傑作RPG『ディスコ エリジウム』の決定版となる、『ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット』の日本版がPlayStation®5/PlayStation®4で本日8月25日(木)発売!
『ディスコ エリジウム』はプレイヤーが記憶喪失の刑事となり、殺人事件の謎を解いていくRPG。ゲームマスターのような存在との対話を通じてさまざまな選択を行ない、ダイスを使ったスキルチェックで行動の成否を判定するという、テーブルトークRPGをプレイしている感覚のゲームシステムが大きな特徴だ。また、油絵調のグラフィックが独特の魅力を放ち、虚ろで怪しげな世界観を表現している。
2019年に発売された『ディスコ エリジウム』は、「The Game Awards 2019」で「ベストRPG」を含む4部門のアワードを受賞し、その後も大小さまざまなアワードの受賞歴を持つなど、ユーザーからもメディアからも高い評価を受けた。2021年3月には、多数の新要素を追加した決定版『ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット』が登場。本日発売されたのは、その日本版となる。
『ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット』ローンチトレーラー
記憶喪失の刑事が奇怪な殺人事件の謎に挑むストーリー
本作の主人公は、記憶喪失の刑事。殺人事件、閉鎖的なコミュニティが抱える闇、主人公の個人的な問題などが複雑に絡み合う、重厚なストーリーが展開される。
ゲーム開始時、主人公は割れた窓ガラスや荷物が散乱するホテルの一室で目覚め、自分の顔や名前など、すべての記憶を失っていた。周囲の人間との会話から、殺人事件の捜査に派遣された刑事であることや、前日まで泥酔していたことなどがわかり、そこから本格的なゲームスタートとなる。
殺人事件の捜査は、相棒のキム・キツラギ警部補とともに行なう。彼は主人公とは真逆のキャラクターで、几帳面で真面目な性格。舞台となるマルティネーズ地区の土地勘もあり、頼れる人物だ。
見捨てられた街、マルティネーズ地区
物語の舞台となるのは、工業港に近いマルティネーズ地区。共産革命が失敗に終わって以降、この地区の人々は劣悪な環境下での生活を余儀なくされている。警察に見捨てられ、労働組合が実質的な権力を握っており、住民も捜査に非協力的な態度だ。捜査を円滑に進めるためには、住民を助けて信用を得たり、組合の重要人物と取引したりして情報を引き出していくことになる。
マルティネーズ地区の経済を支えているのは工業港だが、労働者と雇用主の対立が深刻化してストライキが発生中。その影響で、街には足止めされたトラックの長蛇の列ができ、多くの人々の不満が渦巻いている。ストライキを主導する労働組合の責任者イヴラート・クレアと、港を所有する企業ワイルド・パインズの交渉役ジョイス・メシエは、立場は真逆ながらいずれも大きな影響力を持つ人物。クセの強い相手だが、彼らの協力を得られれば捜査を円滑に進められるだろう。
テーブルトークRPGをプレイする感覚のゲームシステム
本作では、関係者と会話をしたり、怪しげな場所や気になる物を調べたりして、情報を入手しながら物語を進めていく。近隣住民への聞き込みや事件現場の調査は「タスク」と呼ばれ、自身の失われた記憶に関するものや、住民たちの些細な問題など、殺人事件とは無関係に見えるタスクも多数用意されている。
行動する際は、まるでゲームマスターのような存在との対話を通じてさまざまな選択をし、ダイスを使ったスキルチェックにより行動の成否判定を行なう。対応するスキルの値が高いほど、チェックの成功率は上昇。テーブルトークRPGをプレイしている感覚のゲームシステムとなっている。
ゲーム展開に変化を与える全24種のスキル
主人公は、「知性」「精神」「肉体」「運動能力」という4つのカテゴリに各6つ、合計24種のスキルを所持している。ゲーム開始時、プレイヤーはあらかじめ決められたポイントを24種のスキルに割り振って、キャラクターメイキングする。
各スキルはそれぞれ人格を持った存在として主人公に内面から語り掛け、プレイヤーは彼らとの会話を通じて殺人事件を捜査していく。どのスキルが語り掛けてくるかは、ポイントの割り振りに応じて行なわれる内部的なスキルチェックによって変化する。すなわち、同じシーンであっても主人公のスキル構成によって発生するスキルとの会話が異なり、得られる情報、出現する選択肢、問題の解法が異なってくる。
シンプルなキャラクターメイキングとして、「思想家」や「神経質」、「肉体派」といった得意なスキルが決められている3種のアーキタイプから主人公を選択することも可能だ。
24種のスキルの詳細は、公式サイトのゲームシステム紹介ページを参照してほしい。
複数の解決策が用意された自由度の高いゲームプレイ
物語を進めていくなかでは多くのタスクが発生し、ひとつのタスクに対していくつもの解決方法が用意されている。タスクを解決するには主にスキルを使うが、状況によって要求されるスキルは異なり、プレイヤーが得意としているスキルを使用することでスムーズに捜査を進められる。
例えば、「視覚計算」のスキルが高ければ、地面に残されたタイヤの跡から車の動きを推測したり、遺体発見現場に残された足跡から人数や人物の特徴を割り出したりすることができる。
ダイスを使ったスキルチェックに成功すると経験値を獲得し、失敗すると体力減少などのペナルティが発生することもある。失敗してしまった場合は、別のスキルを使用した解決方法を探すほか、服や靴などの装備を整えたり、道具を使って能力値を補ったりして、スキルチェックの成功率を高めよう。スキルを補強する装備や道具は、マルティネーズ地区にある店舗で購入可能だ。
新たな解決策を導き出す「思考キャビネット」
主人公の頭の中には、さまざまな思考が浮上する。それは自身の内面から出てくる場合もあれば、他者との会話を通じて思いつく場合もある。主人公はその思考を頭の中の「思考キャビネット」に入れ、時間をかけて研究することによって解決策を導き出し、スキルボーナスや会話の選択肢が増えるといった恩恵を得られる。
ただし思考によっては研究が完了するまでの間、特定のスキルにマイナス効果をもたらす場合もあるため、注意が必要だ。思考キャビネットのスロットは初めはひとつのみだが、スキルポイントを消費することで増やしていける。
ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット
・発売元:スパイク・チュンソフト
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:RPG
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 4,939円(税込)
ダウンロード版 販売価格 4,939円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:D(17才以上対象)
『ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット』公式サイトはこちら
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