるのです。
カスタマイズ可能なスティックキャップ
DualSense Edge ワイヤレスコントローラーには、容易にカスタマイズ可能な3種類のスティックキャップが付属しています。ふたつの標準キャップは、DualSense ワイヤレスコントローラーのキレのあるスティックと同じであり、ハイドームキャップとロードームキャップは、安定性とグリップ力があります。「Call of Duty®」シリーズや『エーペックスレジェンズ』では、右アナログスティックをハイドームキャップと交換することで、より繊細なエイムが可能になりました。
背面ボタンの汎用性
DualSense Edge ワイヤレスコントローラーには、背面ボタンが用意されています。交換可能な2組の背面ボタンが付属しており、レバー背面ボタンは、より長く、より平らな形状で、素早い入力が可能です。ハーフドーム背面ボタンは目立ち過ぎない形状で、高精度な感触が特徴的です。背面ボタンは、ボタン配置におけるオプションを広げます――新しい操作に慣れてくると、その汎用性を感じることができました。その一例を紹介します。
『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』
回避を左の背面ボタンに、「クレイトス」のリヴァイアサンアックスの回収とエレメント攻撃のチャージを右の背面ボタンに割り当てることで、親指を右スティックに置いたまま、戦闘のあらゆる瞬間にカメラをコントロールすることができました。L2ボタンの深さを短くして遠距離攻撃の照準を合わせる速度を上げましたが、R2ボタンはデフォルトのままにして、近接戦闘時に感じられるアダプティブトリガーの没入感をそのままにしました。結果、非常に満足のゆくゲーム体験が得られました。DualSense Edge ワイヤレスコントローラーの発売後は、このサンタモニカスタジオの素晴らしいタイトルを最初からプレイし直そうと計画しています。
コントロールプロファイルのカスタマイズ
プレイスタイルを最適化するためのオプションは、付属品やトリガーの調整だけでなく、カスタマイズ可能なコントロールプロファイルにまで及びます。DualSense Edge ワイヤレスコントローラーをPS5本体に初めて接続すると、自動的にチュートリアルが表示されます。ここからは、充実した追加オプションの一部を紹介します。
・コントローラー本体に最大3つのプロファイルを保存可能
・カスタムボタンの割り当て(FPSプロファイル、ドライビングプロファイル、アクションゲームプロファイルの設定など)
・スティックの感度やデッドゾーン(ゲーム内でアナログスティックが認識されるまでの移動距離)の調整
・トリガーのデッドゾーンの調整
・振動の強さ
・トリガーエフェクトの強さ
スティックの感度のプリセットプロファイル
スティックの感度を調整する多彩なプリセットプロファイルは、いきなりカスタマイズの深みにはまりたくないというプレイヤーの皆さんのために、緩やかな入門編としてご用意しています。それでは、その設定内容をご紹介します(本内容は予告なしに変更される可能性もあります)。
・クイック – わずかな操作で大きく反応します。小さな操作で素早く動かすことができます。動きの激しいシューティングゲームで素早く狙いを定めたい場合に適しています。
・高精度 – スティックを傾けたときの反応が最小限になります。正確な動きをするのに適しています。シューティングゲームなどで、ゆっくり正確に狙いを定めたい場合に適しています。
・安定 – スティックを大きく傾けたときの、反応が制限されます。スムーズで安定した動きを可能にします。アクションゲームでスムーズな動きが必要な場合に適しています。
・デジタル – スティックを少し傾けるだけで、ほぼ最大限に反応します。コントローラーの方向キーと同様の機能です。格闘ゲームやアクションゲームで即座に反応したい場合に適しています。
・ダイナミック – スティックを少し傾けたり、大きく傾けたりすると反応が制限されますが、中間の範囲では反応が加速します。シューティングゲームにおいて、慎重に狙いを定めつつ、素早くカメラ移動もできる多彩なゲームプレイに適しています。
ファンクションボタン
このふたつのボタンは、左右のスティックの下に配置しており、ゲーム中またはシステムメニュー中に押すことで、DualSense Edge ワイヤレスコントローラー専用のメニューに簡単にアクセスできます。これらのボタンにより、プロファイルの切り替え、ヘッドセットの音量調整、ゲーム/パーティチャットのオーディオバランスの調整などを簡単に行なうことができます。ボタンを数回押すだけで、コントローラーのプロファイルメニューに直接ジャンプできるオプションは、ゲームプレイを中断することなく迅速な調整を可能にする、非常に重要な機能です。まるで「Call of Duty®」シリーズでリスポーン待ちの間に武器のロードアウトを編集しているような体験でした。
『Call of Duty®: Modern Warfare® II』
『Call of Duty®: Modern Warfare® II』のマッチでは、ファンクションボタンの便利さが際立ちました。コントローラーのプロファイルを『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』用に設定したままだったことにすぐ気づき、コントローラーに内蔵されたスイッチのおかげで、簡単にトリガーの深さを短く調節して、より素早く照準と射撃を行なうことができました。続いて、ファンクションボタンを使って、「クイック」プリセットをベースに設定したプロファイルに素早く切り替えました。左の背面ボタンにジャンプ、右の背面ボタンにしゃがみ・スライドを割り当てることで、スムーズにマップを移動し、銃撃戦に備えることができます。また、ハイドームキャップを右アナログスティックに変更し、狙いを定める際の操作性を高めました。
DualSense Edge ワイヤレスコントローラーを試遊するにあたって、私は最高品質のエンジニアリングとコントローラーのカスタマイズ機能に感銘を受けることを予想していました。しかし、実際に私が最も驚いたのは、コンソール上での直感的なチュートリアルとファンクションボタンによる流動的なメニューへの移動でした。あらゆる”Edge”(優位性)を求める競技プレイヤーであれ、お気に入りのゲームでのゲームプレイの選択肢を広げたいプレイヤーであれ、DualSense Edge ワイヤレスコントローラーはその期待に必ず応えてくれるはずです。
DualSense Edge ワイヤレスコントローラーは2023年1月26日(木)に発売です。
DualSense Edge ワイヤレスコントローラーの詳細につきましては、こちらをチェックしてください。
コメントの受付は終了しました。
5 コメント
Loading More Comments