※本記事は英語版PlayStation®.Blogの日本語翻訳記事です。
PlayStation®5/PlayStation®4用ソフトウェア『Stray』を本日発売します。また、PlayStation®Plus エクストラ/PlayStation Plus プレミアム加入者の皆さんは、追加料金なしでお楽しみいただけます! 長い間私たちが取り組んできた本作を、皆さんに体験していただけるのが嬉しい限りです。そこで今回は、このゲームの主人公がどのように誕生したのかを、皆さんにお話ししたいと思います。
飼い主のいない猫を意味する”Stray(ストレイ)”。その”Stray”である主人公には、名前はありませんし、あったとしても人の言葉で伝えられるような名前ではありません。しかし、この愛らしいキャラクターのインスピレーションの源となった実在する”彼”には名前があります。皆さん、その生ける伝説を紹介しましょう、マートーです!
マート―は共同設立者のVivとKoolaが2匹飼っている猫のうちの1匹で、フランス、モンペリエ市近くの路上で車の下にいた野良猫でした――現在は、いい環境で暮らしていますので、ご心配なく! ゲーム内の主人公は、マートー(別名“ボス”)をそのまま再現したものではありませんが、その外観に大きなインスピレーションを得ており、開発全体において大きな支えとなったのは間違いありません。
私たちは100%正確な猫を目指していたわけではありません。しかし猫の飼い主のような猫に見慣れている方にまで本当にリアルに感じてもらえるようなキャラクターを作るには、膨大な作業が必要でした。VivとKoolaは、ゲーム内の猫の外見に、可愛らしさだけでなく、生き生きとした遊び心を表現するために、非常に微妙な調整を何度も行なっています。
キャラクターのビジュアルが決まった後、次はそれに完璧なアニメーションを付けなければ、本当の意味で生命を吹き込むことはできません。猫のメインアニメーターのミコは、その素晴らしい才能と、数え切れないほどの資料探しのおかげで、本当に素晴らしい仕事をしてくれました。しかし、ミコが参考にしたのは、インターネットから得たものばかりではありません…。次に紹介するのは、有名な“映画俳優”のオスカーです!
スフィンクスのオスカーは、ほぼ毎日スタジオで一緒に仕事をしています。猫のジャンプや走りの実際の映像資料が必要なときに、とても役に立ってくれました。四足歩行の動物をアニメーション化するのでさえ非常に難しいのですが、猫の微妙な動きは信じられないほど精密で、適切に伝えるのが難しいのです。
ミコと猫のプログラマーのレミは、主人公の基本的な動きだけで、数え切れないほどの時間を費やしています。小さなジャンプや動きの変化を繰り返し微調整し、素晴らしいアニメーションと楽しくて反応の良いゲームプレイの間の完璧なスイートスポットを探しました。もちろん、開発中に本物の猫が目の前にいたことは、いろいろな意味で非常に役に立ちました。
しかし、もう一匹、毎日一緒にスタジオに出勤している大切なメンバーを紹介しないわけにはいきません。彼は、スタジオの“エグゼクティブ・チーフ・ジェネラル・プレジデント・コマンダー・ディレクター・オフィサー”として、毎日チームの努力を監視し、全員が正しく仕事に取り組んでいるかどうかを確認する役割を担っています。その元気ハツラツでジョイフルな彼の名は、ジュンです!
マートー、オスカー、ジュン、そしてBlueTwelve Studioのチーム全員が、これまで情熱と献身をもって取り組んできた作品をようやく皆さんにお届けできることを心から嬉しく思っています。私たちの最初のゲームを、どうぞお楽しみください。
Stray
・発売元:Annapurna Interactive
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:アドベンチャー
・発売日:好評発売中
・価格:ダウンロード版 販売価格 3,520円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:審査予定
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