『CRISIS CORE –FINAL FANTASY VII– REUNION』試遊レビュー! 映像美による没入感と爽快なアクションを体感!

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『CRISIS CORE –FINAL FANTASY VII– REUNION』試遊レビュー! 映像美による没入感と爽快なアクションを体感!

12月13日(火)発売予定のPlayStation®5/PlayStation®4用ソフトウェア『CRISIS CORE –FINAL FANTASY VII– REUNION(クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン)』。2007年にPSP®「プレイステーション・ポータブル」で発売された『CRISIS CORE –FINAL FANTASY VII–』がHDリマスター化され、『FINAL FANTASY VII』へとつながる物語が、時を超えて圧倒的なクオリティでよみがえる。

本作の試遊会がメディア向けに行なわれ、そこで体験できたグラフィックやゲームプレイの進化について紹介しよう。

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HD化された映像美とフルボイスでザックスの物語が没入感たっぷりによみがえる!

オリジナル版『CRISIS CORE –FINAL FANTASY VII–』は、『FINAL FANTASY VII』を題材とするコンピレーション作品第4弾として2007年に発売されたアクションRPGだ。

『FINAL FANTASY VII』の物語からさかのぼること7年。魔晄都市「ミッドガル」にある強力な軍事力と影響力を持つ「神羅カンパニー」には、強力な戦闘能力を持つ兵士の組織「ソルジャー」があり、そこにはソルジャー・クラス2ndのザックスが所属していた。ザックスは先輩のソルジャー・クラス1stのアンジール、英雄としてその名を世界にとどろかせていたセフィロスとともに「ソルジャー大量失踪事件」を調査する任務に就く。

やがて世界を救う少年の憧れであり、伝説の英雄に信頼され、星の命運を握る少女に愛された、青年ザックス・フェア。彼がクラウドへとつないだ夢や誇り、その”すべて”が語られる──。

主人公ザックスの物語がよみがえる『CRISIS CORE –FINAL FANTASY VII– REUNION』。今回プレイしたのはストーリー序盤にあたる、ウータイのタンブリン砦を舞台にした攻略戦だ。ウータイ兵、金剛坊ウー&金剛坊タイ、そしてイフリート戦へと続くストーリーやイベントの流れはオリジナル版と変わらないが、HD化されたグラフィックによって現代風の精細なビジュアルに。ザックスやアンジール、セフィロスなどの登場キャラクターをはじめとするすべての3Dモデルも一新されており、リマスターというには豪華すぎる映像の美しさと新しさが感じられた。

画面UIもブラッシュアップされており、『FINAL FANTASY VII REMAKE』に近づけられた印象だ。画面左上に表示される特徴的なシステム「D.M.W」のスロットリールもすっきりと配置され、ザックスと敵の動きを広く見ることができる。アクションゲームとしての遊びやすさにもつながっているように感じた。

今回のプレイ範囲の最後には、イベントシーンとともにボスのイフリートが出現。炎のエフェクトなどがより美しく表現され、召喚獣ならではの特別な存在感が伝わってくるのはシリーズファンとしてうれしいかぎりだ。3Dモデルも新しく作り直されており、『FINAL FANTASY VII REMAKE』に登場した際のデザインを思わせる。

グラフィックの美しさに加え、全編フルボイス化されたことによる没入感の向上も見逃せない。オリジナル版でテキストのみだったシーンや、主要人物以外のキャラクターにもボイスがつく。ウータイで幼いユフィが登場するシーンもボイスがあてられており、ザックスに「シュシュシュッ!」と挑んでくる様子はひたすらカワイイ。

改良されたバトルはスピーディーかつ爽快なアクションに!

アクションRPGである本作の戦闘は、アクティブタイムバトルとアクションを組み合わせたシステムを採用。プレイヤーはザックスを操作し、剣による直接攻撃や、セットしたマテリアに応じた魔法やアビリティを使用することができる。

このバトルシステムにも、さまざまな改良が加えられている。オリジナル版で一撃ずつ斬りつけていた直接攻撃はコンボのように連続攻撃でつながるようになり、スタイリッシュかつリズミカルなアクションに。魔法やアビリティはショートカットから発動でき、操作のスムーズさと淀みのない流れを実現している。また、PSPでのオリジナル版はボタンが少なかったためにバトル中にカメラ視点を変更できなかったが、本作では右スティックでカメラを操作し、見やすい視点に変えながら戦えるようになったことも大きな進化だ。

自由な操作で流れを止めることのない戦闘はテンポが良く、アクション性が格段に向上。敵と戦うことそのものが純粋に楽しく感じられ、フィールド移動中はもっとエンカウントしてほしいと思ったほどだ。

独自システム「D.M.W」によるランダム性に富んだバトル

「D.M.W(デジタル・マインド・ウェーブ)」は、バトル中にスロットのリールが自動的に回転し、そろった絵柄や数字によってさまざまな効果を得られる独自システムだ。絵柄がそろうと絵柄のキャラクターに由来するリミット技が発動できるようになり、またリールの回転中にイベントシーンが挿入されることもある。数字はそろった出目に応じて一定時間の無敵、物理無効や魔法無効などの効果が得られる。

プレイヤーはリールの停止に関与できず、どの絵柄や数字がそろうかはランダム。強敵相手にリミット技で大ダメージを与えたり、APやMPを消費しない効果が出ているあいだにアビリティや魔法を連発したりと、ランダムに出現する効果に応じてプレイヤーが戦略を変化させていくのも面白い要素だ。

リミット技は、オリジナル版では絵柄がそろうと即発動していたが、今作ではいったんストックしたあと、任意のタイミングで△ボタンを押して発動できるようになった。

強敵との戦闘では、相手が特殊技を使ってくることもある。特殊技が発動されるとガードも回避もできないが、発動前に敵を攻撃してスキルパワーゲージを削ると、特殊技の威力を軽減することができる。さらにスキルパワーゲージを削りきれば、発動じたいを阻止することが可能だ。

ザックスのリミット技や敵の特殊技が発動すると、大迫力の演出シーンが挿入される。今回はじっくりと見たかったので利用しなかったが、演出は△ボタンでスキップできるようだ。

HD化によるグラフィックの美しさだけでなく、アクションゲームとしての爽快感がアップしたバトルも魅力のリマスター版。オリジナル版をプレイしていない方がザックスの物語に触れてみるのはもちろん、かつて遊んだ方が進化したアクションに再び挑むのもいいだろう。


CRISIS CORE –FINAL FANTASY VII– REUNION
(クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン)

・発売元:スクウェア・エニックス
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:アクションRPG
・発売日:2022年12月13日(火)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 6,820円(税込)
    ダウンロード版 販売価格 通常版 6,820円(税込)
    ダウンロード版 販売価格 デジタルデラックス版 10,120円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:C(15才以上対象)


PS Blogの『CRISIS CORE –FINAL FANTASY VII– REUNION』記事はこちら


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