『AKIBA'S TRIP ファーストメモリー』プレイレビュー! 秋葉原×吸血鬼×異色バトルがHDリマスター版で蘇る!!

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『AKIBA'S TRIP ファーストメモリー』プレイレビュー! 秋葉原×吸血鬼×異色バトルがHDリマスター版で蘇る!!

2011年に誕生した『AKIBA’S TRIP』は、秋葉原を舞台にしたアクションアドベンチャー。翌12年には追加要素を加えた『AKIBA’S TRIP PLUS』が、13年には続編『AKIBA’S TRIP2』がリリースされ、全世界で累計80万本を売り上げた人気シリーズとなっている。その第1作が、シリーズ10周年を記念してHDリマスター化! 『AKIBA’S TRIP PLUS』で好評だった追加要素も収録され、PlayStation®4で新たに生まれ変わっている。

シリーズの原点とあって、予備知識がなくても楽しめる『AKIBA’S TRIP ファーストメモリー』。2011年の秋葉原をぜひ体験してほしい。

舞台は2011年、カオスな秋葉原を探索!

主人公は、消息不明の友人を探すため、夜の秋葉原へ。路地裏で「カゲヤシ」と呼ばれる吸血鬼に襲われ、瀕死の重傷を負ってしまう。そこへ現われたのが、カゲヤシの少女・瑠衣。彼女に血を分け与えられて何とか一命を取りとめるが、この事件を機に彼自身もカゲヤシの力を宿してしまう。やがて彼は、カゲヤシと人間の抗争に巻き込まれていくこととなる。

『AKIBA’S TRIP ファーストメモリー』は、そんな幕開けから始まる伝奇ストーリーだ。タイトルが示す通り、ゲームの舞台は秋葉原。全体マップから行きたい場所を選び、各エリア内を自由に探索できるようになっている。とはいえ、オープンワールドのように縦横無尽に歩き回れるわけではなく、各エリアもそこまで広くはない。それでも10年前の秋葉原を知る人なら、当時の街並みを散策するだけでワクワクせずにいられない。

2011年頃の秋葉原と言えば、駅前の再開発が進み、新たな駅ビルができた頃。にぎやかで活気に満ちた街並みを眺めれば、「そうそう、裏通りの風景、こんな感じだった!」「あそこのビルの看板、今はないあのお店みたいだな」と、懐かしさが込み上げてくるはず。ビラを配るメイド、外国人観光客、コスプレイヤーとカメラ小僧、募金箱を持った怪しい人、絵を売りつけようとする女性など、街を行き交う人々からも当時の秋葉原の熱気、何でもありの雑多な雰囲気が伝わってくる。もちろん当時を知らない人、秋葉原を訪れたことのない人でも、バーチャルトリップ感覚であの頃の空気感を楽しめるだろう。

主人公の友人である「秋葉原自警団」の面々も、ジャンク屋の主人、アイドルオタク、アニメ&ゲームオタク、メイド喫茶のメイドといういかにもアキバらしいメンバーぞろい。「限定グッズを手に入れられず、暴徒化したオタクを鎮圧してほしい」「低い位置から撮影しようとする”ローアングラー”をこらしめてほしい」など、主人公に託されるミッションもこの土地ならではだ。

仲間や街の人々との趣味性全開な会話、悪ノリが感じられる選択肢など、カオスな雰囲気も当時を思い出させてくれる。現在はオフィス街化が進みつつあるが、ポップカルチャーの中心地として輝いていた当時の秋葉原を追体験できることこそ、本作の醍醐味のひとつと言えるだろう。

人間とカゲヤシ、どちらにつくべきか 分岐するストーリー

人間とカゲヤシの戦いに巻き込まれた主人公は、国内情報調査機構、通称NIROとともにカゲヤシ討伐に乗り出していく。与えられたメインミッションをこなすと、ストーリーが進行。アドベンチャーパートには選択肢が出現し、どんな行動を取るかによって結末が変わるマルチエンディング形式になっている。

カゲヤシは、なぜ人間を狙うのか。そしてNIROの思惑とは。周回プレイによって物語の全貌が明かされ、スリリングな展開を見せていく。主人公は、人間とカゲヤシどちらにつくべきか。肩入れする勢力によって、違う景色が見えてくるのも楽しい。選んだルートによっては、登場キャラクターとの恋が芽生えることも……?

日光が大敵! カゲヤシの弱点を突く「ストリップアクション」

NIROの指示を受け、カゲヤシと戦うことになった主人公。だが、彼らは驚異的な再生能力を有しており、打撃などによって倒すことはできない。唯一の弱点は日光。そう、吸血鬼である彼らは、素肌に日光を浴びると灰と化してしまうのだ。

となれば、バトルでは”いかにしてカゲヤシの肌を日光に晒すか”がカギとなる。そこで編み出された方法が、カゲヤシの衣服を剥ぎ取る「ストリップアクション」!! ほかにもっといい方法がありそうなものだが、細かいことを気にしてはいけない。「これもアキバの平和を守るため!」と、覚悟を決めて服をスポンスポン剥ぎ取っていこう。

そうは言っても、いきなり相手の服を剥ぐことはできない。そもそもカゲヤシは人間と同じ姿をしているため、まずは誰が敵なのかを判別することが重要だ。そこで役立つのが、スマホの「ミラースナップ」。カゲヤシには、写真に写らないという特性がある。そこで街を行く人々をカメラで撮影し、肉眼では見えるのに写真に写っていない人物を探せば、カゲヤシを見分けることができる。

バトルでは、素手もしくは手持ちの武器を使って上段・中段・下段攻撃を繰りだすことができる。まずは頭部、上半身、下半身の3カ所に攻撃を加え、ある程度ダメージが蓄積したところでストリップアクションを発動させよう。ボタンを長押ししてスパッと服を剥ぎとると、何とも言えない爽快感! おかしなたとえだが、畑から大根をスポンと引き抜いた時のような不思議な気持ちよさを味わえる。

しかも、複数のカゲヤシを相手にする場合、均等にダメージを与えていくとそれぞれの服を連続で剥ぎ取るコンボが発生する。ストリップアクションは隙も大きいため、複数のカゲヤシと戦う時は発動のタイミングが難しいが、うまく決まるとスカッと爽快! 次から次へと服を剥ぎ取れば、快感も2倍、3倍に!!

ただし、逆に主人公が服を剥がれてしまうこともある。彼もまたカゲヤシの血を受け継いでいるため、全身の衣類を剥ぎ取られたらゲームオーバー。たとえ勝利しても破かれた衣類は戻ってこないので、服を死守しながら戦うという本作ならではのドキドキ感を味わえる。

警察にご用心! 捕まると罰金が……

秋葉原の治安を守るため、街なかでは警察官が巡回する姿も見られる。カゲヤシを倒すという大義名分があるとはいえ、市街地でケンカを始めれば警察官も黙ってはいない。警告のホイッスルが聞こえたら、ただちに逃げ出さないと警察署に送られ罰金を支払うはめに……。手持ちの資金が乏しいうちは、この罰金がなかなか痛い。警察官に気づかれないよう、スピーディに敵を倒したり、遠くに行った隙にバトルを仕掛けたり、彼らの目を盗んで戦うのがスリリングだ。

手に入れた衣装でコスプレ三昧!

剥ぎ取った服や武器は、主人公が使用できるのも面白い。選んだ衣類によって防御力、服の耐久度が異なるうえ、見た目も大きく変化する。武器も剣や銃ではなく、ポスターやノートPC、アイドルうちわなど、アキバ感あふれるユニークなアイテムがそろっている。

ストーリーを進めると女性用の衣類も着られるようになるので、コーディネートの幅も一気に広がる。パラメータ重視で最強装備を選ぶもよし、バシッとかっこよくキメるもよし、奇抜な服装で出歩くもよし。膨大な組み合わせの中から、好みに応じた装いを選ぶのも大きな楽しみになっている。主人公の服装はイベントシーンにも反映されるので、シリアスな話をしているのに魔法少女のコスプレをしている……というシュールな絵面になることも。こうしたおバカなノリもこのゲームの魅力と言えるだろう。

ミニゲーム、サブミッション、収集要素……やり込み要素も充実!

メインストーリーを進める以外にも、お楽しみは盛りだくさん。秋葉原の街にはメイド喫茶やゲーセンなどのプレイスポットが立ち並び、寄り道を楽しむことができる。簡単なミニゲームも遊べるので、メインストーリーの合間に息抜きするのもいいだろう。

裏通りでは、情報屋からサブミッションを引き受けることができる。依頼内容は「自分の代わりにアイドルを撮影してきてほしい」「オタクファッションの彼をカッコよくしてほしい」「妹に殴られて、感想を教えてほしい」など、独特なものばかり。期限内にクリアしなければ失敗となるので、必死で街を駆けまわることに。30種類を超えるサブミッションが用意されているので、コンプリートを目指す楽しみも待っている。ほかにもフィギュア集め、コスチューム集めなどコレクション要素もいろいろ。アキバの街をたっぷり遊びつくすことができる。

街並みはもちろん、当時のネットスラングやオタク用語など、2011年の秋葉原がギュッと凝縮された『AKIBA’S TRIP ファーストメモリー』。HDリマスター化をきっかけに、ディープなアキバに足を踏み入れてはいかがだろうか。

『AKIBA’S TRIP ファーストメモリー』プレイ動画
※記事内のプレイ動画に追加シーンを加えたものです。


AKIBA’S TRIP ファーストメモリー

・発売元:アクワイア
・フォーマット:PlayStation 4
・ジャンル:脱衣アクションアドベンチャー
・発売日:好評発売中
・価格:パッケージ版 希望小売価格 通常版 5,280円(税込)
    パッケージ版 希望小売価格 初回限定版 10th Anniversary Edition 8,778円(税込)
    ダウンロード版 販売価格 5,280円(税込)
・プレイ人数:1人
・CERO:C(15才以上対象)


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