PS5™/PS4®『Axiom Verge 2』――横スクロール型アクションに次元を超えた探索要素を導入!

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PS5™/PS4®『Axiom Verge 2』――横スクロール型アクションに次元を超えた探索要素を導入!

※本記事は英語版PlayStation®.Blogの日本語翻訳記事です。

当然ながら、ゲーム制作は難しく、一筋縄ではいきません。ひとりでゲームを作るとなると、さらに困難が増します。それでは、一番大変なことは何でしょうか? それは、ひとつのプロジェクトに何年も情熱を傾け続けることです。

以前からお伝えしてきたように、『Axiom Verge』は私の趣味であると同時に、仕事でもあります。本作のおかげで空腹が満たされ、屋根の下での生活することができますが、もし本作で生計を立てていなかったとしても、私は喜んでこのゲームを作っていたでしょう。このような思いを維持するためには、自分が作っているものの限界を超えなければなりません。『Axiom Verge』に新しいマップレイアウトや武器を追加して続編と称するだけでは、私のゲーム開発への情熱を維持することは困難です。

PS5™/PS4®『Axiom Verge 2』――横スクロール型アクションに次元を超えた探索要素を導入!

そこで、私は新しいことに挑戦しようと思い立ちました。これまでに『Axiom Verge 2』の新たな敵や地形などについてはご紹介してきましたが、本作における最大の挑戦であり、一番特徴的な部分ついては、まだ明かしていませんでした。

今回初めて発表しますが、『Axiom Verge 2』はふたつの世界で構成されているのです。これまで公開してきたオーバーワールドのマップの裏には、異次元で相互に繋がった別の世界「ブリーチ」が存在します。初期のトレーラーで、ドローンが謎のポータルを通過するシーンでほのめかしていましたが、ずっと秘密にしていました。

それでは「ブリーチ」とは何でしょうか? 前作『Axiom Verge』をプレイしたことがある方ならば、この画像でゲーム内のムービーを思い出していただけるかもしれません。

右側にあるのがブリーチです。これは長い間通れないとされていた空間で、スドラの住人を外界から守っていました。[この先ネタバレ注意!]『Axiom Verge』では、アテトスという人物がブリーチを渡り、ブリーチアトラクターを使ってスドラを閉じ込めたのです。そして、物語が始まります。

ブリーチを『Axiom Verge 2』に取り入れようと考え始めたのは、2016年頃です。ふたつの世界があるというアイデアをまとめるには、時間がかかりました。初めのうちは、一方の世界の上空にもうひとつの世界がある状態を想定していたのですが、 いくつかのアプローチを試してみた結果、ブリーチを別の次元とすることで、探索が直線的ではなくなり、できることの幅が大きく広がると考えました。

『Axiom Verge 2』では、ブリーチを自由に行き来する能力を使い、ブリーチとオーバーワールドの繋がりの謎を解明していきます。ブリーチのなかでしか見つけられない秘密や、オーバーワールドのなかでもブリーチを通り抜けないとたどり着けない場所があります(その逆もあります)。

一見すると、ブリーチの世界はオーバーワールドとはまったく異なる印象を受けるでしょう。

ブリーチは宇宙人由来であるため、地球よりもスドラとの共通点が多くあります。床や壁はブロックでできており、見た目もまったく違います。敵はロボットというより有機生命体に近く、宇宙人と呼んでいいでしょう。本作は、ふたつのゲームがひとつになったとも言えます。

ふたつのゲームをひとつにまとめるのは難しいことですが、ふたつの世界の相互作用によって、全体的なまとまりが生まれます。もしも、ある部屋がブリーチ風で、ある部屋はオーバーワールド風という具合に、ふたつのアートスタイルが完全にバラバラだったとしたら、面白みが失われてしまいます。少なくとも私にとっては、ふたつの世界を相互に行き来しながら探索を進める方が面白いと感じます。

ブリーチのなかには、オーバーワールドと繋がっているポイントが複数あります。ブリーチとオーバーワールドの出入り口は、プレーヤーが閉じ込められないように、そして行きたいところに行けるように、慎重に配置しました。このようにマップシステムを作り込むことで、ゲームデザインに広がりが生まれました。

ブリーチとオーバーワールドの関係性について、これ以上詳しく説明すると、ネタバレとなってしまいます。『Axiom Verge 2』の謎を解き明かす楽しみを奪いたくないので、この辺にしておきましょう。ゲームは近日発売予定ですので、まもなく次元を超える冒険をお楽しみいただけます。

※販売するタイトルは国・地域によって異なる場合があります。
※本記事で紹介しているトレーラーは英語版となります。

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