暗闇から迫る“それ”に捕まったら永久退場!? 極限の恐怖がクセになる『ソング オブ ホラー』プレイレビュー!

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暗闇から迫る“それ”に捕まったら永久退場!? 極限の恐怖がクセになる『ソング オブ ホラー』プレイレビュー!

PlayStation®4用ソフトウェア『ソング オブ ホラー』は、三人称視点のサバイバルホラーアドベンチャー。音声は英語だが、字幕は日本語に対応している。

見つかったら、終わり──暗闇から迫り来る“それ”の恐怖

本作では、エピソードごとに操作するキャラクターを選択し、目的を果たすために仕掛けと恐怖に満ちたエリアを探索することになる。悪意ある超自然的な存在“それ”の追跡をかわしながら、小説家失踪の謎を解明しよう。

『ソング オブ ホラー』リリーストレーラー

【STORY】

1998年。歴史小説家セバスチャン・P・ハッシャーが、家族全員とともに行方不明になった。セバスチャンの身を案じた編集者のエティエンヌは、彼の自宅に部下のダニエルを派遣する。仕事帰りの夕方に舞い込んだ突然の依頼に不満ながらも、セバスチャンの屋敷へ向かうダニエル。しかし、それっきりダニエルが戻ってくることはなかった……。

CHECK POINT①
恐怖を覆い隠す暗闇と静寂。小説家失踪の謎と、名もなき闇の存在を解き明かせ

ゲームは、ダニエルがセバスチャンの屋敷であるハッシャー邸に向かうエピソード「序曲」からスタートする。人気のない屋敷をひとりで探索するというシチュエーションながらも、時刻は夕方。不穏な空気こそ漂っているが、まだ日が出ているため屋敷内の見通しはよく、それほど恐怖を感じることはなかった。まだ、そのときは。

しかし、「序曲」を終えてゲームが本格的にスタートすると、雰囲気は一変。三日が経過しても連絡がないダニエルを捜索することになるエピソードIの時刻は真夜中で、暗闇と静寂が屋敷内を満たしている。ダニエルとして訪れた際に屋敷の構造はある程度理解したはずなのだが、全く別物に感じてしまうのは自分だけではないはずだ。というか、ダニエルが屋敷を訪れたその日ならいざ知らず、三日も経っているなら、なぜ日が出ているうちに探しに来ないのか……(泣)。

暗闇に響く音が不安と緊張をかき立てる

ろうそくや懐中電灯といったわずかな光を頼りに、広く静かな屋敷内を歩いていると、不安が頭をよぎって仕方ない。そして、風の音や雨音などの環境音はもちろん、歩くたびにコツコツと響く自らの足音が、恐怖の色をさらに濃くしていく。ヘッドホンを装着してプレイすると、リアルの音から隔絶されて没入感も満点。スリルが倍増するので、勇気のある人はぜひ試してほしい。

また、本作は三人称視点だがカメラは操作できず、場所ごとに決められたアングルの中でエリアを探索するのも特徴のひとつ。暗いうえに先が見えない恐怖が、探索の足を鈍らせる。固定カメラは、開発スタッフが意図した恐怖演出を見逃さないための一助にもなっており、サバイバルホラーアドベンチャーとしての体験を高めてくれている。

入手したアイテムやヒントをもとに挑む、難解なパズル要素も

エリア内には、入手したアイテムを使ったり組み合わせたりして解く仕掛けや、ヒントをもとに頭をひねるパズル要素が存在する。物語を進めるうえで避けて通れない要素だが、歯応えは十分。ああでもない、こうでもないと試行錯誤し、苦労の末に答えを見つけた際の達成感は格別だ。

CHECK POINT②
さまざまな手段でプレイヤーに迫る闇の存在。“それ”に捕まったキャラは永久に退場

本作の最も大きな特徴が、エリア内をうごめく“それ”の存在と、死亡したキャラクターは二度と復活できない「パーマデス(永久死)」システムだ。序曲以降のエピソードでは、操作するキャラクターを複数の中から選択するのだが、探索中に死亡してしまうとそこで退場。新たなキャラクターを選択し、探索の続きを行なうことになる。それまでに入手したアイテムは、キャラクターが死亡した場所に行けば回収可能。ただし、そのエピソードで操作できるキャラクターがすべていなくなると、エピソードの最初からやり直さなくてはならない。

キャラクターを全滅させずにエピソードをクリアできたとしても、退場してしまったキャラクターは以降のエピソードに登場しなくなってしまう。各キャラクターには、スピード、ステルス、体力、精神力というパラメーターが設定されているだけでなく、オブジェクトやアイテムを調べた際の反応もさまざま。操作していると、その人となりが見えてくるので、退場させてしまうと大きな喪失感に襲われるだろう。

▲ドアの向こうにいた“それ”に捕まり、退場してしまったソフィー。あっという間の出来事のため理不尽だと思うかもしれないが、これはプレイヤーの不用意な行動が原因だ。

いわゆる敵となる“それ”は、ドアの向こうに潜んでいたり、闇の中から現われたりと、さまざまな手段でプレイヤーの行く手を阻む。また、“それ”とは別にキャラクターを即死させてしまうようなトラップもあるので気が抜けない。慣れないうちは何人も死亡させ、エピソードの最初からやり直すことになるだろう。

本作は難易度を変更でき、「パーマデス」システムがオフの難易度も用意されている。しかし、誰が生き残り、誰を退場させてしまったかということも、自分だけの体験。死亡したら永久に退場というスリルと、思い入れを感じはじめたキャラクターを死なせてしまった喪失感も本作の大きな醍醐味なので、ぜひ「パーマデス」システムがオンの難易度で挑戦を!

CHECK POINT③
戦っても勝ち目はなし。身を隠し、息を潜めてやり過ごせ

“それ”は捕らえたキャラクターを問答無用で退場させる無慈悲な存在だが、対処法はちゃんとある。例えば、前述のようにドアの向こうにいる場合は、開ける前にドアへ顔を近づけ、聞き耳を立てて様子をうかがうことで回避可能だ。何やら物音が聞こえたら、中に“それ”がいる合図。そのドアは開けずに別の道を進めば問題ない。とはいえ、急いでいたり気が緩んでいたりすると、確認を怠ってしまうことも……。そんな時に限ってドアの向こうに“それ”がいることもあるので、油断は禁物だ。

物音に反応する“それ”が現われた際は、息を潜めてじっとしていればやり過ごせる。L2ボタンとR2ボタンを押したり離したりすると大きさが変わる円を動く枠に合わせるミニゲームで、それほど難しくはない。いきなり現われた“それ”の姿に動揺し、操作ミスさえしなければ……。

強引にドアを閉めて押し返すシチュエーションも!

ドアの向こうに潜むだけでなく、ドアを押し破ってこちらを見つけようとしてくる“それ”も登場。そんな時は急いで駆け寄り、開けられる前にドアを押し戻そう。○ボタン(※PlayStation®5でプレイしている場合は×ボタン)を連打して力を溜め、R2ボタンを押せば勢いよくドアを閉められる。本作では慎重な操作を求められることが多いため、ボタン連打というアグレッシブな操作はなんだか新鮮。ドアを押し破ろうとする大きな音にはビックリするものの、いいアクセントだ。

“それ”は倒すことができないうえに見つかったら終わりという、恐ろしい存在。しかし、警戒を怠らず、対処法を間違えなければ、突破口が見えてくるバランスは絶妙だ。謎解き要素は歯応え十分で、死亡したキャラクターは永久に退場してしまうなど、難易度は少し高めだが、サバイバルホラーとしての魅力も充実。小説家失踪の謎とは? そしてただ“それ”と呼ばれる闇の存在の正体とは? 物語と謎の真相を、ぜひあなたの手で解き明かしてほしい。

『ソング オブ ホラー』プレイ動画


ソング オブ ホラー

・発売元:EXNOA LLC
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:サバイバルホラーアドベンチャー
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 4,378円(税込)
    ダウンロード版 販売価格 4,378円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:D(17才以上対象)


『ソング オブ ホラー』公式サイトはこちら

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Published by EXNOA LLC. © Raiser Games S.L. Developed by Protocol Games S.L. All rights reserved. Song of Horror is a trademark of Protocol Games S.L.

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