『ASTRO’s PLAYROOM』のかわゆいマスコット「アストロ」──開発スタジオTeam ASOBIが、アストロのお絵かき術を伝授します!

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『ASTRO’s PLAYROOM』のかわゆいマスコット「アストロ」──開発スタジオTeam ASOBIが、アストロのお絵かき術を伝授します!

※本記事は英語版PlayStation®.Blogの日本語翻訳記事です。

皆さん、こんにちは! この数ヶ月の間、世界中のファンの皆さんから『ASTRO’s PLAYROOM』を楽しんでいるというメッセージをいただき、私たちはとても励まされています。なかでも印象に残ったのは、アストロの見た目に関するコメントの数々。そこで今回はアートにフォーカスして、本作の開発に携わった3人のアーティストがアストロの絵を描くコツを紹介します。皆さんに楽しんでいただき、インスピレーションとなれば幸いです!

描き方を紹介する前にまずは、アストロがどのようにして生まれたのかを簡単に説明したいと思います。アストロのルーツを探るには、2013年にTeam ASOBIが結成し、そしてPlayStation®4のプリインストール作品となったAR体験を詰め込んだタイトル『プレイルーム』の開発を始めたばかりの時代にタイムスリップする必要があります。『プレイルーム』で提供したAR体験のひとつに、ワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK®4)の中に住んでいるちっちゃくて愉快なロボットたちが、あなたの家のリビングの床に出てきて一緒に遊んでくれるというものがありました。「AR BOTS」 と名付けられたこの小さなロボットたちは、その後のゲームに登場するロボットのようなキャラクターの原点となります。正直なところ、オリジナルのAR BOTSをデザインする際には、制約があったため、形状やデザインをできるだけシンプルにしながら、インパクトのある外観にすることを重視しました。また、かわいらしさとかっこよさを両立させ、ソニーのプロダクトデザインの伝統を感じさせるデザインを目指しました。そして何度かのテストを経て、ついに完成! AR BOTSが誕生しました。その時私は一目でこのキャラクターの虜となってしまいました。

PS4『プレイルーム』で初めて登場したAR BOTS

その後、PlayStation®VRに初めて触れる人向けにリリースされたマルチプレイでのパーティーゲーム集『THE PLAYROOM VR』(2016)でAR BOTSが復活することとなります。そのなかのひとつに「ROBOT RESCUE」という、シングルステージの3Dプラットフォーマーゲームが含まれていました。内容は主人公のロボットが迷子になった仲間を探して冒険に出るというもの。このロボットのヒーロー(この時まだ名前はありませんでした)は、ジェットパック、ホバーブーツ、ホログラムのスカーフ、そして後にアストロの見た目を定義することになる象徴的なブルーのカラーリングパターンを備えていました。

「ROBOT RESCUE」のオリジナルアート

その後アストロは、2018年にPS VRゲーム『ASTRO BOT: RESCUE MISSION』で主役となり、本作は高い評価をいただきました。そして『ASTRO’s PLAYROOM』(2020)では、PlayStation®5の素晴らしい世界とDualSense™ ワイヤレスコントローラーのガイド役を務めることとなりました。

今回は、Team ASOBIの3人のアーティスト、コンセプトアーティストの中井俊彦さん、そして3Dアーティストの杵渕美帆さんと川口真由さんに、アストロを描くコツを教えていただき、皆さんのクリエイティビティを刺激したいと思います。それぞれのメンバーが独自のスタイルでアストロを描き、アストロというキャラクターの魅力を語ってくれました。ぜひご覧ください!

https://gfycat.com/soreimpartialcuscus

中井俊彦(Team ASOBI、コンセプトアーティスト)

アストロのキャラクターデザインの特徴を教えてください。

中井さん:アストロはただのロボットではありますが、丸みを帯びたかわいらしいフォルムのおかげで、感情移入しやすいキャラクターになっていると思います。

なぜアストロをこのように描こうと思ったのでしょうか?

中井さん:私はTeam ASOBIのコンセプトアーティストとして、『ASTRO BOT: RESCUE MISSION』から携わっています。ご想像の通り、アストロはもう数えきれないほど描いておりますし、実際毎日描いています(笑)。そこで、アストロを速く描く方法を模索していたところ、このスタイルへと自然に行きつきました。とても便利ですよ!

アストロを描くコツを教えてください。

中井さん:描きやすいように、アストロの細部をシンプルにしてみましょう。また、顔は四角くもなく、丸くもなく、その中間の形であることもお忘れなく(そこが難しい!)。

杵渕美帆(Team ASOBI、3Dアーティスト)

アストロのキャラクターデザインの特徴を教えてください。

ミホさん:表情の豊かさや、丸くて親しみやすいデザインのロボットであることが特徴です。

なぜアストロをこのように描こうと思ったのでしょうか?

ミホさん:アストロのポップアート的な一面を強調して可愛らしさを出したかったので、外形を太い線で描くことでそれを表現しようとしました。

アストロを描くコツを教えてください。

ミホさん:頭と手の大きさをもう少し大きくすると、アストロをより可愛く見せることができると思います。

川口真由(Team ASOBI、3Dアーティスト)

アストロのキャラクターデザインの特徴を教えてください。

真由:アストロのデザインは、スタイリッシュなメカニックのディテールと、ゆったりとした愛らしいシルエットを兼ね備えているのが特徴的だと思います。

なぜアストロをこのように描きましたか?

真由:ゲームのなかでアストロはよく踊っているので、その楽しそうな様子を2Dのポップアートスタイルで表現してみました。

アストロを描くコツを教えてください。

真由:アストロは、まるで赤ちゃんのような大きな頭をしています! 頭の大きさを確認しながら描いてみてください。


今回の紹介はこれで以上となります! 自分自身のオリジナルバージョンのアストロを描きたいと思ったときにぜひ振り返っていただければ幸いです。ご覧いただいたように、アストロの描き方はひとつだけではありません――あなたの創造性を自由に発揮しましょう! また、描いた作品はぜひソーシャルメディアで共有してみてください。必ずチェックさせていただきます!

いつも温かい応援の言葉を送ってくださる皆さん、本当にありがとうございます。私たちにとって何よりも嬉しいことですので、どうかこれからも応援をよろしくお願いします。そして何よりも健康で、ゲームへの情熱を持ち続けてください。本日も楽しい一日となるように願っています!

それではまたお会いしましょう。Team ASOBIでした!

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