9月14日(火)発売予定のPlayStation®5用ソフトウェア『DEATHLOOP』は、1960年代にインスピレーションを得たレトロフューチャー風の架空世界を舞台とするファースト・パーソン・アクションです。壮大で芸術的な世界観と、強力な超常能力や圧倒的な武器の数々が合わさって、Arkane Lyonの独創的で一筋縄ではいかないゲームデザインを堪能できる作品となっています。
『DEATHLOOP』解説
※本映像には過激な表現が含まれます。視聴にはご注意ください。
今回は、独特の世界観を創り上げることで高い評価を得ているArkane Lyonのアートにまつわる話をお伝えします。そしてArkane Lyonのアートチームが注目している日本のアーティスト、友野るい氏による描き下ろしコラボレーション イラストが実現したことについてもご紹介します。まずは『DEATHLOOP』の世界観を表現するアートやデザインから。
『DEATHLOOP』の世界観を表現する個性的なアートやデザイン
『DEATHLOOP』の舞台は、謎が溢れているブラックリーフ島。プレイヤーはコルトとして、この島の無限のサイクルを封じ込めているタイムループを終わらせる方法を見つけなければなりません。
「生きて目的を遂げるまで……終わらない死を繰り返せ」
死を繰り返すことで一日がリセットされるシステムとなっている『DEATHLOOP』ですが、リセットを繰り返すことでプレイヤーはブラックリーフ島について前回よりも深く知ることができます。タイムループを終わらせるというゴールを目指すためにも、ループごとに敵であるエターナリスト(住人)やヴィジョナリー、そしてブラックリーフ島という存在について学ぶことが重要です。プレイヤーがループされることにより、その舞台やキャラクターたちと何回も巡り合える機会があるので、Arkane Lyonのアートチームはこの特性に注目し、プレイヤーのループへの意欲が増すように、ゲームの世界観やキャラクターデザインに注力することにしました。
ブラックリーフ島
ブラックリーフ島の4つに分かれたそれぞれの地域には、特定のデザインやテーマが設定されています。島の探索を進めることで、都市、荒廃した地域、ポップな建物、軍事施設などの各テーマに加えて、時間帯によっても変化する島のさまざまな表情を目にすることができるはずです。
レトロな雰囲気や、カートゥーンっぽいカラフルな世界観も見どころとなっています。
キャラクターデザイン
舞台の雰囲気ももちろん大切ですが、プレイヤーが一番関わるのが「キャラクター」。だからこそ本作品では、主人公以外のキャラクターデザインにもこだわったところが多く含まれています。
まず、キャラクターデザインを進めるにあたって重要なのは、クリエイティブ・ディレクターの意思やゲームのビジョンです。クリエイティブ・ディレクターとアート・ディレクターは連携しながら、各キャラクターの背景や性格、生活などにマッチしたデザインを考えます。キャラクターの個性やクールなシルエットなどを作り上げるために、本物の洋服などを参考にしている場合もあります。
主人公以外のキャラクターといえども、主人公と向き合うために必要不可欠な存在であり、サブキャラやNPCでもプレイ中に出会うキャラクターひとりひとりがリアルさを演出するために、現実世界での体験や素材をもとに作ることが意識されています。そして、アート・ディレクターのSebastien Mittonの最終キャラクター・チェックを終え、ひとりのゲームキャラが誕生するのです。
エターナリスト
ブラックリーフ島の住人「エターナリスト」はつねに仮面を身に着けていますが、エターナリストのキャラクターデザインにもArkane Lyonのこだわりが詰まっています。エターナリストは主人公コルトの敵(NPC)でもありますが、本来は島の住人です。
ただし、私たち現実世界と違う要素として、エターナリストたちの服装からは、その職業を推測することはできません。これはエターナリストにとって、住人全員が平等であることが正義とされているため、職業に関わらず同じ姿であることをよしとしています(エターナリストが仮面を被っているのもこのためです)。
エターナリストは日常的に60年代をテーマにした衣服を着ていますが、ヘルメットやガスマスク、軍用ヘルメットやシェルベルトなどの戦争をテーマにしたもの、そしてもちろん武器などのクレイジーなアクセサリーまで身に着けています。
スタジオが注目する、友野るい氏による描き下ろしイラスト
『DEATHLOOP』の制作チームは、キャラクターや舞台に対し愛情を多く注いでいますが、その愛情やキャラクターへの趣向を、個性的な形で表現、昇華させたコラボレーション イラストが生まれました。
かねてから日本の漫画やアニメーションにも興味を持ち、アンテナを張り巡らせていたアートチームは、友野るい氏の描く『ソウタイセカイ』(Hulu)でのアニメーションや、『死印』(EXPERIENCE)でのゲームにおけるキャラクターデザインや、コンセプトアートをはじめとする作品に注目していました。友野氏の描く独自の世界観に惹かれたアートチームは、その世界観で『DEATHLOOP』を表現するとどんな画になるのか? とても興味深くエキサイティングな問いから、友野氏へコラボレーションのラブコールを送りました。
イラストの制作のためにスタジオは島の成り立ちや、先に説明したエターナリストの思想といった世界観のバックグラウンドや、コルトとジュリアナの武器や島内の雰囲気を伝えるコンセプトアートを資料として用意しました。
友野氏が描いたイラストは、主人公コルトとライバルの暗殺者ジュリアナとの闘いをメインのテーマにしていますが、敵に支配されるエターナリスト、ブラックリーフ島の暗くて謎めいた過去などの要素も再現されています。
自分の意志とは無関係に“ループの一部”となっているブラックリーフ島の住人たちに囲まれ、死闘を繰り広げるコルトとジュリアナ──「たくさんの傀儡の中で生身の人間が闘争しているインパクトが作品にふさわしいかなと思い、このような形になっています。主要キャラのふたり以外の背景や傀儡人形は基本モノトーン調で徹底して、ふたりとその背景の差を主題にしたいと考えました」と、友野氏は“ループ”とふたりの暗殺者をこのように表現しました。
友野るい氏のイラストは今回が初公開、日本の皆さんのために制作されたオリジナルイラストをディテールやキャラの表情にも注目してみてください。こちらのイラストは『DEATHLOOP』(通常版)のパッケージ内側のアートをはじめ、さまざまなところでもご覧いただけます。
そして初公開情報です! なんと、『DEATHLOOP』Deluxe Editionパッケージ版初回生産分には、友野るい氏描き下ろしイラスト第2弾のポスターが封入! どんなイラストなのか、お楽しみに!
DEATHLOOP
・発売元:ベセスダ・ソフトワークス
・フォーマット:PlayStation 5
・ジャンル:ファーストパーソンシューター
・発売日:2021年9月14日(火)予定
・価格:パッケージ版 希望小売価格 通常版 8,778円(税込)
パッケージ版 希望小売価格 Deluxe Edition 10,978円(税込)
ダウンロード版 販売価格 通常版 8,778円(税込)
ダウンロード版 販売価格 Deluxe Edition 10,978円(税込)
・プレイ人数:1人(オンライン時:最大2人)
・CERO:Z(18才以上のみ対象)
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