ディストピアのような奇妙な世界を巡り我が家を目指す『The Plane Effect - サラリーマン -』プレイレビュー!

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ディストピアのような奇妙な世界を巡り我が家を目指す『The Plane Effect - サラリーマン -』プレイレビュー!

PlayStation®5用ソフトウェア『The Plane Effect – サラリーマン -』は、平凡なサラリーマンのソロが体験する、奇妙な家路を描いたパズルアドベンチャーゲームだ。

本作を送り出したのは、イタリアのインディーズゲームスタジオであるInnovinaとStudio Kiku。主人公以外は誰もいないディストピア的な世界を舞台に、発見したアイテムやパズルのような仕掛けを活用して先を目指す、脱出ゲームにも似た探索行が楽しめる。

『The Plane Effect – サラリーマン -』PVはこちら

CHECK POINT①
ひとりのサラリーマンを襲った異変──奇妙な世界観の帰宅アドベンチャー

主人公のソロはごく平凡なサラリーマン。同僚たちも姿を消し、ひとりきりのオフィスから帰宅しようとした彼だったが、帰り際に窓からふと外を眺めると、空にまるで異界につながるかのような赤い渦が……?

そんな中、ソロは妻と子供が待つ家にたどり着くため、何が起きるかわからない、いつもとは違う家路へと足を踏み入れていく。

……と、なんだか不気味な雰囲気で始まる本作。異変によって変わった世界は、始まりこそ何の変哲もない無人のオフィスだが、先に進むことでドア1枚隔てた先がどこにつながっているのかすら定かでない、多彩な場所が登場する。随所に陰のあるムービーシーンもあり、その独自の映像と演出は本作の大きな見どころとなっている。

CHECK POINT②
たどり着いた場所をくまなく探し、先に進むための仕掛けを見つけよう

探索シーンは、斜め上からの見下ろしタイプの画面で進行する。プレイヤーであるソロができるのは、移動とジャンプ、そしてアイテムを拾ったりその場を調べたりするアクション行動の3種類。移動時は通常より早く移動する駆け足などもでき、基本操作はごくごくシンプルで誰でもすぐ理解できる。

ノーマルモードでのマップ探索は、何らかの行動ができる場所に近づくとアイコンが表示されるだけで、セリフやメッセージは一切なし。アイコン以外にヒントの類は表示されず、とにかくマップをくまなく歩きまわって先に進むための仕掛けを見つけてクリアし、別のマップに移動するのがプレイの基本的な流れになる。

少し注意が必要なのは、謎を解くのに手順がある場面が多い点だ。何か取れそうなアイテムがあっても、それが必要な局面になっていなければ取れず、ソロが咳払いのような声を出すだけで何も起こらないケースがしばしばある。こうしたときもヒントは出ないので、あらゆる場面でプレイヤー自身が推測し、必要な行動や手順を探し出すしかない。パッと見ではただの背景に見えるものが謎解きのカギになっている場合もあり、どのマップもかなり頭をひねらされる。

例えば最初のオフィスでは、外へのドアに鍵がかかっていて出られない。そこでオフィスを歩き回ると、ドアのほかに家族の写真、紙飛行機、部屋の電気をつけたり消したりできるスイッチなどが見つかり、それらを手順に沿って調べると何か変化が起き、ドアを開けるためのIDカードが入手できるといった具合だ。

どうしても先に進めない人への救済措置として、ガイド機能も用意されている。この機能はL1ボタンを押すと次に行くべき場所を示すガイドを線で表示するもの。見落としがちな仕掛けも簡単に発見できるので、完全に詰まってしまったときは利用するのもいい。ただし、達成感を求める人ならやはりノーヒントで進めたい。

また、場所によっては触れただけで即死するトラップのような仕掛けがあることも。火花を散らす配電盤などはわかりやすいが、一見異常がなさそうな線路に触れて感電したり、赤信号で道を渡ろうとしてドローンに銃撃されたりと、気づきにくい危険が潜む場所もある。やられてもすぐ直前から再スタートできるが、よく観察すれば危険は避けられるので、気を抜かずに行動しよう。

CHECK POINT③
豊富な謎解きのバリエーション──時には意外なアクションシーンも

ソロの帰り道はドアを1枚通ると、思いもよらない場所につながっている。どの場所も用意された謎解きや仕掛けのバリエーションが豊富で、クリアしがいのあるものばかりだ。ここではソロを待ち受けるさまざまな場所や仕掛けを紹介しよう。

市街にあったドアをくぐると、そこはあたり一面が雪に覆われた雪山! 降り積もる雪をかき分けて歩いていくと、ソロの妻にも見える幽霊らしき存在が……?

血を踏んだかのような足跡が点在する大きな家。壁に金庫のようなものが見え、床にも何かの仕掛けらしきパネルがある。開けるためには何をすればいいのだろうか……。

壊れたクルマやバスが散見される、じめじめとした洞窟のような場所。不気味な触手がぶら下がっていたりもして、巨大な生き物の体内のようにも見える?

荒野の一本道をクルマで疾走していると崩れ落ちた橋を発見。そこを越えるため橋の裂け目を大ジャンプする、まるでカーアクション映画のようなワンシーンだ。

下水道にも似た通路では、追いかけてくる巨大な岩からソロが肌身離さず持ち歩くカバンをスケートボードのように使って逃走! こうしたアクションで危機を切り抜ける場所もある。

アーティスティックな雰囲気を感じさせるビジュアルと、謎めいたストーリーに心惹かれる『The Plane Effect – サラリーマン -』。多彩な世界に仕込まれた仕掛けも、ゲーム中盤あたりからは挑戦しがいのあるパズル要素や簡単なアクション操作が必要になるなど、さまざまな趣向がこらされている。脱出ゲームが好きな人は、ぜひガイド機能を使わずにプレイして、自分だけの力で謎を解いて進む達成感を味わってみてほしい。

『The Plane Effect – サラリーマン -』プレイ動画

ディストピアのような奇妙な世界を巡り我が家を目指す『The Plane Effect - サラリーマン -』プレイレビュー!

The Plane Effect – サラリーマン –

・発売元:Phoenixx Inc.
・フォーマット: PlayStation 5
・ジャンル:パズルアドベンチャー
・配信日:好評配信中
・価格:ダウンロード版 販売価格 1,540円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:B(12才以上対象)

※ダウンロード専用タイトル


『The Plane Effect – サラリーマン -』公式サイトはこちら

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© 2021 Developed by Innovina/StudioKiku.
Published in Japan and Asia by Phoenixx Inc. under license from PQube Ltd.

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