『地球防衛軍6』インプレッション! 荒廃した絶望の世界で4つの兵科はどんな活躍を見せるのか!?【特集第1回】

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『地球防衛軍6』インプレッション! 荒廃した絶望の世界で4つの兵科はどんな活躍を見せるのか!?【特集第1回】

地球防衛3Dアクションシューティング「地球防衛軍」シリーズの最新作として8月25日(木)発売予定のPlayStation®5/PlayStation®4用ソフトウェア『地球防衛軍6』。特集第1回では、ゲーム序盤のミッションをプレイしたインプレッションをお届けする。なお、今回はPS5版をプレイし、掲載している画面写真はすべてPS5版のものだ。

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前作から3年後の荒廃した世界を描く物語

本作はシリーズ前作『地球防衛軍5』の続編となり、プライマーと呼ばれる侵略者との戦いから3年後の世界が描かれる。先の大戦では辛くもプライマーを退けたが、人類は総人口の9割を失い、文明は崩壊寸前。プライマーが置き去りにしたエイリアンと、繁殖を続ける侵略生物らの脅威は残っているため、復興は思うように進まない。頼みの全地球防衛機構軍(EDF)も多くの精鋭が散り、人員も物資も不足している……というのが本作の世界だ。

物語は、先の大戦で英雄的戦果を挙げた兵士(主人公)がEDF251基地に到着したところから始まる。同じタイミングで配属された兵士も数名いるが、異動前の仕事はコックに科学者、トラック運転手と、EDFの厳しい現実をいきなり突きつけられる。

ビルが倒壊し瓦礫が散らばる無残なフィールド

EDF251基地での初任務は、不法侵入者の取り締まり。わがもの顔で街を占拠しているエイリアンを退治すべく地上に出ると、そこには瓦礫だらけの無残なフィールドが広がっていた。「地球防衛軍」シリーズの初陣といえば、突如現れた侵略生物から街や一般市民を守るイメージを持っていただけに、最初から絶望感たっぷりの景色を見せられたのは面食らった。戦闘中も、大尉が「よく狙え! 市民の巻き添えを出すな!」という言葉を発するが、ここはすでに市民のいない荒野だ。

物資不足のEDFは戦力が弱体化!? そしてさらなる脅威が訪れる

市民がいない街だろうと、人類の復興を一日でも早く進めるためには戦い続けるしかない。しかし、EDFの人員と物資の乏しさは深刻だ。あるミッションで友軍のコンバットフレームが投入されたが、勇ましい二足歩行の姿ではなく、トラックの荷台に上半身を載せた苦渋のカスタム機。戦闘中の通信でも、ギアが入らないだの悪路で横転しそうだのガソリンが少ないだの、聞いていると不安でしかない。

さらに悪いことに、リング状の巨大な浮遊体が出現して以降は、強力なアンドロイドとも戦うことになる。消耗戦になんとか耐えていたEDFに勝機はあるのか……というところまでが序盤のミッションの流れだ。

絶望的状況を覆す戦いこそ「地球防衛軍」の真骨頂!

序盤から絶望的な展開が続くが、もとより「地球防衛軍」シリーズは、そんな状況を覆す戦いを楽しめるゲーム。本作もそのテーマは変わらず、巨大な敵の大群を蹴散らす爽快感を存分に味わえた。

敵の巨体は人間のサイズよりもはるかに大きく、それが大挙して襲ってくる。遠くでワサワサと蠢いていた集団が近づいてくるときの不安感も、1体だけですら画面いっぱいの大きさになる迫力も、「これに勝つのは無理!」と思えてしまう。しかし、自分のテクニックと準備してきた武器を駆使して1体残らず駆逐したときの達成感はやっぱり格別だ。

特徴が異なる4つの兵科と武器強化でとことんやり込める! 自分に合った難易度選択も可能

レンジャー、ウイングダイバー、エアレイダー、フェンサーという4つの兵科は、ゲーム開始時点からすべて選択可能。それぞれ特徴と装備できる武器が異なるため、自分の好きなスタイルの兵科で楽しむこともできるし、ミッションごとに戦いやすい兵科を選ぶこともできる。

敵を倒したときにドロップするアイテムを回収しておくと、ミッション終了時、アーマーなら主人公の最大体力が上がり、ウェポンなら武器を入手する。すでに持っている武器を入手した場合、「弾数」「ダメージ」「精度」などのカスタム値が高ければ既存の武器が自動的に強化される。出撃時に選択した兵科のアーマーや武器のアイテムが入手しやすくなっているが、ほかの兵科に対応するアイテムも手に入り、少しずつ強化されていくのはうれしい。

難易度は「EASY」「NORMAL」「HARD」「HARDEST」「INFERNO」の5段階があり、自分に合った難易度でプレイできる。「EASY」ならアクションが苦手な方でも手軽に爽快感を味わえ、ミッションに失敗したとしても取得したアイテムはすべて入手可能。難易度が上がるほどミッション失敗時のアイテム入手量は減っていくが、強力なアイテムが出やすいのも高難易度の特徴だ。

一度クリアしたミッションでも、兵科を変え、武器を変え、難易度を変え、何度でも遊ぶことができる。本作はシリーズ最大のミッション数と武器種を収録しているとされ、周回プレイを含めてとことんやり込めそうだ。

4つの兵科それぞれのプレイフィールは?

ここからは、4つの兵科の特徴をプレイフィールとともに紹介していこう。兵科によっては新しいアクションや装備枠が追加されており、より豊かなバリエーションの戦い方を楽しめるだろう。なお、基本的なUIや操作は前作を踏襲しており、シリーズ経験者はすぐになじめるはずだ。

【レンジャー】新装備でより戦いやすく。新アクションでより扱いやすく!

多彩な銃火器を使いこなす陸戦歩兵。接近戦はもちろん、中長距離向きの武器もあり、扱いやすさはナンバーワン。地上を駆け、武器に合った距離で敵を殲滅するという役割もシンプルでわかりやすい。

装備枠はふたつのメイン武器と、身体能力向上やビークル要請といった特殊装備のほか、本作から新たにバックパックツールが追加。バックパックに手榴弾などを装備することができ、爆発物を投擲してから武器持ち替え操作をすることなく射撃に移る戦いが可能になった。

また、新アクションとして障害物の飛び越えやよじ登りが追加されている。ダッシュは前作にもあったが、操作方法が変更となりボタンを押し続けなくても走り続ける仕様に変更されている。使い勝手がよくなったダッシュは移動速度が上がるだけでなく、アイテム回収範囲が広がる効果を持つ。敵の集団を倒したあとには大量のアイテムが散らばっており、拾い集めるために時間がかかってしまうものだが、ダッシュを使ったレンジャーのアイテム回収能力はずば抜けて高い。

【ウイングダイバー】飛行ユニットのエネルギーを消費しない「独立作動装備」が追加

4つの中で唯一飛行ユニットを装備した女性だけの兵科。軽量化のため、重い実弾系の火器は装備できないが、飛行ユニットと動力源を兼用したプラズマ兵器の数々は、実弾系火器を上回る高い威力を誇る。

装備枠はふたつのメイン武器と、飛行ユニットの心臓部であるプラズマコアのほか、新たに独立作動装備が追加。独立作動装備はプラズマコアを動力源にしないため、飛行ユニットのエネルギーを消費せず、エネルギーがゼロになった緊急チャージ中の使用も可能だ。エネルギーを節約しながら攻撃したり、緊急チャージ中に身を守ったりと、戦略の幅が広がっている。

ウイングダイバーの強みは、空を飛べることによる高い機動性だ。本作のフィールドは倒壊した建物の残骸が大小さまざまな起伏を生み出し、移動しにくい場面も多いが、空を飛べば関係ない。交戦エリアにいち早く到達し、強力なプラズマ兵器で攻撃できる。もちろん、飛行系の敵が相手でも苦にしない。エネルギーの残量を把握しつつ、慣性飛行やブースト加速を織り交ぜて自在に飛べるようになれば、降下翼兵ウイングダイバーの虜に!

【エアレイダー】多彩なドローン兵器を操る独特のスタイルに!

爆撃機やガンシップなどによる空爆支援を要請できる戦場の司令塔だが、物資が不足している本作で大型火砲の支援要請は難しい。そこで新たな戦い方として、ドローン兵器を携帯して攻撃指示を行なうスタイルに生まれ変わった。

装備枠は3つのメイン武器とビークル要請のほか、新たにバックパックツールが追加。バックパックツールにはアーマー回復装置や、プレイヤーの攻撃指示なしで行動する自律型ドローンなどを装備できる。メイン武器となる3種類のドローン兵器で攻撃を浴びせつつ、接近を許したピンチではバックパックの自律型ドローンを展開するといった、独特の戦い方が面白い。

メイン武器となるドローン兵器は十分な火力を備えているが、マーカー投擲やレーザー照射による攻撃目標の指示が必要。指示を外せば効果的にダメージを与えられないため、最も高い照準操作の精度を求められるのはエアレイダーかもしれない。また、自身で射撃する武器も入手できるが、あくまで護身用という位置付け。火力重視の装備構成に寄せるほど、接近戦に対応しにくくなっていくため、敵との距離を保つ立ち回り力も求められるだろう。

【フェンサー】超火力の二刀装甲兵はスラスター&ブースト移動で大化けする

軍用外骨格「パワードスケルトン」を装着した装甲兵。生身の兵士では持てない超重量・超火力の武器を複数装備でき、圧倒的な攻撃力で敵を殲滅する。機動性の低さを補うテクニックと、複数の武器の使い分けが必要なことから、上級者向けの兵科となっている。

装備枠は6つ。メイン武器は右腕と左腕それぞれに持ち、それを2組セットすることが可能。武器持ち替え操作でそれぞれの組み合わせを切り替えながら戦う。メイン武器に4つもの装備枠があり、同じ武器を複数装備できるのはフェンサーだけだ。また、ブーストやシールドの強化パーツである補助装備をふたつまで装備可能。大量の武装を持ち込んでの火力とメカメカしいビジュアルが魅力の二刀装甲兵は、本作でも健在だ。

超重量のフェンサーは歩行速度が極端に遅い。ただ歩いているだけでは、交戦エリアに到達するのも遅く、囲まれたときに距離を取るのも難しい。そこでフェンサー使いに必須のテクニックとなるのが、ブーストジャンプとスラスターダッシュだ。これらはメイン武器に備えられた第二の機能であり、瞬間的な高速移動を可能とする。対応する補助装備を付けることで高速移動がさらに強化され、レンジャーやエアレイダーをはるかに上回る機動性能に化ける。使いこなすだけの操作テクニックを身に付けなければならないが、手の内に入れれば「フェンサーこそ最強!」と思えるはずだ。

ダウンロード通常版と『DELUXE EDITION』予約受付中! PlayStation®Plus加入者は15%オフで予約購入可能!

ダウンロード版は通常版に加え、ゲーム本編とシーズンパスがセットになった『DELUXE EDITION』が販売される。PlayStation®Storeにて8月24日(水)23:59まで予約を受付けており、PlayStation Plus加入者は15%オフの割引価格で予約購入可能だ。

<PlayStation Plus加入者向け プレオーダー割引価格>
通常版
8,980円(税込) → 7,633円(税込)
DELUXE EDITION
12,100円(税込) → 10,285円(税込)

<プレオーダー受付期間>
2022年8月24日(水)23:59まで

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各種特典についてはこちらの記事をチェック!

PS5™/PS4®『地球防衛軍6』が8月25日に発売決定! ダウンロード版は明日から予約開始──予約特典情報も公開します!

地球防衛軍6

・発売元:ディースリー・パブリッシャー
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:3Dアクションシューティング
・発売日:2022年8月25日(木)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 通常版 8,980円(税込)
    ダウンロード版 販売価格 通常版 8,980円(税込)
    ダウンロード版 販売価格 DELUXE EDITION 12,100円(税込)
・プレイ人数:オフライン:1~2人(2画面分割プレイ対応)
       オンライン:1~4人までのオンライン協力プレイ対応
・CERO:D(17才以上対象)


PS Blogの『地球防衛軍6』記事はこちら


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※画面写真はすべてPS5版のものです。

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