星と命を巡る物語がついに完結。『FFXIV: 暁月のフィナーレ』の見どころを解説!【特集第1回/電撃PS】

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星と命を巡る物語がついに完結。『FFXIV: 暁月のフィナーレ』の見どころを解説!【特集第1回/電撃PS】

スクウェア・エニックスが贈るMMO(多人数同時参加型オンライン)RPG『ファイナルファンタジーXIV』(以下『FFXIV』)。本作は2013年のサービス開始以来、約2年に1度の拡張パッケージ発売で冒険の世界を広げてきた。そして2021年12月7日(火)、“新生エオルゼア”から8年間描かれてきた星と命の物語“ハイデリン・ゾディアーク編”が完結する。さらにそれに先駆け、12月3日(金)には、事前予約者を対象としたアーリーアクセスがスタート。エオルゼアを救い、第一世界を救った英雄の次なる行き先は“月”。今回の記事ではいよいよ始まるその冒険へ向け、いままでに解禁された情報を振り返っていく。

終末に立ち向かう光の戦士──そして冒険の舞台は新天地を経て“月”へ……!

『暁月のフィナーレ』の物語は第一世界を光の氾濫による消滅から救った英雄・光の戦士(=『FFXIV』プレイヤー)と“暁の血盟”の賢人たちが原初世界へと戻ったあとからはじまる。さまざまな困難を乗り越え帰還した彼らを待ち受けていたのは、平和ではなく、太古の昔、世界を襲った“終末”の再来だった。ローンチトレーラーで見ることができる燃えさかる空、禍々しいモンスターの襲来、各地で起こる絶望的な戦いは、すべての命に終焉をもたらしてしまうのか。さらに謎を深めるのが、光の戦士の前に現れた“光に佇む淑女”の存在。「暗闇の内に喜びを探すのです。前へと進み続けたものだけが、その真なる輝きを得る」と、星の未来を守るよう語る彼女の正体はいったい……? 託された想いを力に変え、光の戦士は星の海へと漕ぎ出していく。“新生エオルゼア”から続いたハイデリンとゾディアーク、そして星と命をめぐる物語は、はたしてどのような“フィナーレ”を迎えるのだろうか。

【オールド・シャーレアン】
そんな物語の過程では、新たな都市やフィールドも多数登場する。まず注目したいのは、『暁月のフィナーレ』でのプレイヤータウンとなる“オールド・シャーレアン”。北洋に浮かぶ学術都市であり、知神“サリャク”を守護神とする都市国家シャーレアンの知の都である。エオルゼア各地に存在するエーテライトのほとんどはシャーレアンが設置したもので、人々の支払うテレポ代は国々からシャーレアンへ支払われ維持費にあてられているようだ。また、“暁の賢人”たちと非常に深い関係のある都市で、アルフィノ、アリゼー、ヤ・シュトラ、ウリエンジェ、クルルなどの出身地であり、彼らは知識の深さや技術の高さをこのシャーレアンに認められた“シャーレアンの賢人”でもある。この都市にはアルフィノとアリゼーの実家や、世界最高峰水準の学術学院である“シャーレアン魔法学校”、国旗にも描かれている巻貝のようなエーテライト、大きなサリャク神の像などが存在。国旗の巻貝のモチーフは哲学者会議の椅子の並びなど、さまざまな場所に使われているようだ。

【ラヴィリンソス】
シャーレアンの直下には新フィールドである巨大地下空間“ラヴィリンソス”がある。ここはシャーレアンの住人たちが世界各地から収集した各種文献や資料を、安全かつ確実に保管するために造られた場所。その環境はエーテル学を駆使して調整されており、人工の太陽のようなもので照らされ、畑では食物が栽培されている。シャーレアンと同じく、白を基調とした建物が多いようだ。

【ラザハン】
つづいて、エキゾチックな街並みが美しい近東の交易都市“ラザハン”。錬金術発祥の地ともされ、長き歴史を通じて数々の偉人と発明品を世界に送り出してきた。巨石の上に築かれた街並みは、特産品である絹織物に負けぬ鮮やかな色彩を誇る。すでにサブクエストや、ラザハン産の織物“ラザハンカルゼ”、“ラザハンの果実”などのアイテム名でも知られており、エオルゼアの各国とも良好な関係を築いていると思われる。なお、この都市はこれまで登場したモードゥナやイディルシャイア、ラールガーズリーチ、ユールモアと同様に、冒険者たちの拠点となる。

【サベネア島】
豊穣海の南東に浮かび、“ラザハン”が領有する土地である“サベネア島”。海岸地帯から離れると、鬱蒼とした密林が広がっている。また、魔力を帯びた石材“巨人石”の産地でもあり、独特の紫色の光沢を放つ岩肌が訪れる旅人たちを圧倒する。レジスタンス・ウェポン作りに欠かせない“サベネアの霊鱗粉”や、チョコボの育成に使用する“サベネアの野菜”など、サベネアの名のついたアイテムはこれまで数多く登場してきたため、なじみ深い地名と言えるだろう。

ここでは新たな獣人“アルカソーダラ族”が暮らしており、先住民であった彼らは遅れて移住してきたアウラ族やヒューラン族と共に“ラザハン”を作り上げてきた。“アルカソーダラ族”はゾウに似た巨体を誇る種族で、怪力ぶりが注目されがちではあるが、理知的で思慮深く、中には優れた錬金術師も存在。各所には“アルカソーダラ族”を模したゾウのような像や壁画なども見受けられる。

またこの“サベネア島”には、おそらく『暁月のフィナーレ』の物語の序盤に挑むことになるダンジョン“異形楼閣 ゾットの塔“があり、内部ではボスとして“メーガス三姉妹”も待ち受けている。“メーガス三姉妹”は“サベネア島”の住人たちが信奉する三柱の姉妹神で、長女マグは知恵を、次女ドグは富を、三女ラグは技巧を司ると伝えられている。なお「FF」シリーズのファンならご存知のとおり、ゾットの塔は『FFIV』に登場したダンジョンであり、メーガス三姉妹も同ダンジョンのボスとして登場していた。今回のダンジョンでもデルタアタックを駆使して光の戦士の前に立ちはだかることになるだろう。

【ガレマルド】
イルサバード大陸北部に広がる寒冷地帯“ガレマルド”。これまでの物語で何度も光の戦士と敵対してきたガレマール帝国(以下、帝国)の首都だ。帝国では大半の住人が先天的に魔法を使用できないこともあり、この“ガレマルド”を中心に魔導技術が発展してきた。しかし、ヴァリス帝が命を落としたことで帝国は混乱。後継者を巡る内戦の影響で都市部は廃墟同然となっている。サンクレッドによると、テンパードのような虚ろな人々によって半壊した城の改装が行なわれているとのことだったが、いったいなにが起こっているのだろうか?

【嘆きの海】
『暁月のフィナーレ』で大注目の場所といえば月。“嘆きの海”は月の表面にある海のひとつであるが、海といっても水で満たされているわけではなく、鈍色の玄武石で覆われた平原が広がるばかりである。しかし、人工的な建造物もあることから、何者かがこの地に手を加えたのは明らか。なお、エオルゼアにはネミングウェイと呼ばれる不可思議な放浪者の伝説があり、一説には月から来た風変わりな一族の末裔だとも言われている。ネミングウェイといえば『FFIV』で登場した、プレイヤーの名前を変えてくれる放浪者で、その一族の集落も月にあった。『暁月のフィナーレ』で登場する新たな獣人“レポリット”は、ネミングウェイとよく似た大きな耳が特徴的な容姿を持っており、こちらも月と深い関係がありそうだ。

ここまで紹介した新フィールドは『暁月のフィナーレ』で訪れる場所のほんの一部。空に浮かぶ島々が描かれたこちらのアートのように、まだ地名や概要が明かされていないエリアも存在する。またエリアに関係する要素として、『暁月のフィナーレ』ではメインクエスト中の特定期間、NPCを連れて移動できるシステムが導入される。その際はグループポーズも一緒に撮影可能だ。

新たなジョブ①:賢者(ヒーラー)

これまでの拡張パッケージと同様、『暁月のフィナーレ』でも新たなジョブが登場。その中のひとつがヒーラージョブ“賢者”であり、エーテル学と魔法学、医学を統合することで生み出された“賢学”のプロフェッショナル。過去シリーズでは『FFIII』などに同名のジョブが登場しているが、『FFXIV』ではオリジナルのジョブとなっており、独自の武器である“賢具”を使用。4つの浮遊する賢具を配置して立体的な魔方陣を形成し、体内エーテルに作用して治療や攻撃を行なう。

『暁月のフィナーレ』ではヒーラーがピュアヒーラーとバリアヒーラーに分けられ、賢者はバリアヒーラーに属する。また“エウクラシア”という自身の魔法を強化するアクションを持っており、“エウクラシア”実行後は魔法の効果が変化。また、敵への攻撃時に特定のパーティメンバーを回復可能なので、攻撃と回復を同時にこなすテクニカルな戦いが楽しめそうだ。『暁月のフィナーレ』では、NPCアルフィノも賢者にジョブチェンジしているので、いままでとは違った彼の活躍も見ることができるだろう。

新たなジョブ②:リーパー(近接物理DPS)

もうひとつの新ジョブである近接物理DPS“リーパー”は、エーテル放射を不得意とするガレアン族が起源。かつて彼らは温暖なイルサバード大陸南部で農耕民として暮らしていたが、魔法を得意とする異民族との戦いに敗れ、中央山脈以北の寒冷地に追いやられた。その苦しみの歴史の中で常に魔法に代わるものを求め続けた彼らは、やがてひとつの技にたどり着く。クリスタルを触媒に異界“ヴォイド”と交信し、妖異“アヴァター”と契約し自らに憑依させることで力を得たのである。

リーパーは『FFXIV』完全オリジナルジョブ。巨大な鎌での攻撃が非常にダイナミックで、アヴァターを憑依させながら戦う姿は、暗黒騎士以上にダークなイメージとなっている。コンボや固有のアクションで各種ゲージをためて“レムール状態(アヴァター憑依状態)”になると、通常のウェポンスキルよりも高速かつ強力な攻撃を繰り出すことが可能。また攻撃だけでなく、周囲のパーティメンバーの与ダメージを3%上昇させるバフ“アルケインサークル”や、自身に一定量のダメージを防ぐバリアを張り、バリアが消滅すると周囲のパーティメンバーにHP継続回復を付与する“アルケインクレスト”などのアクションも修得する。

既存のジョブにも数々の新要素が追加

その他、最大レベルが90まで引き上げられることでバトルシステムも進化。ベースの方針はパッチ5.0に準拠するものの、主要なアビリティの多くが再使用時間60秒もしくは120秒にそろえられるといった変更が行なわれている。以下では、既存ジョブそれぞれの変更点・新規要素の一部を紹介。なかでも召喚士は新ジョブと言っていいほどの変貌を遂げた。イフリート、タイタン、ガルーダは、あらかじめ召喚するのではなく“ルビーの神秘”“トパーズの神秘”“エメラルドの神秘”というバフが付与されることで召喚可能に。そして召喚と同時にド派手な履行技を繰り出し、さらに召喚士自身に特定の攻撃が可能なバフを付与するという形になった。

ちなみに先ほどの賢者・リーパーの解説を含め、ここで紹介している情報は9月に行われたメディアツアー時点のもの。詳細は公式サイトのジョブガイドや6.0パッチノートを参照してほしい。

【全ジョブ】
・遠距離攻撃でコンボを中断しないように変更。
・武器の物理基本性能の値を、同レベルの魔法基本性能と揃えるように変更。これにともないアクションの威力を全体的に調整。

【タンク】
<共通の変更点>

・ナイト、戦士、ガンブレイカーの新たな防御アクション(または既存の防御アクション)に“より適切なタイミングで使うとメリットを得られる”効果を追加。
<ナイト>
・“レクイエスカット”の効果を、残りMP量を気にせず使えるように調整。
・“コンフィテオル”から派生する新たな3段魔法コンボを追加。
<戦士>
・範囲コンボだけでも与ダメージ上昇バフの付与と延長ができるように変更。
・“オンスロート”と“アップヒーバル”がビーストゲージを消費しないように変更。
・“原初の解放”の実行後に発動できる新アクション“プライマルレンド”が追加
<暗黒騎士>
・“ソルトアース”の設置位置を自身の足元に変更し、さらに派生する新アクションを追加。
・高威力の新アクション“シャドウブリンガー”の修得にともない、英雄の影身も“シャドウブリンガー”を使うように。
<ガンブレイカー>
・ホットバー上で“ビートファング”が随時“サベッジクロウ”と“ウィケッドタロン”に置き換わるように変更され、操作量が軽減。
・“バーストストライク”のあとにコンティニュエ―ション(追撃)技として“ハイパーヴェロシティ”が追加。
・特性によりソイルが最大3スタックに増加。

【近接物理DPS】
<共通の変更点>

・“牽制”の効果を与物理ダメージ減少に変更したうえで、与魔法ダメージ減少効果も追加(効果量は前者のほうが高い)。
<モンク>
・“闘気”を低レベルから使えるように修得レベルを変更。
・“踏鳴”の効果中に条件を満たすと“必殺技”を発動可能。“踏鳴”中に使うウェポンスキルの組み合わせによって必殺技が変化。
<竜騎士>
・範囲攻撃のローテーションを拡張
・ウェポンスキルのコンボローテーションを成功させると“天竜眼”が付与され、それを消費して実行可能になる新アクション“天竜点睛”を追加。
<忍者>
・“雷遁の術”“土遁の術”“分身の術”使用後の新アクションがそれぞれ追加。
・自身に“風遁の術”の効果を付与する新アクション“風来刃”を追加
<侍>
・“陣風”と“士風”で付与できるバフを範囲攻撃コンボでも付与できるように変更。
・“意気衝天”使用時に実行可能な新アクション“奥義波切”“返し波切”を修得。

【遠隔物理DPS】
<吟遊詩人>

・自身と周囲のパーティメンバーの与ダメージをアップさせる新アクション“光神のフィナーレ”を追加。
・“エイペックスアロー”から派生する新アクション“ブラストアロー”を追加。
<機工士>
・“きかい”をモチーフにした新アクション“回転のこぎり”を追加。
・オートマトン・クイーンに新たな攻撃アクション“クイーン・コレダー”を追加。
<踊り子>
・ウェポンスキルで付与される“リバースカスケード実行可”などのバフが、単体攻撃と範囲攻撃共通で“対称投擲”“非対称投擲”の2種に変更。
・“テクニカルフィニッシュ”“インプロビゼーション”“攻めのタンゴ”から派生する新アクションをそれぞれ追加。

【遠隔魔法DPS】
<共通の変更点>

・“アドル”の効果を与魔法ダメージ減少に変更したうえで、与物理ダメージ減少効果も追加(効果量は前者のほうが高い)。
<黒魔道士>
・“エノキアン”を特性に変更し、アストラルファイアおよびアンブラルブリザード効果中に自動的に付与されるように変更。
・特定の状況でアストラルファイアとアンブラルブリザードを切り替えると発動できる新魔法“パラドックス”を追加。
<召喚士>
・ジョブのメカニクスを大幅リニューアル。
・継続ダメージ効果付与アクションはすべて削除。
・“サモン・バハムート”や“サモン・フェニックス”で付与されるバフによってイフリート、ガルーダ、タイタンを召喚可能に。
・イフリート、ガルーダ、タイタン召喚時に付与されるエーテルの属性ごとに、固有の攻撃アクションが可能に。
<赤魔道士>
・“スコーチ”から派生する新魔法“レゾリューション”を追加。
・“ヴァルフレア”“ヴァルホーリー”“スコーチ”を範囲攻撃に変更し、範囲ローテーションからも発動できるように変更。
・自身と周囲のパーティメンバーに効果のある防御バフ“バマジク”を追加。

【ヒーラー】
<共通の変更点>

・各ヒーラーに新しい単体バフ付与アクションを追加。
・攻撃魔法の詠唱時間を短縮。
・リミットブレイクの効果範囲を50mに拡大。
<白魔道士>
・効果も見た目も特徴的な、設置型の回復アクション“リリーベル”を追加。
<学者>
・ジョブアクションとしては唯一の、戦闘時にも効果のあるパーティ移動速度上昇バフ“疾風怒濤の計”を追加。
<占星術師>
・“ダイア―ナルセクト”と“ノクターナルセクト”が削除され、基本的な回復アクションの性能が“ダイア―ナルセクト”時の効果に変更。
・“ディヴィネーション”の効果がシンボルに関係なく一定に。ディヴィネーションシンボルの名称がアストロサインに変更され、新たな自己バフアクション“アストロダイン”に使用されるように変更。

なおジョブに関するクエストとしては、タンク、ヒーラー、近接物理DPS、遠隔物理DPS、遠隔魔法DPSの5系統のロールクエストが実装される。すべてのクエストコンプリート後のエクストラクエストも、バージョン6.1以降に実装予定だ。ぜひメインストーリーと並行してプレイしてほしい。

そしてクラフター・ギャザラー向けの新たなクエストについても“シャーレアン魔法大学取引”が実装。『漆黒のヴィランズ』で登場した“ミーン工芸館取引”と同様に、鍛冶&甲冑&彫金、木工&革細工&裁縫、錬金術&調理、採掘&園芸、漁師の5系統となる。シャーレアンで食べられており、味が気になると話題の“賢人パン”にまつわるクエストもある模様。こちらも全クエストコンプリート後のエクストラクエストが後日実装予定だ。

クラフター・ギャザラーの新要素

ほかにもクラフター・ギャザラーに関する変更点は多数。以下ではそれらをまとめて紹介する。

【一部HQアイテムの削減】
・ギャザラーが採集可能なアイテムや、敵がドロップする素材について、HQアイテムが排出停止に。
・ギャザラーのHQ納品が必要なクエストは、NQ納品でも進行可能になる。
・ギャザラーのHQ納品ボーナスは廃止、基本の報酬量を引き上げ。
・HQ採集に関わるアクションは効果が変更。
・HQ採集が必要なアチーブメントは、条件は変わるが引き続き達成可能。

【クラフター】
・新たなアクションを追加・既存のアクションを調整。
・各種数値のデノミネーションに合わせて、レシピ周り(工数・品質)の数値調整を実施。
・上記2点と採集素材のHQアイテムがなくなることを踏まえ、クラフターのHQアイテムの製作難易度は以前と大きく変わらないように調整される。

【採掘師/園芸師】
・新たなアクションを追加し、既存のアクションを調整
・識質力は技術力に変更。技術力が高いほど獲得数ボーナスが発生しやすくなり、ボーナスが発生すると獲得数が+1される。
・HQ獲得率を上げるアクションに代わり、獲得数ボーナス率を上げるアクションを追加。

【漁師】
・新たなアクションを追加し、既存のアクションを調整。
・HQの代わりにラージサイズの魚が釣れるようになり、アクションの説明文はHQからラージサイズに置き換わる。
・識質力は技術力に変更。ラージサイズの釣れやすさに影響。
・刺突漁が大幅改修。水中のフィールド上の漁場にアクセスしたあと、泳いでいる魚影を銛で突く直観的な方法に変更。ミニゲーム中に使えるアクションや連続成功ボーナスなどの要素もある。

光の戦士にさらなる試練が立ちはだかる!

もちろん『暁月のフィナーレ』では新たなレイド(&高難易度レイド)やアライアンスレイドも登場! まずレイドとして登場するのが“万魔殿パンデモニウム:辺獄編”。万魔殿パンデモニウムは地の底より深く、星なき夜より昏いところに存在。強すぎる生命体を、凶暴すぎる獣性を、旺盛すぎる食欲を、あまりに危険な性質を帯びた、魔と呼ぶに相応しき存在を封じる場所といわれる。パンデモニウムに至るまでの門では、驚きの展開とキャラクターが待っているとのことなので、そこで語られる物語にも期待が高まるところだ。なおスケジュールとしては、12月21日(火)のパッチ6.01で“万魔殿パンデモニウム:辺獄編”が実装。さらに2022年1月4日(火)のパッチ6.05で“万魔殿パンデモニウム零式:辺獄編”と、上位の新アラガントームストーン:天文、およびアラガントームストーン:天文で交換できる装備各種、クラフター製作の新式装備が追加される予定だ。

またこちらはパッチ6.1で実装予定だが、新たなアライアンスレイドとして“ミソロジー・オブ・エオルゼア”が登場。古くよりエオルゼアに伝わる“十二柱の神々”を巡る物語が語られることになる。エオルゼアにおいて、十二神信仰は土地や国家、種族や部族、生業に至るまで深く紐づけられているものであり、その神話の始まりと終わりを巡る冒険となるようだ。アライアンスレイドとしては松野泰己氏と雨宮慶太氏をゲストクリエイターに招いた“リターン・トゥ・イヴァリース”、齊藤陽介氏&ヨコオタロウ氏をゲストクリエイターに招いた“YoRHa: Dark Apocalypse”と、クロスオーバーが続いたが、今回は久々の『FFXIV』完全オリジナルストーリーとなるので、どのような内容になるのか非常に気になるところだろう。

またバトルで特筆すべき要素として、異形の存在“アニマ”が新たなる脅威として登場。“アニマ”といえば『FFX』でシーモアの母親を祈り子に召喚された召喚獣であり、鎖で縛られたまがまがしい姿が当時のプレイヤーたちに衝撃を与えた。なお、『暁月のフィナーレ』において、どのような形で戦うことになるのかはいまだ不明だ。

世界を襲う終末へ立ち向かう冒険には、もちろん多数の新ダンジョンも待ち受けている。無数の棘のようなものがある禍々しい雰囲気のダンジョン“異形楼閣 ゾットの塔“や、燃えさかる森にある建造物と像が印象的な名称不明のダンジョンなど、どれもひと筋縄ではいかない危険な雰囲気に満ちている。また、新たなトレジャーハントダンジョン“宝物庫 エキサイトロン”もバージョン6.xで実装予定だ。

ほかにも新たな要素が多数追加。さらに充実したエオルゼアライフを!

【ヴィエラ族(男性)】
『暁月のフィナーレ』およびそれ以降のタイミングでは、ほかにもまだまだ新要素の実装が予定されている。まずは『暁月のフィナーレ』の開幕と同時に、新たなプレイヤー種族としてヴィエラ族の男性が登場。『漆黒のヴィランズ』で実装されたヴィエラ族は女性のみだったため、待ち望んでいた人も多いことだろう。

【“フェイス”システムにエスティニアンが追加】
“暁の血盟”などの主要NPCとパーティを編成することで、インスタントダンジョンをひとりでも攻略することができる“フェイス”システム。今回その“フェイス”に『蒼天のイシュガルド』から活躍している竜騎士“エスティ二アン”が追加となった。さらにバトル中のNPCたちの行動自体も、以前と比べて進化している模様だ。

【新ハウジングエリア“エンピレアム”】
蒼天街の復興にともない、長年待ち望まれていたイシュガルドのハウジングエリアとして“エンピレアム”が登場。蒼き天よりも高き、輝ける天上を意味する名の付いたこの区画は、竜詩戦争終結に貢献した者たちを称え、冒険者の居住区として解放されこととなった。通常街24区画と拡張街24区画を追加予定で、『暁月のフィナーレ』の開幕と同時にエリアの見学が可能。実際の販売はパッチ6.1からとなり、その際は新たな抽選販売システムが導入される予定だ。

【新たな少人数PvP“クリスタルコンフリクト”】
パッチ6.1では新たなPvP(対人戦)コンテンツとして“クリスタルコンフリクト”も実装予定。これは5vs5の少人数制PvPで、中央にあるオブジェクトを確保し、相手陣営まで押し込めば勝利となる。各チームはロールの縛りのない5つの異なるジョブで構成されており、カジュアルマッチ・ランクマッチ・カスタムマッチで実力の近いプレイヤーとマッチング可能。個性的なPvPアクションや、ジョブ別アドレナリンラッシュも追加され、いままでとは違った遊び方ができそうだ。なお“クリスタルコンフリクト”の実装と同時に、それまでの少人数PvPである“ザ・フィースト”は閉鎖予定。

【スローライフコンテンツ“無人島開拓”】
そして発表と同時に大きな話題を呼んだのが、まったく新しいコンテンツ“無人島開拓”。ここでは集めたミニオンたちを愛でつつ、島を開拓して特産物で貿易するなど、自分だけの島でスローライフを楽しめる。なお、こちらはバージョン6.x期間内での実装予定だ。

【データセンタートラベル】
これまでも同じデータセンター内であればワールド間の移動が可能だったが、パッチ6.x期間内にはいよいよデータセンターの壁を越えたワールドの移動が可能に。移動先ではパーティを組み、バトルコンテンツなどを共に楽しむことができる。これまで一緒に遊ぶことができなかったプレイヤーとも自由に交流できるので、さらにコミュニケーションの輪が広がりそうだ。

世界が注目する『暁月のフィナーレ』の世界へ飛び込もう!

現在、2021年12月7日(火)の発売へ向け『FFXIV: 暁月のフィナーレ』は予約受付中。通常版とコレクターズエディションの2バージョンがあり、コレクターズエディションには『暁月のフィナーレ』のメインジョブであるナイトをイメージした新しいマウント“アレイオン”、『FFIV』に登場する双子のひとり“ポロム”のミニオン、『FFXI』の暗黒騎士の装備としておなじみの“デスサイズ”をアレンジした、リーパー用の初期装備である両手鎌“デスサイズ”が付属する。

またどちらのバージョンでも、予約特典として『FFIV』に登場する双子のひとり“パロム”のミニオンと、討伐経験値が+30%(*)になる耳飾り“メネフィナイヤリング”が入手可能。さらに『暁月のフィナーレ』をひと足早く、2021年12月3日(金)18:00(予定)からプレイできる“アーリーアクセス権”が手に入る。なお、『暁月のフィナーレ』で追加される要素をアーリーアクセスでプレイするには、『漆黒のヴィランズ』をプレイしており、特定クエストをクリアしている必要がある。だがこれまでのメインストーリーをクリアしている人、もう少しでクリアできそうな人なら、このアーリーアクセスの“お祭り”的な雰囲気を味わわない手はない。まだ予約をしていなかったという人は、ぜひこのタイミングで検討してほしい。
*メネフィナイヤリングの効果がボーナスとして発揮されるのはレベル80までとなります。またメネフィナイヤリングはファイター・ソーサラーのクラス/ジョブのみ装備可能です。

予約・アーリーアクセスの手順は?

すでに『FFXIV』をプレイ中なら、PlayStation®5やPlayStation®4での予約&アーリーアクセスの手続きは非常にカンタン。まずはPlayStation®Storeにて『FFXIV: 暁月のフィナーレ』の通常版、もしくはコレクターズエディションを購入。なお、現在PS5を持っていない人は、PS4版を購入すれば後から無料でPS5版にアップグレード可能だ。

そして購入後、最初に『FFXIV』を起動してログインすると、画面に「FFXIV: 暁月のフィナーレ – 予約特典 PlayStation 5 | PlayStation 4」と表示され、登録可能なサービスアカウントも表示される。ここで登録したいアカウントを選択し、「次へ」を押せば登録は完了。PC版と異なりレジストレーションコードの入力などは不要で、アーリーアクセスへの参加が可能となる。なお、予約特典のメネフィナイヤリングや“パロム”のミニオンも、ログイン後にゲーム内のモグレターから受け取り可能だ。

まだ『FFXIV』をプレイしたことがない人は、無料のフリートライアルから始めてみよう。次回の記事ではそのフリートライアルの詳細や、『FFXIV』の物語の魅力について改めて解説予定だ。

『ファイナルファンタジーXIV』フリートライアルについて詳しくはこちら

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『FFXIV: 暁月のフィナーレ』ついに発売! RPGファンなら絶対体験してほしいその物語【特集第2回/電撃PS】

ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ

・発売元:スクウェア・エニックス
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:MMORPG(オンラインゲーム)
・発売日:2021年12月7日(火)予定
・価格:ダウンロード版 販売価格 通常版 4,620円(税込)
    ダウンロード版 販売価格 コレクターズエディション 6,600円(税込)
・プレイ人数:1人(オンライン専用)
・CERO:C(15才以上対象)

※ダウンロード専用タイトル
※『暁月のフィナーレ』コレクターズエディションは特典インゲームアイテムが付属します。
※本製品は『ファイナルファンタジーXIV』の最新拡張パッケージであり、本製品単独ではご利用いただけません。本製品をご利用いただくためには、フリートライアル以外の手段で『ファイナルファンタジーXIV』をプレイする権利が必要です。
※本製品には『暁月のフィナーレ』に加え、過去の拡張パッケージである『紅蓮のリベレーター』『漆黒のヴィランズ』がプレイできる権利が付属されています。
※別途、サービス利用料金が必要です。


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