あの伝説がよみがえる! 発売中のPlayStation®4用ソフトウェア『元祖みんなでスペランカー』は、2009年にPlayStation®3で登場し、同年の「PlayStation®Awards 2009」にて「PlayStation®Store 特別賞」を受賞した『みんなでスペランカー』をフルリメイクで復活させたタイトルだ。
一新されたグラフィックと新たなモードで”ゲーム史上最弱”な主人公の冒険が復活!
本作は”ゲーム史上最弱”とまで言われた主人公「スペランカー」が、伝説の財宝を求めて謎に満ちた洞窟を探険するアクションゲーム。大ボリュームのシングルプレイに加え、最大4人のオフラインマルチプレイと最大6人のオンラインマルチプレイにも対応する。
ゲームモードは多彩で、全100ステージを探険する「アドベンチャー」、多人数で競争する対戦専用の「みんなで競争」、激ムズの100ステージに挑む「チャンピオンシップ」を搭載。さらに本作では、新たなモード「無限洞窟NEO」も登場! すべてのゲームモードは、新たに制作された3Dグラフィックと、懐かしいドット絵グラフィックのふたつのグラフィックモードでプレイすることが可能だ。
CHECK POINT①
ランダムマップと強制スクロールの緊張感──新モード「無限洞窟NEO」に挑め!
「無限洞窟NEO」は、ランダムで出現するマップが下へ下へと強制スクロールする新たなゲームモード。このふたつの特徴が加わったことで、かなり歯応えのあるモードとなっている。
そもそも、「スペランカー」というゲームじたいが歯応え抜群。その理由は言うまでもなく、ちょっとしたことですぐに死んでしまう主人公の弱さだ。体力制ではないため、幽霊やコウモリなどの敵、炎や間歇泉といったマップギミックに触れれば一発でミス。高所から落ちてもミス。活動に必要なエネルギーが尽きてもミスになる。元々がドット絵時代に生まれたアクションゲームだから、このあたりは当然なのだが、コウモリの糞にすら耐えられず、高所といっても自分の身長程度の段差を踏み外しただけで命を落としてしまう。
こうして洞窟探険家「スペランカー」は、”ゲーム史上最弱”だの”虚弱体質”だのと揶揄されるようになったわけだが、だからこそ生まれる緊張感が、今なお伝説のアクションゲームとして愛される魅力でもある。ちなみに、怪我をしがちな人を「スペ体質」と呼んだり、怪我することそのものを「スペる」と呼んだりするネットスラングは、このゲームのタイトルが語源になっている。
「無限洞窟NEO」でどんなマップ構成になるかは毎回ランダムで、プレイするたびに変化する。そのため、ミスした場所やパターンを覚えて次に活かすという攻略方法が通じにくい。高難度ステージだらけの「チャンピオンシップ」でも心を折らずに挑み続けられるのは、トライ&エラーを繰り返して対策を練られるからこそだが、「無限洞窟NEO」では1プレイごとが勝負だ。
加えて、マップが強制的にスクロールするため、トラップを突破するタイミングをじっくり観察したり、より安全なルートを探しまわったりする余裕もない。「お宝を取りにいこうか、やっぱり先を急ごうか」などとモタモタしていると、画面の上に追い込まれてぺちゃんこに潰されてしまう。虚弱体質をカバーする正確なアクション操作とともに、先の展開が読めない中でも進み続ける瞬間的な決断力や対応力が求められるわけだ。
難しい難しいと脅かしてばかりのようだが、ランダムマップは毎回のプレイに新鮮味があり、強制スクロールの中でも集中力を切らさずに最深到達点を更新できたときの達成感は格別。ほかのゲームモードとは全く異なる楽しさを味わえるのは間違いないので、ぜひ一度挑戦してもらいたい。
CHECK POINT②
2Dグラフィックと8ビットサウンドが懐かしい! オールドファン感涙の「クラシックモード」
本作のグラフィックは3Dで新たに制作されており、PS3版『みんなでスペランカー』から進化。サウンドもゴージャスに奏でられ、リッチな洞窟探険を楽しめる。
一方で、グラフィックを「3Dモード」から「クラシックモード」に変更すれば、1983年の『スペランカー』をモチーフとしたドット絵グラフィックと8ビットサウンドでプレイすることもできる。このグラフィックモードの切り替えは、すべてのゲームモードで可能だ。
【3Dモード】
【クラシックモード】
私のようなオールドゲーマーからすると、昔懐かしい「クラシックモード」でもプレイできるのはうれしいかぎり。小学生の頃、友達の家に集まって順番に交代しながら遊んだ思い出がよみがえる。開始早々にゴンドラから落ちて笑われたなぁ……。「てんて てんて てんて てんて てんてんてん」と死亡サウンドをみんなで歌っていたのも懐かしいなぁ……。
と、「クラシックモード」で昔を思い出しながら遊んでいると、懐かしいだけではないプレイのしやすさにも気がついた。ドット絵のシンプルなグラフィックは、落とし穴のようなマップギミックを見落とすことが少ないように思える。案外、「クラシックモード」のほうが好結果を残せる……かもしれない?
CHECK POINT③
全モードでオン/オフのマルチプレイが可能! 愉快で危険な洞窟で協力・競争が楽しめる!
ひとりで黙々と洞窟探険を極めるのもいいけれど、”みんなで”遊べるマルチプレイは本作の大きな魅力。すべてのゲームモードで、オフラインは最大4人、オンラインは最大6人のマルチプレイが可能だ。
オフラインで友達や家族とワイワイ楽しむもよし。オンラインでもボイスチャットを利用できるほか、シンボルチャットを表示してコミュニケーションをとることもできる。仲間がいれば楽しさ倍増。画面のいたるところでミスが乱発する展開になったとしても、それはそれで面白い!
マルチプレイの醍醐味は、にぎやかに遊べることだけではない。誰かがカギを拾っているうちに、別の誰かが爆弾で岩を壊して道を作っておくなど、役割分担することで効率的に進められるようになる。
また、マルチプレイ時は参加プレイヤー全員で残機を共有するが、残機ゼロでミスをしても即離脱にはならない。自分では動けない仮死状態でカウントダウンが始まり、そのあいだに誰かに触れてもらうと復活できる。アクションに自信がないプレイヤーでも、上手なプレイヤーと一緒に遊ぶことで、今まで到達したことのないステージまで進むチャンスが増えるというわけだ。
『元祖みんなでスペランカー』プレイ動画
ひとりでも、みんなでも。昔を思い出したり、歯応えあるアクションとして新鮮に遊んだり。”ゲーム史上最弱”の主人公で挑む洞窟探険アクションは、華麗にクリアしてもミスをしまくっても底抜けに面白い!
元祖みんなでスペランカー
・発売元:Tozai Games
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:洞窟探険アクション
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 通常版 3,300円(税込)
パッケージ版 希望小売価格 限定版 7,480円(税込)
ダウンロード版 販売価格 2,640円(税込)
・プレイ人数:1~4人(オンライン時:1~6人)
・CERO:A(全年齢対象)
©1983-2021 Timothy G. Martin / Tozai, Inc.
Spelunker is a trademark of Timothy G. Martin and Tozai Games is a trademark of Tozai, Inc. registered or protected in the US and other countries.
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