コミックとアニメが、国内のみならず全世界で大きな話題となった「鬼滅の刃」が対戦アクションに! 10月14日(木)に発売される、PlayStation®5/PlayStation®4用ソフトウェア『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚(きめつのやいば ひのかみけっぷうたん)』。
メディア向け体験会で、爽快感と共闘感あふれる鬼殺対戦アクションをプレイすることができたので、「ソロプレイモード“ヒノカミ血風譚”」と「バーサスモード“対戦”」のプレイレビューをお届けしよう。
「ソロプレイモード“ヒノカミ血風譚”」のチュートリアルでバトルの操作を習得!
まずは、アニメで描かれた竈門炭治郎の軌跡を、プレイヤー自らの手によって追体験できる「ソロプレイモード“ヒノカミ血風譚”」をプレイ。鬼殺隊への入隊試験である「最終選別」に向けて、狭霧山(さぎりやま)で行なった錆兎(さびと)との特訓が本作の序章かつチュートリアルになっており、バトルの基本操作を学ぶことができた。
バトルでは、左アナログスティックの移動、□ボタンの通常攻撃、△ボタンの技、×ボタンのジャンプ、○ボタンのダッシュやステップ、そしてR1ボタンのガードが基本操作となる。
通常攻撃や技は、操作の組み合わせで繰り出せる攻撃が変化。左アナログスティックの入力と同時に□ボタンで繰り出せる「強攻撃」は、威力が大きいうえに、途中で攻撃されてもひるまずに攻撃を出し切ることが可能。△ボタンで繰り出せる技は、他の操作をせずに△ボタンを押したときと、左アナログスティックの入力中、そしてR1ボタンのガード中とで、3種類を使い分けることができた。ただし、技を使用するには「技ゲージ」が必要となる。
奥義・解放ゲージを溜めて強力な「奥義」や「開放」を発動!
R2ボタンを押すと、「奥義・開放ゲージ」のストックを消費し、強力な「奥義」を発動できる。奥義・開放ストックがふたつ以上あるときにヒットさせると、残りのストックをすべて消費して威力がアップする大技だ。炭治郎の場合は「水の呼吸 拾ノ型 生生流転(じゅうのかた せいせいるてん)」が奥義となっており、豪快なアクションと水の竜によるエフェクトが、とてもカッコいい!
また、L2ボタンを押すと奥義・開放ストックをひとつ消費して「開放」が発動可能。一定時間、移動速度と攻撃力、そして通常攻撃を連続で繰り出せる回数がアップする。さらに、開放中にもう一度L2ボタンを押して奥義・開放ストックをひとつ消費すると「全開放」状態に! 攻撃力がますますアップするうえ、技ゲージを使い放題になるので、敵に大ダメージを与えるチャンスとなるだろう。
さまざまなアクションを組み合わせた連続技や連携が熱い!
□ボタンを連打すると連続技を繰り出すことができ、その最中に技やジャンプ、ダッシュ、そして奥義を織り交ぜる連携やコンボも可能。空中へ打ち上げた敵を追撃する空中コンボも可能で、さまざまなアクションを組み合わせた攻撃を簡単操作で繰り出せるのが気持ちいい。
もちろん攻撃だけでなく、敵の攻撃を回避できるステップや、左アナログスティックの入力と同時にR1ボタンで繰り出せる「捌き」など、防御手段も充実。連携の最中に敵の攻撃が見えて「ヤバい!」と思ったときは、攻撃を中断して回避に専念するとよさそう。また、敵のガードを崩せるR1ボタン+□ボタンの掴み技も連携に組み込めたので、敵の動きや状態に注意しておくことも大切だと感じた。
フィールドを駆け抜けて目的地を目指す探索パートも
錆兎との特訓を終えて始まった第一章は最終選別で、藤の花が年中咲いている藤襲山(ふじかさねやま)が舞台。この山に潜む鬼たちと戦いながら、目的地を目指すことになる。第一章の炭治郎は「厄除の面」を付けていたり、序章では髪が伸び放題でボサボサだったりするのも、ファンにはうれしい演出だ。
「匂いの探知」を使うと目的地への道筋が赤く表示されるため、迷うことはないだろう。これも”炭治郎は鼻がいい”という設定を活かしたシステムで、思わずニヤリとしてしまう。ただし、エリア内には目的地ではないが光っている場所があり、そこで「キメツポイント」を入手可能。キメツポイントは「褒賞パネル」を開放する際に必要となるので、エリアをすみずみまで探索して集めたい。
道中では、もちろん鬼たちとのバトルも発生し、激しい戦いが勃発。また、同じく最終選別に参加している参加者や、同期となる善逸(ぜんいつ)の姿も見ることができた。
個性的な攻撃を繰り出すボスとのバトルは緊張感抜群!
続いてプレイしたのは、浅草を舞台とした第三章。無惨(むざん)の放ったふたりの刺客、矢琶羽(やはば)と朱紗丸(すさまる)とのバトルにチャレンジしてみた。
生み出した無数の毬を投げつけてくる朱紗丸と、その鞠の軌道を変化させる矢琶羽のコンビによる攻撃は、なかなか強烈。矢琶羽の血鬼術「紅潔(こうけつ)の矢」による矢印のエフェクトをまといながら縦横無尽に動き回る毬は、迫力満点で強敵感に満ちていた。
しかし、本作では敵が危険な攻撃をしてくる際は身体が赤く光るので、注意深く観察していれば勝機が見えてくる。敵の攻撃範囲も赤く表示されるため、そこから離れるようにすれば回避は可能。慣れてくると、敵の攻撃をギリギリでかわす緊張感がクセになるのが面白い(笑)。
ダメージを与えてバトルが進行していくと、炭治郎の妹である禰󠄀豆子が参戦! 彼女を操作して朱紗丸と戦うことになる。爪や蹴りを使用した豪快な攻撃がとても新鮮で、バトルも白熱。個性的な敵の攻撃や、炭治郎とは異なるアクションを満喫することができた。
「バーサスモード」で夢のタッグチームによる対戦を!
「バーサスモード」は、ふたりのキャラを自由に組み合わせて挑む2vs2のタッグバトル。コンピューターを相手に、もしくはオフラインまたはオンラインで、最大2名による対戦が楽しめるモードだ。
アニメで迫力ある戦いを繰り広げた12キャラに加えて、公式スピンオフアニメ「中高一貫!!キメツ学園物語」より6キャラを加えた18キャラが参戦。コミックやアニメでともに戦った組み合わせや、描かれなかった夢の組み合わせなど、理想のタッグチームで対戦できるのがうれしい。
共闘感もバッチリ! パートナーとの連携が勝利のカギに!?
今回はコンピューターが操作するキャラと対戦。プレイヤーが一度に操作するキャラはひとりだが、時間とともに回復する「共闘ゲージ」を用いて、共闘キャラと交代したり、手助けしてもらったりすることができた。
L1ボタンを押すと共闘キャラが登場し、技で援護してくれる。連続技に組み込んでダメージを伸ばしたり、連携の隙をなくしたりすれば、対戦を有利に進めることができるだろう。また、相手の攻撃を受けている最中にL1ボタンを押すと、共闘キャラが現われてその場から離脱させてくれる。相手の連続攻撃からも脱出できる強力な手段だが、共闘ゲージを100%消費してしまうため、使いどころは見極める必要がありそうだ。
また、L1ボタンを長押しすると、待機している共闘キャラと交代できる。ただし、体力や各種ゲージは操作キャラと共闘キャラとで共通。交代後も引き継がれるため、ピンチになってから交代するよりも、相手キャラとの相性を考えて交代するほうがいいかも?
なお、本作は発売後の無償アップデートにより、「バーサスモード“対戦”」にプレイアブルキャラとして鬼の参戦が決定している。最初から用意されている18キャラだけでも、あいつを使いたい! いや、こいつも使いたい……と頭を悩ませていたのに、さらに使用できるキャラクターが増えるのだからワクワクしてしまう。友達やオンラインでの対戦相手が、どんなキャラクターを選んでくるのかも楽しみだ。
また、今回はコンピューターの操作するキャラが相手だったが、対戦相手が人間であれば、細かい駆け引きなどもたっぷりと楽しめそう。発売後にはぜひあなたも、家族やフレンド、そして全国の対戦相手と、白熱の鬼殺対戦アクションを満喫してほしい。
鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚 (きめつのやいば ひのかみけっぷうたん)
・発売元:アニプレックス
・フォーマット:PlayStation 5 / PlayStation 4
・ジャンル:鬼殺対戦アクション
・発売日:2021年10月14日(木)予定
・価格:PS5 パッケージ版 希望小売価格 通常版 8,360円(税込)
ダウンロード版 販売価格 通常版 8,360円(税込)
ダウンロード版 販売価格 デラックスエディション 9,900円(税込)
PS4 パッケージ版 希望小売価格 通常版 8,360円(税込)
パッケージ版 希望小売価格 フィギュアマルチスタンド付き数量限定版 16,280円(税込)
ダウンロード版 販売価格 通常版 8,360円(税込)
ダウンロード版 販売価格 デラックスエディション 9,900円(税込)
・プレイ人数:1~2人(オンライン時:最大2人)
・CERO:C(15才以上対象)
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©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable ©「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」製作委員会
※ゲーム画面は開発中のものです。
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